コールアドミッション制御(CAC)
- 帯域幅に合わせて呼制御をすることで音声品質を保つ
- トポロジ対応とトポロジ非対応のコールアドミッションがある。
- シンプルなハブ・スポーク型であればトポロジ非対応型のコールアドミッションで問題ない
- Dual構成(メイン・バックアップ型)だと、トポロジ対応型がベター。
- トポロジ型のコールアドミッションはRSVP(Resource Reserved Protocol)が使われる。
- ルーティングは別のルーティングプロトコルを用いる。
- RSVPが設定されている全てのルータで十分な帯域がある場合は、片方向の帯域を確保する
- RSVPはすべてのパスで設定するほうがベター。設定されていないルータはスルーされる。
- 帯域が十分にない場合の処理(破棄、またはベストエフォート型に切り替え等)はアプリケーション(CUCM)次第。
MPLSでの設定
- 通信キャリアのMPLSネットワークはRSVPが設定されてないないことがほとんど。
- ハブサイトがクラウド(MPLS網)のため、エッジルータ (CPE)のみの設定となる
- RSVPは単方向で動作するので、メディアストリームのサイズを両方向で合わせたり、対称ルーティング(Symetric)ルーティングにする必要がある。
- CE-PE間のアドレスはしっかりとアドバタイズすること。RSVP Pathメッセージで使用する。
トポロジ非対応型CAC
- Unified CM Enhanced Location CAC
- 以前はLocation CACだったが、ver9.xよりEnhanced Location CACへ移行。
- イマーシブビデオサポート(Locationにてイマーシブビデオ帯域幅の設定ができるようになった)
- 静的な設定なので、WANの設定を変えたらマニュアル変更する必要がある。
- 帯域幅はストリームごとではなくコールごと。メディアストリームのサイズが異なる場合はビットレートの高い方を選択
- CUCM ver9.xより [Links] という新たなパラメータが追加される。音声・ビデオ・イマーシブの3つの設定が可能。
- ほとんどの場合LANは無制限でOK.Videoを頻繁に使う場合は考慮。
- リンクの重みが一番低いリンクを選択する。
- ロケーションのデフォルトはLocationは [Hub_None]
- 通話中の変更、例えば、音声->ビデオ、またはビデオ->音声で使用帯域幅も変更
- 差し引きアルゴリズムが使用する帯域幅一覧は下記
- リンク帯域が不足している場合は、AARによりPSTNなどにルーティングされるが、WAN回線断の場合は機能しない
| コールのビットレート |
静的ロケーション リンク帯域幅値 |
| G.711 音声コール(64 kbps) |
80kbps |
| G.729 音声コール(8 kbps) |
24kbps |
| 128 kbps ビデオ コール |
128kbps |
| 384 kbps ビデオ コール |
384kbps |
| 512 kbps ビデオ コール |
512kbps |
| 768 kbps ビデオ コール |
768kbps |
- ロケーション・リンク・リージョン
- リンクはデバイス間のパスでの使用可能な帯域幅を指定
- リージョンはデバイス間で使用するコーデックとビットレートを指定
- リージョン内・リージョン間の音声とビデオの最大帯域幅(イマーシブはビデオの中)
- リージョン間のコール損失タイプ [low loss]、[lossy]、Default はlow loss.
- low loss(高品質) とlossy(低品質)はリージョン間で使用するコーデックの選択に影響するらしいが、あまり機能してない?
- ロケーションはリンクとリージョンとともに機能
- 物理的な場所(ブランチ・ハブ)などの指定
- 隣接するロケーション内・外のリンク帯域幅(音声・ビデオ・イマーシブ)を設定
- RSVP制御の設定 [No Reservation]、[Option(Video Desired)]、[Mandatory]、[Mandatory(Video Desired)]
- クラスタ内での最大ロケーションは2,000. クラスタ間接続をした場合は最大8,000
- LBM(Location Bandwidth Manager)サービス
- CUCM機能サービス。サービサビリティWebページでEnhanced Location CACの担当する。
- 新規インストールはマニュアル起動。Ver.9.xへのアップグレードの場合は、デフォルトで起動
- CUCMはLBMグループ->ローカル-> Call Treatment when no LBM available(default=allow call)で動作
- クラスタ内ではフルメッシュ化。
- Cisco推奨は呼制御をしているサブスクライバで共存。
- インタークラスタでレプリケーションした場合、同じ名前のハブは統合される。Hub_Noneを使っていた場合は全てがこの配下に入る。
- 共通ロケーションとリンクを各ロケーションで設定するとグローバルトポロジーが統一される。
- シャドウロケーションはSIPインタークラス間でSIP-Headerを使って別のクラスタに帯域幅を渡すことでEnd-to-Endの帯域幅差し引きが可能。
- Cisco IOS ゲートキーパー
- CUCM,CME,H323 GW間でコールルーティングとCACを提供
- H.323 RASを使用
- トポロジを認識しないので静的な設定になるため、ハブ&スポーク型のシンプルネットワーク用。
- GWにより差し引かれる帯域幅はLocation CACの2倍。
| コールのビットレート |
ゲートキーパ帯域幅値 |
| G.711 音声コール(64 kbps) |
128kbps |
| G.729 音声コール(8 kbps) |
16kbps |
| 128 kbps ビデオ コール |
256kbps |
| 384 kbps ビデオ コール |
768kbps |
| 512 kbps ビデオ コール |
1024kbps |
| 768 kbps ビデオ コール |
1536kbps |
トポロジ対応型CAC
最終更新:2014年01月02日 02:10