交通

世界で原油が高騰する中、ノースフィーリア連邦は多くの洋上油田を保有する生産国でありまた治安の安定している上、高度な石油精製が可能なことから目立った値上げの動きはなく、
そのため比較的安価な石油燃料を使用した自動車が主要な陸上交通となっている。
近年では環境保護の観点からハイブリットカーや電気自動車などの開発が進んでいるが、
高価格ということもあり環境保護をアピールする環境省など行政または高所得者の一部が保有しているに過ぎない。
またこの分野では先述したとおり石油燃料が安価ということもあり、諸外国のそれと比較して研究は若干立ち後れている。
ただ、近年クリーンディーゼル車の売れ行きは好調である。
また高速道路や主要幹線道路沿いには地上電線を極力避けている。

鉄道

都市圏では戦中の地下壕がそのまま残っており、地下鉄なども含めた鉄道網が文字通り網目状に広がっている。
国有鉄道は早くから“連邦旅客鉄道”として民営化されている。
その他に私鉄路線も多く、大手の“連邦高速鉄道”は本島の南北を貫く専用路線に最高時速330kmの高速車両を導入している。
連邦旅客鉄道で全面的に電化されているのはセントラル州とサウスアーリス州の一部だけであり、約半数の路線は非電化地区である。
それに対し、大手私鉄はほぼ全ての路線が電化されている。
また、アルティア州には一部のローカル路線に観光列車として蒸気機関車が運行している。

航空

主に国内外の遠距離移動によく使われている。
離島や国内線が充実しており、海外からの乗り入れも多い。
ノースフィーリア連邦の空港・空軍基地一覧

海運

離島との間は船便によっても結ばれており、航空路線が発達した今日でも利便性がある。
中距離用の高速船や大型フェリーなども多数就航。
海域開発の影響もあってか、最近では50万トン級の超大型貨物船も就航している。