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~断苅の女神~(SR) :基本情報| |BGCOLOR(#FFD9B3):名前|~&ruby(だんがいのめがみ){断苅の女神}~| |BGCOLOR(#FFD9B3):真名|キュベレー| |BGCOLOR(#FFD9B3):種族|降魔| |BGCOLOR(#FFD9B3):ジョブ|マジシャン| |BGCOLOR(#FFD9B3):初期カルマ|1| |BGCOLOR(#FFD9B3):カルマ取得速度|SLOW| |BGCOLOR(#FFD9B3):<タイプ>|大神| |BGCOLOR(#FFD9B3):タイプ|マグナマテル| |BGCOLOR(#FFD9B3):HP|700| |BGCOLOR(#FFD9B3):ATK|190| |BGCOLOR(#FFD9B3):DEF|190| |BGCOLOR(#FFD9B3):ハイアーツ|有| |BGCOLOR(#FFD9B3):CV|???| &br() |>|BGCOLOR(#FFD9B3):カルマアビリティ| |BGCOLOR(#FFD9B3):CENTER:カルマ1個|&link_anchor(page=カルマアビリティ,秘儀高揚){秘儀高揚}| |~|攻撃力と防御力が上がる。さらに、自身が撃破した敵ユニットの復活時間を延ばす。(+10/+10)| |BGCOLOR(#FFD9B3):CENTER:カルマ2個|&link_anchor(page=カルマアビリティ,秘儀高揚){秘儀高揚}| |~|攻撃力と防御力が上がる。さらに、自身が撃破した敵ユニットの復活時間を延ばす。(+10/+10)| |BGCOLOR(#FFD9B3):CENTER:カルマ3個|&link_anchor(page=カルマアビリティ,裁断祭){裁断祭}| |~|自身が戦場に出ている間、自ユニットが敵ユニットを撃破すると、自ユニット全ての攻撃力・防御力・移動速度が一定時間上がる。(+20/+20 持続時間:40秒 速度上昇5%)| |>|BGCOLOR(#FFD9B3):| |BGCOLOR(#FFD9B3):ハイアーツ|白き狂潤の秘儀| |~|範囲内の自ユニット全ての攻撃力を一定時間上げ(+20)、「敵ユニットを撃破するたびに、自身のHPが回復する」効果を、一定時間付与する。| |BGCOLOR(#FFD9B3):効果時間|10秒| :ステータス| |BGCOLOR(#FFD9B3):状態|BGCOLOR(#FFD9B3):HP|BGCOLOR(#FFD9B3):ATK/DEF| |BGCOLOR(#FF8383):CENTER:魔神状態|750〔0体〕&br()1000〔7体〕|???/???〔0体〕&br()???/???〔7体〕| |BGCOLOR(#FFD9B3):CENTER:カルマ1個|700|190/190| |BGCOLOR(#FFD9B3):CENTER:カルマ2個|700|190/190| |BGCOLOR(#FFD9B3):CENTER:カルマ3個|700|190/190| -魔神状態中 |BGCOLOR(#FFD9B3):カルマ所持数|BGCOLOR(#FFD9B3):融合体数|BGCOLOR(#FFD9B3):HP|BGCOLOR(#FFD9B3):ATK/DEF| |BGCOLOR(#FA97AB):CENTER:カルマ1個|0体|700|200/200| |~|7体|1000|260/260| -魔神状態解除後 |BGCOLOR(#FFD9B3):カルマ所持数|BGCOLOR(#FFD9B3):HP|BGCOLOR(#FFD9B3):ATK/DEF| |BGCOLOR(#FA97AB):CENTER:カルマ1個|700|200/200〔アビリティ発動時〕| |BGCOLOR(#FA97AB):CENTER:カルマ2個|700|210/210〔アビリティ発動時〕| |BGCOLOR(#FA97AB):CENTER:カルマ3個|700|230/230〔アビリティ発動時〕| :DATA・フレーバーテキスト| #region(close,Ver3.5 