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Ver3.3 |
身長 |
1.85[meter] |
かつて、皇帝軍の襲撃を受け、廃墟と化した街。風雨を凌げる程度の廃屋に、眠る一人の若い騎士。 ふと、物陰から現れた幾つかの影が騎士に忍び寄り、立てかけられた美しい剣にそっと手を伸ばす―― 瞬間、眠っていたはずの騎士は小さな腕をガシッと掴むと、ゆっくりと起き上がり、語りかけた。
「クソガキども…そいつは俺んだ。盗みはよくないぜ… 親に教わってねぇのか?」 少年らは、騎士を睨みながらこう言い返した。 「親なんかいねぇよ。俺たちを捨てて皇帝軍から逃げたんだ。 だから、俺たちはこうでもしなきゃ生きていけねぇんだ」 少年らの言葉に、彼は自らの過去を思い出した。 母を捨てた忌むべき父…偉大なる騎士のことを。 父に捨てられ、己を残して自らの命を絶った母のことを。 そして、荒みきった彼の心に光を灯し、騎士としての生き方を教えてくれた王と、円卓の仲間たちのことを。
「…そんなクソみてぇな生き方してたら、心まで腐っちまうぜ。 だからよ、俺が親の代わりにお前らを守ってやる。 この世界を救ってやるよ。その代わり、お前らは真っ直ぐに生きろ」 こうして、若き騎士は孤児たちを守る盾として、レムギアを旅することとなった。 そして、その旅をきっかけに――紅き聖杯を巡る運命の歯車は、回り始めることになる。
―――『紅き聖杯の伝説』十三章 |
体重 |
87[kg] |
盾の名 |
モルドレイン |
憎む |
背徳 |
レムギアに居る理由 |
よく覚えていない |
盟友 |
パーシヴァル卿 |
イラストレーター |
加藤 さやか |
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