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Ver3.4(VerRe:3.0) |
Ver3.4(VerRe:3.0) |
身長 |
7.1[尺] |
体重 |
22[貫] |
最高速度 |
常に記録更新中 |
主 |
増長天 |
好き |
速いこと |
嫌い |
遅いこと |
イラストレーター |
RARE ENGINE |
フレーバーテキスト |
速さってのは絶対的な価値だ。
誰にとっても時間は有限で貴重なもんだからな。 物事を速く成し遂げれば浮いた時間で他のことができる。 どんな間抜けでもゆっくりならばいつかはできるさ。 だが、そんなモンに意味はねぇ。
大事なのは速さだ。 速ぇことが偉いんだ。
ワシの敬愛する増長天様はそれを良くわかってらっしゃる。 だからこそ韋駄天足と呼ばれたワシのこの足の速さを見込んで、 こうしてお使いを任せてくださってるってぇワケよ。
さぁ、増長天様が待ちわびておられる。 ぶっちぎっていくぜぇ!世界を置き去りにするワシのこの超スピーぃぃぃ…ど? ぬ…ぬぬ…ぬぉぉ! なんだぁぁ! 動けねぇぇぇ!!
「あ、ごめんごめん。そこ結界張ってあるんだ」
くっ…お主陰陽師か!? はやくこの結界を解かねぇか!
「まぁそう言わずにさ、ゆっくり話をしようじゃないか」
ゆっくり…? ハッ、戯言を…ワシには増長天様に この甘味を一刻も早く届けるという使命があるんでな。
「いいね、君。 ふふふ、実は前から、君みたいな速くて 忠義に熱い式神が欲しいと思ってたんだよね」
な…んだと…! おい! やめろ! ワシに触れるな! ワシには増長天様という心に決めたお方が――
~『紅陰陽奇譚』巻ノ陸の②~ |
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