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土場藩国図書館群 - (2017/08/04 (金) 14:10:44) のソース

*部品構造

-大部品: 土場藩国図書館群 RD:41 評価値:9
--部品: 土場における図書館建設の経緯
--部品: 図書館設立の基幹人員が集まってしまった
--部品: 基礎教育向上の場としての図書館の設立
--部品: 図書館と司書を増やす
--大部品: 図書館大会 RD:3 評価値:2
---部品: 土場図書館大会の主催と期間
---部品: 図書館大会の役割
---部品: 土場グループとの情報交換
--大部品: 土場中央図書館 RD:34 評価値:8
---部品: 土場における図書館の基本思想
---部品: 土場中央図書館の立地とその理由
---部品: 土場中央図書館における役割
---部品: 中央図書館の研究活動
---部品: 土場中央図書館の館長
---部品: 他国の図書館との連携
---部品: 納本制度
---大部品: 土場公立図書館 RD:27 評価値:8
----部品: 中央図書館以外の公立図書館
----大部品: 図書館 RD:26 評価値:8
-----部品: 図書館設立の背景
-----部品: 資料収集、管理、運用に関して
-----部品: 収蔵対象
-----部品: 図書館間の連携
-----部品: 図書館のもたらす効果
-----部品: 図書館の組織・職員構成概要
-----部品: 配置可能な人員
-----部品: 公開書架と閉架書架
-----部品: 図書館の貸し出し記録カード
-----部品: 無許可延滞はみとめません
-----部品: 蔵書書目録の作成義務
-----部品: 図書館の抱える設備
-----部品: 地域参画
-----大部品: 図書館のイベント RD:3 評価値:2
------部品: 基礎的な教育活動
------部品: 地域固有の歴史資料と啓蒙活動
------部品: 基礎的な教育活動への取り組み
-----大部品: 司書 RD:10 評価値:5
------部品: 司書とは何か
------部品: 本好き
------部品: 資料調査スキル
------部品: 司書の認定資格
------部品: 経験に基づいた司書の知識の高さ
------部品: レファレンススキル
------部品: 情報資料の取り扱いに関する知識
------部品: 図書館でのイベントをこなせる程度のコミュニケーション能力
------部品: 司書補との連携
------部品: 本の読み聞かせスキル



*部品定義

**部品: 土場における図書館建設の経緯
従軍作家として新土場から土場平定の作戦に従軍したら功績として街を復興がてら図書館建てていいよと言われた黒霧氏こと僕。
とりあえず「がんばれ、がんばれ」言うあるみちゃんはでゴミ箱に捨ててきた。どなどなーという声が聞こえる。

さて、どうせやるなら僕の趣味で終わらせたくないというか、ちゃんと国の中でも価値を持つような形に仕上げたい。なのでここは一つ真面目にやることにする(他の人に言わせるとお前はいつも真面目すぎるとか言われるが本人に自覚はない)。
ではどうするか。まず間違いなく好きにやればいいと言われる。

まあ普通に国民の知識補正狙いで行くことにした。あと土場グループという経済グループを立ち上げるそうなのでそれをちょっとばかし支援するという形で藩国での人の流れ(教育向上=>経済発展=>さらなる知識が必要とされるので情報を集める地としての図書館にも還元)みたいな輪を作る。

ひとまずそんな狙いでいこう、というところから始まった。

**部品: 図書館設立の基幹人員が集まってしまった
そもそも図書館の前に復興である。
で、僕(黒霧)も復興計画の事務処理周りや会議まとめやら資料作りや資料調べを手伝っていたのだが、そのうち体よく面倒を押しつけられていることがいつの間にか知れ渡っていた。
僕としては復興過程を小説にして書くためでもあるからちょうどいいくらいの気持ちだったのだが、土場の民が興味深く思ったのはそこではなく、押しつけられたと知ってるわりに素直に従って真面目に作業しているところだった。
え、そこはもっとこう、あるだろ、という気持ちであったそうだ。
僕個人としてはまあ自覚を持って押しつけてるんだから納得といった感じなんだが。
なんでいつのまにか土場の民に「変わり者だ」と噂される始末である。

結果として手伝いが、増えた。
土場の民の一部が面白がって首を突っ込み始めたのである。
理由が理由だけに人出は増えたが皆ひねくれ者変わり者ぞろいだったりする。いや土場の標準か。

これらの面子が後の中央図書館の基幹人員になる。


**部品: 基礎教育向上の場としての図書館の設立
ようやくインフラと生活環境としての都市がなんとかなった頃、ある程度社会が安定したところで基礎教育向上の場として図書館を設立し始めた。
土場グループなど経済方面を強くして行くにあたっての、基礎知識、基礎教養のバックボーンとしての場の提供が狙いである。
基礎教養の場なので当然経済関係の本ばかりではなく、各国の地理歴史や物語、数学に科学といった本も取りそろえ、定期的にイベントを開くことでまず名前を売り始め、立場を作り始めた。

**部品: 図書館と司書を増やす
復興が進んで安定した地域ごとに図書館を設立しつつ、図書館運営のために必要な司書の訓練機関や、国家資格をとるための試験の開催などが行えるようにした。

**部品: 土場図書館大会の主催と期間
中央図書館主催で土場の図書館全部が参加。
年に二回、二日から三日ほどかけて行われる。図書館の規模次第ではもう少し少なくなったり長くなったりする。


**部品: 図書館大会の役割
各図書館の館長や司書が集まって運営状況の確認や他の図書館での貸し借りの状況や最近の流行、各図書館でのイベントの結果や地域情報などを報告しあい、今後の調整をする場。予算調整のための下準備も行う。
研究発表もあるし、土場グループや政府から出向した者との情報共有もある。


**部品: 土場グループとの情報交換
土場の場合経済分野から距離は離れることは出来ないので、土場グループからの経済状況と注目分野、大会までの間の出来事まとめなどを話してもらい、図書館側からは各出版物から見た世界情勢、経済活動の情報、資料収集のまとめを行い、土場図書館大会で発表を行い、情報交換する。
図書館側はこれらの話をうけて経済発展に必要な文献を割り出し、必要に応じて集め、また教育イベントに用いる。


**部品: 土場における図書館の基本思想
土場図書館群は基本的に政治、経済に対して中立で、主義・主張に染まらないよう務めることとする。
特定の思想、立場に偏って出版物の規制や政治や経済情勢にあおられての過剰な広報的な本の紹介などは行ってはならない。
そして広く本と知識を普及し、知識の共有とそれによる基礎教育の向上によって、もって藩国や帝国、世界全体の発展と相互理解に寄与する。
標語は「対話の始まりはまず知るところから」というもの。およそ土場らしくないしがそれを気にするようでは土場らしくない。
すぐに土場ナイズされて「ビズネスチャンスは知識にあり」というのも標語として加わったとか。


