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Ver3.4(VerRe:3.0) |
Ver3.4(VerRe:3.0) |
身長 |
1.8[meter] |
体重 |
105[kg] |
最高速度 |
15[km/h] |
かつての所属 |
ザフー教団 |
任務 |
自らの神の意の遂行 |
嫌い |
虚偽・欺瞞 |
イラストレーター |
仙田 聡 |
フレーバーテキスト |
累々とした屍の上に悠然と立つ司祭を前に、男は言った。 「これ 全部あんたがやったのかよ あんた司祭だろ?」 「いかにも」 後ろ暗さなど微塵も感じさせない表情で、司祭は目の前で剣を構える男を見つめた。 この男もまた、ここに横たわる者達と同じ、『教団』の関係者であることは明白であった。司祭は、左手の盾をぐぅっと前に突き出す。 「あなたも わたしを追って来たのですか?」 そして、右手が握る戦棍をゆっくりと後ろに引き、鼻から息を大きく吸い込んで言った。 「神は すでに死んだのです」 「知ってるよ」 男の言葉に、司祭がいぶかしげに目を細める。 「これは異なことを その鎧…ザフーの聖騎士とお見受けします そのあなたが “それ”を認めていると?」 「まあな で あんたは“それ”が理由で ザフーの教皇を殺したってのかい?」 「…あれは 神の名を借りて他者の血をすする悪鬼でありました 神はワタシの心の中にいる 私は 私の中におわす神に従ったのみ」 同じだな――そう言って男は剣をおろしました。 「あんたと同じように オレも今まで一人で怒り 足掻き 戦い続けて来た それ故に オレは過ちを犯して…大事なものを失った あんたも一人で戦い続ければ いずれ俺と同じ道を辿るかもしれない… だからさ そんなあんただから頼みたい 力をかしてくれないか?――弟を助けたいんだ」 男の目をじっと見据える司祭。 「なるほど あなたでしたか… かつて教団を裏切り“背教の破壊者”となった聖騎士… なぜ またその鎧を?」 「この鎧が俺の誇りであり 俺と弟が目指したものだったってことを思い出しただけさ 他に理由はねェよ」 「…そうですか」 そういうと、司祭は後ろ手に構えた戦棍をゆっくりと下ろして言った。 「私の中の神が言っている あなたはどうやら 正しき神の使徒のようだ 力を貸しましょう――ニール・レバント」 |
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