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Ver3.5 |
Ver3.5 |
身長 |
聞いてどうするんですか? |
「ヴァジェトよ、どうにもこやつらと意見が食い違ってな…。そこでだ。お前はどう思うか、素直なお前の意見が聞きたい」
――はいはい。なるほど、ラー様の件でご兄弟方とお揉めに… はあ、そうですか、弟のセトさまはすぐにラーさまを亡き者にしようとなさるし、イシス奥さまはすぐにラーさまのお胸をこき下ろす、と。妹のネフティスさまに至ってはラーさまに夜ばい…ですか。え~と、はい、はっきり言ってめちゃくちゃですね。でも、それはひとえに神としても、長男としても、オシリスさまのカリスマ性の無さが問題だと思いますよ。古今東西カリスマあふれる神や王たちは、有無を言わさず眷族や民を動かし、納得させてきたものです。せめて猫背を治して、顔色も良くしないと――あ、すみません、言いすぎましたね。じゃあ、言い方変えまして、オシリスさまはそもそもそのような立派な方たちとは違うので、背伸びしないで、そのままのオシリス様でいいと思いますよ。
「おう! クソヴァジェト! テメェにクソ相談だぁ! 『また来い』っつったのによぉ、全然来ねぇ女がいんだよ! こっちはクソ待ってるっていうのによぉ、クソみてぇにクソ待たせやがって、クッソイラつくぜぇ! こっちはクソ準備万端だってのによぉ! どおおおおおすりゃあの女はまた来るのかなあああああ!?
――クソ… セトさま、その女性はきっともう来ないと思います。世の女性というのは汚い言葉がきらいだと、ネクベトちゃんも言ってました。あと、そうですね… がさつで乱暴なふるまいとか、大人のくせに子供っぽいのとか、そういうのもキツイです。つまりセトさまは、その女性に『ナシ』と判断されたのだと、わたしは思います。あと、クソ多いです。
「あらヴァジェト。先日の相談に対するあなたのアドバイス、的確でと~っても助かったわ。お礼に、このホ~~~ゥマンなお胸の育て方、ト・ク・ベ・ツに、あなたに教えてあげても良くってよ?」
――いりません。あなたのそのぶるんぶるんに喜ぶのは、一部の特殊な趣向の方々だけです、イシスさま。
「んねぇ~ ヴァジェトちゃ~~ん」
――いりません、ごめんなさい、結構です、変態は嫌いです、近寄らないでください。
「おぉヴァジェト! ちと相談なんじゃがのう、なんかオシリスたちがすっごく元気がなくいんじゃが、なんでであろうか? お前なんか知らんか?」
――あらら。いえ、まったく心当たりがありません。ラーさま。 |
体重 |
変態ですか?そうですか |
親友 |
ネクベト |
異名 |
炎の女神 |
性格 |
素直 |
特徴 |
故に毒舌 |
イラストレーター |
麻谷 知世 |
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