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土場藩国図書館群 - (2017/08/02 (水) 21:13:59) の編集履歴(バックアップ)


部品構造


  • 大部品: 土場藩国図書館群 RD:30 評価値:8
    • 部品: 土場における図書館建設の経緯
    • 部品: 都市計画を進める
    • 部品: 定期的な報告と論功行賞
    • 部品: 中央図書館の基幹人員が集まってしまった
    • 部品: 図書館の前身としての相談所の発足
    • 部品: 普通の街に図書館を
    • 部品: 都市運営上の循環システムを考える
    • 部品: 個人的な図書館システム構築の意図
    • 部品: 土場図書館群の予算
    • 部品: 土場グループとの連携
    • 部品: 土場図書館大会
    • 大部品: 土場中央図書館 RD:19 評価値:7
      • 部品: 土場中央図書館の場所
      • 部品: 土場中央図書館における特殊な役割
      • 部品: 公開書架と閉架書架
      • 部品: 中央図書館の研究活動
      • 部品: 土場中央図書館の館長
      • 部品: 他国の図書館との連携
      • 部品: 納本制度
      • 大部品: 土場公立図書館 RD:12 評価値:6
        • 部品: 中央図書館以外の公立図書館
        • 大部品: 図書館 RD:11 評価値:5
          • 部品: 図書館設立の背景
          • 部品: 資料収集、管理、運用に関して
          • 部品: 収蔵対象
          • 部品: 図書館間の連携
          • 部品: 図書館のもたらす効果
          • 部品: 図書館の組織・職員構成概要
          • 部品: 配置可能な人員
          • 部品: 図書館カード
          • 部品: 無許可延滞はみとめません
          • 部品: 蔵書書目録の作成義務
          • 部品: 図書館の抱える設備



部品定義


部品: 土場における図書館建設の経緯

従軍作家として新土場から土場平定の作戦に従軍したら功績として街を復興がてら図書館建てていいよと言われた黒霧氏こと僕。
え? と思ったのもつかの間。要するに自力で全部土地整備するの面倒だから作業分担して復旧作業鉄だわさルから、代わりに君の好きな図書館も建ていいよ、という話らしかった。
ある意味復旧作業をぶん投げたと言えなくもない。まこと土場らしい内情だ。とりあえず「がんばれ、がんばれ」言うあるみちゃんはでゴミ箱に捨ててきた。どなどなーという声が聞こえる。
しかしどうせやるなら僕の趣味で終わらせたくないというか、ちゃんと国の中でも価値を持つような形に仕上げたい。なのでここは一つ真面目にやることにする(他の人に言わせるとお前はいつも真面目すぎるとか言われるが本人に自覚はない)。
ではどうするか。まず間違いなく好きにやればいいと言われる。しかも復興も手がけるなら手間が省けたとか必ず言う。まあ問題があれば指摘はしてくれるし、問題が爆発すればKBNさんが焼きに来る。つまりフォローはしっかりしてるのだから好きにやってみよう。

土場の産業とも結びついてちゃんと国に溶け込んで成長していく情報システムのバックボーンとしての図書館を組み上げる。

それを目標とし、どうせ作るなら藩国中に効果を与えられる図書館都市っぽくしてみることにした。
どうでもいいがやばくなったら燃やすというのはフォローなのだろうか。まあフォローでいいか。

部品: 都市計画を進める

図書館都市とは言うが、まずは図書館の前に最低限の衣食住とインフラ整備だ。あと平定した土地だけあって元々の住民もいるし、うまく折り合わないと帝国的暴力をふるう事になる。いかん。いきなりハードだ。そうなったら焼かれる。KBNさんなら焼く。あるみちゃんなら死の丘だしシュワさんならI=D突撃だ。くそぅ戦闘力ありすぎるだろ。僕にはペン回ししか出来ないのに。

とりあえず道路敷設と料金所の設置は藩国主導で行うみたいなので、それを幹線道路としつつ軽く整理する形で計画書を提出、藩王摂政から承認をもらって都市計画を進めていくことにする。あと軍事関連の物品は全部KBNさんの送ってもらった部隊に回収してもらうし、整備前に土地の安全性チェックもしてもらうことにした。地雷でも汚染でも僕には対処できないのだ。

しかし都市計画、考えることが多いな。業務レポートというか報告書というかを山ほど書いているとタスク量の多さに目をむく。さっそく未来の図書館の蔵書が増えそうでなによりだ。僕一人の視点では偏りそうなので実行部隊をグループ組ませて報告書を提出してもらうことにする。
どうもその過程で書記も増えたようなので国家資格制度も公表して増やした。

部品: 定期的な報告と論功行賞

んで、定期的にレポートをまとめて公表して褒めたりしつつ、現状の問題点の整理と次の構想を書けば勝手にもうけが出る方向に突っ走ってくれた。土場だなあ。
まあ半端に頭の悪い指示すると反感喰らうので仕方ない。とりあえず嘘ついたり適当なこと言ってきたやつらは注意と厳罰の後、改善しない場合シャッフルしたり水があわないと報告して移住先を探してもらうことにして、畑違いのことなのでと藩王摂政に丸投げした。

そして報告書を見た藩王達から「いやこの方針はどうよ」とつっこまれれば即座にやり方を変えつつ、復興を進める。あの人たちの腹黒さからくる警告には素直に耳を傾けておくべきだ。

そうこうしているうちにある程度復興成果が出てきた。
このタイミングで頑張ってくれた分はめっちゃ褒めることにする。表彰もした。
ただ、この国の民としては褒め言葉より金とか免税権とかが欲しそうだ。残念僕にそんな権限はない。

その代わりにKBNさんとあるみちゃんにわたしていた進捗報告を手直しして各自の名前を入れ込み、活躍、仕事っぷりを書いて小説にしてみた。復興頑張ってるよアピール兼未来の図書館の蔵書を増やす計画だ。

