+
|
Ver3.2 |
身長 |
2.1[meter] |
――なぜ、こんな体に生まれてしまったんだ…。 一族の中でも、とりわけ力が弱く、体躯も小さかった彼は、いつも周りの者から見下されてきた。 魔界においては強さこそ正義であり、強さだけが全てだった。 そんな中で、「弱い」ということはそれだけで悪であり、弱者である自分は常に蔑まれてきた。 しかし、そんな彼の世界を変える者が現れた。 巨大な槍を持つ赤い戦士――ふらりと街に現れたその戦士は何を語ることもなく、ただ巨大な槍を頭上に掲げた。 『俺を倒せると思うヤツはかかってこい』という魔界においての挑発だ。 その挑発に、街の屈強な戦士共がこぞって応えた。 …馬鹿だな、この街は魔界でも屈指の戦士の街なのに…、 彼は赤い戦士の敗北を確信し、その場を後にし――響き渡る悲鳴に振り返った。 見ると、街一番の巨躯が巨槍に串刺しにされていた。 ――あの時、私は本当の強さを見た。 . 私もあの赤い戦士のように、純粋な強さが欲しい . そしていつかはあの戦士をこの手で…! 赤い戦士との邂逅から数年後…確かな強者へと成長した彼は、 記憶の中の赤い戦士を追って異世界へと足を進めた。 |
体重 |
210[kg] |
移動力 |
35[km/h] |
武器 |
戦斧 |
生息域 |
地の底 |
目的 |
赤い戦士と戦う |
イラストレーター |
赤木 俊介 |
|