DS) |>|>|BGCOLOR(#FFD9B3):Ver3.5 DS| |BGCOLOR(#FFD9B3):身長|1.6[meter]|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):体重|42[kg]|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):現在地|次元の果て|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):標的|混沌|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):目的|全ての友を救う|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):真名|キュベレー|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):イラストレーター|オサム|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):フレーバーテキスト| |…from “キュベレー”&br()&br()――そして、遠目にひときわ高い塔の窓をのぞいた時、彼女の真紅の瞳は驚きに見開かれた。&br()&br()塔の中には幅広の円卓、そして円卓の周りには13の椅子が置かれていた。&br()&br()13の席の内5つは空席、そして、他8つを埋める席の主たちは、容姿、種族、性&br()別共に特に統一性もないようだった。しかし、彼女はその内の3人を――知っていた。&br()&br()――なんで…あいつらが… 間違いない、アケローンの黒い森の魔女… それに朱沙&br()の妖刀使い… それに、あれはザフーの聖騎士…ずいぶんと雰囲気は違うけど、昔あ&br()たしの神殿に忍び込んだあの男の弟の方… あいつの仲間たち…&br()&br()気が遠くならんばかりの旅、その末の思いがけない邂逅――動揺した彼女は、もっと&br()よく中の様子を窺おうと、警戒を解き塔に近づいた。&br()&br()ズンッ――突然、彼女の体を激しい重圧が押し挟んだ。&br()&br()――なによ…これ…!?&br()&br()あらん限りの力で重圧から逃れようとするも、進むことも、下がることもできない。&br()それどころか、指一本動かすことすらも。&br()&br()――油断した… ここまできて…せっかく、ヒントを見つけたかも知れないのに…!&br()&br()これが、“敵”の罠なのかはわからない。しかし、少なくとも彼女を助く何かである&br()はずはなく、彼女の存在を、この世界に広がる虚無へ置き換えようとしているもので&br()あることは確かだった。もうダメかも――彼女が思ったその時…&br()&br()「あらあら、“死と再生の女神様”ともあろう方が、不用意だこと。それとも、あな&br()たほどの女神なら、自らの死も再生できてしまうのかしら?」&br()&br()不意な声を聴き、重圧の中、力を振り絞って瞼を開く。彼女の目に飛び込んできたの&br()は、光すら食いつぶすこの虚無の世界にはまったく場違いな、巨大な拷問具に乗り、く&br()るくるとご機嫌に日傘を回しながらさす少女だった。&br()&br()「お久しぶりね、キュベレー様。こんなところであなたに出会うとは思いませんでし&br()たわ」&br()「…あんた…ヘル… なによ…今日は懐かしい…うぅっ…顔がいっぱいね…何の同窓&br()会…かしら…?」&br()「まぁ、相当お苦しいでしょうに、気丈なこと。さすがは始原に近い母神でらっしゃ&br()いますわね。私は…そうね。お父様のお手伝い、かつ悪巧みの観察――といったとこ&br()ろかしら」&br()「…うっ…ロキ…の… それ…じゃ、あんたも…混沌側ってこと…?」&br()「それは…ちょっとだけ違いますわね。詳しいことは話せないのですけれど。それより――」&br()&br()少女は日傘を閉じて膝の上に置くと、古城の方を見やった。&br()&br()「あの古城がある場所は虚数空間ですの。