部品: 中央図書館の基幹人員が集まってしまった

この頃には僕(黒霧)がぼやきながら復興計画進めていたからか、これが体よく面倒を押しつけられての仕事だことだということがいつの間にか知れ渡っていた。先の復興過程を小説にして配ったのがきいたのかもしれない。

ただ土場の民が興味深く主蔦のは、押しつけられたと知ったわりに素直に従って真面目に作業していることだった。え、そこはもっとこう、あるだろ、という気持ちである。なんでいつのまにか土場の民に「変わり者だ」と噂される始末である。

まあ結果として土場の民の一部は面白がって首を突っ込み始めたので人出は増えたし助かったのだけれど。
これは良かったのかどうなのか。
手は増えたしひねくれ者変わり者ぞれいだから優秀なんでいいか。
調子に乗って違法だったりやばそうな施設作りそうになったらすぐちくってKBNさんやあるみちゃんに「めっ」されていたし。大事には至るまい。うん。

そうして生き残った面子が後の中央図書館の基幹人員になる。


部品: 図書館の前身としての相談所の発足

ようやくインフラと生活環境としての都市がなんとかなった。まあまだ全部に手をつけたわけじゃないが一気に全部出来るわきゃ無いのでしょうが無い。

でも俺のところはまだかと文句言ってくる者は確実にいるだろう。どうしようか。
いやどうしようもなにも、ある程度の対応をしたらそこまでが限度だ。
何事も元通りになんてなるわきゃない。そこは飲んでもらうしかない。こちらのお仕事はこれからを作ることで過去に戻ることじゃない。だから絶対に全部を元通りには出来ない。
あ、何? あ、時間犯罪? 焼かれたいのか貴様。空から死が振ってくるぞ、おい。

というかそもそも僕は図書館建てていいよとしか言われてないのにそれ以上のことを求められても困る。
趣旨としては、こうだ。壊れたものは戻らない。死んだら生き返らない。だから悲しかったり怒ったりするのは正しいのである。ただしそれを癒やすのは未来であるべきだ。そこに力を入れよう。

というわけで経済復興よろしくおねがいします弓下さん。土場グループ計画の方でうまーくやってください。

こっちは後に図書館とする施設に相談所を設置していって意見が集まるようにしていく。で、具体的に経済的な問題、生活上の問題なら所定の部署にまるなげし、本を読めば解決しそうな範囲についてはとりあげつつ、復興支援金から現地住民の情報の吸い上げという名目で相談所運営費用をとり、その中でストレス対応として本を設置していった。

さあ図書館化を始めるぞ。

部品: 普通の街に図書館を

ようやく図書館都市化である。いやそこまではできないが。

まあやることはそんなに複雑ではない。一つ中央図書館を作りつつ、各地域からアクセスできるように別途図書館をちまちま配置していくだけである。各図書館の運営は図書館の館長に任せるが、報告は月一で中央図書館に送ってもらい、査察も定期的に行うことにする。

で、藩国からの調査依頼や資料保持などの業務を請け負うことで予算も振ってもらう。
そのための税金の徴収や脱税対策のルール策定はKBNさんたちにまかせるとして、図書館を普及させるにあたって、考えることは山ほどある。そもそもこの国の産業とまるでなじまないのでは廃れそうで困るし。

ということでまず図書館運営のために必要な司書等の訓練施設を用意して国家資格が取れるようにした。
それと出版社や新聞社を招いてもらい、藩国の観光案内や広報等の情報発信地としての立場を作りつつ、それらを取り扱う本屋を推奨し、文筆業向けに文具屋、印刷事務所なども作っていく。情報以外にも本も書いてばんばん宣伝することにする。
さてある程度雑誌、本、新聞がそろうようになれば、これらを藩国の運営に生かせるようになる。経済を推し進めるためのバックボーンとしての情報を集め誰でも参照できるようにしつつ、地元や各国の風習などを集めてどこに商機があるか、どうすればそこに食い込んでいけるかを調べられるだけの資料を用意していく。

そうしていくうちに図書館都市構想の一手目である中央図書館が完成することになる。

土場図書館群の始まりであった。

部品: 都市運営上の循環システムを考える

新聞社と出版社を抱えることで情報収集と発行、経済効果からの税収として運営費用を取り戻しつつ図書館都市としての運営として、図書館で資料保存を担保して新聞社出版社を支援みたいな輪を組んでみた。
あとあるみイベント会場でイベントを開くことによって新人が参入できる機会も確保できるようにもしている。

で、これらの情報は一般向けでもある一方、PLというは華族級への情報提供機関として動くことで藩国からの予算をつけてもらうことにする。土場藩王、摂政の許可を通してくれれば国外でも受け付ける。
そうして集積した情報を元にまた新聞や雑誌を発行し、あるいは情報を売り、あるいは帝国議会に情報提供し、価値を認めさせ、利用料金を国に納めて藩国から運営費と今後の予算をもらう循環を作る。
大体割とPLサイドでやっていた情報収集、まとめ、マイル稼ぎ、小説への転用などの黒霧の動きを都市規模にスケールさせただけとも言う。

さてこれで準備は出来た。
出版社や新聞社によって小さくとも情報は集まるようになり、それはまとめられるようになり、図書館によって保存管理され、藩国に提供することで価値として認められ、運営できるようになった。
また市政に提供することで経済効果を進めることになり、土場の国民が投資に走ったり経済活動をする上での知識面のバックボーンを支えられるようにもなった。逆にそこを支えるために他国の本や新聞、情報も集めてまとめる銃用が出たし、それがまとめられた書類や本がまた図書館の価値を高め、藩国への価値を高める。
あとはこの流れが大きくなっていったらいいなあと思うが、それは土場の民のもうけ根性次第。

ともあれ情報収集と出版関係と藩国運営をリンクさせ、情報収集と管理に意義を与え、図書館に運営する意味合いが生まれた。
すなわちたくさんの書物を作り管理する正当性を確保した。
これ以上は実地を見ながら、うまく廻ってない部分を見ては足りないものを追加することで補っていくとして……。

