セルレイ・タワー

セルレイ・タワーとは首都セルレイ南部に位置する国内最大の集約電波塔。

元々はアヌビアス連合王国時代に構想された電波塔及び月向神連邦時代に大規模宇宙開発計画の一環として模索された未完成の軌道エレベーターである。
大型電波塔としての構想・建設はアヌビアス連合時代から始まったが、設計ミスにより400m地点で崩壊。
その後、月向神連邦時代に考案された宇宙開発計画によって修復を経て、当時開発中であったスペースコロニーに接続する軌道エレベーター建設が始まった。
国家予算の一割をつぎ込んだ壮大なプロジェクトは諸外国メディアにも報道され、世界的な注目が集まったが、バブル崩壊による国内恐慌で計画は頓挫。建設中止に追い込まれた。
後の霧島連邦では建設を再開するという構想があったものの、国内の経済状況から一蹴された。
その後、1065mあたりで放置されていたところ、「戦後復興のシンボルとしての保存」を願う市民団体などの全国規模の活動によって、政府は電波塔として保存することを決定。
数々の補修作業を経て、2層の展望デッキと各種無線機関を備える集約電波塔として生まれ変わった。電波塔としての機能を持たせるため、放置期間より25m高くなっている。
地上200m辺りまではオフィス棟であり、各テレビ局やイベントホールなどの商業施設が充実している。

最終更新:2009年10月20日 20:53
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