そこに見えてはいても、そこには無い。けれ&br()どこちら側は、そこにはあるけど向こうからは見えない。その“壁”を無理に越えようと&br()すれば、あなたほどの存在であっても、虚数に飲み込まれて綺麗さっぱり消え失せてし&br()まいますわよ?」&br()「…ふ~ん… …で、この状態から抜け出る…方法は…?」&br()「ありませんわね。もはや死滅するのみ」&br()「……そう…まいったわね…」&br()&br()少女はそう言って彼女に背を向けたが、お気に入りの日傘を、片手でステッキのように&br()くるりと回すと、肩ごしに振り向いた。&br()&br()「でも、そうですわね。キュベレー様、あなた…いいかもしれませんわ。助けて差し上&br()げてもよくってよ?」&br()「…どう…やってよ?…」&br()「私に名前をお預けなさいな。私は死の女王だけれど、ヘルヘイムで唯一“再生の力”を&br()振るえますの。あなたの死滅は免れないことですけれど、その力で、あなたの中に&br()ある“彼”の『白焔の力』を活性化させれば、あなたを別の存在――降魔として再生で&br()きなくもありませんわ。夢の管理人さんほど上手くできるか自信はありませんけれど」&br()「…あたしの中に…白焔の…力…?」&br()「あら、お気づきでありませんでしたの? あなたは、あの紅蓮の王の眷属と&br()なった時、既にその体に、彼の一部を宿していらっしゃったのよ」&br()&br()――あいつが、あの時の光があたしの中に…&br()&br()彼女はきしむ体の痛みも忘れたように目を見開いた。&br()&br()――そっか…&br()&br()「いかがなされます?」 &br()「…フン、上等じゃない…ほら…ぐずぐずしてないで…早く助けなさい…」&br()「フフ、あなたらしい… そのかわり、あとですこーしだけ、協力してもらいますわよ?」&br()&br()そういうと少女は、彼女の額に手をかざし目をつむった。&br()&br()“…死の狭間…生の狭間…汝の命の裁量は我が手にあり…汝の名を贄に、ヘルヘイムの&br()誓いをもって死の女王が断ず…”&br()&br()少女の右半身が冷たく、青く染まり、左半身が白い輝きを放って彼女へと注ぎ始める。&br()&br()「…うぅ…!」&br()&br()そして、少女から注ぎ込まれた光が彼女を包み、それに引き出されるように、彼女の内か&br()ら純白の焔が燃え立ち、まばゆく輝き始める。&br()&br()その時、さらなる激しい重圧が彼女に襲いかかった。&br()&br()「…んあぁ!!」&br()「あら… あちら様も、そうお優しくはないようですわね?」&br()「フン… この程度で私の存在を刈り取れると思ってるの?」&br()&br()そう呟いた彼女は、その身を包む白き光を一層輝かせると、身を包む束縛を難なく振りほどいた。&br()&br()全ての光を吸い込むはずの虚無を裂き、激しい光が乱反射しながら空間を白く染めあげ&br()てゆく。そして、再び戻った暗闇に残ったのは一点の白――そこには、純白に輝く女神の&br()姿があった。&br()&br()「お見事。“聖銘”は…どうされます?」&br()「決まってるわ。あたしは、あたしの望まない全てを刈り取る――あたしのあいつらを害&br()する者は何もかも――あたしこそが、“断苅の女神”様よ」&br()「フフ、ぴったりのお名前ですわね」&br()&br()彼女は、すぅっと息を吐き、改めて白く輝く自らの体を見つめた。&br()&br()――そっか… もう、ずっとひとりだと思ってた… けど、あの時から、あたしはひとり&br()じゃなかったんだね… &br()&br()「それでは、断苅の女神様にさっそくお願いがあるのですけれど――その前に、そろそろ&br()この隠された空間も他の次元に転移するようですわね。まずはここを離れましょ。巻き込&br()まれたら、いくら私でも今度こそ危ないですわ。…ふぅ、またあの古城を探すのね… 本&br()当、お父様の悪戯にはいつも苦労するわね、ガングレト」&br()&br()少女が命じると、拷問具が立ち上がり、虚無空間に“門”を作りだす。