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Ver3.2 |
身長 |
見た者は自ら命を絶つ |
薄汚くすすけた黄色い表紙… この本だ 間違いない! 『黄衣の王』…とうとう見つけた 真面目で優しかった兄さんは この本を読んだ時からおかしくなった… 「星辰が乱れる」だの 「王が復活する」だの 激しく怯えた風に 意味不明な言葉を喚き散らしながら 最後は私の目の前で自らの命を… 兄さん… この本さえなければ… この本には 不思議な力がある それだけは分かる 私はこの本のことを何も知らなかった なのに 私はこの本に辿り着き 今 この本に どうしようもなく惹かれる自分を感じている 私は これ以上 この本の犠牲者を出すわけにはいかない 一刻も早く処分しないと―― え… どうして… 処分しなきゃいけないのに… 私は… 本を… ああ… どうして…!? 本を… 開いてしまう…… ああ… 兄さん… そういうこと…だったのね… 星辰が… 復活… 古代都市… カルコサ… ヒアデス…星団… 黄金の… …い…あ 印…!! いあ… はす…たあ… はすたあ くふあやく ぶるぐとむ ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ あい あい はすたあ! はすたあ―― |
体重 |
見た者は自ら命を絶つ |
生息域 |
黒きハリ湖 |
異名 |
名状しがたいもの |
化身 |
黄衣の王 |
敵対 |
クトゥルフ |
イラストレーター |
伊藤 暢達 |
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