**部品: 土場中央図書館の立地とその理由
政庁のすぐ近くに中央図書館がある。
国内情報も国外情報も目録にまとめていつでも調べられる状態にあるため、政庁の資料室みたいな感じでちょくちょく用いられているためである。

**部品: 土場中央図書館における役割
藩国の発布する納本制度に基づいて国内のあらゆる書物を収集し、保全、管理する義務を負う。
また出版目録を作成し、外国の文献に関しても可能な限り常時整備し、文献情報管理し、検索できる機能を保持していなければならない。
その上で収集した情報を広く市民に公開し、もって基礎教育の向上を目指すことで、国内経済発展のバックボーンとして寄与する。

**部品: 中央図書館の研究活動
中央図書館は毎年、その年ごとの目録の更新とそれに伴う出版物、書物などの種類ごとの異なり数の変化や、取り扱われたトピックスの概要、前年との変化などを体系的にまとめ、社会情勢と比較するなどの研究をまとめ、国に報告を行う。
これによって国に対して市民の価値観の変化や注目されているトピックスの分析などの手がかりを提供し、市民との乖離を減らす一助とする。


**部品: 土場中央図書館の館長
中央図書館の図書館長は藩王によって任命されるものとする。
初代は黒霧がつとめたらしい。館長不在時は副館長がその任を担う。
館長は中央図書館の運営、研究指導、公立図書館との連携、定期的に実施される図書館組合での会議の主催をし、藩国の図書館運営の調整を行う。

**部品: 他国の図書館との連携
国をまたいだ図書館同士のやりとりは主に中央図書館を介して実施するものとする。公立図書館からも受け付けるが必ず国立図書館を経由することになる。
国立図書館にはそのための専門の部門がある。
これは国ごとの情報媒体の差や、場合によっては政治情勢とも関わるための特殊措置である。

**部品: 納本制度
納本制度はその国で出版された全ての本を指定機関に納入する仕組みで、中央図書館は納本制度に基づいて納入された出版物を受け取り、保全、管理する義務を持つ。

**部品: 中央図書館以外の公立図書館
中央図書館が藩国に直結する国立の一番大きく権威のある国家寄りの図書館だとすれば、公立図書館は地域に根ざして資料を集めたり書架を開放する地域よりの図書館である。
その役割は中央図書館が全図書館を束ね国と民に対して書籍管理、保全、目録の構築と情報発信の役割を担うのに対して、その他の公立図書館は地域の市民に対して情報提供をし、教育を行う役割を担う。

**部品: 図書館設立の背景
何かを記録するようになればいずれ記録媒体の保存が必要になる。同様に本が生まれれば、本の共有や保存が行われるようになるし、それが個人間で終わらず社会システムとして組み込まれるようになれば本を収蔵する場所、本を貸し出す場所としての図書館も生まれる。
すなわちこの世に一定量の本があり、それを保存、共有しようという熱意があり、実際にお金をかけて実現すれば、図書館とそれを運営するシステムが構築されることになる。

**部品: 資料収集、管理、運用に関して
図書館の運営上最低限以下の働きを担う。
1. 図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存する
2. 一般公衆の利用に役立てる
3. 一般公衆の利用においてその教養、調査研究、レクリエーション等に資する
これにより実際に図書館に足を運んだ範囲の人々の知識、教養を高め、また調査研究といった活動に貢献する。

なお図書館は禁書や不適切な書籍の指定をして書物を処分する行動には断固反対し、これらの保全に努める。

**部品: 収蔵対象
図書館の収蔵能力は施設の書架、保存の規模、管理能力、専門によって定まる。
たとえば地域の資料などは当該地域の図書館が管理する場合が多く、また地域によって需要が異なることを受けて、図書館ごとに集める分野の傾向は異なる。
とはいえ基本的には以下の資料をターゲットにしている。

- 図書
- 記録
- その他必要な資料(新聞等も含む)

たとえば図書に限らず新聞や動画メディアも保管対象に含まれる場合もある。
とはいえ博物館ではないので記録媒体ではない動物の骨とか古い文化遺産の屏風とかそういったものは含まれない。

巻物などはアイドレスでは地域によっては普通に利用されているので、どこまでを記録媒体とするかの詳細は国、地域の判断による。

**部品: 図書館間の連携
図書館同士で必要に応じて書物の転送を行い、連携することで、一つの図書館が管理するより遙かに多くの書籍を管理できる。
連携のための情報連絡の方法はその国のテックレベルや法令に準拠したものとする。

**部品: 図書館のもたらす効果
設定国民に対する教育が行える。また、教育を受けた設定国民の教育レベルは上昇する。
当然ながら図書館での調べ物は、調べ物判定が優位になる。


**部品: 図書館の組織・職員構成概要
図書館は最小限館長と以下の組織を運営するために必要な職員数を持たなければならない。
・総務課
・企画協力課
・資料情報課
ただし地域の事情に合わせてより専門的な分野を担う組織が増える場合もある。


**部品: 配置可能な人員
図書館には職業の司書を着用している者を図書館の規模の範囲内で一定数配置し、運営することができる。
最低でも数人はいないと運営が非情に困難になる。

**部品: 公開書架と閉架書架
図書館には基本的に一般公開用の公開書架と、持ち出し厳禁の書物を集めた閉鎖書庫がある。閉鎖書庫にあるのは機密情報と言うより、貴重な本や管理が難しい本(古いもので壊れやすいなど)といったものがしまわれている。
閉架書庫の書物は閲覧請求に基づいて所定の部屋で閲覧可能である。

**部品: 図書館の貸し出し記録カード
図書館の利用記録を取るためのカード。電子機器が安全に使えるなら電子記録を扱うためのカードだが、駄目そうなら貸し出し記録がメモされていく方式。
物理的なカードの場合、うさぎやかえるのはんこが押されたものもある。

**部品: 無許可延滞はみとめません
公共物なので貸出期限を守らずにいる場合、国の法令に従って罰金などが課せられ、図書館でのブラックリストに追加されて貸し出しを断られる場合がある。
ただし滅多なことではブラックリストにいれられることはない。繰り返し何度も行われたり、汚損破損などがひどい場合は容赦なくいれられるが。



**部品: 蔵書書目録の作成義務
図書館に収蔵された全図書、情報記録の目録。書誌情報をまとめた一覧で、特に図書館のものを蔵書目録とも言う。
目録に基づいて目的に沿った、あるいは著者や主題、キーワードに沿った書物を見つけ出すために用いる。
各図書館は必ずこれを作り、常に最新の状態に保つ必要がある。