少女はひらりとそ&br()の中に飛び込むと、女神様も早く、と手招いた。&br()&br()彼女はその声に応じるも、“門”に半身を入れたところで立ち止まり、振り向いて遠くに&br()揺らめき、消えゆこうとしている古城を見る。&br()&br()――今、あんたたちに何が起こってるのかは分からない。…でもね、目指したものは違っ&br()たのかもしれないけど、あんたたちも一度はあいつと一緒に戦ったんだ。あんたたちの中&br()にもきっとまだ、あいつはいるんだよ。あたしは、あいつも、レムギアの子たちも助けて&br()みせる。そして、あいつが信じたあんたたちも――&br()&br()そうして、ふたりの女神は門の先へと消え去った。&br()&br()&br() * * * *&br()&br()&br()「どうしたの? アルフォス」&br()&br()少女が、『鍵の塔』の窓から虚無の空を眺める魔騎士に尋ねた。&br()&br()「マルグリッド、その名はやめてくれと言ったろう? …けど、何かな。昔の――その名&br()の時のことを思い出すような、懐かしい何かを感じたんだ」&br()&br()少女は、ふーん、と魔騎士の見ていた窓を同じように眺めてみる。しかし、そこに何も感&br()じ得るものがなかったのか、すぐに目をそらし、円卓に浮かぶ光に集中し始める。&br()&br()「…でも、そんな感傷、早く捨てた方がいいわよ――お互いにね」&br()&br()円卓に浮かぶ光は13。8つは黒く染まり、残り5つは淡く揺らめいている。&br()&br()「…そうだね」&br()&br()魔騎士は、もう一度だけ窓の外を見たが、踵を返し、13番目の『鍵の座』へと腰を下ろした。&br()&br()「もう、進むしかないんだ」| #endregion :考察| 復活降魔が多いVer3.5にて初参入のSR降魔。ジョブはマジシャン、カルマ速度はSLOW。&br()カルマ1,2の「秘儀高揚」にて自身の攻撃力と防御力が10ずつ上昇し、自身が撃破した敵ユニットの復活時間を延ばす。カルマ3の「裁断祭」にて自身が戦場に出ている間、自ユニットが敵ユニットを撃破すると約20秒間自ユニットの攻撃力・防御力が20ずつ上がり、移動速度が上がる。&br()ハイアーツの「白き狂潤の秘儀」にて範囲内の自ユニット全ての攻撃力を一定時間上げ、「敵ユニットを撃破するたびに、自身のHPが回復する」効果を、一定時間付与する。&br()&br()SLOW型マジシャンの降魔ではあるが、~紅爛の女王~とは真逆の攻撃強化の降魔。カルマ1,2が自身の強化のみなのだが、転醒直後から矢面に立てる性能ではない。カルマを稼がなければならないSLOW型のコンセプトとしては辛いところである。 &br()&br()カルマ3が発動すると20秒間の攻守+20強化、スピードアップが自使い魔全てに付与されるが、後半は大型同士の戦闘が基本となっている現環境においてキルを取ってからでないと適応されない効果はかなり辛い。ハイアーツの「白き狂潤の秘儀」は範囲内の自ユニットにATK増加とキルヒールを付与するというピーキーな能力。ハイアーツを使っても上手くキルヒールを発動させれなければ効果を生かせないまま全滅ということありえる、自主力使い魔は全て生存というのは難しく、1体を犠牲に他の主力にキルを与えるようにして生存時間を延ばすのが主な使い方である。その場合は単独では運用しずらいジョブである断苅の女神自身を犠牲に他主力を生かす形が好ましい。&br()&br()難点はやはりSLOW型だということ。カルマ3が発動するまで他の自使い魔に恩恵がない上、~嘆きの竜皇~のような単体運用占用アビリティが揃っている訳でもない。&br()&br()&br()最速で魔人化できてもスペックが不足や自パーティ強化能力も無くラインも上げにくくカルマを貯めにくい。また、後半で転醒してもカルマ3を生かしきれないことから、転醒+アルティメットスペル運用を主にデッキ構成にしたい。 ---- コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします #comment_num2(size=85,vsize=3,nsize=30,num=20)
