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 少女には力があった。勉強も出来た。色んな事をそつなくこなせる才能にも恵まれた。
だが少女には、何時だって、自分の居場所だけが存在しなかった。何故なら彼女は、何でも出来るから。普通の人は、それを薄気味悪く思うから。
だから何時だって、彼女は一人きりであった。人から拒絶され続けた彼女は何時しか、人との接し方を忘れ、自分の世界に閉じこもる事になった。

 少女は、自分は常に一人で生きざるを得ない宿命を背負っている、と考えるようになっていた。
『トーキョー』と彼女が認識している異世界に来る前は、彼女には三匹の友達がいた。
一人ぼっちで転がっていたばくだんいわ。何処かの誰かに捨てられたのろいのランプ。とある街を護る為に何年も何年もずっと同じ方向を向き続けて来たメタルドラゴン。
彼らは今、この世界にいない。この世界にやって来る時に、向こうの世界に置いて来てしまった。
本当を言えば連れて行きたかった。何故なら彼らは、少女にとって。『マルモ』と呼ばれる、賢者の女にとっては、唯一心を開ける友達だから。

 この世界ではマルモは一人だった。
頼る者も縋る者もおらず、彼女の瞳に広がるのは、今まで彼女が見た事もないような様式の建物が密集した街。
これに比べればアリアハンの都など、うらびれた地方辺境の一都市としか見えないだろう。それ程までに発展した都市だった。
但し、この世界はこれまでマルモが旅して来たどんな世界よりも空気が薄汚れ、人々の退廃が著しかった。
そしてこの世界には、魔物がいなかった。都市の裏路地にもいないし、壺や本、柱に化けた魔物なども存在しない。
トーキョーにいるのは、人と、他愛ない動物だけであった。世界を脅かす魔王もおらねば、古の昔世界を混沌に陥れた邪神の香りも嗅ぎ分ける事も出来ず。
本当にこの世界は、人間の人間による人間の為だけの世界だった。そんな世界だから、彼女は油断していた。
敵のいない世界で、無暗やたらに賢者としての魔法を使うのは、目立つだけだ。だから今まで彼女は、静かに、この世界から脱出する方策を考えていた。

 ――マルモに誤算があったとすれば。
この世界に、魔物よりもなお恐ろしく、そして、魔王の類ですらはたと手を打つ悪辣な催しが開かれている事を、知らなかったと言う事であろう。

「あぐっ……!!」

 風のような加速度を得て、彼女は平積みにされた木材のパレットに背中からぶち当たる。頭を打たなかったのが、せめてもの幸いと言った所か。
場所は、中央区の臨海部、晴海の、貨物船から降ろされた大量の荷物を一時的に貯蔵する為の倉庫であった。尤も彼女は、トーキョー、もとい東京の地理など知らないのだが。
肺の中の空気を一気に吐き出し、ぜえぜえと苦しそうに、足りなくなった酸素を取り込もうとするマルモ。
よろよろと、杖を地面に突かせながら立ち上がる。何とかしなくては、本当に殺されてしまう。

 金属と金属がチャラチャラとぶつかる小音を立たせながら、夜の帳が降りた東京の闇の向こう側から、この時代には似つかわしくない。
青錆色の古風な鎧に身を纏った、如何にもと言った風な戦士の様相をした男が姿を現した。戦士の背後には、筋骨隆々とした、これまた見事の魁偉の男が、鋭い目線をマルモに投げかけていた。

「くっ!!」

 と言って、マルモは杖を鎧を纏った男に向け、杖先から火球を高速で飛来させる。
古代から伝わる、凄まじい炸裂性のエネルギーを内包した炎の塊をぶつけさせ、大爆発と同時に相手を焼きつくす、メラゾーマと呼ばれる魔法である。
これを戦士風の男は、懐に差した刀を目にも留まらぬ速度で抜刀し、炎の球体その物を真っ二つにさせたのだ。
断たれたと同時に炎球は大爆発を引き起こし、それは容易く戦士の身体を呑み込むのだが、爆風が晴れた後の光景を見て、マルモは戦慄する。
傷どころか、皮膚や鎧に、焦げ目の一つすら、付けられていないのだ。嘘、とマルモが絶望と共に言葉を漏らした。賢者としての修行の全てを、否定されたような気持ちになった。

