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フォーチュンサモナーズ/アルチェ日記(2) - (2008/12/15 (月) 21:02:30) のソース

アルチェの冒険日記(2)は、9日目からスタートだよ!
わたしの手書きマップも含めて&color(red){ネタバレいーっぱい}だから注意してね!

(自由に追記・改変してください。イラストレーター形式のAIファイルが必要な方は[[こちらからどうぞ>http://pfmgsw.bay.livefilestore.com/y1pqOLgWKrIognP1ntU8lZIjbDMQdk4XRyV9bURS2Lylg7Yb_J5VMMRlV5RYhg4SNdkUX_SixPkTyiQWvSTrLo8vA/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%A7%E6%97%A5%E8%A8%98%20%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97%20Ver0.8.lzh?download]])
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-[[アルチェ日記(1)>フォーチュンサモナーズ/アルチェ日記(1)]]
#contents()

*9日目 お泊まり!
:なんだか今日は|ステラちゃん、朝から元気なかったなー。巻き毛もちょっぴりはねてるし。&br()
「そんなことより聞きなさい。あなたたちに朗報があるんだから」&br()
ロウホウ? ……トクベツに、ディナーに招待!? しかもそのあとはステラちゃんちにお泊まり!! ほんとに ほんとに ほんとに ほんと!!?&br()
わあ……うれしいな。ステラちゃんがそんな風に誘ってくれるなんて思ってもみなかった。サナちゃんも誘ってシャルトリューの都へゴー!
:動物小屋|サ~ナちゃん! やっぱりここだったんだ。&br()
あのね、これからステラちゃんちにお泊まりにいくの。……あ、そうか、お母さんたちに言っとかないとね。
:燃やしちゃえ!|お母さんに許可をもらいつつ、風の祠に行ってみた。前にはなんにもなかったけど、いまはステラちゃんがいるからもしかして……ほら、松明に火をつけたら隠し通路がでてきたよ! 毒魔の短剣ゲット!
:GABAたっぷり|バリニーズ村に向かう途中の洞窟。ここの仕掛けも3人いる今なら……行けた! 宝箱のなかにはいやしのカカオ! これ、たしかお父さんのお使いで頼まれてたなー。
:思い出の|もひとつ寄り道。カルデールの地下道に、いばらが邪魔してるところがあったんだ。おっと、天井が低い……。ここはわたしの技でたあぁぁっ! 思い出写真5だー!

:お屋敷に到着|うわー。お花がいっぱい咲いてるよ! すっごーい。まるでお城みたいだね! 男の人が出迎えてくれたからステラちゃんのお父さんかと思ったら、ヒツジ……じゃなく執事のローゼンさんなんだって。
:探検|晩ご飯まで時間があるのでお屋敷探検しよー!&br()
「お嬢様がお屋敷にご学友をご招待されたのは初めてのことでございます」&br()
とローゼンさん。そうだったんだ……。
:ステラちゃんのお部屋|きれいな女の人と、女の子がいっしょに描かれた絵。これはステラちゃんのお母さん? &br()
「そうよ。……七年前にお亡くなりになられたけれど」&br()
そうだったんだ……。
「なによ、同情とかならやめてよね。私はすぎたことよりも、つねに先のことを考えて、躍進しつづけるんだから」&br()
……そっか。さすがステラちゃんだね!
:晩餐会|探検してたら夕方に。さあ晩ご飯!&br()
……すっごーい!こんな豪華なお食事、はじめてだよ! ステラちゃんのドレスも借りて、わたしたちお姫様みたい!
:お腹いっぱーい|ふーん。ステラちゃんのお父さんはお隣の大陸に出張中かー。さすが社長さん、忙しいんだねー。&br()
あ、そういえばわたし、サナちゃんのお父さんにも会ったことなかったね。&br()
「私のお父さんは、魔術治療師(カーディナル)をしてるの。わたしもお父さんみたいな魔術治療師になるのが夢なんだ」&br()
へーえ。サナちゃんだったらきっとなれるよ。魔法うまいし、やさしいし!&br()
ステラちゃんの夢は大魔法使いになることだよね。わたしの夢は、お父さんみたいな剣士になって、世界中を旅することかな……。

:真夜中に|うう……トイレに行きたくなっちゃった。怖いからシフォン、ついてきて……きゃっ! いま変な音がした。 なにかが鳴いているみたいな……ウオーン、ウオーンって……ほらまた! ステラちゃん、起きて起きて!&br()
「もう起きてるわよ。……やっぱり今晩も出たのね」&br()
やっぱりってステラちゃん、こんな怖い音がするからわたしたちを招待してくれたの? わたしだって、おばけとかは怖いよ~。&br()
「だからって、あなたは自分さえ怖い思いをしなければ、それでいいっていうの?」&br()
そ、そんなことはないけど……。声はお墓の方から聞こえてくるみたいだね。行ってみる……?  やだなー……。&br()
サナちゃんは……気持ちよさそうに寝てるからそっとしとこう。きっと怖がるだろうし……。

