グリーンシート
グリーンシートとは、日本証券業協会が未上場中小企業のために開設した証券市場です。
ベンチャー企業の資金調達を円滑にし、
株主、投資家の方にとっては企業の成長を応援するための公募増資に参加しやすい制度となっています。
証券取引法上の正式な証券市場ではありませんが、日本証券代行㈱が運営する私設証券取引システム(PTS)を利用し、
証券会社間で株式が売買されております。
平成17年4月からは「取扱有価証券」として証券取引法上に規定されるとともに日本証券業協会では大幅な規則改正を行い、
多くの証券会社が参加できる体制が整えられました。
ベンチャー企業の資金調達を円滑にし、
株主、投資家の方にとっては企業の成長を応援するための公募増資に参加しやすい制度となっています。
証券取引法上の正式な証券市場ではありませんが、日本証券代行㈱が運営する私設証券取引システム(PTS)を利用し、
証券会社間で株式が売買されております。
平成17年4月からは「取扱有価証券」として証券取引法上に規定されるとともに日本証券業協会では大幅な規則改正を行い、
多くの証券会社が参加できる体制が整えられました。
■グリーンシートの4つの特徴
1.中小企業のための証券市場
○従来の新規上場の10分の1程度の規模から株式公開が可能。
○株式時価総額は2億円程度から
○成長意欲ある中小企業20万社に株式公開の裾野が拡大。
2.発行市場中心の証券市場
○証券市場は発行市場(株式の新規発行の場)を中心に中小企業の新たな資金調達の場として注目されています。
補完機能としての流通市場でも売買システムが整備されています。
○また、従来の証券市場では、流通市場の金融商品向きの規模の大きな企業のみが上場していましたが、
グリーンシートでは流動性がそれほど高くない中小企業も株式を公開できるようになりました。
3.拡大縁故増資による長期安定株主の増加
○グリーンシートの投資は主として売買目的の金融商品投資ではなく、
株主になって事業に資金を供給するための本来の投資です。したがって、長期保有目的の投資が多いのが特徴。
○主として、発行企業の顧客、取引先、役員社員、経営者の知人友人など、企業にご縁のある方が幅広く株主として参加しています。
従来の金融商品投資の投資家層とは異なる投資家層に拡大。
4.会計専門家の新たな専門業務領域
○情報開示体制が不十分な中小企業が多いことから、公認会計士・税理士の外部会計専門家がディスクロージャーに責任を負う体制。
○会計専門家にとって専門能力を生かして新たに中小企業に貢献できる分野。
中小企業にとってローコストで品質の高いディスクロージャーを開示して株式公開が可能となりました。
1.中小企業のための証券市場
○従来の新規上場の10分の1程度の規模から株式公開が可能。
○株式時価総額は2億円程度から
○成長意欲ある中小企業20万社に株式公開の裾野が拡大。
2.発行市場中心の証券市場
○証券市場は発行市場(株式の新規発行の場)を中心に中小企業の新たな資金調達の場として注目されています。
補完機能としての流通市場でも売買システムが整備されています。
○また、従来の証券市場では、流通市場の金融商品向きの規模の大きな企業のみが上場していましたが、
グリーンシートでは流動性がそれほど高くない中小企業も株式を公開できるようになりました。
3.拡大縁故増資による長期安定株主の増加
○グリーンシートの投資は主として売買目的の金融商品投資ではなく、
株主になって事業に資金を供給するための本来の投資です。したがって、長期保有目的の投資が多いのが特徴。
○主として、発行企業の顧客、取引先、役員社員、経営者の知人友人など、企業にご縁のある方が幅広く株主として参加しています。
従来の金融商品投資の投資家層とは異なる投資家層に拡大。
4.会計専門家の新たな専門業務領域
○情報開示体制が不十分な中小企業が多いことから、公認会計士・税理士の外部会計専門家がディスクロージャーに責任を負う体制。
○会計専門家にとって専門能力を生かして新たに中小企業に貢献できる分野。
中小企業にとってローコストで品質の高いディスクロージャーを開示して株式公開が可能となりました。
■グリーンシートの銘柄区分
エマージング銘柄 | ベンチャー企業、成長指向企業、上場指向企業で多くがこの銘柄 |
オーディナリー銘柄 | ベンチャー企業、成長指向企業、上場指向企業、その他エマージング銘柄から指定替えとなった銘柄 |
フェニックス銘柄 | 時価総額や株主数の不足などで上場廃止になった銘柄で売買の場が必要だと認められた銘柄である。粉飾などでの上場廃止では指定されない。 |
その他 | 投信及びSPC(投資証券及び特別目的会社が発行する優先出資証券) |