~断苅の女神~(SR) :基本情報| |BGCOLOR(#FFD9B3):名前|~&ruby(だんがいのめがみ){断苅の女神}~| |BGCOLOR(#FFD9B3):真名|キュベレー| |BGCOLOR(#FFD9B3):種族|降魔| |BGCOLOR(#FFD9B3):ジョブ|マジシャン| |BGCOLOR(#FFD9B3):初期カルマ|1| |BGCOLOR(#FFD9B3):カルマ取得速度|SLOW| |BGCOLOR(#FFD9B3):<タイプ>|大神| |BGCOLOR(#FFD9B3):タイプ|マグナマテル| |BGCOLOR(#FFD9B3):HP|700| |BGCOLOR(#FFD9B3):ATK|190| |BGCOLOR(#FFD9B3):DEF|190| |BGCOLOR(#FFD9B3):ハイアーツ|有| |BGCOLOR(#FFD9B3):CV|???| &br() |>|BGCOLOR(#FFD9B3):カルマアビリティ| |BGCOLOR(#FFD9B3):CENTER:カルマ1個|&link_anchor(page=カルマアビリティ,秘儀高揚){秘儀高揚}| |~|攻撃力と防御力が上がる。さらに、自身が撃破した敵ユニットの復活時間を延ばす。(+10/+10)| |BGCOLOR(#FFD9B3):CENTER:カルマ2個|&link_anchor(page=カルマアビリティ,秘儀高揚){秘儀高揚}| |~|攻撃力と防御力が上がる。さらに、自身が撃破した敵ユニットの復活時間を延ばす。(+10/+10)| |BGCOLOR(#FFD9B3):CENTER:カルマ3個|&link_anchor(page=カルマアビリティ,裁断祭){裁断祭}| |~|自身が戦場に出ている間、自ユニットが敵ユニットを撃破すると、自ユニット全ての攻撃力・防御力・移動速度が一定時間上がる。(+20/+20 持続時間:40秒 速度上昇5%)| |>|BGCOLOR(#FFD9B3):| |BGCOLOR(#FFD9B3):ハイアーツ|白き狂潤の秘儀| |~|範囲内の自ユニット全ての攻撃力を一定時間上げ(+20)、「敵ユニットを撃破するたびに、自身のHPが回復する」効果を、一定時間付与する。| |BGCOLOR(#FFD9B3):効果時間|50秒| :ステータス| |BGCOLOR(#FFD9B3):状態|BGCOLOR(#FFD9B3):HP|BGCOLOR(#FFD9B3):ATK/DEF| |BGCOLOR(#FF8383):CENTER:魔神状態|750〔0体〕&br()1000〔7体〕|???/???〔0体〕&br()???/???〔7体〕| |BGCOLOR(#FFD9B3):CENTER:カルマ1個|700|190/190| |BGCOLOR(#FFD9B3):CENTER:カルマ2個|700|190/190| |BGCOLOR(#FFD9B3):CENTER:カルマ3個|700|190/190| -魔神状態中 |BGCOLOR(#FFD9B3):カルマ所持数|BGCOLOR(#FFD9B3):融合体数|BGCOLOR(#FFD9B3):HP|BGCOLOR(#FFD9B3):ATK/DEF| |BGCOLOR(#FA97AB):CENTER:カルマ1個|0体|700|200/200| |~|7体|1000|260/260| -魔神状態解除後 |BGCOLOR(#FFD9B3):カルマ所持数|BGCOLOR(#FFD9B3):HP|BGCOLOR(#FFD9B3):ATK/DEF| |BGCOLOR(#FA97AB):CENTER:カルマ1個|700|200/200〔アビリティ発動時〕| |BGCOLOR(#FA97AB):CENTER:カルマ2個|700|210/210〔アビリティ発動時〕| |BGCOLOR(#FA97AB):CENTER:カルマ3個|700|230/230〔アビリティ発動時〕| :DATA・フレーバーテキスト| #region(close,Ver3.5 DS) |>|>|BGCOLOR(#FFD9B3):Ver3.5 