*9日目 シャルトリュー墓地!
:台所の裏口から|「夜の墓地はさすがに不気味ね……」&br()
ス、ステラちゃん。いまなんか音がした! ……ほらまた…………ってサナちゃん!&br()
「目が覚めて窓の外を見たらアルチェちゃんたちが見えたの」&br()
そうだったんだ……。でもサナちゃん、怖かったら家にいていいよ。&br()
「ううん。怖いけど、いっしょに行く!」&br()
わたしたち、仲間だもんね!

:隠し扉|コウモリが飛んでるくらいで、とくに何にもないねー? ……あ、このお墓、押すと動くや。でもそれって変かな。ぐいぐいぐい……わ、いきなり地下への入り口がでてきたよ!&br()
奥からまたあの不気味な声が聞こえた。こわいけど、おりてみようか……。

*9日目 シャルトリューの地下墓地!
:空気がよどんでる|……やっぱり ここには誰もいないってことだよね。それなのに、どうしてへんな声が聞こえてくるのかな……?&br()
:ゴースト|で、でたー! おばけ、おばけ、おばけ!!!&br()
「な、なによ。墓地なんだから、おばけくらいいたって、あ、あたりまえじゃないの! さあアルチェ。おばけを退治なさい! あんたがおばけをやっつける係よ! 私はそれ以外の魔物 担当なんだから!」&br()
そ、そんな……ステラちゃんのお隣さんなんだから、ステラちゃんこそなんとかしてよ~。&br()
「お、お化けと近所付き合いしてるつもりはなくってよ」&br()
じゃあ、やっぱりみんなでやっつけようよ……。

#ref(シャルトリューの地下墓地3.png)

:古びた鍵|宝箱から古そうな鍵。使ってみたら扉は開いたけど鍵は壊れちゃった。一回きりなんだね-。
:スイッチ3つ|3人で一個ずつ押せば……開いた!
:勇気の証12|ついでに宝箱から鍵もゲット。やったね♪
:水の中|こんなところに鍵!
:あれー?|行けるところは行ったのに、進める扉がないや……。どこかに隠れてるのかも! あ、ここの押せるお墓が怪しい……。おおおー、扉が出てきたー♪

#ref(シャルトリューの地下墓地ボス3.png)

:一休み|泉の水で元気いっぱい。よーし、さっき通り過ぎたリッパな扉に入ってみよー♪
:ビッグママ|特大おばけ! せっかく普通の大きさのおばけに見慣れてきたところだったのに……。これがあのへんな声の正体なら、こわいけど やっつけるしかないね!

:それでも!?|ふううう、なんとかやっつけられたね。これでもう……あれ? まだあの声が聞こえる! 特大おばけさんじゃなかったんだ……うぅ。こ、こうなったら、絶対に正体を突き止めてやるんだから!
:懐中時計|特大おばけさんが、懐中時計を落としてた。メイベルクって名前が書いてあるけど、おばけさんが盗っていったのかな……?
:えええっ!|「ららら~、おれはロンリーな冒険者~♪」&br()
地下墓地のいちばん奥では、おじさんが脳天気に歌っていた。この声が響いて、怖い声になってたみたい……。&br()
おじさんの名前はアレクスさん。もと冒険者で地下墓地を探検してたんだって。その途中で仲間とはぐれちゃって、マザーゴーストもいて出るに出れなくなって、仕方なしにずっと住んでるんだって言っていた。&br()
ちょっとびっくりしちゃうけど、ベッドとかいろいろ揃ってるし、静かに暮らせて悪くないのかな……?&br()
冒険に行くのは大好きだけど……私ならやっぱり眠るときはおうちの中のほうがいいな。お父さんやお母さんやみんなと離れるのはさびしいし。
:盗賊の鍵|ステラちゃんはアレクスさんに時計をあげて、昼間に歌うよう頼んでた。これで一件落着かな……。&br()
そしてアレクスさんはお礼にって鍵をくれた。この辺をアジトにしてた盗賊の鍵だろうって。盗賊……鍵……どこかで聞いた気がするけど、なんだっけ?

