「アレイ図」とは
同一のものを、縦横に規則正しく並べた図を、「アレイ図」といいます。「アレー図」や「ドット図」とも呼ばれます。
「同一のもの」には、●などの丸印がよく使われます。みかんやおはじきといった具体物を使うことも可能です。1辺の長さが1cmの正方形にすれば、長方形・正方形の面積を求めることもできます。
一般に、1つのアレイ図に対してそれを表すかけ算の式は2つ(「縦×横」と「横×縦)、あります。しかし、行数・列数の一方の大きさを固定してもう一方だけを変える場合には、「縦×横」あるいは「横×縦」で統一することもあります。縦の数と横の数の組み合わせによっては、累加に基づき3つ以上のかけ算の式を得ることもできます。
算数に見られる「アレイ図」
文献:算数解説2008 81頁には、「12個のおはじきを工夫して並べる」という活動で、アレイ図が見られます。なお、「アレイ」などの名称は、記載されていません。
啓林館のサイトには、
アレイ図と九九の構成として解説されています。
アレイ図は、
交換法則や
分配法則を視覚的に理解するのにも活用されます。
外部リンク
最終更新:2013年01月17日 21:22