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Ver4/からかさ - (2018/08/31 (金) 20:40:07) の編集履歴(バックアップ)


SR からかさ

最終更新日時 2019年02月04日 (月) 04時52分09秒

基本情報

名前 からかさ
種族 魔種
ジョブ マジシャン
召喚コスト 40
セフィラ なし
タイプ 百鬼
HP 450
ATK 80
DEF 70
PSY 50
武装
血晶武装
アーツ
CV 嶋村侑
対象称号 今昔百鬼衆威
<妖しき怪>に関係する使い魔を使って50回勝利する。

アビリティ

状態 ボーナス アビリティ
召喚 なし なし
武装 なし なし
血晶武装 ATK+20 クイックレンジアップ
射程距離が延びる。さらに、攻撃後の硬直時間が短くなる。

パラメーター

状態 HP ATK DEF PSY 備考
召喚 450 80 70 50
武装 500 110 100 70
血晶武装 550 170 140 100

DATA・フレーバーテキスト

+ Ver4.2
Ver4.2
Ver4.2
No 魔種:2-004
身長 5.1[尺]
体重 へぇ!? 傘めくっちゃだめええ!!
出身 『一つ目小僧』族
襲名 18代目『からかさ』
元の名 天目 按児(てんもく あんこ)
苦手 片足飛び
イラストレーター 匡吉
フレーバーテキスト(カード裏面)
べろろ~ん……お 驚いた?
フレーバーテキスト(LoV4.net)
草木も眠る丑三つ時、繁華街の裏通りにカラン、カラランと音がする。

酒に酔った男が一人、なんとも寂し気なその音を聞きつけて、これはいったい何の音かと、ふらりふらふら暗い路地に彷徨い入った。

カラン、カララン、カラン、カララン――音に引き寄せられるように、男はご機嫌な赤ら顔であっちへふらり、こっちへふらり、しばらく行った路地の真ん中あたりでコツンと何かにぶつかった。

「ひゃん!」(カラララン)

「ん~? なんだぁ?」

不意な声に目を凝らすと、そこには大きな番傘にぎょろりと大きな目玉が一つ、片足を縛り、もう片方に高下駄を履いた少女が、一本足でよろめき立っていた。

「べ……」

「………?」

「べろろろ~~ん……」

「ぎゃあああああ!!!」

「ひぃっ!」

男の悲鳴に驚いて一つ目を見開いた少女は、少女に負けず劣らずかぁっと目を開いて自身を凝視する男を見つめ、

「や………やった……やったやった!! やりました! “怖がって”くれましたよ師匠!」

と、もろ手を上げて喜んだ。

「うう、こんなに目を剥いて驚いて……あなた、いい人ですね! 私、『からかさ』なんですけど、人を驚かせるのすごく下手なんです。それに“この時代”ってなかなか私たちが見える人いないでしょ? だからせめて“ケンケン”くらいは上手くならなきゃって練習してたら……ああ、嬉しいなぁ。まだ来たばっかりなのに、いきなり上手くいった。私にもこんなことってあるんだなぁ……」

