儀式の間に描かれた巨大魔法陣を前に、
ルネは一心不乱に呪文を唱えていた。
「うんにゃーら、はんにゃーら」
儀式は続く。
「ひんにゅーろ、きょぬーろ」
「ぼんきゅーぼ、つるぺーた」
「おさなじーみ、せんぱーい」
長い長い儀式の末、唐突にルネは目をかっと見開いた。
「らめぇぇぇぇぇ!!」
「!!」
呪文が締めくくられた瞬間、魔法陣に光が満ち溢れた。
ルネの目前に銀色に光るゲートが現れた。
「次元を繋ぎし門、とりよせゲートよ! 我が魔力の前に鍵開かん!」
「我らが望みし勇者はドコカナ?」
なにやら間抜けな呪文を唱えながら、ルネはゲートに腕を突っ込んだ。
そして次に抜き出したとき、
次
最終更新:2007年05月04日 14:41