**部品: 図書館の抱える設備
書架は当然のこと、椅子やソファ、テーブルなどはどこでも存在する。水くらいは飲めるしトイレもある。
夏休みの調べ物で利用したこともあるかもしれないが、ちょっとしたスペースに区切られた会議ができるスペースも大抵はある。
食事スペースがあるかどうかは図書館次第。なお職員用のスペースは例外とする。
設備配置は利用者と職員それぞれの動線を機能的に確保されており、蔵書・博物に悪影響の及ばないだけの空調も各国のテックレベルで実現可能な範囲で設置されている。
最低限の要項は定められているが、他にも図書館運営に必要なものは各館長の判断と予算の範囲で追加できる。当たり前ながら法に触れるようなものはアウトだが。

**部品: 地域参画
地域コミュニティとの互助関係。
図書館から地域に対しては参加してイベントを行ったり、教育目的での利用に関して図書館を開放したりする。
そうして培った信頼から地域の情報資産を集めたり聞き得た情報を図書館でまとめて資料にしたりする。


**部品: 基礎的な教育活動
図書館では基礎教育の向上をねらいとして、定期的にイベントを開催する。内容は子供向けから大人向けまで多様に用意するが、基本的には各図書館の立地、風土にあわせて需要の高い物を図書館側で策定、実施することになる。
それ以外にも図書館大会などがあれば、その場で決まった普及したい教育分野などの内容に沿ったイベントも開催される。

**部品: 地域固有の歴史資料と啓蒙活動
その地域の歴史や固有の資料など薄れやすい知識の普及と断絶対策、各地の設置された図書館にはその地域にまつわる資料が保存されており、定期的にその文献をまとめて説明するイベントを行っている。

**部品: 基礎的な教育活動への取り組み
学校がある国なら学校ではあまり携わらず、その代わりにもう少しだけ詳しく、ちょっと学校では習わない面白いネタ話など、教育への関心を向ける方向で会を開き、教育活動へ貢献する。
学校が少ないもしくは教育が行き届いていない国では基礎的な読み書きや計算、国の歴史などの内容の教育に短期的に取り組み、基礎学力の向上に努める。(ただし教師ではないしイベントばかり開いてもいられないのでその効用には限度がある)

**部品: 司書とは何か
司書は図書館等で図書館資料の選択、発注及び受け入れ、分類、目録作成、貸出業務、読書案内などを行う専門的職員。
司書の資格は藩国が定めるルールに則るが、実際に図書館で働くためには当該図書館の採用試験を通過する必要がある。

**部品: 本好き
ジャンルの好き嫌いはあれ、基本的に司書は本好き、読書好きである。というか本好きがなる場合が多い。
この場合の本は場合によっては巻物であったり電子書籍であったりする。
だって好きでないとこんな大量の本に長く触れる仕事していられないからね。

**部品: 資料調査スキル
司書が図書館で調べ物をするにあたっては、司書以外が調べ物をするよりも調べ物での判定が遙かに優位になる。


**部品: 司書の認定資格
司書は国家資格で藩国が定めた条件で資格を取得する必要がある。そもそも図書館における専門職なのでその難易度は高い。

**部品: 経験に基づいた司書の知識の高さ
司書資格を得て、図書館で長く勤務することによって多数の本に触れることによって得られた莫大な知識と、調べ物判定の有意さによって、記憶に基づいた知識判定にも経験に応じた高さの評価を持つ。

**部品: レファレンススキル
司書の調べ物スキルを用いて行う、情報収集の探しの代行。
たとえば学者や学生などが学習、研究、調査目的に必要な情報を集めようとしても、個人では大変な場合がある。そういうときに司書を含む図書館員が代行して情報を集めてきたり、調査に必要な資料を集め、回答することを、レファレンスサービスという。
質問が多いようなものについては図書館ごとにまとめられていたりする。
司書にはそれらをこなすスキルがある。もちろん図書館にない資料を取り寄せしたりする場合もあるし、調べるには相応の時間はかかるが。

**部品: 情報資料の取り扱いに関する知識
司書は情報資料の取り扱いに関する専門的知識を有する。ただしそれは経験した図書館における情報資料の媒体に関するものとする。
たとえば巻物を情報資料の基本として扱っている国であれば巻物に関する取り扱い、書物であれば書物、電子媒体であれば電子媒体に関する保存、修繕、バックアップなどの方法である。
初期の司書は務める図書館のある藩国のTLに沿った情報資料の取り扱いに関する専門知識を有していなくてはならない。

**部品: 図書館でのイベントをこなせる程度のコミュニケーション能力
レファレンスサービスの他にも、休みの時期にイベントを行う場合もある図書館に務める場合、それなりの教育能力、コミュニケーション能力が必要になる。
これは別に誰とでもうまくしゃべれる、応対できる能力が必要というわけではなく、その国ごとの主な図書館の利用者層や子供を相手にした場合の対処がそれなりにできる、といった程度のもの。

**部品: 司書補との連携
司書の前段階としての司書補というものがあるが、これは司書よりも緩い資格でなることが出来る。ここで一定の経験を積めば司書にもなれる。
当然司書は司書補としての仕事も出来る。
司書補は司書のサポートであり、司書と複数の司書補との連携により、遙かに効率よく調査、レファレンス、あるいは教育やイベントをこなせるようになる。

**部品: 本の読み聞かせスキル
司書の基本スキル。子供相手の場合もあれば障害者相手の場合もありえる。語り部ほど熱のこもった感じではないが、大勢を相手に語り聞かせる訓練を業務上身につけた結果得られたスキル。



*提出書式

  大部品: 土場藩国図書館群 RD:41 評価値:9
  -部品: 土場における図書館建設の経緯
  -部品: 図書館設立の基幹人員が集まってしまった
  -部品: 基礎教育向上の場としての図書館の設立
  -部品: 図書館と司書を増やす
  -大部品: 図書館大会 RD:3 評価値:2
  --部品: 土場図書館大会の主催と期間
  --部品: 図書館大会の役割
  --部品: 土場グループとの情報交換
  -大部品: 土場中央図書館 RD:34 評価値:8
  --部品: 土場における図書館の基本思想
  --部品: 土場中央図書館の立地とその理由
  --部品: 土場中央図書館における役割
  --部品: 中央図書館の研究活動
  --部品: 土場中央図書館の館長
  --部品: 他国の図書館との連携
  --部品: 納本制度
  --大部品: 土場公立図書館 RD:27 評価値:8
  ---部品: 中央図書館以外の公立図書館
  ---大部品: 図書館 RD:26 評価値:8
  ----部品: 図書館設立の背景
  ----部品: 資料収集、管理、運用に関して
  ----部品: 収蔵対象
  ----部品: 図書館間の連携
  ----部品: 図書館のもたらす効果
  ----部品: 図書館の組織・職員構成概要
  ----部品: 配置可能な人員
  ----部品: 公開書架と閉架書架
  ----部品: 図書館の貸し出し記録カード
  ----部品: 無許可延滞はみとめません
  ----部品: 蔵書書目録の作成義務
  ----部品: 図書館の抱える設備
  ----部品: 地域参画
  ----大部品: 図書館のイベント RD:3 評価値:2
  -----部品: 基礎的な教育活動
  -----部品: 地域固有の歴史資料と啓蒙活動
  -----部品: 基礎的な教育活動への取り組み
  ----大部品: 司書 RD:10 評価値:5
  -----部品: 司書とは何か
  -----部品: 本好き
  -----部品: 資料調査スキル
  -----部品: 司書の認定資格
  -----部品: 経験に基づいた司書の知識の高さ
  -----部品: レファレンススキル
  -----部品: 情報資料の取り扱いに関する知識
  -----部品: 図書館でのイベントをこなせる程度のコミュニケーション能力
  -----部品: 司書補との連携
  -----部品: 本の読み聞かせスキル
  
