(シーン:出会い編後半)
【背景:
ルーシィの自宅(自室)】
【BGM:家の中の温かみのある雰囲気】
【立ち絵:ルーシィ】
「う………ここは」
「やっと目が覚めた?」
舞人が重い体を起こすと、いずこからかルーシィの声が聞こえた。
そこで初めて、自分がベッドに寝かされていることに気づいた。
「見知らぬ天井! 白いシーツ! これはもしや……!!」
「何バカなこといってるの? 君が魔法使ってぶっ倒れたからわざわざ運んでやったんだよ」
トンチンカンな勘違いを起こしかける舞人の言葉を速攻で切り捨てるルーシィ。
「……夢くらい見させろよ」
「真実はいつもひとつだよ」
なにやら意味不明な空気になってきたところで、ルーシィがズバっと切り出した。
「ところで。君が本当に勇者だってことはわかったよ。でも、驚いたな……」
「ふふん、そうだろそうだろ。驚け、驚いてひれ伏せ」
起き抜けの割りに態度が尊大な舞人であったが、続く言葉に凍りつくこととなる。
「まったく驚いたよ。君、魔法力低すぎ……ツンデイン使えても一発で限界なんて・・・・・・本当に勇者?」
「………」
(バレバレユカイじゃねーかwww)
舞人の内心での葛藤もどこ吹く風か、ルーシィはジト目で続ける。
「ブタバナにも勝てないし魔法一発で気絶……ルネ王は何を思ってこんな奴に世界を任す気になったのやら……」
おそらく、ルネには舞人が異世界から召喚されてきたというだけで安心感があったのだろう。
この人物ならやってくれるだろうという強い思いがあったのだろう。
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最終更新:2007年12月09日 22:07