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審査」を以下のとおり復元します。
段・級位、および、称号の認定は、通常、審査により行われます。
九段以上、または、範士は称号・段位審議会の選考・審議されます。
その他、推薦や追授により授与、または、認定されることがあります。

審査は全日本弓道連盟、または、その加盟団体により開催されます。
初めて受ける審査は「無指定」の審査で、五級から一級、または、初段の中から査定されます。2級以下の場合は次回も無指定審査です。通常、一手(2本)を行射する術科審査で行われます。
初段~六段の段位審査は、通常、一手(2本)を行射する術科審査と[[学科]]試験(通常、論文形式で1時間程度)とで行われます。
七段以上や称号になると面接、論文、指導力の審査もあります。
五段以上は必ず和服です。四段以下は基本的に弓道衣とされていますが、審査によって和服着用が指示される場合があります。

|段級|基準|
|五級|弓道修練の初歩的階層にある者|
|四級|秩序のある指導を受けており、弓矢の扱い方に進歩があると認められる者|
|三級|射の基本動作、弓矢の扱い方稍々整い、秩序ある指導の下に修練を経たと認められる者|
|二級|修練程度三級に比して著しく進歩を認められる者|
|一級|射の体形(射形)、射の運行(体配)概ね正しきと認められる者|
|初段|射型体配型に適って、矢所の乱れぬ程度に達した者|
|弐段|射型体配共に整い射術の運用に気力充実し、矢所の乱れぬ者|
|参段|射型定まり、体配落着き、気息整って、射術の運用法に従い、矢飛直く、的中稍々確実な者|
|四段|前項の要素に加うるに気息正しく、離れ鋭く、的中確実の域に達した者。|
|五段|射形、射術、体配法に適って射品現われ、精励の功特に認められる者|
|六段|技術優秀にして精錬の功、更に顕著な者|
|七段|射形、射術、体配、自ら備わり、射品高く、練達の域に達した者|
|八段|技能円熟、射品高雅、射芸の妙を体得した者|
|九段|弓道の真体に透徹した者|
|十段||

このほかに称号として錬士・教士・範士があります
|称号|基準|受審条件|
|範士|徳操高潔、技能円熟、識見高邁にして特に斯界の範たること|教士の称号を受有すること|
|教士|人格、技能、識見、共に備わり、弓道指導に必要な学識、教養及び実力を有し、且つ功績顕著なること|錬士の称号を受有すること|
|錬士|操堅実にして弓道指導の実力を有し、且つ精錬の功績顕著なること|五段以上の段位を受有すること|

なお合格の基準は以下のとおりになります。
|段級 ・ 称号位|条件|
|一~五級|審査員の得票が過半数以上|
|初段 ~   四段|審査員の得票が過半数以上、かつ学科試験60点以上|
|五,六段|審査員の得票が7割以上、かつ学科試験60点以上|
|七段 ・ 錬士|行射一次審査にて過半数以上、二次審査にて過半数を得てかつ通算得票が七割以上で、面接において60点以上、あるいは40点以上で一次・二次から一票を引いても七割以上であり、かつ学科試験が60点以上|
|八段 ・ 教士|行射一次審査にて過半数以上、二次審査にて過半数を得てかつ通算得票が八割以上で、指導力査定において60点以上、あるいは40点以上で一次・二次から一票を引いても八割以上であり、かつ論文試験が60点以上|
|九、十段・範士|審議会の審議において得票十割、かつ審議会会長の承認を得る|

**各都道府県別審査合格率および規定

-北海道

-青森県

-岩手県

-宮城県

-秋田県

-山形県

-福島県

-茨城県

-栃木県
初段:37.7%
弐段:29.5%
参段:19.5%
四段:22.4%


-群馬県

-埼玉県

-千葉県

-東京都

-神奈川県

-新潟県

-富山県

-石川県

-福井県

-山梨県

-長野県

-岐阜県

-静岡県

-愛知県
学生審査を保有しており、かなり合格率が高くなる
学生審査
初段:95%
弐段:70%
参段:50%
四段:10%


-三重県

-滋賀県

-京都府

-大阪府

-兵庫県

-奈良県

-和歌山県

-鳥取県

-島根県

-岡山県

-広島県

-山口県

-徳島県

-香川県

-愛媛県

-高知県

-福岡県

-佐賀県

-長崎県

-熊本県

-大分県

-宮崎県

-鹿児島県
初段:33.8%
弐段:31.4%
参段:29.7% 

-沖縄県

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