*10日目 風見の塔!
:朝だねー|ふわーあ……サナちゃん ステラちゃん、おはよー。でもどうしてわたしのお部屋にいるの? &br()
……あ、そうだった! ステラちゃんちに泊まりにきていたんだっけ。
:よーし|今日は学校がお休み。じっくり3つ目の「風の紋章」を探そう。そしたら精霊石の封印がとけて、シフォンの記憶をとりもどせるんだもんね!
:風見の塔|それで、ええと……最後の「風の紋章」はバリニーズ村の風見の塔にあるんだよね。でも扉の鍵が開かなかったんだ。……あれ、それならもしかして……?
:盗賊の鍵|名探偵アルチェの大推理、大当たり! きのうアレクスさんにもらった鍵で風見の塔の扉が開いたよ。地下墓地にあったのは、バリニーズ村から鍵を盗んだ盗賊さんたちのアジトだったんだね。&br()
待ちに待った風見の塔!
:コルンくんたち|ステラちゃんが言うには、この塔は300年も前に、遠くを見張るために建てられたらしい。一番上まで登ったらいい景色だろうなー♪&br()
……あ、コルンくんたち。鍵が開いたらすかさず入ってくるなんて めざといなあ。よーし、どっちが早く風の紋章を見つけるか……わたしたちと競争だ!

#ref(風見の塔(1)3.png)

:3階|松明があって……仕掛け扉が閉まってる。これは火を付けるっていういつものパターンだね。ステラちゃんおねがい! ……あれれ、開かないや。えーとそれじゃあ……どうしよう。&br()
「……私が消してみようか?」&br()
……! なーるほど。やってみてサナちゃん!
:開いた!|仕掛け扉を抜けたら、コルンくんたちがいた。そっかー。コルンくんは風の精霊石だから火を消せるんだね。&br()
わたしも頑張って、風の魔法が使えるようになるぞー、おー!
:4階|ハーピーさんの歌で みんなが混乱しちゃう! きゃっ、痛いよステラちゃん。&br()
あ……? ……っ!! ……!?!? あ、わたしも混乱してたみたい。ずばずば斬っちゃってごめんね……。
:5階|宝箱から生命の水をゲット。おとうさんにお手伝いで頼まれてたやつだよね。&br()
そして階段の前にはまたまたコルンくんたち。むぅ……。
:6階|誰かが混乱したときは、正気の人たちで一目散に逃げるといいみたい。混乱してても追いかけてくるから、ハーピーさんとの距離が開いて自然と治る。&br()
あとは混乱になりにくくなる祝福のペンダントっていうのがあるらしいけど……そんなの見たことないよっ。

#ref(風見の塔(2)3.png)

:7F|思い切って飛び降りたら秘密の扉が! 星印のレバーを見つけたよ。
:うら7F|勇気の証と、回復の泉♪ 元気百倍! がんばるぞー!!
:10階|わーい、てっぺんに着いたよ。すっごくいい眺め!&br()
そしてコルンくんたちはまだ来てないみたい。途中で抜かしたのかな?
:!?|あ、鳥さんが飛んでる……ってずいぶん大きいみたい。どんどんこっちに近づいてくるけど、あれれれ……?&br()
「あれは翼手竜……ワイバーン!」&br()
ステラちゃんは物知りだなー……。よし、ドラゴンスレイヤー アルチェが相手よ!

:そしてついに!|ふー……炎が熱かったけど、頭を狙ってなんとか倒せたよ。&br()
あっ! あそこに見えるのは風の紋章! でも、ずいぶん高いところにあるなあ。どうしよっか……?
:風の力|そこに颯爽とあらわれたコルンくんたち。風の魔法をブーメランみたいに操って、風の紋章を取ってくれた。わーいわーい、すごーい!
:さてと?|……あれ。風の紋章を集めたのはいいけど、なんにも起こらないね。シフォンもふつうだし。封印を解くためにはもう少しなにか必要なのかな?&br()
……うーん。まあ、とりあえず今日のところは帰ろうか。
:もう夕方|シャルトリューに帰るステラちゃんと塔の前でお別れ。バイバイ、ステラちゃん! また遊ぼうね!&br()
トンキニーズに着いて、サナちゃんにもバイバイ!&br()
お母さん お父さん、ただいまー。
:お父さんひどいや|……ちょっと前までは、わたしの冒険の話をいっぱい聞いてくれて、わたしに剣術を教えてくれたお父さん。それなのに「危険な冒険は、もうやめにするんだ」なんて……ひどい。ひどいよ、お父さん!&br()
わたし、ぜったいに冒険も剣術もやめない! お父さんがなんていったって、これからも冒険にいくんだから!