「驚いたな、よもやこれ程までの魔力の持ち主が世に存在していたとは」

 心底驚いたような声音で、マルモからは表情を窺わせない、顔全体を覆う兜を被った戦士が言った。
当たり前だ、賢者として莫大な魔力をその身に溜めこんでいるマルモの魔力の総量は、並の値ではないのだから。

「マスター、本当にこの少女を殺すのか」

「無論だ、セイバー。この少女が、聖杯戦争に招かれた参加者の一人である事は最早疑いようもない。芽は早めに摘み取っておくべきだ。但し、只殺すな。お前の騎士道に反する行為かも知れないが、今は魔力が何よりも惜しい。魂喰いをして魔力を少しでも稼いでおけ」

「心得た」

 不本意そうに、セイバーと呼ばれた、青錆の鎧を身に纏った戦士が、マスターと呼ばれた男に返した。
この二人は、何を話しているのだ? マルモは、何を二人が話しているのか、てんで見当もつかない状態であった。
セイバーとは、何を意味している? マスターとは、MM(モンスターマスター)の略なのか? 聖杯戦争とは、何なのか?
そしてそもそも――自分の瞳に映っている、青錆の鎧を纏う戦士について記された、AやB、Cと言った記号は、何を意味するのか?

 混乱が混乱を呼ぶ。何が何だか、マルモには解らない。
ただ一つ解る事があるとすれば、目の前の敵達は間違いなく、自分を殺すつもりである、と言う事であった。
一人でいる事も慣れた、人付き合いだって、別にいらない。だが、自分が死ぬとなると、そんなの、マルモは真っ平御免であった。

 セイバーと呼ばれた戦士には、悔しいが敵わない事を知ったマルモは、標的を、彼がマスターと呼んでいた大男に変更させる。
規模の大きい呪文は動作を読まれる可能性が高いと予測した幼い賢者は、敢えて程度の低い魔法、相手に高熱を纏った閃光を照射する、ギラで攻撃しようと試みた。
威力こそ程度相応だが、術者の腕前次第で魔法の威力が上下する等最早常識。マルモ程の賢者が放つギラは、それだけで凄まじい威力を内包している。
伸ばした左手の掌から、白光が迸る。しかし、マルモのこの考えすらも、セイバーは読んでいた。ギラが放たれる前に、軌道上に移動していたこの剽悍な男は、
自らの主を守るように立ちはだかる。ギラの熱閃が男に直撃する。光が、万華鏡の如くに砕け散り、空間に散り散りになる。
事此処に至ってマルモは漸く、このセイバーと呼ばれる男が、尋常ならざる程の魔力に対する抗体能力を持っている事を悟った。

「せめて苦しまないように葬ってやるのが慈悲か」

 懐に差した刀を中段に構え、二m半ば程の高さまで積まれたパレットを背にしたマルモに、鋭い目線を投げ掛けるセイバー。
声からは不服そうな心境が隠されもしていなかったが、最早容赦はしないようであるらしかった。確かこの男のマスターは、芽は早めに摘んでおくべきだと、言っていたか。
冗談ではない。自分はまだ、死にたくない。元の世界には、あの子達がいる。自分に心を許し、自分も心を許している、自分と同じ寂しい仲間達が。
だから――。

「死ねない……」

 杖を構えて、マルモが呟く。

「死にたくない……!!」

 その言葉を発したと同時だった。
マルモと、セイバー、その主であるマスターと呼ばれる男が現在地としている、晴海の貨物倉庫全体が、小刻みに揺れ始めたのは。
地震ではない、風でもない。――それは、

「ガアアアアアアアアァァァァァァァァッ!!!」

 それは、世にも恐ろしい、冥府(タルタロス)の奥底から聞こえてきそうな、幾万幾億もの亡霊の叫び声を思わせる、咆哮であった。
咆哮と共にそれは、巨大な晴海の倉庫の真ん中を、抉るように破壊させながら現れた。大量の鉄片が宙を舞い、砕かれた大量の物資が地に堕ちた。
邪龍とも魔獣とも取れる雄叫びを上げて現れたそれは、内部確認出来ない程の勢いで旋回し続ける竜巻を纏っており、その正体を窺わせない。

「あれはッ!!」

 セイバーが目線を、竜巻を纏った怪物の方に向け始める。
「気をつけろ、其処の少女のバーサーカーだぞ!!」、後ろでマスターと思しき男が下知を飛ばした。
竜巻を纏わせながら、空を飛ぶバーサーカーが勢いよく地面に急降下、着地。それと同時に、竜巻が止み、その威容を目の前に表した。