これでようやく僕が世界中の事柄をとりあげて小説家をやっていきつつ、とある人と猫を探すための下地が整った。

部品: 個人的な図書館システム構築の意図

PLサイドもといNWの外側で僕がやっていたことを都市規模で実行したのが図書館都市。なので基本的にはうまくはまれば結構もうけられると思う。その気質は土場の気質と合うはずだし、まあ何だ、本が充実するのは良いことだ。
藩国としても情報収集が便利になり税収が上がってくれればいいだろうし、土場の民がなんかあいかわらずのすごい儲け方をする場合ももう少し軋轢が減るように他国にこう取り入ったらいいという情報というかバックボーン的な情報も集まるようにした。

その上でこれだけ情報が集まるようにして僕個人は何をしたかったかというと、小説を書くためのシステムを作りたかったというのもあるし、もう一つ、アリエスとホワイトスノーに関する情報を集めるためのものでもあった。
ぶっちゃけそれが今アイドレスを続けてる理由なのだからそこにつながらないはずがない。
何か集まればいいんだけど。

部品: 土場図書館群の予算

中央図書館含め土場の公立図書館は公共機関の一つ都市、国からの予算が下りて、これを配分することで運営を行うものとする。

部品: 土場グループとの連携

土場グループは元が国民を飢えさせないために首脳陣が立ち上げたグループ企業だったり、官民合同の国家プロジェクトを多く手がけている企業だったりするが、こうれら経済グループの支援としての側面を土場図書館群は持つ。
その内容は普通の図書館と同じ各種経済資料の収集や開示、依頼に応じての調査などである。
さらには中央図書館では機密としてより土場向きの世界情勢、経済活動の研究なども行い、土場図書館大会で交流を深めている。

部品: 土場図書館大会

中央図書館主催で土場の図書館全部が参加。
年に二回、二日から三日ほどかけて行われる。図書館の規模次第ではもう少し少なくなったり長くなったりする。

大会というが要するに各図書館の館長や司書が集まって運営状況の確認や他の図書館での貸し借りの状況を報告し合い、今後の調整をする場。予算調整もすれば、研究成果の発表を受けて今後優先して集める書籍などの参考にすることもある。
特に土場の場合経済分野から距離は離れることは出来ないので、経済状況と注目分野、大会までの間の出来事まとめなどを話して情報交換する。このために政府や土場グループ関連嬉戯用からも人が来て経済情勢や国際情勢に関する発表が行われもする。


部品: 土場中央図書館の場所

政庁のすぐ近くに中央図書館がある。国内情報も国外情報も目録にまとめていつでも調べられる状態にあるため、政庁の資料室みたいな感じでちょくちょく用いられている。

部品: 土場中央図書館における特殊な役割

藩国の発布する納本制度に基づいて国内のあらゆる書物を収集し、保全、管理する義務を負う。
また出版目録を作成し、外国の文献に関しても可能な限り常時整備し、文献情報管理し、検索できる機能を保持していなければならない。

部品: 公開書架と閉架書架

中央図書館には基本的に一般公開用の公開書架と、持ち出し厳禁の書物を集めた閉鎖書庫がある。閉鎖書庫にあるのは機密情報と言うより、貴重な本や管理が難しい本(古いもので壊れやすいなど)といったものがしまわれている。
閉架書庫の書物は閲覧請求に基づいて所定の部屋で閲覧可能である。

部品: 中央図書館の研究活動

中央図書館は毎年、その年ごとの目録の更新とそれに伴う出版物、書物などの種類ごとの異なり数の変化や、とり後使われたトピックスの概要、前年との変化などを体系的にまとめ、社会情勢と比較するなどの研究をまとめ、国に報告を行う。
これによって国に対して市民の価値観の変化や注目されているトピックスの分析などの手がかりを提供し、市民との乖離を減らす一助とする。

部品: 土場中央図書館の館長

中央図書館の図書館長は藩王によって任命されるものとする。
館長は中央図書館の運営、研究指導、公立図書館との連携、定期的に実施される図書館組合での会議の主催をし、藩国の図書館運営の調整を行う。

部品: 他国の図書館との連携

国をまたいだ図書館同士のやりとりは主に中央図書館を介して実施するものとする。公立図書館からも受け付けるが必ず国立図書館を経由することになる。
国立図書館にはそのための専門の部門がある。
これは国ごとの情報媒体の差や、場合によっては政治情勢とも関わるための特殊措置である。

部品: 納本制度

納本制度はその国で出版された全ての本を指定機関に納入する仕組みで、中央図書館は納本制度に基づいて納入された出版物を受け取り、保全、管理する義務を持つ。

部品: 中央図書館以外の公立図書館

中央図書館が藩国に直結する国立の一番大きく権威のある国家寄りの図書館だとすれば、公立図書館は地域に根ざして資料を集めたり書架を開放する地域よりの図書館である。
その役割は中央図書館が全図書館を束ね国と民に対して書籍管理、保全、目録の構築と情報発信の役割を担うのに対して、その他の公立図書館は地域の市民に対して情報提供をし、教育を行う役割を担う。

部品: 図書館設立の背景

何かを記録するようになればいずれ記録媒体の保存が必要になる。同様に本が生まれれば、本の共有や保存が行われるようになるし、それが個人間で終わらず社会システムとして組み込まれるようになれば本を収蔵する場所、本を貸し出す場所としての図書館も生まれる。
すなわちこの世に一定量の本があり、それを保存、共有しようという熱意があり、実際にお金をかけて実現すれば、図書館とそれを運営するシステムが構築されることになる。

部品: 資料収集、管理、運用に関して

図書館の運営上最低限以下の働きを担う。
1. 図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存する
2. 一般公衆の利用に役立てる
3. 一般公衆の利用においてその教養、調査研究、レクリエーション等に資する
これにより実際に図書館に足を運んだ範囲の人々の知識、教養を高め、また調査研究といった活動に貢献する。