*11日目 魔法使いの搭!
:朝|お父さんとケンカしたまま学校へ……。&br()
:授業前|封印の解き方についてステラちゃんが調べてくれたけど分からなかったみたい。ソフィア先生なら知ってるかも?&br()
:物知り先生|さっそく聞いてみたら、前の校長先生なら分かるかもしれないって。ソフィア先生は封印を解いてなにか起きないか心配してる。とりあえず授業は休んで(算数……!)、行ってきなさいだって♪
:前校長先生|シャルトリューの都の近くに塔があって、今はそこに住んでるらしい。でもステラちゃんも場所は知らないって。まずは塔を探さなくっちゃだね。&br()
それにしてもソフィア先生が「おそろしい大魔法使い」なんて言う前校長先生……どんな人なんだろう。怒らせたら火あぶりにされちゃうとか!?
:そういえば|風見の塔にあった風の紋章をもらったけど、バリニーズ村の風車ってどうなったんだろう! 風は吹くようになったかな……?
:バリニーズ村|わあ、みてみて! 風車が回ってるよ! 風が戻ってきてみんな嬉しそう♪&br()
……あ、そっか! 村長さんに風見の塔の鍵を返さなくっちゃね。風の紋章のことも報告しよー。
:村長さん|風を取り戻してくれたお礼にって「極上の小麦粉」をもらったよ。10年に一度の貴重品だって! シャルトリューのパン屋さんに持って行ってみようかなー♪

:パン屋さん|極上の小麦粉をあげたらパン屋さんも大喜び。さっそくパンを作って、焼きたて「極上のパン」をもらったよ! すっごくおいしそう……♪
:お花畑|塔を探していたら、都の西でお花畑を見つけたよ。きれいな白いお花がいっぱい! サナちゃんと冠とか首飾りをつくっていたら「幸せの花」も見つけたよ。これ、お父さんに頼まれてたやつだ!
:関所|シャルトリュー北の関所まで来てみたけど、とくに手がかりは無し。前校長先生、どこに居るのー……?
:大将!|関所と都のあいだを探検してたら、裸のくいしんぼうさんに会った。おいしいものを求めて世界中を旅してるんだって!&br()
せっかくなので極上のパンを分けてあげたら喜んでくれたよ。さすが極上♪&br()
くいしんぼうさんは、お礼にって隠れた道を教えてくれた。こんなところに道があったなんて、ちっとも気付かなかったな。
:塔だ!|その道をたどっていったら大きな塔を発見! きっとここが前校長先生の住んでる塔だよね。&br()

#ref(魔法使いの塔4.png)

:鍵のかかった|登ってる途中で仕掛け扉をいくつか見たけど、鍵がないから開かなかったな-。
:不思議な壺|もうそろそろ、てっぺんかな? あ、こんなところに壺がある。しかもちょっと変わってる感じ。変な模様がついてたり、宝石がはまってたり。なんだかおもしろいね!&br()
……へえー。これ、魔法の壺なんだ。反対側はどうなってるんだろ? ちょっと回してみようか。&br()
「勝手にさわっちゃ駄目よ」いいじゃん、ステラちゃん。ほら、手を放してよー……ぐいぐい。む……むむ……ステラちゃんもけっこう……力……ある……あっ……!

:ガッシャーン!|……壺、壊れちゃった。&br()
「ばっかも~~~~~ん!!」&br()
わ……びっくりした。ご、ごめんなさい、おじいちゃん。実はわたしたち、たいせつな用事が……。&br()
「聞く耳持たんわ! 用事などはわしの大切な壺を直してからじゃ!」&br()
ええっ……壺なんて直せないよ。&br()
「この塔を探せば、直す方法もそのための材料も見つかるわい! わかったらさっさとせんか!」&br()
おじいちゃん、カンカンに怒ってる。探してきま-す……。
:ちぇっく!|うーん……そうは言っても行けるところはぜんぶ行ったし、あとは鍵がかかってたしなー。あ、もしかしておじいちゃん、鍵を持ってたりするんじゃない?
:こっそり|引き出しの中から「塔の鍵」をみーっけ。ちょっとだけお借りしまーす。
:図書館|まずはいちばん近くの仕掛け扉へ。……あ、本がいっぱいある。すごく難しそうなのばっかりだけど、このどれかに壺の直し方が書いてあったりするのかな……。&br()
どれもむずかしくて、なにが書いてあるかわからないよ……。ステラちゃん任せた!&br()
:みっけ|これどうだろう。『5分でわかる! 魔法の壺の修復入門』……うん、この本なら役に立ちそうだね♪ えっと……『にかわ』でくっつけて『ポトンの樹液』で傷を隠す……最後に『ロザクの研磨剤』で仕上げっと。この3つを探してくればいいんだね。
:走り回って|『にかわ』『ポトン』『ロザク』……なんとか材料はそろったね。それじゃあ壺を直してみようか!
:パズル!|さあ、みんなで力を合わせてバラバラになった壺を直そう!&br()
ええと、ばらばらになったパーツ(ブロック)を真ん中にぴっちり並べればいいんだね。&br()
……う……ええと……わっ……ええーっ……でもこれで……できた! ……って1ドットのズレも駄目-っ!?
#ref(つぼパズル4.png)
|攻略ポイント|力持ちアルチェは、ブロックが縦に重なっていても押せる。ただし横に重なるともう動かせないので気をつけよう。|