DS| |BGCOLOR(#FFD9B3):身長|1.6[meter]|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):体重|42[kg]|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):現在地|次元の果て|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):標的|混沌|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):目的|全ての友を救う|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):真名|キュベレー|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):イラストレーター|オサム|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):フレーバーテキスト| |…from “キュベレー”&br()&br()――そして、遠目にひときわ高い塔の窓をのぞいた時、彼女の真紅の瞳は驚きに見開かれた。&br()&br()塔の中には幅広の円卓、そして円卓の周りには13の椅子が置かれていた。&br()&br()13の席の内5つは空席、そして、他8つを埋める席の主たちは、容姿、種族、性&br()別共に特に統一性もないようだった。しかし、彼女はその内の3人を――知っていた。&br()&br()――なんで…あいつらが… 間違いない、アケローンの黒い森の魔女… それに朱沙&br()の妖刀使い… それに、あれはザフーの聖騎士…ずいぶんと雰囲気は違うけど、昔あ&br()たしの神殿に忍び込んだあの男の弟の方… あいつの仲間たち…&br()&br()気が遠くならんばかりの旅、その末の思いがけない邂逅――動揺した彼女は、もっと&br()よく中の様子を窺おうと、警戒を解き塔に近づいた。&br()&br()ズンッ――突然、彼女の体を激しい重圧が押し挟んだ。&br()&br()――なによ…これ…!?&br()&br()あらん限りの力で重圧から逃れようとするも、進むことも、下がることもできない。&br()それどころか、指一本動かすことすらも。&br()&br()――油断した… ここまできて…せっかく、ヒントを見つけたかも知れないのに…!&br()&br()これが、“敵”の罠なのかはわからない。しかし、少なくとも彼女を助く何かである&br()はずはなく、彼女の存在を、この世界に広がる虚無へ置き換えようとしているもので&br()あることは確かだった。もうダメかも――彼女が思ったその時…&br()&br()「あらあら、“死と再生の女神様”ともあろう方が、不用意だこと。それとも、あな&br()たほどの女神なら、自らの死も再生できてしまうのかしら?」&br()&br()不意な声を聴き、重圧の中、力を振り絞って瞼を開く。彼女の目に飛び込んできたの&br()は、光すら食いつぶすこの虚無の世界にはまったく場違いな、巨大な拷問具に乗り、く&br()るくるとご機嫌に日傘を回しながらさす少女だった。&br()&br()「お久しぶりね、キュベレー様。こんなところであなたに出会うとは思いませんでし&br()たわ」&br()「…あんた…ヘル… なによ…今日は懐かしい…うぅっ…顔がいっぱいね…何の同窓&br()会…かしら…?」&br()「まぁ、相当お苦しいでしょうに、気丈なこと。さすがは始原に近い母神でらっしゃ&br()いますわね。私は…そうね。お父様のお手伝い、かつ悪巧みの観察――といったとこ&br()ろかしら」&br()「…うっ…ロキ…の… それ…じゃ、あんたも…混沌側ってこと…?」&br()「それは…ちょっとだけ違いますわね。詳しいことは話せないのですけれど。それより――」&br()&br()少女は日傘を閉じて膝の上に置くと、古城の方を見やった。&br()&br()「あの古城がある場所は虚数空間ですの。そこに見えてはいても、そこには無い。けれ&br()どこちら側は、そこにはあるけど向こうからは見えない。