  
  部品: 土場における図書館建設の経緯
  従軍作家として新土場から土場平定の作戦に従軍したら功績として街を復興がてら図書館建てていいよと言われた黒霧氏こと僕。
  とりあえず「がんばれ、がんばれ」言うあるみちゃんはでゴミ箱に捨ててきた。どなどなーという声が聞こえる。
  
  さて、どうせやるなら僕の趣味で終わらせたくないというか、ちゃんと国の中でも価値を持つような形に仕上げたい。なのでここは一つ真面目にやることにする(他の人に言わせるとお前はいつも真面目すぎるとか言われるが本人に自覚はない)。
  ではどうするか。まず間違いなく好きにやればいいと言われる。
  
  まあ普通に国民の知識補正狙いで行くことにした。あと土場グループという経済グループを立ち上げるそうなのでそれをちょっとばかし支援するという形で藩国での人の流れ(教育向上=>経済発展=>さらなる知識が必要とされるので情報を集める地としての図書館にも還元)みたいな輪を作る。
  
  ひとまずそんな狙いでいこう、というところから始まった。
  
  部品: 図書館設立の基幹人員が集まってしまった
  そもそも図書館の前に復興である。
  で、僕(黒霧)も復興計画の事務処理周りや会議まとめやら資料作りや資料調べを手伝っていたのだが、そのうち体よく面倒を押しつけられていることがいつの間にか知れ渡っていた。
  僕としては復興過程を小説にして書くためでもあるからちょうどいいくらいの気持ちだったのだが、土場の民が興味深く思ったのはそこではなく、押しつけられたと知ってるわりに素直に従って真面目に作業しているところだった。
  え、そこはもっとこう、あるだろ、という気持ちであったそうだ。
  僕個人としてはまあ自覚を持って押しつけてるんだから納得といった感じなんだが。
  なんでいつのまにか土場の民に「変わり者だ」と噂される始末である。
  
  結果として手伝いが、増えた。
  土場の民の一部が面白がって首を突っ込み始めたのである。
  理由が理由だけに人出は増えたが皆ひねくれ者変わり者ぞろいだったりする。いや土場の標準か。
  
  これらの面子が後の中央図書館の基幹人員になる。
  
  
  部品: 基礎教育向上の場としての図書館の設立
  ようやくインフラと生活環境としての都市がなんとかなった頃、ある程度社会が安定したところで基礎教育向上の場として図書館を設立し始めた。
  土場グループなど経済方面を強くして行くにあたっての、基礎知識、基礎教養のバックボーンとしての場の提供が狙いである。
  基礎教養の場なので当然経済関係の本ばかりではなく、各国の地理歴史や物語、数学に科学といった本も取りそろえ、定期的にイベントを開くことでまず名前を売り始め、立場を作り始めた。
  
  部品: 図書館と司書を増やす
  復興が進んで安定した地域ごとに図書館を設立しつつ、図書館運営のために必要な司書の訓練機関や、国家資格をとるための試験の開催などが行えるようにした。
  
  部品: 土場図書館大会の主催と期間
  中央図書館主催で土場の図書館全部が参加。
  年に二回、二日から三日ほどかけて行われる。図書館の規模次第ではもう少し少なくなったり長くなったりする。
  
  
  部品: 図書館大会の役割
  各図書館の館長や司書が集まって運営状況の確認や他の図書館での貸し借りの状況や最近の流行、各図書館でのイベントの結果や地域情報などを報告しあい、今後の調整をする場。予算調整のための下準備も行う。
  研究発表もあるし、土場グループや政府から出向した者との情報共有もある。
  
  
  部品: 土場グループとの情報交換
  土場の場合経済分野から距離は離れることは出来ないので、土場グループからの経済状況と注目分野、大会までの間の出来事まとめなどを話してもらい、図書館側からは各出版物から見た世界情勢、経済活動の情報、資料収集のまとめを行い、土場図書館大会で発表を行い、情報交換する。
  図書館側はこれらの話をうけて経済発展に必要な文献を割り出し、必要に応じて集め、また教育イベントに用いる。
  
  
  部品: 土場における図書館の基本思想
  土場図書館群は基本的に政治、経済に対して中立で、主義・主張に染まらないよう務めることとする。
  特定の思想、立場に偏って出版物の規制や政治や経済情勢にあおられての過剰な広報的な本の紹介などは行ってはならない。
  そして広く本と知識を普及し、知識の共有とそれによる基礎教育の向上によって、もって藩国や帝国、世界全体の発展と相互理解に寄与する。
  標語は「対話の始まりはまず知るところから」というもの。およそ土場らしくないしがそれを気にするようでは土場らしくない。
  すぐに土場ナイズされて「ビズネスチャンスは知識にあり」というのも標語として加わったとか。
  
  
  部品: 土場中央図書館の立地とその理由
  政庁のすぐ近くに中央図書館がある。
  国内情報も国外情報も目録にまとめていつでも調べられる状態にあるため、政庁の資料室みたいな感じでちょくちょく用いられているためである。
  
  部品: 土場中央図書館における役割
  藩国の発布する納本制度に基づいて国内のあらゆる書物を収集し、保全、管理する義務を負う。
  また出版目録を作成し、外国の文献に関しても可能な限り常時整備し、文献情報管理し、検索できる機能を保持していなければならない。
  その上で収集した情報を広く市民に公開し、もって基礎教育の向上を目指すことで、国内経済発展のバックボーンとして寄与する。
  
  部品: 中央図書館の研究活動
  中央図書館は毎年、その年ごとの目録の更新とそれに伴う出版物、書物などの種類ごとの異なり数の変化や、取り扱われたトピックスの概要、前年との変化などを体系的にまとめ、社会情勢と比較するなどの研究をまとめ、国に報告を行う。
  これによって国に対して市民の価値観の変化や注目されているトピックスの分析などの手がかりを提供し、市民との乖離を減らす一助とする。
  
