ID:YFV/Ld9D0 ID:DQVZ/1ib0様より
舞人は資金も得て、さあ旅立とうとしたところでどこに行けばいいのか分からないことに気が付いた
「王様。強い人物の情報とか教えてくださいよ」
「強い人物・・・ですか・・・心当たりがない事もないですが・・・
やはりそういった情報は街で得たほうが良いかと思いますよ
酒場なら旅の者もいるでしょうから、有益な情報が望めるはずです」
城に篭りきりの王様より、世界中を旅する旅人に聞いたほうが良い情報が得られる。
良く考えれば当たり前の事だ、だが舞人は未成年である。
「(まあ、こっちの世界じゃ大丈夫なんだろう。しょうがねえ・・・手間はかかるが行ってみるか
しかし酒場なんていったら、バニーのオネエちゃんとかいるんだろうな・・・ほんとしょうがねえな・・・)」
「そうそう。酒場といっても地下は盗賊ギルドで
酒場内も盗賊が常時居ついていますから、十分気をつけてくださいね」
「(やっぱり法律は守らなきゃね。勇者としては皆のお手本になるような行動しないといけないし。
良かったな盗賊共。俺がハタチだったらフルボッコだぜ?ホント。)」
舞人は城を散策する事に決めた。勇者は切り替えが早いのだ。
広い城内で半迷子になっていた舞人は、メイドを見つけて声をかけた
「すいません、ちょっといいすか?」
「え?あ!も、もしかして勇者様ですか!?」
「はあ。まあ一応そんな感じの立場の者ですけど・・・」
「きゃあ!やっぱり!勇者様にお声をかけていただけるなんて感激です!」
「(ちょ!メイドの美少女が俺を見てキャーキャーと黄色い声を・・・
これは間違いなくフラグがたつ。爽やかにいこう爽やかに)」
舞人は資金も得て、さあ旅立とうとしたところでどこに行けばいいのか分からないことに気が付いた
「王様。強い人物の情報とか教えてくださいよ」
「強い人物・・・ですか・・・心当たりがない事もないですが・・・
やはりそういった情報は街で得たほうが良いかと思いますよ
酒場なら旅の者もいるでしょうから、有益な情報が望めるはずです」
城に篭りきりの王様より、世界中を旅する旅人に聞いたほうが良い情報が得られる。
良く考えれば当たり前の事だ、だが舞人は未成年である。
「(まあ、こっちの世界じゃ大丈夫なんだろう。しょうがねえ・・・手間はかかるが行ってみるか
しかし酒場なんていったら、バニーのオネエちゃんとかいるんだろうな・・・ほんとしょうがねえな・・・)」
「そうそう。酒場といっても地下は盗賊ギルドで
酒場内も盗賊が常時居ついていますから、十分気をつけてくださいね」
「(やっぱり法律は守らなきゃね。勇者としては皆のお手本になるような行動しないといけないし。
良かったな盗賊共。俺がハタチだったらフルボッコだぜ?ホント。)」
舞人は城を散策する事に決めた。勇者は切り替えが早いのだ。
広い城内で半迷子になっていた舞人は、メイドを見つけて声をかけた
「すいません、ちょっといいすか?」
「え?あ!も、もしかして勇者様ですか!?」
「はあ。まあ一応そんな感じの立場の者ですけど・・・」
「きゃあ!やっぱり!勇者様にお声をかけていただけるなんて感激です!」
「(ちょ!メイドの美少女が俺を見てキャーキャーと黄色い声を・・・
これは間違いなくフラグがたつ。爽やかにいこう爽やかに)」
舞人は酒場へ向かう事にし、大臣に酒場の場所を聞くと即座に地図を渡された。
「そんなに俺に未成年者飲酒をしてほしいのか・・・」
ぶつぶつとボヤきながら歩く舞人は、通行人から可哀想な人を見る目で見られていたが
そんなことに気づくこともなく舞人は酒場に到着した。
「ルイージの酒場・・・ここか」
街の外れ、人通りもなく、さらには盗賊のアジトの隠れ蓑という危険地帯だが舞人は迷わず戸を開いた
「いらっしゃい・・・」
入ると同時に店の奥から陰気な声が聞こえ、体を向けるとマスターらしき男が立っていた
30歳前後の痩せ型の男。だが歳とは裏腹にその服装は緑一色という奇妙なものだった
さらによく見てみると店の内装まで緑で統一されている。実に怪しい店である
(これはなんという脇役顔。こいつに聞いてもしょうがないな。)
舞人はマスターから視線を外すとさっさと店の奥に入っていってしまった。
無視されたマスターが異常に悲しそうな顔をしていたが誰も気づかなかった
(盗賊っぽいヤツも無視しないとな・・・旅人を探せ!)
だが一見すると旅人らしき人物は一人もいなかった。現実は非情である
舞人が諦めて店を出ようとすると、やたらと陽気な、それでいて不快で下品な声がかかった
「おいニイちゃん、どこ行くんだあ?そう急がずなんか飲んでけよ」
(おいおい、すごいベタなからまれ方されちゃったよ・・・どうしよう)
などと考えている間に既に舞人の周りは、3人の盗賊に囲まれていた
「どうしたニイちゃん?ママのお使いの途中なんだろ?」
「こんなとこで固まっちゃって・・・ママのおっぱいが恋しくなったか?」
さらに
テンプレ気味のセリフを吐いた盗賊たちはギャハハハと下品に笑い始めた
(落ち着け・・・落ち着いて素数を数えて速やかにタイムマシーンを探せ・・・)
ゆうしゃは こんらん している!
「ん・・・?おーいおいおい!なんだこいつスゲー金もってやがるぜ!」
「おお!マジだぜ!よーしニイちゃん、俺たちの友情の印だ。その金よこしな」
そういうと3人のリーダーと思われる男がヌッと舞人に手を近づけてくる
「うわっ!」
舞人は反射的にかわしたが、さらに店の奥に入る形になってしまい、さらには盗賊の怒りも買ってしまった
「てめえ!おとなしく金をよこせってんだよ!」
そうして3人が飛び掛ってきたところで、舞人の混乱は最高潮に達した
「アッー! ツンデイン!」
そう叫ぶとすさまじい雷鳴と共に店の中にイナヅマが落ち、3人は直撃こそしなかったものの
少なからず電撃を浴びたようで、皆火傷を負い、リーダーを残し気絶していた
「あ・・・だ、大丈夫っすか?」
舞人はリーダーに声をかけた。彼はしばらく呆然としていたがこの状況が舞人によるものと分かると
体を屈め、怯えた目を舞人に向けてきた。
「て、てめー!な、何しやがったあ!」
言葉は強気であるが、完全に戦意喪失したようで先ほどのような勢いはない
(これは・・・ひょっとすると俺のターンか?)
自分が優位にあるとどこまでも強気になれるのが舞人のすごいところだ
「いやあ、さっきはいろいろ好き勝手言ってくれたっすよねえ」
「な、なんだ!し、仕返しでもするってのか!」
なおも強気に返すが声が裏返ってしまっている。虚勢を張っているのはミエミエで舞人はさらに調子に乗った
「仕返しだなんてそんなー。土下座してここの修理代払って、詫び賃と情報よこしなさいってだけっすよwww」
「こ、この野郎!調子に乗りやがって・・・!」
「あれあれ?いいんですか?使いますよ、ツンデイン」
実際はMP0でフラフラなのだが、強気な舞人はそれを感じさせない
「ひい!わ、わかった!わかったよ!」
「アーン?『わかった』?タメ口っすか?」
「わ、わかりましたあ!従わせていただきますう!」
最終更新:2007年05月12日 17:52