なお図書館は禁書や不適切な書籍の指定をして書物を処分する行動には断固反対し、これらの保全に努める。

部品: 収蔵対象

図書館の収蔵能力は施設の書架、保存の規模、管理能力、専門によって定まる。
たとえば地域の資料などは当該地域の図書館が管理する場合が多く、また地域によって需要が異なることを受けて図書館ごとに集めまる分野は異なる。
とはいえ基本的には以下の資料をターゲットにしている。

  • 図書
  • 記録
  • その他必要な資料(新聞等も含む)

たとえば図書に限らず新聞や動画メディアも保管対象に含まれる場合もある。
とはいえ博物館ではないので記録媒体ではない動物の骨とか古い文化遺産の屏風とかそういったものは含まれない。

巻物などはアイドレスでは地域によっては普通に利用されているので、どこまでを記録媒体とするかの詳細は国、地域の判断による。

部品: 図書館間の連携

図書館同士で必要に応じて書物の転送を行い、連携することで、一つの図書館が管理するより遙かに多くの書籍を管理できる。
連携のための情報連絡の方法はその国のテックレベルや法令に準拠したものとする。

部品: 図書館のもたらす効果

設定国民に対する教育が行える。また、教育を受けた設定国民の教育レベルは上昇する。
当然ながら図書館での調べ物は、調べ物判定が優位になる。


部品: 図書館の組織・職員構成概要

図書館は最小限館長と以下の組織を運営するために必要な職員数を持たなければならない。
  • 総務課
  • 企画協力課
  • 資料情報課
ただし地域の事情に合わせてより専門的な分野を担う組織が増える場合もある。


部品: 配置可能な人員

図書館には職業の司書を着用している者を図書館の規模の範囲内で一定数配置し、運営することができる。
最低でも数人はいないと運営が非情に困難になる。

部品: 図書館カード

図書館の利用記録を取るためのカード。電子機器が安全に使えるなら電子記録を扱うためのカードだが、駄目そうなら貸し出し記録がメモされていく方式。

部品: 無許可延滞はみとめません

公共物なので貸出期限を守らずにいる場合、国の法令に従って罰金などが課せられ、図書館でのブラックリストに追加されて貸し出しを断られる場合がある。
ただし滅多なことではブラックリストにいれられることはない。繰り返し何度も行われたり、汚損破損などがひどい場合は容赦なくいれられるが。



部品: 蔵書書目録の作成義務

図書館に収蔵された全図書、情報記録の目録。書誌情報をまとめた一覧で、特に図書館のものを蔵書目録とも言う。
目録に基づいて目的に沿った、あるいは著者や主題、キーワードに沿った書物を見つけ出すために用いる。
各図書館は必ずこれを作り、常に最新の状態に保つ必要がある。

部品: 図書館の抱える設備

書架は当然のこと、椅子やソファ、テーブルなどはどこでも存在する。水くらいは飲めるしトイレもある。
夏休みの調べ物で利用したこともあるかもしれないが、ちょっとしたスペースに区切られた会議ができるスペースも大抵はある。
食事スペースがあるかどうかは図書館次第(なお職員用のスペースは例外とする)。
最低限の要項は定められているが、他にも図書館運営に必要なものは各館長の判断と予算の範囲で追加できる。当たり前ながら法に触れるようなものアウトだが。



提出書式


 大部品: 土場藩国図書館群 RD:30 評価値:8
 -部品: 土場における図書館建設の経緯
 -部品: 都市計画を進める
 -部品: 定期的な報告と論功行賞
 -部品: 中央図書館の基幹人員が集まってしまった
 -部品: 図書館の前身としての相談所の発足
 -部品: 普通の街に図書館を
 -部品: 都市運営上の循環システムを考える
 -部品: 個人的な図書館システム構築の意図
 -部品: 土場図書館群の予算
 -部品: 土場グループとの連携
 -部品: 土場図書館大会
 -大部品: 土場中央図書館 RD:19 評価値:7
 --部品: 土場中央図書館の場所
 --部品: 土場中央図書館における特殊な役割
 --部品: 公開書架と閉架書架
 --部品: 中央図書館の研究活動
 --部品: 土場中央図書館の館長
 --部品: 他国の図書館との連携
 --部品: 納本制度
 --大部品: 土場公立図書館 RD:12 評価値:6
 ---部品: 中央図書館以外の公立図書館
 ---大部品: 図書館 RD:11 評価値:5
 ----部品: 図書館設立の背景
 ----部品: 資料収集、管理、運用に関して
 ----部品: 収蔵対象
 ----部品: 図書館間の連携
 ----部品: 図書館のもたらす効果
 ----部品: 図書館の組織・職員構成概要
 ----部品: 配置可能な人員
 ----部品: 図書館カード
 ----部品: 無許可延滞はみとめません
 ----部品: 蔵書書目録の作成義務
 ----部品: 図書館の抱える設備
 
 
 部品: 土場における図書館建設の経緯
 従軍作家として新土場から土場平定の作戦に従軍したら功績として街を復興がてら図書館建てていいよと言われた黒霧氏こと僕。
 え? と思ったのもつかの間。要するに自力で全部土地整備するの面倒だから作業分担して復旧作業鉄だわさルから、代わりに君の好きな図書館も建ていいよ、という話らしかった。
 ある意味復旧作業をぶん投げたと言えなくもない。まこと土場らしい内情だ。とりあえず「がんばれ、がんばれ」言うあるみちゃんはでゴミ箱に捨ててきた。どなどなーという声が聞こえる。
 しかしどうせやるなら僕の趣味で終わらせたくないというか、ちゃんと国の中でも価値を持つような形に仕上げたい。なのでここは一つ真面目にやることにする(他の人に言わせるとお前はいつも真面目すぎるとか言われるが本人に自覚はない)。
 ではどうするか。まず間違いなく好きにやればいいと言われる。しかも復興も手がけるなら手間が省けたとか必ず言う。まあ問題があれば指摘はしてくれるし、問題が爆発すればKBNさんが焼きに来る。つまりフォローはしっかりしてるのだから好きにやってみよう。
 