「……貴方、は?」

 マルモは、その存在を呆然と見上げた。見上げる程、大きかった。仲間にしていたメタルドラゴンよりも、ずっと大きい。
黒曜石を思わせるような、艶やかな黒い金属上の身体で出来たその巨躯は宛ら、黒金の城とでも言うべきであった。
全長は凡そ、十五或いは十六m。全体的に人のシルエットを模されており、頭部に生えた角状の何かを含めれば、その全長は二十mは下るまい。
モチーフはクワガタか、或いは、地獄の鬼か、死神か。一目見て、マルモは理解した。物質系のモンスターを従える彼女だからこそだった。
この存在には、有機物で構成された箇所が一つとして存在しない。身体の全てが純然たる、機械そのものであった。

 凶相を、怒りに歪めさせ、黒い魔城が動いた。
腕を大きく振り上げ、勢いよくセイバーの方に振り下ろす。そのあまりの巨躯故に、たかが七~八m程度距離を離した所で、まるで意味を成さないのだ。
慌ててセイバーは、マスターを抱えて飛び退く。拳を構成する金属の大質量は、振り下ろした勢いと言う凄い加速度を得て、地面のアスファルトに衝突。
良く乾いたクッキーの様にそれを破壊、粉砕する。まともに喰らっていれば、身体が鎧ごと潰されていた事は、想像に難くない。

「速度だ、速度で攪乱しろ!!」

「応ッ!!」

 言ってセイバーと呼ばれた存在は、マルモの目では捉える事も難しい速度で、黒い巨城の周りを旋回し始める。
最早軽業だとか、身のこなしが凄まじいだとかいう次元を超えていた。ある時は電柱の頂点に一回の跳躍で着地し、またある時、電柱よりも更に高い、
晴海の倉庫の屋根部分に今で着地し、またそこを蹴って、今度は植えられた樹木の梢に着地したりと、猿の運動神経に鳥の軽やかさを合せたような動きであった。
物質系のモンスターとは得てして動きが鈍い事が多い。ゴーレムなどその代表例だろう。
況してや目の前の黒い何かは、誰が見ても巨体その物。運動神経など、期待するべくもない。

 ポツ、と、マルモの頬に、水滴が当たった。空を見上げる。黒い雲が空を覆い、月と星とを覆い隠す一枚の板として機能していた。
しかもそれは雨雲であったようで、それを認識し始めたその時、凄まじい勢いで豪雨が場に降り注ぎ始める。
それを受けて、セイバーと言う男の動きが、鈍った。破壊されていない方の倉庫の屋上であった。
魔城が吼える。そして、足裏に装着された、何らかのエネルギーの噴出器官を利用して、一直線にセイバーの方へと向かって行った。

 ――速いッ、と思ったのはマルモだけでない、セイバーも同じだ。
見た目が見た目であったから、完全に油断していた。その巨体からは想像も出来ない程の移動速度に面食らったのは、寧ろセイバーの方であった。
行動が、間に合わない。ガッ、と、黒いロボットはセイバーを右手で掴み、勢いよく垂直に飛翔。
ものの十秒程で、黒雲の立ちこめる高度千m超の高さまで飛び上がる。雲を突き破ってそれが移動してから、二秒程経過した時であった。
雨雲の一部が渦を巻き始めたのだ。渦の中心には、凄まじい勢いで回転を続ける竜巻の存在があり、すぐにそれは、竜巻を纏った状態で、
マスターと呼ばれていた大男の方に向かって行く。「馬鹿な、セイバーが……!!」、それが男の最後の言葉となった。
竜巻を纏った黒金の城の衝突を受け、大男の如何にも頑丈でタフそうな身体は、木端微塵に砕け散り、吹き飛んだ。

 纏わせた竜巻を解除させ、巨城を思わせるロボットは、ジッと、マルモの方に目線を投げ掛けた。
幼い賢者と、黒金の悪魔の目があった。其処で初めて彼女は、そのロボットの顔を見た。
頭部に生えた厳めしい角。見る者を震え上がらせる凶悪そうな瞳。肉食獣を思わせる、生え揃った牙。誰が見ても恐ろしい風貌をしたその姿。
だが、マルモは恐れなかった。確かに、目の前の存在は恐ろしい姿をしている。マルモが見て来たどんなモンスターよりも、ずっとだ。
しかしそれ以上に……。

