――『今週発生した殺人事件を特集を組んでお送りします。
東京都内で発生し被害者は100名をこえる大惨事で犯人はいまだ逮捕されておらず…』――
東京都内の弁護士事務所で一人の男性が夕方のニュース番組を険しい表情で見ていた。
男性は外国人で、アメリカから日本に来日し東京都内で弁護士事務所を開業してから
敏腕振りを発揮し、ハンサムな外見などもあり引く手あまたの弁護士となっていった。
自身の力を存分に発揮でき日本に来たのは間違いではなかったと思った。
――記憶を取り戻すまでは…――
「お先に失礼します。お疲れ様です。」
仕事が終わった若い女性の事務員が男性に挨拶をする。
男性の方も最近の事件の注意を含めて笑顔で応答した。
「ご苦労さま。最近は物騒だから気を付けて。」
「サムさんも気を付けて。なるべく早く帰宅した方がいいですよ。」
「僕はもう少し仕事をしてから帰るよ。心配してくれてありがとう。」
男性――サム・ウィンチェスターは安心させるため優しく答え
事務員は顔を赤くしながら、自宅へと帰って行った。
事務所で一人だけとなったサムは今週の事件の調査を開始した。
「あれはおそらくサーヴァントの仕業だ。どう思うタオイスト?」
するとサム以外いなかった事務所に一人の男が現れた。
道教の僧侶の服と冠を着た初老の一本眉毛の男で、そこからは威厳があふれていた。
「間違いないだろう。あの所業は普通の人間には不可能だ。」
タオイストは確信してサムの考えを肯定した。
――記憶を取り戻してからしばらく混乱していたサムは、数日後現れたタオイストに
聖杯戦争とサーヴァント、令呪など全てを教えられた。
その後聖杯を望むのか問われたサムは、自身の経験、そして持ち前の正義感から
聖杯戦争に乗らず、聖杯戦争からの脱出を目指すマスターがいれば協力して
このデスゲームから脱出する事を告げた。
サーヴァントに聖杯を取らない方針を伝えるのは危険な行為である事を
サムは十分理解していたが、サーヴァントの協力無くては不可能である事を
十分理解していたため誠意を持って全てを話した。
幸いタオイストは聖杯どころかキリスト教とは反りが合わず聖杯戦争に召喚された事に憤慨しており
サムの前にすぐ現れなかったのは、サムがどんな人物かを見極め聖杯戦争に乗るなら
座に帰るつもりだった事を告げた。
そうして現在に至っている。
「こいつはおそらくバーサーカーだろう。マスターが乗っているのかどうか不明だが危険な事に変わりない。」
険しい表情で言うタオイストにサムは同意した。
「僕もそう思う。マスターは記憶が戻るだけでサーヴァントが聖杯戦争の事を教えなければ
知識が手に入らないなど色々と不審な点がある。
この聖杯戦争には何か裏があるのは間違いない。」
――その後、今後の方針を話し合った結果、マスターやサーヴァントなどの情報収集
そして聖杯戦争でハンターの武器は失われたため武器の調達をする事が決まった。
サムは幸運だった事だろう。触媒無しの召喚では大抵は相性が優先されるが
相性よりも恐るべき存在がサーヴァントとして召喚される事もあり
逆にそのおかげで聖杯を望まないサーヴァントが召喚されたからだ。
その中でもタオイストは最良のサーヴァントである。
―――むかぁし、むかぁし、中国ではキョンシーと呼ばれる怪物が国中を恐怖の底に陥れた。
そこで妖怪退治のプロフェッショナル、霊幻道士が立ち上がった。
―――真名をラム、彼こそがその霊幻道士である―――
――聖杯戦争に立ち向かう主従の誕生であった。
【クラス】
タオイスト
【真名】
ラム@霊幻道士
【ステータス】
筋力C 耐久C 敏捷A+ 魔力A+ 幸運D 宝具D
【属性】
秩序・善
【クラススキル】
陣地作成:B
道士として、霊的に有利な結界を作り上げる。
「工房」の形成が可能。
道具作成:B
魔力を帯びた器具を作成できる。
この道具作成スキルにより、死体をキョンシーにできる。
キョンシーは盾にしたり、攻撃したりなどができる。
普通の使い魔などより頑丈だが餅米や鶏の血などキョンシーの弱点を
突かれると脆いのが難点。
道術:EX
道教の魔術。幽霊の正体を木の葉で目を拭いて見破ったり。
姿を消す能力を持つ敵の力を封印したり
自動で追尾する剣など様々な事ができる。
ゆういつの弱点は西洋の吸血鬼には攻撃が効きづらい事であり
よく効くのはお札で火を出す術で吸血鬼を焼いてしまう事だろう。
それでも厳しいのであれば底なし沼に吸血鬼を沈めてしまおう。
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
中国武術:A+++
中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。
修得の難易度は最高レベルで、他のスキルと違い、Aでようやく“修得した”と言えるレベル。
- ともなれば達人の中の達人。暴走したキョンシー隊を素手でボコボコにした恐るべきもの。
【保有スキル】
心眼(真):A
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し
その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
逆転の可能性がゼロではないなら
その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
キリスト教嫌い:E
キリスト教徒ときまずい関係になってしまう。
バッドスキル。ただし付き合いが長くなれば緩和されていく。
相手のマスターがキリスト教徒か、もしくはキリスト教関係の英霊の場合
マスターが仲立ちするなど相応の配慮が求められるだろう。
【宝具】
『妖怪退治のプロフェッショナル(霊幻道士)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:-
妖怪退治のエキスパートとしての生涯が宝具となったもの。
相手が妖怪や魔物などの場合、幸運以外のステータスを1アップさせる。
機械や人間の英霊には効果がないが、それ以外ならば有利な戦いができる。
【weapon】
銭剣、桃木剣やお札など道術一式。足りない物があれば道具作成スキルで作成可能。
【人物背景】
妖怪退治のプロフェッショナル。キョンシーはもちろんの事、幽霊などとも戦った。
【サーヴァントとしての願い】
サムを聖杯戦争から脱出させる。
【マスター】
サム・ウィンチェスター@スーパーナチュラル
【マスターとしての願い】
聖杯戦争からの脱出。
【weapon】
なし。
【能力・技能】
悪魔や悪霊、怪物、はては天使に至るまでありとあらゆる人外の者と戦ってきたハンターとしての力。
魔王ルシファーの器として選ばれた事もあるため、魔力量も桁外れ。
またハンターに戻る前は弁護士を目指していたなど明晰な頭脳を持つ。
【人物背景】
スーパーナチュラルの主人公の一人で凄腕のハンター。
【方針】
脱出狙い。殺し合いには乗らない。
脱出を目指すマスターがいれば協力する。
まずは情報収集、武器の調達。
大量殺人を犯したサーヴァントには最大限の警戒をする。
【捕捉】
今回の聖杯戦争では日本に来日した弁護士という設定が与えられています。
弁護士事務所は東京都内にあります。
候補作投下順
最終更新:2016年03月03日 12:39