  
  部品: 土場中央図書館の館長
  中央図書館の図書館長は藩王によって任命されるものとする。
  初代は黒霧がつとめたらしい。館長不在時は副館長がその任を担う。
  館長は中央図書館の運営、研究指導、公立図書館との連携、定期的に実施される図書館組合での会議の主催をし、藩国の図書館運営の調整を行う。
  
  部品: 他国の図書館との連携
  国をまたいだ図書館同士のやりとりは主に中央図書館を介して実施するものとする。公立図書館からも受け付けるが必ず国立図書館を経由することになる。
  国立図書館にはそのための専門の部門がある。
  これは国ごとの情報媒体の差や、場合によっては政治情勢とも関わるための特殊措置である。
  
  部品: 納本制度
  納本制度はその国で出版された全ての本を指定機関に納入する仕組みで、中央図書館は納本制度に基づいて納入された出版物を受け取り、保全、管理する義務を持つ。
  
  部品: 中央図書館以外の公立図書館
  中央図書館が藩国に直結する国立の一番大きく権威のある国家寄りの図書館だとすれば、公立図書館は地域に根ざして資料を集めたり書架を開放する地域よりの図書館である。
  その役割は中央図書館が全図書館を束ね国と民に対して書籍管理、保全、目録の構築と情報発信の役割を担うのに対して、その他の公立図書館は地域の市民に対して情報提供をし、教育を行う役割を担う。
  
  部品: 図書館設立の背景
  何かを記録するようになればいずれ記録媒体の保存が必要になる。同様に本が生まれれば、本の共有や保存が行われるようになるし、それが個人間で終わらず社会システムとして組み込まれるようになれば本を収蔵する場所、本を貸し出す場所としての図書館も生まれる。
  すなわちこの世に一定量の本があり、それを保存、共有しようという熱意があり、実際にお金をかけて実現すれば、図書館とそれを運営するシステムが構築されることになる。
  
  部品: 資料収集、管理、運用に関して
  図書館の運営上最低限以下の働きを担う。
  1. 図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存する
  2. 一般公衆の利用に役立てる
  3. 一般公衆の利用においてその教養、調査研究、レクリエーション等に資する
  これにより実際に図書館に足を運んだ範囲の人々の知識、教養を高め、また調査研究といった活動に貢献する。
  
  なお図書館は禁書や不適切な書籍の指定をして書物を処分する行動には断固反対し、これらの保全に努める。
  
  部品: 収蔵対象
  図書館の収蔵能力は施設の書架、保存の規模、管理能力、専門によって定まる。
  たとえば地域の資料などは当該地域の図書館が管理する場合が多く、また地域によって需要が異なることを受けて、図書館ごとに集める分野の傾向は異なる。
  とはいえ基本的には以下の資料をターゲットにしている。
  
  - 図書
  - 記録
  - その他必要な資料(新聞等も含む)
  
  たとえば図書に限らず新聞や動画メディアも保管対象に含まれる場合もある。
  とはいえ博物館ではないので記録媒体ではない動物の骨とか古い文化遺産の屏風とかそういったものは含まれない。
  
  巻物などはアイドレスでは地域によっては普通に利用されているので、どこまでを記録媒体とするかの詳細は国、地域の判断による。
  
  部品: 図書館間の連携
  図書館同士で必要に応じて書物の転送を行い、連携することで、一つの図書館が管理するより遙かに多くの書籍を管理できる。
  連携のための情報連絡の方法はその国のテックレベルや法令に準拠したものとする。
  
  部品: 図書館のもたらす効果
  設定国民に対する教育が行える。また、教育を受けた設定国民の教育レベルは上昇する。
  当然ながら図書館での調べ物は、調べ物判定が優位になる。
  
  
  部品: 図書館の組織・職員構成概要
  図書館は最小限館長と以下の組織を運営するために必要な職員数を持たなければならない。
  ・総務課
  ・企画協力課
  ・資料情報課
  ただし地域の事情に合わせてより専門的な分野を担う組織が増える場合もある。
  
  
  部品: 配置可能な人員
  図書館には職業の司書を着用している者を図書館の規模の範囲内で一定数配置し、運営することができる。
  最低でも数人はいないと運営が非情に困難になる。
  
  部品: 公開書架と閉架書架
  図書館には基本的に一般公開用の公開書架と、持ち出し厳禁の書物を集めた閉鎖書庫がある。閉鎖書庫にあるのは機密情報と言うより、貴重な本や管理が難しい本(古いもので壊れやすいなど)といったものがしまわれている。
  閉架書庫の書物は閲覧請求に基づいて所定の部屋で閲覧可能である。
  
  部品: 図書館の貸し出し記録カード
  図書館の利用記録を取るためのカード。電子機器が安全に使えるなら電子記録を扱うためのカードだが、駄目そうなら貸し出し記録がメモされていく方式。
  物理的なカードの場合、うさぎやかえるのはんこが押されたものもある。
  
  部品: 無許可延滞はみとめません
  公共物なので貸出期限を守らずにいる場合、国の法令に従って罰金などが課せられ、図書館でのブラックリストに追加されて貸し出しを断られる場合がある。
  ただし滅多なことではブラックリストにいれられることはない。繰り返し何度も行われたり、汚損破損などがひどい場合は容赦なくいれられるが。
  
  
  
  部品: 蔵書書目録の作成義務
  図書館に収蔵された全図書、情報記録の目録。書誌情報をまとめた一覧で、特に図書館のものを蔵書目録とも言う。
  目録に基づいて目的に沿った、あるいは著者や主題、キーワードに沿った書物を見つけ出すために用いる。
  各図書館は必ずこれを作り、常に最新の状態に保つ必要がある。
  
  部品: 図書館の抱える設備
  書架は当然のこと、椅子やソファ、テーブルなどはどこでも存在する。水くらいは飲めるしトイレもある。
  夏休みの調べ物で利用したこともあるかもしれないが、ちょっとしたスペースに区切られた会議ができるスペースも大抵はある。
  食事スペースがあるかどうかは図書館次第。なお職員用のスペースは例外とする。
  設備配置は利用者と職員それぞれの動線を機能的に確保されており、蔵書・博物に悪影響の及ばないだけの空調も各国のテックレベルで実現可能な範囲で設置されている。
  最低限の要項は定められているが、他にも図書館運営に必要なものは各館長の判断と予算の範囲で追加できる。当たり前ながら法に触れるようなものはアウトだが。
  
