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「じゃあジョルジュ。お前に任せるわ」
「ははっ。ありがたき幸せ」
多少色白ではあるが、文句なしの美男子である吸血鬼の男が深々と一礼する。
そしてルーシィに向き直ったとき、その顔は一変していた。
「では勇者よ……おっぱいの時間です( ゚∀゚)o彡゜」
狂喜に満ちた笑顔で、力強く腕を上下に振っている。
「ひっ……!!」
ジョルジュの目が怪しく輝く。
吸血鬼の瞳には人を金縛り状態にしてしまう魔力があるというが、まさにそうだった。
体がしびれてぴくりとも動かない。
「それにしても……すばらしいおっぱいですね( ゚∀゚)o彡゜」
ルーシィの大きく、それでいて形の崩れていない巨乳を眺めて舌なめずりをするジョルジュ。
「あ……ぅ……」
身をよじろうとするがそれもかなわず、言葉さえもうまく発せられないルーシィ。
「では、拝ませてもらうとしましょう」
ジョルジュは短く呪文を唱えると、指をルーシィに向け真一文字に振る。

【演出:刃が閃く】
【SE:しゅぱっ】

!!」
次の瞬間、ルーシィの胸元がさっくりと裂けた。
簡単な魔法に見えて、ジョルジュのそれは魔法衣V.I.Pをも切り裂く威力を見せ付けたのだ。
そして当然、おっぱいぽろりである。
しかも悲しいかな、麻痺状態のルーシィはおっぱいを隠すことも悲鳴を上げることすら出来ない。
「生で見るとこれはまた……いい迫力ですね」
たゆんと揺れる双丘。桜色の先端までもが魔王たちの衆目に晒されている。
「では、まずは記念を頂いておきましょう」
再び呪文を唱えると、次の瞬間、ジョルジュの手元にインクのボトルと紙が現れていた。
インクの蓋を開けるとジョルジュは無造作に中身をルーシィのおっぱいにぶっ掛けた。
「っ!!」
冷たいインクがおっぱいを黒く染め上げていく。
「パイ拓を取るのが私の趣味なのですよ( ゚∀゚)o彡゜」
にっこりとイケメンスマイルを浮かべたまま、ジョルジュは紙をルーシィのおっぱいに押し付けた。
「っっ!」
「ぺったんぺったん」
散々紙を押し付けてから、ジョルジュは紙を離す。
そこには見事なルーシィのおっぱい拓が刻まれていた。
「ふむ。よいことを思いつきました。これをルネーニの国中にバラ巻いてみましょう。勇者ルーシィの複製魔法画付で」
三度呪文を唱えるジョルジュ。
「パラッチ!」

【演出:画面フラッシュ】
【SE:シャッター音】

パシャッ!!
「……!!」
すると、パイ拓の横に屈辱と羞恥にゆがんだルーシィの顔の鮮明な画像が追加されていた。
高等魔法のひとつで、空間の一部を紙に焼き付ける魔法を使ったのだ。
「さらに……」
ジョルジュのネット中傷じみた攻撃は続く。
「バインバイ!」
呪文を締めくくると、ルーシィの顔写真付のパイ拓がコピー機にかけたように何枚にも量産されていく。
こちらも高等魔法のひとつで、物体を量産する魔法だ。質量が小さいものほど大量に量産でき、紙程度なら何百枚にも量産が可能である。
「本当はもっと楽しみたいところですが、魔王様の前ですしね。また今度、ゆっくりと相手をしてもらうこととしましょう」
ジョルジュは満足げに笑うと、パイ拓の原紙を懐に仕舞い込み、一歩後ろに下がる。
「もっとも、再び歯向かってくる度胸があれば、ですけどね」
「……くぅ……っ」
能力の射程から遠のいたことで、ルーシィの口に自由が戻ってくる。
「この……ヘンタイ……!」
涙の滲んだ目でジョルジュを睨み付けるルーシィ。
「おやおや。この程度で許してあげたんですから、感謝されど貶される言われはないんですけどね」
やれやれといった様子で肩をすくめるジョルジュ。
「なら、もうちょっと恥をかいてもらえばいいわ。その格好のまま、ルネーニに送り返してあげるわ」
ミレイアが微笑みながら転移魔法の呪文を詠唱しはじめる。
「ま、待って……!」
「私も忙しいの。あ、そうそう喜びなさい。そのインクのクリーニングはサービスよん。ジョルジュ」
「はっ」
ジョルジュがぴっ、っと指を振ると、ルーシィの胸を黒く染めていたインクが綺麗に流れ落ちた。
「ひっ!?」
無論、インクが落ちたことによりルーシィのおっぱいは乳首までも丸見え状態だ。
「じゃ、さよなら。勇者様」
呪文が締めくくられ、魔法陣がルーシィの足元に展開する。

ルーシィの体が光に包まれた後、


ざわ……ざわ……

ルーシィはおっぱいを曝け出したまま、ルネーニ城の謁見の間に放り出されていた。
同時に、国中にルーシィのパイ拓がバラ巻かれる。

ざわ……ざわ……

無慈悲にもちょうど謁見の時間で、玉座の間にはルネを含め、大勢の臣民が集まっていたのだった。


「……!! きぃぃぃやぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

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最終更新:2007年12月09日 22:05