「寂しそうな瞳……」

 目の前の、黒金の死神(プルートウ)は、見てて痛々しくなる程の、悲しさと寂しさで溢れている事に、マルモは気付いてしまった。

「何でそんなに、悲しい顔をしてるの?」

 生ぬるい雨が、黒いボディに着いた肉片と血液を洗い流している様子を、マルモは無言で見つめていた。
その時、彼女は、気付いた。死神の無機的な瞳に、水が溜まり始めているのを。雨じゃない、それは――

「泣いてる、の?」

 それが、涙である事に気付くのに、時間はいらなかった。

「ぼ、く……は、戦いたく、なかった……」

 たどたどしい、幼児が喃語でも話すかのような口ぶりで、目の前の城は語り始めた。

「ただ、故郷を……花畑に、したかったんだ……」

 雨が降りしきる。黒い城と、幼い賢者の間に雨は降り続け、身体に着いたあらゆる汚れと澱とを浄化するように、ただただ、自然の律動に従い落ちて行く。
数秒程の時間が経って、マルモは死神に近付いて行く。地面には既に水たまりが溜まっている所があり、踏んでしまうと水が踝まで上がり、足がずぶ濡れになる。
それを気にせず、マルモは、黒く冷たい死神の身体に手が届く程の距離まで歩んで行き、彼の方に、そっと手を伸ばして、こう言った。

「いこう」

 雨の音に掻き消される程の声だと、マルモは思ったのか。もう一度、言葉を口にした。

「一緒に、行きましょう」

 その言葉は、目の前の死神には不要だった。何故なら彼は、マルモの言葉をしっかりと聞いていたのだから。
魔城が、慟哭を上げた。自分を求めてくれる事への、喜びなのか。またしても、忌まわしい運命に身を投げねば行けない事への悲哀なのか。
ただ、そのどちらでも構わない。自分は、目の前の哀れな黒い悪魔を、見捨ててはならないのだと、マルモは思っていた。だって、彼もまた、自分と同じで、孤独な者であるのだから。

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 青年に力はなかった。優しさはあった。勉強はそれ程だった。だから一生懸命勉強を頑張った。
だが青年には、恵まれた運命と言う物に無縁だった。故郷は荒野。勉強の目的は、祖国の緑化。これからという時に、祖国からの徴兵。家族の全ても空爆で失った。
そして遂に、青年は、自分の身体すらも失った。生き残った父の頼みで、優しさが取り得の青年は、地上最大・最強のロボットに、その魂を移した。

 青年は、この世界でも、悪魔として、死神として戦う運命にある事を、呪い、慟哭した。
紆余曲折の果てに得た、真の安息をも奪われ、この世界でも破壊を振り撒かねばならない事に、青年は悲しんだ。
だがそんな彼を、マルモと呼ばれた少女は見捨ててくれなかった。一緒に行こうと、彼女は言ってくれた。
少しだけ、頑張ってみようと思った。彼女も僕と同じで、寂しそうで、ずっと一人の少女だと、彼は悟ってしまったから。

 砂漠で満たされた祖国を花畑にする、と言う夢は最早叶わないのかも知れない。
だけどそれでも今は、この、マルモと呼ばれる小さく幼いチューリップの為に、忌まわしい力を振ってやろうと、彼は思った。

 機械の名は、『プルートウ(死神)』。
嘗て『サハド』と呼ばれた一人のロボットの青年の成れの果て。他の花を枯らしてまで生きる、一厘の黒いチューリップであった。





【クラス】

バーサーカー

【真名】

プルートウ(サハド)@PLUTO

【ステータス】

筋力A 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具A

【属性】

混沌・狂(サハド自体の性質は、秩序・中庸)

【クラススキル】

狂化:B-
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
完全に狂化しているとは言えず、時折理性を取戻し、言葉を話す事も可能とする。だが基本的に、サハドの意思が顕在化する事は少ない。

【保有スキル】

天候操作:A
元々は環境開発用のロボットだったバーサーカーに設定されていた、高度な天候操作システム。雨や雪を降らし、雷雨を発生させる事は当然の事。
自らに備わったエネルギーを用い、枯れた花を咲かせるなどと言う芸当も、自由自在。
狂化しているが、バーサーカーはこのシステムを正しい形で戦闘に用いる事が出来、特に竜巻の発生を好む所とする。