その“壁”を無理に越えようと&br()すれば、あなたほどの存在であっても、虚数に飲み込まれて綺麗さっぱり消え失せてし&br()まいますわよ?」&br()「…ふ~ん… …で、この状態から抜け出る…方法は…?」&br()「ありませんわね。もはや死滅するのみ」&br()「……そう…まいったわね…」&br()&br()少女はそう言って彼女に背を向けたが、お気に入りの日傘を、片手でステッキのように&br()くるりと回すと、肩ごしに振り向いた。&br()&br()「でも、そうですわね。キュベレー様、あなた…いいかもしれませんわ。助けて差し上&br()げてもよくってよ?」&br()「…どう…やってよ?…」&br()「私に名前をお預けなさいな。私は死の女王だけれど、ヘルヘイムで唯一“再生の力”を&br()振るえますの。あなたの死滅は免れないことですけれど、その力で、あなたの中に&br()ある“彼”の『白焔の力』を活性化させれば、あなたを別の存在――降魔として再生で&br()きなくもありませんわ。夢の管理人さんほど上手くできるか自信はありませんけれど」&br()「…あたしの中に…白焔の…力…?」&br()「あら、お気づきでありませんでしたの? あなたは、あの紅蓮の王の眷属と&br()なった時、既にその体に、彼の一部を宿していらっしゃったのよ」&br()&br()――あいつが、あの時の光があたしの中に…&br()&br()彼女はきしむ体の痛みも忘れたように目を見開いた。&br()&br()――そっか…&br()&br()「いかがなされます?」 &br()「…フン、上等じゃない…ほら…ぐずぐずしてないで…早く助けなさい…」&br()「フフ、あなたらしい… そのかわり、あとですこーしだけ、協力してもらいますわよ?」&br()&br()そういうと少女は、彼女の額に手をかざし目をつむった。&br()&br()“…死の狭間…生の狭間…汝の命の裁量は我が手にあり…汝の名を贄に、ヘルヘイムの&br()誓いをもって死の女王が断ず…”&br()&br()少女の右半身が冷たく、青く染まり、左半身が白い輝きを放って彼女へと注ぎ始める。&br()&br()「…うぅ…!」&br()&br()そして、少女から注ぎ込まれた光が彼女を包み、それに引き出されるように、彼女の内か&br()ら純白の焔が燃え立ち、まばゆく輝き始める。&br()&br()その時、さらなる激しい重圧が彼女に襲いかかった。&br()&br()「…んあぁ!!」&br()「あら… あちら様も、そうお優しくはないようですわね?」&br()「フン… この程度で私の存在を刈り取れると思ってるの?」&br()&br()そう呟いた彼女は、その身を包む白き光を一層輝かせると、身を包む束縛を難なく振りほどいた。&br()&br()全ての光を吸い込むはずの虚無を裂き、激しい光が乱反射しながら空間を白く染めあげ&br()てゆく。そして、再び戻った暗闇に残ったのは一点の白――そこには、純白に輝く女神の&br()姿があった。&br()&br()「お見事。“聖銘”は…どうされます?」&br()「決まってるわ。あたしは、あたしの望まない全てを刈り取る――あたしのあいつらを害&br()する者は何もかも――あたしこそが、“断苅の女神”様よ」&br()「フフ、ぴったりのお名前ですわね」&br()&br()彼女は、すぅっと息を吐き、改めて白く輝く自らの体を見つめた。&br()&br()――そっか… もう、ずっとひとりだと思ってた… けど、あの時から、あたしはひとり&br()じゃなかったんだね… &br()&br()「それでは、断苅の女神様にさっそくお願いがあるのですけれど――その前に、そろそろ&br()この隠された空間も他の次元に転移するようですわね。まずはここを離れましょ。巻き込&br()まれたら、いくら私でも今度こそ危ないですわ。…ふぅ、またあの古城を探すのね… 本&br()当、お父様の悪戯にはいつも苦労するわね、ガングレト」&br()&br()少女が命じると、拷問具が立ち上がり、虚無空間に“門”を作りだす。少女はひらりとそ&br()の中に飛び込むと、女神様も早く、と手招いた。