:よし!|「ふーむ。雑ではあるがまあ合格じゃろうな」&br()
……おじいちゃん、大切な壺を壊してしまって、本当にごめんなさい。&br()
「もうよい。つぎからは気をつけることじゃ」
:前校長先生|「……して、アルチェ。今日はこのわしにいったいなんの用事かな」&br()
あれ……おじいちゃん、どうして私の名前を知ってるの?&br()
「おまえさんだけではない。ミナサラティス魔法学校の子どもたちなら、みんな知っておる。わしが前校長のトワリンじゃ」&br()
すごーい。ソフィア先生の紹介状は要らなかったね。&br()
:用事はね|トワリン先生、きょうはこの精霊石のことで相談があるの。&br()「ふーむ……これは……おおおっ!?」&br()
その封印された精霊石は、アルチェたちが学校の裏山の洞窟で見つけたんだ。わたしたち封印を解きたくて、いっしょにあった石版に書いてあった通りに「風の紋章」を3つ集めたの。&br()
でも集めたはいいけど、次にどうすればいいかわからなくて……それで、トワリン先生に封印の解き方を教えてもらいにきたの。&br()
「ふむ。この精霊石の封印を解くためには、使い手と精霊の心が通じ合うことが必要じゃ。シフォンはその鍵になっておる」&br()
アルチェとシフォンはとっても仲良しだよ! 「なかよしでヒュ!」
:マゼールの壺|「ほっほっほ。それなら大丈夫じゃ。精霊石はきっと力を貸してくれよう。そして封印を解くのは簡単じゃ。おまえさんたちが直したその魔法の壺、『マゼールの壺』に精霊石と3つの風の紋章をいれるだけでよい」&br()
ちょっと怖いけど、そのために冒険してきたんだから……お願いします!
:封印解除|壺に入れられた精霊石はいちど光って……元通りに。ええと、なにか変わった?&br()
「おまえさんはその石にこめられた力が分からんか……。『ユニゾン』じゃよ。この精霊石がもつ唯一の力。そして世界でただひとつ、この石にしかない力じゃ」&br()
世界に……ただひとつ……。
:魔法剣士|「見たところ、おまえさんは魔術よりも剣に秀でているようじゃの。『ユニゾン』は精霊と魔法使いが一体となることで、その使い手が得意とする能力を何倍にも高めてくれる究極の魔法なのじゃ。使い手が剣士の場合は……魔法剣士になるの。世界にただひとり、この石をもつものだけがなれるんじゃぞ」&br()
わー……かっこいいー!
:空中浮遊|「その精霊石は、精霊そのものであるシフォンと使い手であるアルチェを結びつける。精霊と精霊石と使い手とが三位一体にならねば、力を発揮せんように作られておる。どんな力を発揮できるかはやってみねば分からんが、さしあたっては空中浮遊の力……空中でさらに2回ジャンプできる能力が身につくじゃろう」&br()
「わーい! ボクといっしょに空を飛べるんでヒュね!」

:伝説の精霊石|「トワリン先生、もうひとつお聞かせください……。この精霊石はもしかして、ミナサラティス様がおつくりになった伝説の精霊石、『シルフィード』ではありませんの……?」&br()
お……ステラちゃんはそこが気になるんだね。&br()
「おそらくは相違あるまい。『風の精霊王 エオリア』の力を宿した、この世でたったひとつの精霊石じゃ。&br()
それからステラ。おまえさんの腕輪についているのも『シルフィード』に類する精霊石じゃな。『火の精霊 アルゴン』の力を宿した精霊石『ロイヤルスカーレッド』。古来からの名は『アラゴルン』。&br()
アルゴンの力を持つ精霊石もまた、この世でたったひとつ、その『ロイヤルスカーレッド』だけじゃ」&br()
:4つの大精霊石|「そ、そんな話は今まで聞いたことがありませんわ。だいいち、この精霊石はお父様の会社で作っているもの……」&br()
「それはなにかの間違いじゃろう。精霊王の霊力を石に宿す技術など、とうの昔に失われておる。精霊王と呼べるものと契約できるほどの実力を持った召喚魔術士は、歴史では大魔法使いミナラサティスただひとりだけじゃからな」&br()
「……そ、それじゃ、この石は……」&br()
「さよう。『シルフィード』も『アラゴルン』も、かつてミナサラティス自身の手によって作られた四大精霊石のうちのひとつじゃ。……しかし世界に4つしかない四大精霊石のうちの2つが、こうして一堂に会するかのようにそろっておったとはの。このような奇跡。これも星のさだめと言えるものなのじゃろうか……」
:あと2つだね|アルチェにはちっともわからないけど、すごいんだね。……あ! ねえ、サナちゃん、ステラちゃん。せっかく2つまでそろったんだからさ、残りの大精霊石もさがしてみようよ。
「ばかね、あんたたち。そんなものが簡単に見つかるわけないでしょ! ……ま、私も興味はあるけどね」&br()
えへへ……ステラちゃんらしいや。&br()
「そのことについては止めも薦めもしないが、大精霊石はとてつもなく大きな力を秘めておる。場合によってはこの世界全体に影響を及ぼすほどの強大な力じゃ。それだけは忘れるでないぞ」&br()
はーい!
:さすが|「それから、あとひとつ! おまえさんたちは魔法学校の学生であるはず。今はまだほかにやるべきことがいくらでもあるじゃろう? 大冒険は一人前になるまでとりあえずおあずけじゃ。いまはまず学校に帰って、残りの授業をきちんと受けなさい」&br()
さすが元校長先生……。先生に報告もしたいし、学校に帰ろうね。