 土場の産業とも結びついてちゃんと国に溶け込んで成長していく情報システムのバックボーンとしての図書館を組み上げる。
 
 それを目標とし、どうせ作るなら藩国中に効果を与えられる図書館都市っぽくしてみることにした。
 どうでもいいがやばくなったら燃やすというのはフォローなのだろうか。まあフォローでいいか。
 
 部品: 都市計画を進める
 図書館都市とは言うが、まずは図書館の前に最低限の衣食住とインフラ整備だ。あと平定した土地だけあって元々の住民もいるし、うまく折り合わないと帝国的暴力をふるう事になる。いかん。いきなりハードだ。そうなったら焼かれる。KBNさんなら焼く。あるみちゃんなら死の丘だしシュワさんならI=D突撃だ。くそぅ戦闘力ありすぎるだろ。僕にはペン回ししか出来ないのに。
 
 とりあえず道路敷設と料金所の設置は藩国主導で行うみたいなので、それを幹線道路としつつ軽く整理する形で計画書を提出、藩王摂政から承認をもらって都市計画を進めていくことにする。あと軍事関連の物品は全部KBNさんの送ってもらった部隊に回収してもらうし、整備前に土地の安全性チェックもしてもらうことにした。地雷でも汚染でも僕には対処できないのだ。
 
 しかし都市計画、考えることが多いな。業務レポートというか報告書というかを山ほど書いているとタスク量の多さに目をむく。さっそく未来の図書館の蔵書が増えそうでなによりだ。僕一人の視点では偏りそうなので実行部隊をグループ組ませて報告書を提出してもらうことにする。
 どうもその過程で書記も増えたようなので国家資格制度も公表して増やした。
 
 部品: 定期的な報告と論功行賞
 んで、定期的にレポートをまとめて公表して褒めたりしつつ、現状の問題点の整理と次の構想を書けば勝手にもうけが出る方向に突っ走ってくれた。土場だなあ。
 まあ半端に頭の悪い指示すると反感喰らうので仕方ない。とりあえず嘘ついたり適当なこと言ってきたやつらは注意と厳罰の後、改善しない場合シャッフルしたり水があわないと報告して移住先を探してもらうことにして、畑違いのことなのでと藩王摂政に丸投げした。
 
 そして報告書を見た藩王達から「いやこの方針はどうよ」とつっこまれれば即座にやり方を変えつつ、復興を進める。あの人たちの腹黒さからくる警告には素直に耳を傾けておくべきだ。
 
 そうこうしているうちにある程度復興成果が出てきた。
 このタイミングで頑張ってくれた分はめっちゃ褒めることにする。表彰もした。
 ただ、この国の民としては褒め言葉より金とか免税権とかが欲しそうだ。残念僕にそんな権限はない。
 
 その代わりにKBNさんとあるみちゃんにわたしていた進捗報告を手直しして各自の名前を入れ込み、活躍、仕事っぷりを書いて小説にしてみた。復興頑張ってるよアピール兼未来の図書館の蔵書を増やす計画だ。
 
 部品: 中央図書館の基幹人員が集まってしまった
 この頃には僕(黒霧)がぼやきながら復興計画進めていたからか、これが体よく面倒を押しつけられての仕事だことだということがいつの間にか知れ渡っていた。先の復興過程を小説にして配ったのがきいたのかもしれない。
 
 ただ土場の民が興味深く主蔦のは、押しつけられたと知ったわりに素直に従って真面目に作業していることだった。え、そこはもっとこう、あるだろ、という気持ちである。なんでいつのまにか土場の民に「変わり者だ」と噂される始末である。
 
 まあ結果として土場の民の一部は面白がって首を突っ込み始めたので人出は増えたし助かったのだけれど。
 これは良かったのかどうなのか。
 手は増えたしひねくれ者変わり者ぞれいだから優秀なんでいいか。
 調子に乗って違法だったりやばそうな施設作りそうになったらすぐちくってKBNさんやあるみちゃんに「めっ」されていたし。大事には至るまい。うん。
 
 そうして生き残った面子が後の中央図書館の基幹人員になる。
 
 
 部品: 図書館の前身としての相談所の発足
 ようやくインフラと生活環境としての都市がなんとかなった。まあまだ全部に手をつけたわけじゃないが一気に全部出来るわきゃ無いのでしょうが無い。
 
 でも俺のところはまだかと文句言ってくる者は確実にいるだろう。どうしようか。
 いやどうしようもなにも、ある程度の対応をしたらそこまでが限度だ。
 何事も元通りになんてなるわきゃない。そこは飲んでもらうしかない。こちらのお仕事はこれからを作ることで過去に戻ることじゃない。だから絶対に全部を元通りには出来ない。
 あ、何? あ、時間犯罪? 焼かれたいのか貴様。空から死が振ってくるぞ、おい。
 
 というかそもそも僕は図書館建てていいよとしか言われてないのにそれ以上のことを求められても困る。
 趣旨としては、こうだ。壊れたものは戻らない。死んだら生き返らない。だから悲しかったり怒ったりするのは正しいのである。ただしそれを癒やすのは未来であるべきだ。そこに力を入れよう。
 
 というわけで経済復興よろしくおねがいします弓下さん。土場グループ計画の方でうまーくやってください。
 
 こっちは後に図書館とする施設に相談所を設置していって意見が集まるようにしていく。で、具体的に経済的な問題、生活上の問題なら所定の部署にまるなげし、本を読めば解決しそうな範囲についてはとりあげつつ、復興支援金から現地住民の情報の吸い上げという名目で相談所運営費用をとり、その中でストレス対応として本を設置していった。
 
