アナログゲートウェイ

  • E&M,FXS,FXO

デジタルゲートウェイ

  • PRI,BRI,T1 CAS

ゲートウェイプロトコル

  • H.323
  • MGCP(Media Gateway Control Protocol)
  • SIP (Trunk)

DTMFサポート

  • H.323ゲートウェイ
    • 拡張H.245 にてアウトオブバウンドでサポート
dial-peer voice xx voip
 dtmf-relay h245-alphanumeric
    • preserveの設定でエラー時にも通話中の電話は切れない(冗長性)
voice service voip
 h323
 call preserve

MGCP

  • DTMFパッケージをCUCMからロード
  • MGCPを介して*シンボル*をCUCMへアウトオブバウンドで送付
mgcp dtmf-relay VOIP codec all mode out-of-band
  • RFC2833の場合は fm-packageを使用。12.4(6)T以降
  • CUCMはメインをcall-agent <hostname> で指定
  • CUCMのバックアップはccm-manager redundant-host で設定。切り替え時にも通話中の電話はそのままキープされる。
  • フォールバックは下記の設定.
call-manager redundancy switchback [immediate|graceful|delay <delay_time>] 
  • immediate はすぐに、graceful は通話中の電話がなくなった後に、delayは設定値の時間後に。

SIP

  • CUCMではDTMF Signaling Method を No Preferenceにすることを推奨
  • NTE(Named Telephony Event)/RFC2833
  • UN(Unsolicited SIP Notify)
  • KPML(Key Press Markup Language)
  • 冗長構成で、初期設定はInviteを6回送付し、応答がない場合は優先度の高い次のdial-peerを使用。
  • SIP UAでタイマー値を変更
sip-ua
 retry invite <number>
 timers trying <time>
  • 高速化する場合は、monitor probe icmp-ping。pingが届かない場合はdial-peerをshutdown.


NTE
dial-peer voice xx voip
 dtmf-relay rtp-nte

UN
dial-peer voice xx voip
 dtmf-relay sip-notify

KPML
dial-peer voice xx voip
 dtmf-relay sip-kpml


FAXモデムのサポート

  • パススルーとリレー

  • パススルー
    • パススルーはアナログFAXをサンプリング化してG.711コーデックを使って転送される。
    • パススルーにはモデムパススルーとFAXパススルーがある。
    • モデムパススルー: シスコのNSE(Named Signaling Event)を用いて、コールを音声モードからパススルーモードに切り替える。
    • FAXパススルー: H323、もしくはSIPの呼制御プロトコルを用いて、コールを音声からパススルーモードに切り替える。
    • FAXパススルーは、G3 FAXのV.21フラグ検出をトリガとしているため、アナログやSG3 FAXには使用不可。

  • リレー
    • パススルーより複雑
    • FAX信号からアナログ搬送波を取り除き、FAX HDLCデータフレームを復元し、関連情報を取り出す
    • 取り出したデータをパッケージ化して、相手側のゲートウェイに転送。
    • 相手側のゲートウェイでは、リレープロトコルからFAX情報を取り出し、FAX HDLCフレームに再構築、アナログ変調し、FAXに送信。
    • シスコでは、T.38 FAXリレー(プロトコルベース・NSEベース)とCisco FAXリレー(RTPダイナミックペイロードタイプ(PT))をサポート
    • T.38が推奨
  • エラー訂正モード(ECM)は、FAX コールで取り決められた機能でエラーを防ぐが、再送信回数とコール失敗数が増えるため、Disableにすることも検討する。
    • ECMがDisableの場合はFAXのイメージ品質が悪くなる可能性がある。

  • Super G3 FAX
    • V.34 FAXとも呼ばれ,33,6kbpsでのFAX送信をサポート
    • 本来のスピードでサポートするにはモデムパススルーにする必要がある

  • CiscoではV.90でのサポートはしていない



最終更新:2014年01月26日 02:21