:そういえば|シフォン、なにか思い出せた?&br()
「うーん、あんまり変わらないでヒュ。……あ、そういえば、自分の名前が“シフォン”だっていうことを思い出したでヒュ。あとはぜんぜん……でヒュ」&br()
すこしずつ思い出していくのかなー……?

*11日目 ????
:あれ……|学校の周りだけまっくらだ。黒い雲がもくもくでてる。もしかしてすごい土砂降りになるのかな? はやく学校に入らなきゃ!&br()
……あ、学校の正面扉に魔方陣だ。なんだろこれ、先生のオマジナイかな? ……とにかく入ろうっと。
:石になった|あれれれ……。学校の中に入ったら、石造りのダンジョンに来ちゃった。もしかしてみんなでダンジョン運動会でもやってるのかな?&br()
あ、向こうになにかあるよ。これは……石像。コルンくんとレオンくんにそっくり! ものすごく上手だけど、なんでこんなところにあるのかな。運動会の賞品?&br()
まあ、もうすこし進んでみようね。

:ソフィア先生!|いま向こうで闇の魔女がテレポーテーションしたよ! そして先生! ソフィア先生が石に!&br()
「…闇の魔女が……学校に……暗黒空間魔法を……」&br()
暗黒……空間?&br()
「……あなたたち……ここから……にげなさい……は……やく……」&br()
先生っ!!
:暗黒空間魔法|いったいどうして……どうしてこんなことになったの!?&br()
「闇の魔女が学校全体に暗黒空間魔法をかけたのよ!」&br()
ステラちゃん……暗黒空間魔法っていったい?
「暗黒空間魔法はね、通常の空間と暗黒界とよばれる異空間を同化させる高レベルで邪悪な魔法よ。そしてそこに取り込まれた人間はみんな石になってしまうの。」&br()
ってことは、そこら中にある石像はみんなが石になってるんだ……!&br()
「わたしたちが無事でいられるのは、ロイヤルスカーレッドやシルフィードが暗黒界の魔力を打ち消す結界を作り出しているからだと思うわ。暗黒空間に入れたのもたぶんそう」&br()
:魔女をたおそう!|ねえ、ステラちゃん。いったいどうすれば学校やみんなをもとにもどせるの!?&br()
「一番確実な方法は、この空間を作り出した本人、闇の魔女をたおすことよ! おそらくまだこのダンジョンにいるはず」&br()
……わかった。みんなで力をあわせて、闇の魔女をたおそう! そしてみんなを……魔法学校をもとにもどそうよ!
:出発!|きっと大丈夫だよ。わたしたちにはシルフィードとロイヤルスカーレッドがある。それにサナちゃんの魔法と、シフォンがいるんだもん!

#ref(暗黒界の魔宮(1)4.png)
:ワープ|わわわ、宝箱をあけたら瞬間移動の罠だった! 自分がどこに居るのか分かんないよう……。
:証と鍵|勇気の証! 完全回復できるのもうれしいな♪&br()
あと、いっしょに漆黒の鍵を手に入れた。さすが暗黒界……鍵までまっくろだね。
:金庫みたいな|ダイヤル式の扉を発見。適当に回してれば開きそうだけど……また後にしよっか。
:待ちに待った|回復の泉だ! ふー、これで一息つけるよね。

#ref(暗黒界の魔宮(2).png)