  部品: 地域参画
  地域コミュニティとの互助関係。
  図書館から地域に対しては参加してイベントを行ったり、教育目的での利用に関して図書館を開放したりする。
  そうして培った信頼から地域の情報資産を集めたり聞き得た情報を図書館でまとめて資料にしたりする。
  
  
  部品: 基礎的な教育活動
  図書館では基礎教育の向上をねらいとして、定期的にイベントを開催する。内容は子供向けから大人向けまで多様に用意するが、基本的には各図書館の立地、風土にあわせて需要の高い物を図書館側で策定、実施することになる。
  それ以外にも図書館大会などがあれば、その場で決まった普及したい教育分野などの内容に沿ったイベントも開催される。
  
  部品: 地域固有の歴史資料と啓蒙活動
  その地域の歴史や固有の資料など薄れやすい知識の普及と断絶対策、各地の設置された図書館にはその地域にまつわる資料が保存されており、定期的にその文献をまとめて説明するイベントを行っている。
  
  部品: 基礎的な教育活動への取り組み
  学校がある国なら学校ではあまり携わらず、その代わりにもう少しだけ詳しく、ちょっと学校では習わない面白いネタ話など、教育への関心を向ける方向で会を開き、教育活動へ貢献する。
  学校が少ないもしくは教育が行き届いていない国では基礎的な読み書きや計算、国の歴史などの内容の教育に短期的に取り組み、基礎学力の向上に努める。(ただし教師ではないしイベントばかり開いてもいられないのでその効用には限度がある)
  
  部品: 司書とは何か
  司書は図書館等で図書館資料の選択、発注及び受け入れ、分類、目録作成、貸出業務、読書案内などを行う専門的職員。
  司書の資格は藩国が定めるルールに則るが、実際に図書館で働くためには当該図書館の採用試験を通過する必要がある。
  
  部品: 本好き
  ジャンルの好き嫌いはあれ、基本的に司書は本好き、読書好きである。というか本好きがなる場合が多い。
  この場合の本は場合によっては巻物であったり電子書籍であったりする。
  だって好きでないとこんな大量の本に長く触れる仕事していられないからね。
  
  部品: 資料調査スキル
  司書が図書館で調べ物をするにあたっては、司書以外が調べ物をするよりも調べ物での判定が遙かに優位になる。
  
  
  部品: 司書の認定資格
  司書は国家資格で藩国が定めた条件で資格を取得する必要がある。そもそも図書館における専門職なのでその難易度は高い。
  
  部品: 経験に基づいた司書の知識の高さ
  司書資格を得て、図書館で長く勤務することによって多数の本に触れることによって得られた莫大な知識と、調べ物判定の有意さによって、記憶に基づいた知識判定にも経験に応じた高さの評価を持つ。
  
  部品: レファレンススキル
  司書の調べ物スキルを用いて行う、情報収集の探しの代行。
  たとえば学者や学生などが学習、研究、調査目的に必要な情報を集めようとしても、個人では大変な場合がある。そういうときに司書を含む図書館員が代行して情報を集めてきたり、調査に必要な資料を集め、回答することを、レファレンスサービスという。
  質問が多いようなものについては図書館ごとにまとめられていたりする。
  司書にはそれらをこなすスキルがある。もちろん図書館にない資料を取り寄せしたりする場合もあるし、調べるには相応の時間はかかるが。
  
  部品: 情報資料の取り扱いに関する知識
  司書は情報資料の取り扱いに関する専門的知識を有する。ただしそれは経験した図書館における情報資料の媒体に関するものとする。
  たとえば巻物を情報資料の基本として扱っている国であれば巻物に関する取り扱い、書物であれば書物、電子媒体であれば電子媒体に関する保存、修繕、バックアップなどの方法である。
  初期の司書は務める図書館のある藩国のTLに沿った情報資料の取り扱いに関する専門知識を有していなくてはならない。
  
  部品: 図書館でのイベントをこなせる程度のコミュニケーション能力
  レファレンスサービスの他にも、休みの時期にイベントを行う場合もある図書館に務める場合、それなりの教育能力、コミュニケーション能力が必要になる。
  これは別に誰とでもうまくしゃべれる、応対できる能力が必要というわけではなく、その国ごとの主な図書館の利用者層や子供を相手にした場合の対処がそれなりにできる、といった程度のもの。
  
  部品: 司書補との連携
  司書の前段階としての司書補というものがあるが、これは司書よりも緩い資格でなることが出来る。ここで一定の経験を積めば司書にもなれる。
  当然司書は司書補としての仕事も出来る。
  司書補は司書のサポートであり、司書と複数の司書補との連携により、遙かに効率よく調査、レファレンス、あるいは教育やイベントをこなせるようになる。
  
  部品: 本の読み聞かせスキル
  司書の基本スキル。子供相手の場合もあれば障害者相手の場合もありえる。語り部ほど熱のこもった感じではないが、大勢を相手に語り聞かせる訓練を業務上身につけた結果得られたスキル。
  
  