戦闘続行:A
往生際が悪い。瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

機械操作:B
造り主から『魂の彷徨』と呼ばれていた、電磁波によって遠隔のロボットを操作可能なシステムを組み込まれている。
傍目から見たら全く違和感も感じさせない程の精度でそのロボットを傀儡にする事が出来、人工知能や電子知能の組み込まれていないロボットすらも操作可能。
ある種の憑依と言っても良く、傀儡にしたロボットを通じて、自らの意思を周りの人間に伝える事が可能。

【宝具】

『黒鉄魔城(プルートウ)』
ランク:C 種別:対人~対城宝具 レンジ:1~50 最大補足:100~
中央アジア最大の頭脳と呼ばれる程の天才科学者であるアブラー博士によって制作された、鉄の城のような巨躯を持ったロボットボディ及び其処に組み込まれたシステム。
現在のバーサーカーのボディ、プルートウと呼ばれていたこれは、元々は砂漠の方が面積の多い祖国の緑化及び環境開発を助ける為に開発されたものであった。
戦争の勃発で家族を失ってしまったアブラー博士が、復讐の為に環境開発用ロボットであるプルートウを軍事用に改造。
このプルートウのボディに組み込まれた電子頭脳こそが、アブラー博士の息子であるサハドと呼ばれるロボットのものである。
アブラー博士によって、戦争によって妻子を失ってしまった博士自身の怒りと悲しみが予めプルートウには組み込まれており、そのせいでサハド自体の意思は希薄。
戦争自体の怒りを原動力に、彼が生前活動していた、ロボット工学の遥かに進んだ世界においてですら、最高峰を誇っていたスペックを武器に、
バーサーカーは暴れ回る。但し、サハド自体の意思は完全に消滅しておらず、時折彼の思考が表面化、敵対する相手に対し自らの破壊を頼み込んだり、
スキルの機械操作を駆使し、遠方のロボットを操り、自らの意思を誰かに伝えるなどと言う手段を、独自に取る事がある
これは元々のバーサーカーの人格であるサハドが、祖国の砂漠地帯を花畑にする、と言う夢を持っていた心優しい青年型のロボットであった事に起因する。

【weapon】

拳を用いた攻撃もそうだが、頭に生えた角は伸縮が可能で、相手に巻き付けて行動を阻害させたりする事も可能。

【人物背景】

プルートウとしての彼は、ペルシア王国で開発された、祖国の環境開発用のロボットを軍事用に開発し直したそれである。
サハドとしての彼は、ペルシア王国出身のロボットの青年であり、優しい性格の持ち主であった。
祖国を花畑にすると言う夢を抱いていた彼は、戦局の悪化を理由に留学先から祖国へと強制送還させられ、其処で、父であるアブラー博士に、
プルートウを起動させる為のキーとして生贄に捧げられる。プルートウとはつまりサハドであり、サハドとはつまり、プルートウである。

【サーヴァントとしての願い】

マスターを、元の世界に帰す。



【マスター】

マルモ@ドラゴンクエストモンスターズ+

【マスターとしての願い】

元の世界に帰還する

【weapon】

杖:
魔法(魔術)の威力を高めるのに必要な物。

【能力・技能】

モンスターマスターとして、魔物と心を通わせる手段の他に、元々は勇者と共に旅をする賢者として修行もこなしていた為か、高い練度の魔術の数々を操る事が出来る。

【人物背景】

幼い頃に魔法の才能が高かったことから義理の両親に捨てられ、一人ぼっちだったところをさとりのしょの扉に迷い込んでしまい、賢者に拾われた少女。
後に妹弟子と共に修行を励み、ルイーダの酒場に登録される際に賢者として選ばれたが、妹弟子の想いを聞いてしまった事もあり、
彼女に賢者としての席を譲り、一人で旅に出る事になった。過去の境遇の事もあり、性格は寡言で、冷静。うるさい所を好まない。

ロンダルキアの世界の主として君臨する前の時間軸から参戦。率いていたばくだんいわ、のろいのランプ、メタルドラゴンは元の世界に置いて来てしまった。

【方針】

元の世界に戻る為に色々として見る。今の所、聖杯戦争についての情報は全く知らない。



候補作投下順



最終更新:2016年03月14日 01:37