:あれ?|ステラちゃん、どうしたの?&br()
「しずかにしてちょうだい……とてつもなく強い魔力を感じるの!」&br()
そこに突然ワープしてきたのは……
「んふふふふ」
あなたは闇の魔女さん!&br()
「暗黒界のお城にようこそ。あなたたちをずっと待っていたのよ。さあ、お城のパーティへどうぞ」
パーティ……楽しそう♪
:じゃなかった|や、闇の魔女さん! いったいどうして、こんなひどいことするの!?&br()
「ひどいこと……? ああ、ここにいた人間を全員 石化させたことかしら。ここまでやったのは、あなたたちがもっている いにしえの精霊石、『シルフィード』と『アラゴルン』をいただくため。でもまさか、肝心の精霊石をもったあなたたちだけが、石化から逃れていたとはね。&br()
四大精霊石がそこまでの力をもっていたことは誤算だったけど、あなたたちのほうから、こうして のこのことやってきてくれたんだから、結果オーライよね。くすくす」
:ひどい!|そんなことのために、学校や学校のみんなをあんなふうにするなんて!&br()
「が、学校のみんなを元に戻してください!」&br()
そうだよ、サナちゃんの言うとおり!&br()
「あら、あなたには、たしかこの間も会ったわね。お友達がいっしょだとずいぶん違うのねぇ。……それとも前よりちょっとは強くなった、っていうことかしら?」
:みんな!|「無駄口はもうけっこう! さあ、今すぐここをもとにもどしなさい!」&br()
ステラちゃん……!&br()
「そうしないとアルチェしゃんたちが ただではおかないでヒュ!」&br()
シフォン……!&br()
:おことわりよ!|「そうねえ。じゃあ、あなたたちがもっている精霊石を、おとなしく渡してくれたら考えてあげてもいいわよ」&br()
みんなが元に戻るなら……。&br()
「ふんっ、おことわりよ。闇の魔女なんかに私たちの精霊石をわたすわけにはいかないわ! どんなことに使われるかしれたもんじゃないもの」&br()
そ、そうだねステラちゃん!&br()
「そう。ま、どちらにしてもあなたたちにはここで死んでもらうことになるから、べつにいいけど。その後でゆっくり、精霊石をいただくことにするわ」&br()
:いくよ、みんな!!|や、やれるものならやってみなさい! こっちこそ、あなたを倒して みんなを元に戻すんだから!&br()
「私を倒すですって? くすくす。なかなか素敵な冗談だこと」&br()
かくごしなさい! 闇の魔女のおばさん!

:勝った!|「くっ……暗黒空間魔法で魔力のほとんどを使い果たしたあとじゃ、さすがにつらいようね……」&br()
闇の魔女さん、もう観念しなさい!&br()
「あ、あ~ら。これであたしに勝ったつもりかしら? 本当の恐怖はまだまだこれからよ」
:不思議な声|魔女さんは負けを認めない。仕方なく剣を抜こうとしたら、どこからか不思議な声……。&br()
「セレーネよ。なにをてまどっておるか! あやつにかぎつけられたではないか!&br()
もうよい、私によい考えがある。空間を破棄して、今すぐ帰還するのだ」&br()
「は、はい。……た、ただちに……」&br()
誰かが魔女さんに命令してる?
:決着|「おじょうちゃんたち、命拾いしたわね。今日のところはこれで引き上げてあげる。めんどうなのにも気付かれたみたいだしね……。それじゃ、また会いましょ。ただしあなたたちがここを無事に出られたらの話だけど」&br()
あ……消えちゃった。無事に出られたら、ってどういうことだろう?
:地震!|すっごい大きな地震で、お城が崩れ始めてる!&br()
「……まずいわ。アルチェ、はやくここを脱出しましょう!」&br()
でもみんなが石になったままだよ……?&br()
「はやく! 空間が崩壊しはじめているのよ!」&br()
「アルチェちゃん、はやくにげよう!」&br()
「ここは危険でヒュ!」&br()
う、うん!&br()
:橋が落ちてる!|「どうやら手遅れみたいね……」&br()
そんな……これじゃ前にも後ろにも行けない。あ……足場が崩れてっ……きゃ~~~っ!!

:目覚めたら|う、うーん……。あれ、レミー先生。じゃあ、ここは学校の保健室?&br()
「アルチェちゃん!」&br()
サナちゃん、シフォン!&br()
「あいかわらず、ねぼすけね。アルチェは。」&br()
ステラちゃん! ……あのね。わたし、さっきまでこわい夢をみてたんだ。すっごくこわい夢……。この学校がとつぜんおかしな空間になって、みんなが石にされちゃったの……。
:夢だったの?|「あなたね。あんなリアルな夢があるとでも思ってるの?」&br()
あ、ステラちゃんがあきれてる。それじゃ、あれは夢じゃなくて……。&br()
「たすかったのよ。私たち」&br()
えっ!&br()
「ほかのみんなや先生たちも無事だよ」&br()
わあ、ほんとう!? よかった……。&br()
:でもたしか|あのとき、あしもとが崩れてわたしたち、暗闇の中にまっさかさまに……。&br()
「ええ、そうね。でも、どこかの大魔法使い様が、私たちを助けてくれたみたいね」&br()
「大魔法使い……? あ! それじゃ、もしかしてトワリン先生が……?」&br()

