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Ver3.2 |
身長 |
1.95[meter] |
下界にて、自らを皇と呼ぶ紅蓮の双眸を持つ男が、神々の神力を奪ってまわっていると知った伊邪那岐命は、大いに怒りました。 「我が国にて勝手無礼は許さぬ…今、神罰を与えん!」 荒御魂を昂ぶらせ、雲をつくほどにせり上がった伊邪那岐命は、 その神力をもって紅蓮の気配を辿りました。 そして、数多の気配の中によく知るものをひとつ見つけました。 「むぅ… これはよもや、伊邪那美か!?」 伊邪那美命は、はるか昔に黄泉国に置き去りとした伊邪那岐命の元妻でした。 最後に目にした伊邪那美命の姿は、閉ざされた黄泉の淵で怒りと怨みの呪詛を吐き続ける、とてもおぞましきもの。 次にまみえたならば、天地開闢の争いに等しき、烈火の如き怒りが向けられることは想像に難くありませんでした。 「…興冷めである。荒御魂も鎮まったわ」 気勢を削がれた伊邪那岐命は、紅蓮の気配を辿るのを止めてしまいました。 「そもそも、下界の争いなどに神が手を出すまでもない。 …決して、伊邪那美を恐れておるわけではないぞ」
――『紅蓮古事記』其の漆 |
体重 |
92[kg] |
生息域 |
高天原の最奥 |
神力 |
国産み |
苦手なもの |
元妻 |
苦手な場所 |
黄泉国 |
イラストレーター |
タカヤマトシアキ |
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