てんじょうらくど

公式

生田目太郎によって堂島菜々子が誘拐された直後、テレビの中の世界に新たに生まれた迷宮。

豪奢な装飾の施された石造りの柱や壁、石畳に木々が絡まり、ところどころ浮き島のような構造になっており、一面が静か。
久慈川りせはこの場所の入り口を「天国みたい」と表現していたが、ダンジョン全体にかかる霧の青色、石壁や石畳の白色、そして木々の緑色といった色合いで囲まれた一面の景色は、シャドウが蠢いているということを除けばまさに天国と呼ぶに相応しい荘厳な景色といえる。

菜々子が誘拐された当初、その幻想的な景色を目の当たりにした自称特別捜査隊の面々は「母を亡くして寂しい」「天国にいる母に会いたい」という、菜々子が閉じ込めていた感情が顕在化して出来た迷宮と考えていたが、後々の生田目の証言などとも照合してみると、テレビの中の世界を「新世界」と呼び、現実から隔絶されているがゆえに逆に「安全なもの」と思い込んでいた生田目の心理も多大に影響していたと考えられる。

本ダンジョン探索時に流れるBGM「HEAVEN」は、本作屈指の名曲。

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最終更新:2008年08月29日 21:14