 さあ図書館化を始めるぞ。
 
 部品: 普通の街に図書館を
 ようやく図書館都市化である。いやそこまではできないが。
 
 まあやることはそんなに複雑ではない。一つ中央図書館を作りつつ、各地域からアクセスできるように別途図書館をちまちま配置していくだけである。各図書館の運営は図書館の館長に任せるが、報告は月一で中央図書館に送ってもらい、査察も定期的に行うことにする。
 
 で、藩国からの調査依頼や資料保持などの業務を請け負うことで予算も振ってもらう。
 そのための税金の徴収や脱税対策のルール策定はKBNさんたちにまかせるとして、図書館を普及させるにあたって、考えることは山ほどある。そもそもこの国の産業とまるでなじまないのでは廃れそうで困るし。
 
 ということでまず図書館運営のために必要な司書等の訓練施設を用意して国家資格が取れるようにした。
 それと出版社や新聞社を招いてもらい、藩国の観光案内や広報等の情報発信地としての立場を作りつつ、それらを取り扱う本屋を推奨し、文筆業向けに文具屋、印刷事務所なども作っていく。情報以外にも本も書いてばんばん宣伝することにする。
 さてある程度雑誌、本、新聞がそろうようになれば、これらを藩国の運営に生かせるようになる。経済を推し進めるためのバックボーンとしての情報を集め誰でも参照できるようにしつつ、地元や各国の風習などを集めてどこに商機があるか、どうすればそこに食い込んでいけるかを調べられるだけの資料を用意していく。
 
 そうしていくうちに図書館都市構想の一手目である中央図書館が完成することになる。
 
 土場図書館群の始まりであった。
 
 部品: 都市運営上の循環システムを考える
 新聞社と出版社を抱えることで情報収集と発行、経済効果からの税収として運営費用を取り戻しつつ図書館都市としての運営として、図書館で資料保存を担保して新聞社出版社を支援みたいな輪を組んでみた。
 あとあるみイベント会場でイベントを開くことによって新人が参入できる機会も確保できるようにもしている。
 
 で、これらの情報は一般向けでもある一方、PLというは華族級への情報提供機関として動くことで藩国からの予算をつけてもらうことにする。土場藩王、摂政の許可を通してくれれば国外でも受け付ける。
 そうして集積した情報を元にまた新聞や雑誌を発行し、あるいは情報を売り、あるいは帝国議会に情報提供し、価値を認めさせ、利用料金を国に納めて藩国から運営費と今後の予算をもらう循環を作る。
 大体割とPLサイドでやっていた情報収集、まとめ、マイル稼ぎ、小説への転用などの黒霧の動きを都市規模にスケールさせただけとも言う。
 
 さてこれで準備は出来た。
 出版社や新聞社によって小さくとも情報は集まるようになり、それはまとめられるようになり、図書館によって保存管理され、藩国に提供することで価値として認められ、運営できるようになった。
 また市政に提供することで経済効果を進めることになり、土場の国民が投資に走ったり経済活動をする上での知識面のバックボーンを支えられるようにもなった。逆にそこを支えるために他国の本や新聞、情報も集めてまとめる銃用が出たし、それがまとめられた書類や本がまた図書館の価値を高め、藩国への価値を高める。
 あとはこの流れが大きくなっていったらいいなあと思うが、それは土場の民のもうけ根性次第。
 
 ともあれ情報収集と出版関係と藩国運営をリンクさせ、情報収集と管理に意義を与え、図書館に運営する意味合いが生まれた。
 すなわちたくさんの書物を作り管理する正当性を確保した。
 これ以上は実地を見ながら、うまく廻ってない部分を見ては足りないものを追加することで補っていくとして……。
 
 これでようやく僕が世界中の事柄をとりあげて小説家をやっていきつつ、とある人と猫を探すための下地が整った。
 
 部品: 個人的な図書館システム構築の意図
 PLサイドもといNWの外側で僕がやっていたことを都市規模で実行したのが図書館都市。なので基本的にはうまくはまれば結構もうけられると思う。その気質は土場の気質と合うはずだし、まあ何だ、本が充実するのは良いことだ。
 藩国としても情報収集が便利になり税収が上がってくれればいいだろうし、土場の民がなんかあいかわらずのすごい儲け方をする場合ももう少し軋轢が減るように他国にこう取り入ったらいいという情報というかバックボーン的な情報も集まるようにした。
 
 その上でこれだけ情報が集まるようにして僕個人は何をしたかったかというと、小説を書くためのシステムを作りたかったというのもあるし、もう一つ、アリエスとホワイトスノーに関する情報を集めるためのものでもあった。
 ぶっちゃけそれが今アイドレスを続けてる理由なのだからそこにつながらないはずがない。
 何か集まればいいんだけど。
 
 部品: 土場図書館群の予算
 中央図書館含め土場の公立図書館は公共機関の一つ都市、国からの予算が下りて、これを配分することで運営を行うものとする。
 
 部品: 土場グループとの連携
 土場グループは元が国民を飢えさせないために首脳陣が立ち上げたグループ企業だったり、官民合同の国家プロジェクトを多く手がけている企業だったりするが、こうれら経済グループの支援としての側面を土場図書館群は持つ。
 その内容は普通の図書館と同じ各種経済資料の収集や開示、依頼に応じての調査などである。
 さらには中央図書館では機密としてより土場向きの世界情勢、経済活動の研究なども行い、土場図書館大会で交流を深めている。
 
 部品: 土場図書館大会
 中央図書館主催で土場の図書館全部が参加。
 年に二回、二日から三日ほどかけて行われる。図書館の規模次第ではもう少し少なくなったり長くなったりする。
 
 大会というが要するに各図書館の館長や司書が集まって運営状況の確認や他の図書館での貸し借りの状況を報告し合い、今後の調整をする場。予算調整もすれば、研究成果の発表を受けて今後優先して集める書籍などの参考にすることもある。
 特に土場の場合経済分野から距離は離れることは出来ないので、経済状況と注目分野、大会までの間の出来事まとめなどを話して情報交換する。このために政府や土場グループ関連嬉戯用からも人が来て経済情勢や国際情勢に関する発表が行われもする。
 