*インポート用定義データ

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      "title": "土場藩国図書館群",
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        {
          "title": "土場における図書館建設の経緯",
          "description": "従軍作家として新土場から土場平定の作戦に従軍したら功績として街を復興がてら図書館建てていいよと言われた黒霧氏こと僕。\nとりあえず「がんばれ、がんばれ」言うあるみちゃんはでゴミ箱に捨ててきた。どなどなーという声が聞こえる。\n\nさて、どうせやるなら僕の趣味で終わらせたくないというか、ちゃんと国の中でも価値を持つような形に仕上げたい。なのでここは一つ真面目にやることにする(他の人に言わせるとお前はいつも真面目すぎるとか言われるが本人に自覚はない)。\nではどうするか。まず間違いなく好きにやればいいと言われる。\n\nまあ普通に国民の知識補正狙いで行くことにした。あと土場グループという経済グループを立ち上げるそうなのでそれをちょっとばかし支援するという形で藩国での人の流れ(教育向上=>経済発展=>さらなる知識が必要とされるので情報を集める地としての図書館にも還元)みたいな輪を作る。\n\nひとまずそんな狙いでいこう、というところから始まった。",
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        {
          "title": "図書館設立の基幹人員が集まってしまった",
          "description": "そもそも図書館の前に復興である。\nで、僕(黒霧)も復興計画の事務処理周りや会議まとめやら資料作りや資料調べを手伝っていたのだが、そのうち体よく面倒を押しつけられていることがいつの間にか知れ渡っていた。\n僕としては復興過程を小説にして書くためでもあるからちょうどいいくらいの気持ちだったのだが、土場の民が興味深く思ったのはそこではなく、押しつけられたと知ってるわりに素直に従って真面目に作業しているところだった。\nえ、そこはもっとこう、あるだろ、という気持ちであったそうだ。\n僕個人としてはまあ自覚を持って押しつけてるんだから納得といった感じなんだが。\nなんでいつのまにか土場の民に「変わり者だ」と噂される始末である。\n\n結果として手伝いが、増えた。\n土場の民の一部が面白がって首を突っ込み始めたのである。\n理由が理由だけに人出は増えたが皆ひねくれ者変わり者ぞろいだったりする。いや土場の標準か。\n\nこれらの面子が後の中央図書館の基幹人員になる。\n",
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        {
          "title": "基礎教育向上の場としての図書館の設立",
          "description": "ようやくインフラと生活環境としての都市がなんとかなった頃、ある程度社会が安定したところで基礎教育向上の場として図書館を設立し始めた。\n土場グループなど経済方面を強くして行くにあたっての、基礎知識、基礎教養のバックボーンとしての場の提供が狙いである。\n基礎教養の場なので当然経済関係の本ばかりではなく、各国の地理歴史や物語、数学に科学といった本も取りそろえ、定期的にイベントを開くことでまず名前を売り始め、立場を作り始めた。",
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        {
          "title": "図書館と司書を増やす",
          "description": "復興が進んで安定した地域ごとに図書館を設立しつつ、図書館運営のために必要な司書の訓練機関や、国家資格をとるための試験の開催などが行えるようにした。",
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        {
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              "title": "土場図書館大会の主催と期間",
              "description": "中央図書館主催で土場の図書館全部が参加。\n年に二回、二日から三日ほどかけて行われる。図書館の規模次第ではもう少し少なくなったり長くなったりする。\n",
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              "title": "図書館大会の役割",
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              "title": "土場グループとの情報交換",
              "description": "土場の場合経済分野から距離は離れることは出来ないので、土場グループからの経済状況と注目分野、大会までの間の出来事まとめなどを話してもらい、図書館側からは各出版物から見た世界情勢、経済活動の情報、資料収集のまとめを行い、土場図書館大会で発表を行い、情報交換する。\n図書館側はこれらの話をうけて経済発展に必要な文献を割り出し、必要に応じて集め、また教育イベントに用いる。\n",
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          "title": "土場中央図書館",
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              "title": "土場における図書館の基本思想",
              "description": "土場図書館群は基本的に政治、経済に対して中立で、主義・主張に染まらないよう務めることとする。\n特定の思想、立場に偏って出版物の規制や政治や経済情勢にあおられての過剰な広報的な本の紹介などは行ってはならない。\nそして広く本と知識を普及し、知識の共有とそれによる基礎教育の向上によって、もって藩国や帝国、世界全体の発展と相互理解に寄与する。\n標語は「対話の始まりはまず知るところから」というもの。およそ土場らしくないしがそれを気にするようでは土場らしくない。\nすぐに土場ナイズされて「ビズネスチャンスは知識にあり」というのも標語として加わったとか。\n",
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              "title": "土場中央図書館の立地とその理由",
              "description": "政庁のすぐ近くに中央図書館がある。\n国内情報も国外情報も目録にまとめていつでも調べられる状態にあるため、政庁の資料室みたいな感じでちょくちょく用いられているためである。",
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              "description": "藩国の発布する納本制度に基づいて国内のあらゆる書物を収集し、保全、管理する義務を負う。\nまた出版目録を作成し、外国の文献に関しても可能な限り常時整備し、文献情報管理し、検索できる機能を保持していなければならない。\nその上で収集した情報を広く市民に公開し、もって基礎教育の向上を目指すことで、国内経済発展のバックボーンとして寄与する。",
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              "title": "中央図書館の研究活動",
              "description": "中央図書館は毎年、その年ごとの目録の更新とそれに伴う出版物、書物などの種類ごとの異なり数の変化や、取り扱われたトピックスの概要、前年との変化などを体系的にまとめ、社会情勢と比較するなどの研究をまとめ、国に報告を行う。\nこれによって国に対して市民の価値観の変化や注目されているトピックスの分析などの手がかりを提供し、市民との乖離を減らす一助とする。\n",
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              "description": "中央図書館の図書館長は藩王によって任命されるものとする。\n初代は黒霧がつとめたらしい。館長不在時は副館長がその任を担う。\n館長は中央図書館の運営、研究指導、公立図書館との連携、定期的に実施される図書館組合での会議の主催をし、藩国の図書館運営の調整を行う。",
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              "description": "国をまたいだ図書館同士のやりとりは主に中央図書館を介して実施するものとする。公立図書館からも受け付けるが必ず国立図書館を経由することになる。\n国立図書館にはそのための専門の部門がある。\nこれは国ごとの情報媒体の差や、場合によっては政治情勢とも関わるための特殊措置である。",
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              "title": "納本制度",
              "description": "納本制度はその国で出版された全ての本を指定機関に納入する仕組みで、中央図書館は納本制度に基づいて納入された出版物を受け取り、保全、管理する義務を持つ。",
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                  "description": "中央図書館が藩国に直結する国立の一番大きく権威のある国家寄りの図書館だとすれば、公立図書館は地域に根ざして資料を集めたり書架を開放する地域よりの図書館である。\nその役割は中央図書館が全図書館を束ね国と民に対して書籍管理、保全、目録の構築と情報発信の役割を担うのに対して、その他の公立図書館は地域の市民に対して情報提供をし、教育を行う役割を担う。",
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                      "title": "図書館設立の背景",
                      "description": "何かを記録するようになればいずれ記録媒体の保存が必要になる。同様に本が生まれれば、本の共有や保存が行われるようになるし、それが個人間で終わらず社会システムとして組み込まれるようになれば本を収蔵する場所、本を貸し出す場所としての図書館も生まれる。\nすなわちこの世に一定量の本があり、それを保存、共有しようという熱意があり、実際にお金をかけて実現すれば、図書館とそれを運営するシステムが構築されることになる。",
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                      "title": "資料収集、管理、運用に関して",
                      "description": "図書館の運営上最低限以下の働きを担う。\n1. 図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存する\n2. 一般公衆の利用に役立てる\n3. 一般公衆の利用においてその教養、調査研究、レクリエーション等に資する\nこれにより実際に図書館に足を運んだ範囲の人々の知識、教養を高め、また調査研究といった活動に貢献する。\n\nなお図書館は禁書や不適切な書籍の指定をして書物を処分する行動には断固反対し、これらの保全に努める。",