&br()&br()彼女はその声に応じるも、“門”に半身を入れたところで立ち止まり、振り向いて遠くに&br()揺らめき、消えゆこうとしている古城を見る。&br()&br()――今、あんたたちに何が起こってるのかは分からない。…でもね、目指したものは違っ&br()たのかもしれないけど、あんたたちも一度はあいつと一緒に戦ったんだ。あんたたちの中&br()にもきっとまだ、あいつはいるんだよ。あたしは、あいつも、レムギアの子たちも助けて&br()みせる。そして、あいつが信じたあんたたちも――&br()&br()そうして、ふたりの女神は門の先へと消え去った。&br()&br()&br() * * * *&br()&br()&br()「どうしたの? アルフォス」&br()&br()少女が、『鍵の塔』の窓から虚無の空を眺める魔騎士に尋ねた。&br()&br()「マルグリッド、その名はやめてくれと言ったろう? …けど、何かな。昔の――その名&br()の時のことを思い出すような、懐かしい何かを感じたんだ」&br()&br()少女は、ふーん、と魔騎士の見ていた窓を同じように眺めてみる。しかし、そこに何も感&br()じ得るものがなかったのか、すぐに目をそらし、円卓に浮かぶ光に集中し始める。&br()&br()「…でも、そんな感傷、早く捨てた方がいいわよ――お互いにね」&br()&br()円卓に浮かぶ光は13。8つは黒く染まり、残り5つは淡く揺らめいている。&br()&br()「…そうだね」&br()&br()魔騎士は、もう一度だけ窓の外を見たが、踵を返し、13番目の『鍵の座』へと腰を下ろした。&br()&br()「もう、進むしかないんだ」| #endregion :考察| 復活降魔が多いVer3.5にて初参入のSR降魔。ジョブはマジシャン、カルマ速度はSLOW。&br()カルマ1,2の「秘儀高揚」にて自身の攻撃力と防御力が10ずつ上昇し、自身が撃破した敵ユニットの復活時間を延ばす。カルマ3の「裁断祭」にて自身が戦場に出ている間、自ユニットが敵ユニットを撃破すると約20秒間自ユニットの攻撃力・防御力が20ずつ上がり、移動速度が上がる。&br()ハイアーツの「白き狂潤の秘儀」にて範囲内の自ユニット全ての攻撃力を一定時間上げ、「敵ユニットを撃破するたびに、自身のHPが回復する」効果を、一定時間付与する。&br()&br()SLOW型マジシャンの降魔ではあるが、~紅爛の女王~とは真逆の攻撃強化の降魔。カルマ1,2が自身の強化のみなのだが、転醒直後から矢面に立てる性能ではない。カルマを稼がなければならないSLOW型のコンセプトとしては辛いところである。 &br()&br()カルマ3が発動すると20秒間の攻守+20強化、スピードアップが自使い魔全てに付与されるが、後半は大型同士の戦闘が基本となっている現環境においてキルを取ってからでないと適応されない効果はかなり辛い。ハイアーツの「白き狂潤の秘儀」は範囲内の自ユニットにATK増加とキルヒールを付与するというピーキーな能力。ハイアーツを使っても上手くキルヒールを発動させれなければ効果を生かせないまま全滅ということありえる、自主力使い魔は全て生存というのは難しく、1体を犠牲に他の主力にキルを与えるようにして生存時間を延ばすのが主な使い方である。その場合は単独では運用しずらいジョブである断苅の女神自身を犠牲に他主力を生かす形が好ましい。&br()&br()難点はやはりSLOW型だということ。カルマ3が発動するまで他の自使い魔に恩恵がない上、~嘆きの竜皇~のような単体運用占用アビリティが揃っている訳でもない。&br()&br()&br()最速で魔人化できてもスペックが不足や自パーティ強化能力も無くラインも上げにくくカルマを貯めにくい。また、後半で転醒してもカルマ3を生かしきれないことから、転醒+アルティメットスペル運用を主にデッキ構成にしたい。 ---- コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします #comment_num2(size=85,vsize=3,nsize=30,num=20)

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