「………」

「えへへ、驚いて声も出ないみたいですね♪ それじゃ質問しちゃおうかな――ん゛ん゛」

「……う……」

「――に、人間よ、助けて欲しくば質問に答えてくだ……じゃなくて、答えるがよい。この辺で“風を吹かせる妖(あやかし)”を見なかったか?」

「……うふ……でゅふ……」

「“でゅふ”? なんだろ? 現代語かな……」

「でゅふふふ! “タンガン”だ!!」

「……はい?」

「すごい!! 可愛い!! なんてリアルな“タンガンコス”!!!」

「何!? あ、あの……何語? えと……ち、近い……」

「僕、“タンガン”ドストライクなんす!!! しゃ、写真いいっすか? いいっすよね? ね、ね!!??」

「え!? ちょっ……い……いやあああああ!!」

「べぶるぅぅぅぅぅっ!?」

突然、強烈なつむじ風が男を包み込み、男は目を回して倒れてしまった。

「はれ?」

「――大丈夫かい? アンコ」

少女の頭上から声がした。

見上げると、ビルの壁に、緩やかな風を纏って立つ執事姿の青年が――。

「カ、カマイさん!? ……助けてくれて、ありがとう」

青年――狩魔威はトンと軽く壁を蹴ると、くるりと宙で回り、風と共に静かに地面に降り立つ。

「やっぱり、君も“あの子”を探してくれていたんだね」

「……うん」

「なら、私たちと一緒に来ないか? 私の『ロード』は信用できる方だ」

差し出された狩魔威の手を、少女は大きな一つ目でじっと見つめた。しかし――

「ううん、やめとく。人間と一緒にいると、きっと警戒しちゃうと思うんだ。それに、翁衆の目もあるし……カマイさんのことは信用してるけど――私は、もう由緒ある『からかさ』だから……」

そう俯いて語る少女を見て、狩魔威は静かに手を引く。

「そうか、そうだね。もし、何かわかったら教えて欲しい、いつもの風を飛ばしてくれればすぐにわかるから」

「うん、わかった」

狩魔威は寂し気に微笑むと、腕を振って風を起こし、空へと昇って行った。

少女は消えゆく薄緑の風を見上げながら、

「マイタちゃん、ここにいるんだよね……?」

そう呟くと、ぐっと両のこぶしを握り、

「しっかりしなきゃ!」

と右足の縛り紐を締め直す。

そして、倒れた男を引っぱり柔らかなゴミ袋の上に寝かせると、再びカラン、カラランと音を響かせて、路地裏の奥へとよろよろ跳ね飛んでいった。
+ ECR
ECR
ECR
No ECR:023
??? ???
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イラストレーター 匡吉
フレーバーテキスト(カード裏面)
フレーバーテキスト
フレーバーテキスト(LoV4.net)
フレーバーテキスト

セリフ一覧

+ 通常版/Ver4.2、ECR
通常版/Ver4.2、ECR
召喚
武装
血晶武装
通常攻撃
タワー制圧
ストーン破壊
死滅
サポート め、めくっちゃダメェ…!

考察

血晶武装で「クイックレンジアップ」が発動するがこのクイックが特に強力。
攻撃後の隙が少ない=次の攻撃までの間隔も短くなるので、結果的にヘイストの効果も兼ね、かなりの速度で魔法弾を連発できる。
カード操作の制限も無いのでスマッシュ連打で根本を壊滅させたり、レンジアップも相まって、シューターで遠距離からチクチク攻めるのも得意。後隙が少ないので一転して逃げるのも早い。

主ボーナスのヘイスト、豆腐小僧火車を重ねると自身のクイックとあいまって恐ろしい連射速度になる。

数値は平均的だが、テキスト以上の副次効果が多く、非常に強力な1枚。弱点らしい弱点も無いので、魔種でマジシャンならまず選択肢に入るだろう。

キャラクター説明

LoVRE:3からの復活使い魔。本名はアンコ。
江戸時代以降の絵画などで見られるようになった日本の妖怪であり、捨てられた傘が恨みで妖怪となった付喪神の一種と言われる事もある。

LoVでは小僧といいつつ恒例の女体化組の一人に見えるが実際はもう少し複雑な事情を抱えている。
というのも、彼女の種族は「からかさ」ではなく「一つ目小僧」である。
なんで一つ目小僧がからかさをやっているのかというと、一つ目小僧なのに女性である事や恥ずかしくて人前に出れない事を悩んでいた彼女に、先代からかさが傘と勇気を与えてくれたから。
そして、老いて活動が難しくなった先代からかさの跡を継いだのがLoVにおける「からかさ」である。
彼女が身に着けている赤いマフラーも少しでもからかさっぽくみられるための彼女の工夫によると思われる。

紹介動画

+ Ver4.2
Ver4.2


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  • ATK170 攻撃後の硬直はほとんどない
    後退しながら攻撃するとディフェンダー
    なら完封できる -- 名無しさん (2018-07-02 00:13:26)
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