 
 部品: 土場中央図書館の場所
 政庁のすぐ近くに中央図書館がある。国内情報も国外情報も目録にまとめていつでも調べられる状態にあるため、政庁の資料室みたいな感じでちょくちょく用いられている。
 
 部品: 土場中央図書館における特殊な役割
 藩国の発布する納本制度に基づいて国内のあらゆる書物を収集し、保全、管理する義務を負う。
 また出版目録を作成し、外国の文献に関しても可能な限り常時整備し、文献情報管理し、検索できる機能を保持していなければならない。
 
 部品: 公開書架と閉架書架
 中央図書館には基本的に一般公開用の公開書架と、持ち出し厳禁の書物を集めた閉鎖書庫がある。閉鎖書庫にあるのは機密情報と言うより、貴重な本や管理が難しい本(古いもので壊れやすいなど)といったものがしまわれている。
 閉架書庫の書物は閲覧請求に基づいて所定の部屋で閲覧可能である。
 
 部品: 中央図書館の研究活動
 中央図書館は毎年、その年ごとの目録の更新とそれに伴う出版物、書物などの種類ごとの異なり数の変化や、とり後使われたトピックスの概要、前年との変化などを体系的にまとめ、社会情勢と比較するなどの研究をまとめ、国に報告を行う。
 これによって国に対して市民の価値観の変化や注目されているトピックスの分析などの手がかりを提供し、市民との乖離を減らす一助とする。
 
 部品: 土場中央図書館の館長
 中央図書館の図書館長は藩王によって任命されるものとする。
 館長は中央図書館の運営、研究指導、公立図書館との連携、定期的に実施される図書館組合での会議の主催をし、藩国の図書館運営の調整を行う。
 
 部品: 他国の図書館との連携
 国をまたいだ図書館同士のやりとりは主に中央図書館を介して実施するものとする。公立図書館からも受け付けるが必ず国立図書館を経由することになる。
 国立図書館にはそのための専門の部門がある。
 これは国ごとの情報媒体の差や、場合によっては政治情勢とも関わるための特殊措置である。
 
 部品: 納本制度
 納本制度はその国で出版された全ての本を指定機関に納入する仕組みで、中央図書館は納本制度に基づいて納入された出版物を受け取り、保全、管理する義務を持つ。
 
 部品: 中央図書館以外の公立図書館
 中央図書館が藩国に直結する国立の一番大きく権威のある国家寄りの図書館だとすれば、公立図書館は地域に根ざして資料を集めたり書架を開放する地域よりの図書館である。
 その役割は中央図書館が全図書館を束ね国と民に対して書籍管理、保全、目録の構築と情報発信の役割を担うのに対して、その他の公立図書館は地域の市民に対して情報提供をし、教育を行う役割を担う。
 
 部品: 図書館設立の背景
 何かを記録するようになればいずれ記録媒体の保存が必要になる。同様に本が生まれれば、本の共有や保存が行われるようになるし、それが個人間で終わらず社会システムとして組み込まれるようになれば本を収蔵する場所、本を貸し出す場所としての図書館も生まれる。
 すなわちこの世に一定量の本があり、それを保存、共有しようという熱意があり、実際にお金をかけて実現すれば、図書館とそれを運営するシステムが構築されることになる。
 
 部品: 資料収集、管理、運用に関して
 図書館の運営上最低限以下の働きを担う。
 1. 図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存する
 2. 一般公衆の利用に役立てる
 3. 一般公衆の利用においてその教養、調査研究、レクリエーション等に資する
 これにより実際に図書館に足を運んだ範囲の人々の知識、教養を高め、また調査研究といった活動に貢献する。
 
 なお図書館は禁書や不適切な書籍の指定をして書物を処分する行動には断固反対し、これらの保全に努める。
 
 部品: 収蔵対象
 図書館の収蔵能力は施設の書架、保存の規模、管理能力、専門によって定まる。
 たとえば地域の資料などは当該地域の図書館が管理する場合が多く、また地域によって需要が異なることを受けて図書館ごとに集めまる分野は異なる。
 とはいえ基本的には以下の資料をターゲットにしている。
 
 - 図書
 - 記録
 - その他必要な資料(新聞等も含む)
 
 たとえば図書に限らず新聞や動画メディアも保管対象に含まれる場合もある。
 とはいえ博物館ではないので記録媒体ではない動物の骨とか古い文化遺産の屏風とかそういったものは含まれない。
 
 巻物などはアイドレスでは地域によっては普通に利用されているので、どこまでを記録媒体とするかの詳細は国、地域の判断による。
 
 部品: 図書館間の連携
 図書館同士で必要に応じて書物の転送を行い、連携することで、一つの図書館が管理するより遙かに多くの書籍を管理できる。
 連携のための情報連絡の方法はその国のテックレベルや法令に準拠したものとする。
 
 部品: 図書館のもたらす効果
 設定国民に対する教育が行える。また、教育を受けた設定国民の教育レベルは上昇する。
 当然ながら図書館での調べ物は、調べ物判定が優位になる。
 
 
 部品: 図書館の組織・職員構成概要
 図書館は最小限館長と以下の組織を運営するために必要な職員数を持たなければならない。
 ・総務課
 ・企画協力課
 ・資料情報課
 ただし地域の事情に合わせてより専門的な分野を担う組織が増える場合もある。
 
 
 部品: 配置可能な人員
 図書館には職業の司書を着用している者を図書館の規模の範囲内で一定数配置し、運営することができる。
 最低でも数人はいないと運営が非情に困難になる。
 
 部品: 図書館カード
 図書館の利用記録を取るためのカード。電子機器が安全に使えるなら電子記録を扱うためのカードだが、駄目そうなら貸し出し記録がメモされていく方式。
 
