ここでは、神座原市内でまことしやかに囁かれている都市伝説を紹介します。

人食いの化け物が出る

詳細はバリエーションに富んでいるが、昨今の行方不明者・怪死事件の増加にあたってどこからか流れている噂話。
共通しているのは人間とは思えない、巨大な獣のような化物が徘徊しており、これが夜な夜な人を襲って食う。行方不明者はみんな食われたのだ、と言った内容。

真実

未契約の魔獣が体を維持、生きるために人間を襲っている。内容のバリエーションが豊富なのは、性質の違う多くの魔獣がいるため。食い方の違いなどから残ってしまった死体にも違いが出るため、様々なバリエーションが出ているのだと思われる。

一度でも見たら生きて戻って来られない箱庭

生産区の山奥に、突如綺麗に手入れのされた見事な箱庭と一軒家がある。
ここを見てしまうと箱庭の主に殺される。

生産区の山岳・森林地帯は広大なため、そういった場所があるのだという根も葉もない話かと思いきや、ネット環境やTwitterなどの広がりにより、そういった書き込みが残されている。
その書き込みは
「山で迷ってうろうろ歩いていたら何か綺麗な庭がある。助かった!人がいる!」
「すごい親切な人だった。紅茶まで出してもらって、帰り道を教えてもらった。よかった!」
「教えてもらった通りに歩いているのに、同じ所を何度も通ってる気がする」
「何かに見られてる。妙に寒い」
「なにあれ!!でかい目がこっちを見t」
といった内容のもの。真偽は不明だが、そのアカウントはそれ以降書きこまれていない。
そのアカウント主の知り合いによれば実際に行方不明になっているらしいが、やらせの可能性も否定できない。

真実

神側の幹部の一人、宮守 静空によって管理されている庭園があり、彼に存在を知られぬよう口封じとして殺害されている。
しかし犯行は彼のもう一つの人格によるもののため、どれだけ聞いたところで、例え心を読んだところで真実は見えてこない。それどころか物腰穏やかな心優しい普段の人格は自分自身が神側の人間であることすら知らないのだ。

この庭園は神にとっての何か重大な施設の入り口である、らしいが・・・?

クロガネ重工が秘密裏に軍事兵器を作っている。

工業区に多くの工場を持つクロガネ重工。その広大な敷地にある工場の一つが、軍事兵器を生産するためのもので、その兵器を海外に輸出している、といった内容。
たしかにすべての工場が一般公開されているわけではないので、その公開されていない工場がそうなのだ、という理屈らしい。
しかし日本は軍事兵器を作ることは許されていないはずなので、もし真実なら重大な事実だが?

真実

ロボット技術を応用した新型兵器を数多く研究・製造している。しかしそれは海外に輸出しているわけではない。しかしクロガネ重工の代表取締役が神側の人間であるため、その用途は推して知るべし、である。
最終更新:2011年09月22日 11:44