:みんな!|「アルチェ!」&br()
ソフィア先生と……クラスのみんな!&br()
「よかった。目をさましたのね、アルチェ……」&br()
うん! 先生も、みんなも、もとにもどったんだね!&br()
「ええ。あなたたちのおかげよ」&br()
「アルチェちゃん。どうもありがとう!」&br()
「魔女を倒しちまうなんて、さすが馬鹿ぢから女だな」
:えへへ、いつもと同じだね|みんな無事で、学校ももとにもどってほんとうによかった。&br()
「アルチェちゃん、からだは問題ない?」&br()
「暗黒界に長時間いた私たちの中では、魔力の少ないあなたが一番 体にこたえているはずだけど……」&br()
うん! もうバッチリ元気だよ!&br()
「それでもアルチェ、今日はレミー先生が馬車で家まで送ってくださるから、家でゆっくり休むのよ」

:お家に帰って|「アルチェ……無事で本当によかった」&br()
お母さん……。&br()
「どこにもケガはないのかい、アルチェ?」&br()
お父さん……。う……うん、平気。&br()
「あれから町でもおおさわぎになっていたの……。でもまさか学校がそんなことになるだなんて、お母さん思ってもみなかったわ……ぐすん……。」&br()
ごめんなさい、お母さん、お父さん。心配かけて。わたし……また……。&br()
「なにをいってるんだい。無事に帰ってきてくれただけで十分だよ」&br()
「そうよ、アルチェ」&br()
お父さん、お母さん……。
:いけない子だった|ねえ、お父さん、お母さん。わたし、やっぱりいままでいけない子だったよ。&br()
「……え?」&br()
だってわたし、お父さんやお母さんを、こんなにも心配させたんだもん。&br()
わたしね、魔法学校のみんなが もしあのまま石になって もとにもどらなくなったら、って思ったら すごく悲しくて不安になったの。もし大切な人がわたしのまわりからみんないなくなってしまったらって……。だから、わたしのことを心配してくれる お父さんとお母さんの気持ち、よくわかったんだ。
:ごめんなさい|お父さん、お母さん、今までごめんなさい。心配かけてばっかりで、わたし、ほんとにいけない子だったよ。&br()
「アルチェ……」&br()
…………うぅ。

:お父さん|「……だが、アルチェは学校のみんなを、アルチェの大切な人たちを救った」&br()
……え?&br()
「アルチェの剣と熱意と勇気が、たくさんの人たちの命を守ったんだ」&br()
お、お父さん……?&br()
「……すまなかった、アルチェ。父さん、今までどうかしていたよ。自分自身がケガをしてから、いつのまにかすっかり心が弱くなってしまっていた。&br()
だが今はおまえに剣術をおしえて、本当によかったと思っている。そして、いままですっかり忘れてしまっていた、人を助けることの大切さを思い出させてもらった。おまえのおかげだよ、アルチェ」&br()
お父さん……。&br()
「アルチェは父さんが知らない間に、こんなにも強くたくましい子になっていたんだね……」
:わたしうれしい!|……ねえ、お父さん。それじゃ、またこれからも冒険にでかけても……いいの?&br()
「ああ」&br()
じゃあ、またこれからも剣術 教えてくれる?」
「もちろんだとも」&br()
わあ……わたしうれしい! やっぱりお父さんだーいすき!



:終わりに|
……わたしの日記を読んでくれてありがとう!&br()&br()
なんとか学校に平和が戻って
お父さんと仲直りできたところで
ひとまず、この日記はおしまいです。&br()&br()
長いようで短かった11日間。&br()&br()
サナちゃんとステラちゃん、そしてシフォンと一緒に
いろんなところを冒険して いろんな人に会って
ついにわたしの精霊石を見つけられたね。&br()&br()
闇の魔女さんはどこかにいるんだろうし
あのとき命令してた不思議な声の主も気になる。
残りの四大精霊石も探したい……でも、それはまた別のお話。&br()&br()
あ、わたしはもっと冒険したいし
そのときには、きっと日記を書くよ。
また読んでくれたら すごくうれしいな。&br()&br()
それじゃあね!&br()&br()
 アルチェ = プラムフィールド

 
(つづく……?)


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みんなのコメント。むかしの分は[[こっち>コメント/フォーチュンサモナーズ/アルチェ日記(2)]]だよ。
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