 部品: 無許可延滞はみとめません
 公共物なので貸出期限を守らずにいる場合、国の法令に従って罰金などが課せられ、図書館でのブラックリストに追加されて貸し出しを断られる場合がある。
 ただし滅多なことではブラックリストにいれられることはない。繰り返し何度も行われたり、汚損破損などがひどい場合は容赦なくいれられるが。
 
 
 
 部品: 蔵書書目録の作成義務
 図書館に収蔵された全図書、情報記録の目録。書誌情報をまとめた一覧で、特に図書館のものを蔵書目録とも言う。
 目録に基づいて目的に沿った、あるいは著者や主題、キーワードに沿った書物を見つけ出すために用いる。
 各図書館は必ずこれを作り、常に最新の状態に保つ必要がある。
 
 部品: 図書館の抱える設備
 書架は当然のこと、椅子やソファ、テーブルなどはどこでも存在する。水くらいは飲めるしトイレもある。
 夏休みの調べ物で利用したこともあるかもしれないが、ちょっとしたスペースに区切られた会議ができるスペースも大抵はある。
 食事スペースがあるかどうかは図書館次第(なお職員用のスペースは例外とする)。
 最低限の要項は定められているが、他にも図書館運営に必要なものは各館長の判断と予算の範囲で追加できる。当たり前ながら法に触れるようなものアウトだが。
 
 


インポート用定義データ


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         "title": "土場における図書館建設の経緯",
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                     "description": "何かを記録するようになればいずれ記録媒体の保存が必要になる。同様に本が生まれれば、本の共有や保存が行われるようになるし、それが個人間で終わらず社会システムとして組み込まれるようになれば本を収蔵する場所、本を貸し出す場所としての図書館も生まれる。\nすなわちこの世に一定量の本があり、それを保存、共有しようという熱意があり、実際にお金をかけて実現すれば、図書館とそれを運営するシステムが構築されることになる。",
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                     "title": "資料収集、管理、運用に関して",
                     "description": "図書館の運営上最低限以下の働きを担う。\n1. 図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存する\n2. 一般公衆の利用に役立てる\n3. 一般公衆の利用においてその教養、調査研究、レクリエーション等に資する\nこれにより実際に図書館に足を運んだ範囲の人々の知識、教養を高め、また調査研究といった活動に貢献する。\n\nなお図書館は禁書や不適切な書籍の指定をして書物を処分する行動には断固反対し、これらの保全に努める。",
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                     "title": "収蔵対象",
                     "description": "図書館の収蔵能力は施設の書架、保存の規模、管理能力、専門によって定まる。\nたとえば地域の資料などは当該地域の図書館が管理する場合が多く、また地域によって需要が異なることを受けて図書館ごとに集めまる分野は異なる。\nとはいえ基本的には以下の資料をターゲットにしている。\n\n- 図書\n- 記録\n- その他必要な資料(新聞等も含む)\n\nたとえば図書に限らず新聞や動画メディアも保管対象に含まれる場合もある。\nとはいえ博物館ではないので記録媒体ではない動物の骨とか古い文化遺産の屏風とかそういったものは含まれない。\n\n巻物などはアイドレスでは地域によっては普通に利用されているので、どこまでを記録媒体とするかの詳細は国、地域の判断による。",
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                     "title": "図書館間の連携",
                     "description": "図書館同士で必要に応じて書物の転送を行い、連携することで、一つの図書館が管理するより遙かに多くの書籍を管理できる。\n連携のための情報連絡の方法はその国のテックレベルや法令に準拠したものとする。",
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                     "title": "図書館のもたらす効果",
                     "description": "設定国民に対する教育が行える。また、教育を受けた設定国民の教育レベルは上昇する。\n当然ながら図書館での調べ物は、調べ物判定が優位になる。\n",
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                     "title": "図書館の組織・職員構成概要",
                     "description": "図書館は最小限館長と以下の組織を運営するために必要な職員数を持たなければならない。\n・総務課\n・企画協力課\n・資料情報課\nただし地域の事情に合わせてより専門的な分野を担う組織が増える場合もある。\n",
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                     "title": "配置可能な人員",
                     "description": "図書館には職業の司書を着用している者を図書館の規模の範囲内で一定数配置し、運営することができる。\n最低でも数人はいないと運営が非情に困難になる。",
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                     "title": "図書館カード",
                     "description": "図書館の利用記録を取るためのカード。電子機器が安全に使えるなら電子記録を扱うためのカードだが、駄目そうなら貸し出し記録がメモされていく方式。",
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                     "title": "無許可延滞はみとめません",
                     "description": "公共物なので貸出期限を守らずにいる場合、国の法令に従って罰金などが課せられ、図書館でのブラックリストに追加されて貸し出しを断られる場合がある。\nただし滅多なことではブラックリストにいれられることはない。繰り返し何度も行われたり、汚損破損などがひどい場合は容赦なくいれられるが。\n\n",
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                     "title": "蔵書書目録の作成義務",
                     "description": "図書館に収蔵された全図書、情報記録の目録。書誌情報をまとめた一覧で、特に図書館のものを蔵書目録とも言う。\n目録に基づいて目的に沿った、あるいは著者や主題、キーワードに沿った書物を見つけ出すために用いる。\n各図書館は必ずこれを作り、常に最新の状態に保つ必要がある。",
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                     "title": "図書館の抱える設備",
                     "description": "書架は当然のこと、椅子やソファ、テーブルなどはどこでも存在する。水くらいは飲めるしトイレもある。\n夏休みの調べ物で利用したこともあるかもしれないが、ちょっとしたスペースに区切られた会議ができるスペースも大抵はある。\n食事スペースがあるかどうかは図書館次第(なお職員用のスペースは例外とする)。\n最低限の要項は定められているが、他にも図書館運営に必要なものは各館長の判断と予算の範囲で追加できる。当たり前ながら法に触れるようなものアウトだが。",
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