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                      "title": "収蔵対象",
                      "description": "図書館の収蔵能力は施設の書架、保存の規模、管理能力、専門によって定まる。\nたとえば地域の資料などは当該地域の図書館が管理する場合が多く、また地域によって需要が異なることを受けて、図書館ごとに集める分野の傾向は異なる。\nとはいえ基本的には以下の資料をターゲットにしている。\n\n- 図書\n- 記録\n- その他必要な資料(新聞等も含む)\n\nたとえば図書に限らず新聞や動画メディアも保管対象に含まれる場合もある。\nとはいえ博物館ではないので記録媒体ではない動物の骨とか古い文化遺産の屏風とかそういったものは含まれない。\n\n巻物などはアイドレスでは地域によっては普通に利用されているので、どこまでを記録媒体とするかの詳細は国、地域の判断による。",
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                      "description": "図書館同士で必要に応じて書物の転送を行い、連携することで、一つの図書館が管理するより遙かに多くの書籍を管理できる。\n連携のための情報連絡の方法はその国のテックレベルや法令に準拠したものとする。",
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                      "title": "図書館のもたらす効果",
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                      "title": "図書館の組織・職員構成概要",
                      "description": "図書館は最小限館長と以下の組織を運営するために必要な職員数を持たなければならない。\n・総務課\n・企画協力課\n・資料情報課\nただし地域の事情に合わせてより専門的な分野を担う組織が増える場合もある。\n",
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                      "description": "図書館には職業の司書を着用している者を図書館の規模の範囲内で一定数配置し、運営することができる。\n最低でも数人はいないと運営が非情に困難になる。",
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                      "title": "公開書架と閉架書架",
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                      "description": "書架は当然のこと、椅子やソファ、テーブルなどはどこでも存在する。水くらいは飲めるしトイレもある。\n夏休みの調べ物で利用したこともあるかもしれないが、ちょっとしたスペースに区切られた会議ができるスペースも大抵はある。\n食事スペースがあるかどうかは図書館次第。なお職員用のスペースは例外とする。\n設備配置は利用者と職員それぞれの動線を機能的に確保されており、蔵書・博物に悪影響の及ばないだけの空調も各国のテックレベルで実現可能な範囲で設置されている。\n最低限の要項は定められているが、他にも図書館運営に必要なものは各館長の判断と予算の範囲で追加できる。当たり前ながら法に触れるようなものはアウトだが。",
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                      "description": "地域コミュニティとの互助関係。\n図書館から地域に対しては参加してイベントを行ったり、教育目的での利用に関して図書館を開放したりする。\nそうして培った信頼から地域の情報資産を集めたり聞き得た情報を図書館でまとめて資料にしたりする。\n",
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                          "title": "基礎的な教育活動",
                          "description": "図書館では基礎教育の向上をねらいとして、定期的にイベントを開催する。内容は子供向けから大人向けまで多様に用意するが、基本的には各図書館の立地、風土にあわせて需要の高い物を図書館側で策定、実施することになる。\nそれ以外にも図書館大会などがあれば、その場で決まった普及したい教育分野などの内容に沿ったイベントも開催される。",
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                          "description": "その地域の歴史や固有の資料など薄れやすい知識の普及と断絶対策、各地の設置された図書館にはその地域にまつわる資料が保存されており、定期的にその文献をまとめて説明するイベントを行っている。",
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                          "description": "学校がある国なら学校ではあまり携わらず、その代わりにもう少しだけ詳しく、ちょっと学校では習わない面白いネタ話など、教育への関心を向ける方向で会を開き、教育活動へ貢献する。\n学校が少ないもしくは教育が行き届いていない国では基礎的な読み書きや計算、国の歴史などの内容の教育に短期的に取り組み、基礎学力の向上に努める。(ただし教師ではないしイベントばかり開いてもいられないのでその効用には限度がある)",
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                          "title": "司書とは何か",
                          "description": "司書は図書館等で図書館資料の選択、発注及び受け入れ、分類、目録作成、貸出業務、読書案内などを行う専門的職員。\n司書の資格は藩国が定めるルールに則るが、実際に図書館で働くためには当該図書館の採用試験を通過する必要がある。",
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                          "description": "ジャンルの好き嫌いはあれ、基本的に司書は本好き、読書好きである。というか本好きがなる場合が多い。\nこの場合の本は場合によっては巻物であったり電子書籍であったりする。\nだって好きでないとこんな大量の本に長く触れる仕事していられないからね。",
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                          "description": "司書が図書館で調べ物をするにあたっては、司書以外が調べ物をするよりも調べ物での判定が遙かに優位になる。\n",
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                          "description": "司書は国家資格で藩国が定めた条件で資格を取得する必要がある。そもそも図書館における専門職なのでその難易度は高い。",
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                          "description": "司書資格を得て、図書館で長く勤務することによって多数の本に触れることによって得られた莫大な知識と、調べ物判定の有意さによって、記憶に基づいた知識判定にも経験に応じた高さの評価を持つ。",
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                          "description": "司書の調べ物スキルを用いて行う、情報収集の探しの代行。\nたとえば学者や学生などが学習、研究、調査目的に必要な情報を集めようとしても、個人では大変な場合がある。そういうときに司書を含む図書館員が代行して情報を集めてきたり、調査に必要な資料を集め、回答することを、レファレンスサービスという。\n質問が多いようなものについては図書館ごとにまとめられていたりする。\n司書にはそれらをこなすスキルがある。もちろん図書館にない資料を取り寄せしたりする場合もあるし、調べるには相応の時間はかかるが。",
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                          "title": "情報資料の取り扱いに関する知識",
                          "description": "司書は情報資料の取り扱いに関する専門的知識を有する。ただしそれは経験した図書館における情報資料の媒体に関するものとする。\nたとえば巻物を情報資料の基本として扱っている国であれば巻物に関する取り扱い、書物であれば書物、電子媒体であれば電子媒体に関する保存、修繕、バックアップなどの方法である。\n初期の司書は務める図書館のある藩国のTLに沿った情報資料の取り扱いに関する専門知識を有していなくてはならない。",
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                          "title": "図書館でのイベントをこなせる程度のコミュニケーション能力",
                          "description": "レファレンスサービスの他にも、休みの時期にイベントを行う場合もある図書館に務める場合、それなりの教育能力、コミュニケーション能力が必要になる。\nこれは別に誰とでもうまくしゃべれる、応対できる能力が必要というわけではなく、その国ごとの主な図書館の利用者層や子供を相手にした場合の対処がそれなりにできる、といった程度のもの。",
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                          "title": "司書補との連携",
                          "description": "司書の前段階としての司書補というものがあるが、これは司書よりも緩い資格でなることが出来る。ここで一定の経験を積めば司書にもなれる。\n当然司書は司書補としての仕事も出来る。\n司書補は司書のサポートであり、司書と複数の司書補との連携により、遙かに効率よく調査、レファレンス、あるいは教育やイベントをこなせるようになる。",
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                          "title": "本の読み聞かせスキル",
                          "description": "司書の基本スキル。子供相手の場合もあれば障害者相手の場合もありえる。語り部ほど熱のこもった感じではないが、大勢を相手に語り聞かせる訓練を業務上身につけた結果得られたスキル。",
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