- 3.5フレーバー
「ふーん… そんな奴がねぇ」
はい! そーなんデス! その方は、私たちの演奏にとーってもかんめーを受けたと言ってくれてるのデス! きっと本物の愛を知っている人に違いないのデス! なぜかその人は水浸しでしたけど…愛の前に細かいことは言いっこなしデス!
ショージキ、最近ちょっと自信失ってました… 私たちがどれだけ“らいぶ”で愛を伝えても、いつまでも戦争はなくなりません…
私の“らぶぱわー”が足りないのかもって、ちょっとだけ思ってました。でも、こうやって応援してもらえて、愛100%――いえ、ラクシュミーさんに似たあの人と私との相乗効果で、愛200%デス! ――と、……あ! そうデシタ! その人がジャンヌさんにって、“ぷれぜんと”をくれましたよ!
「ん? アタシに?」
ハイ! なんでも、ジャンヌさんの“ふぁん”の方から預かってきたそうです! さっそく固定の“ふぁん”が付くなんて、ふふふ、ジャンヌさんも隅に置けませんね~!
「バッ…か、からかうな! …で、なんだコレ。袋の中に…大…福?」
なんでしょう…? うん、お菓子デスね! 愛と餡がたっぷり詰まっていそうデス!
「いや… けどさ、いきなりこんなもんもらっても…」
あれれ? いらないのデスか? せっかく“ふぁん”の方がくれたのに??
「い、いらないってわけじゃないけどさ……こういうのほら、な、慣れてないし、恥ずかしいっていうか… まぁ、あれだ! これはあずかっといて、あとでひとりでよく調べてだな…」
ま! あとでなんていけまセン! 愛は旬が大事なんデス! 愛の“しょーみきげん”にご注意をデス! ジャンヌさんが二の足ドカドカ踏むならば、私がそのアンコたっぷりの愛をあ~~ん…
「わわわわ! わぁ~~やっぱすっごいウマそうだなあああ!! 特にこの白をベースにした黒い豆のコントラストがなんだかアタシっぽいし、ファ…ファファファ、ファンのひとのあ、愛とかいうのを感じちゃったりなんかしちゃったり、とにかくいただきま~す―――――ん゛ん゛!!!???」
あら? どうしました? ジャンヌさん?
「ぐ…うぅっ… なんだ…これ…! アタシの中から…何かが…溢れて出て…!」
え? え? ジャンヌさん? ど…どうかしたんデスか?
「はぁ…はぁ…! ぐ…ぅぁ…熱い…熱くて…冷たくて…うぁっ…!!」
ど…どうしましょう…! 具合悪いんデスか!? 悪いんデスね!!??
「あ…ああ… アタシが…バラバラに…なって――」
ジャンヌさん!? 大丈夫デスか!? ジャンヌさん!!
………ジャンヌ………さん?
あのー…もしもーし…。聞こえてマスかー…。ちょーっと冗談にしては過激すぎマスよー…。ほら、そろそろ起きてくださーい。でないと私、そろそろ………グスン…泣いちゃい…マスよー
――無駄ダヨ。アタシトノ『リンク』、切ラレタ。
!! え…? え…? なんか邪悪なテルテルボーズみたいな… あなた、どこから…?
――“忌み種”カ… クソ、ヤツラ、ツマンネェモン使イヤガッテ、頭イテェ…
あの…あなたは、一体誰なんデスか…?
――アン? アタシ、デビロッタ。『偉大ナル魔女』、デビロッタ様ダ、ゾイ。
~【レッドデッドラプソディ】第十楽章~
身長
愛が強ければ強い程!
体重
愛を軽んじてはダメデス!
持ち歌
『100%愛シテル!』
好きな食べ物
アイス
好きな動物
アイアイ
好きな武術
アイキドー
夜汽車 -- (名無しさん) 2016-07-15 22:08:52
- アラクシュミーのフレーバーの続きですね。
アラクシュミーのページが出来てないので、アラクシュミーのフレーバーもここに置いときます。
「ここって… あの子に会いにきただけなのに… わたし… またやっちゃったの…?」
――ああ…絶対道を間違えた…
今更ながらそう確信したわたしは、これまでの道のりを思い返して途方に暮れた。
わたしは、「『教会』という組織の暗躍で、世界に異変が起きようとしてる。だから気を付けて」って、ただそのことを妹に伝えようとしただけだった。でも、いつも間が悪くて連絡が取れなかった。
仕方がないから直接会いに行こうと思い立ち、妹の夫のヴィシュヌさまのところに行ってみたら、「今は地上の“ばんど(?)”ってところにいるからいない」って言われて、それで仕方なく地上に降りて“ばんど”というところを探し回った。
――でも“ばんど”なんて全然見つからないし、載ってなかったけど、地図はどこかに飛んでっちゃうし、たまたま立ち寄った村で誰かに聞こうとしたら、たくさん山賊の人たちがいて、火事とかにもなっちゃってて、そこに豹の怪人に変身する人が来て大暴れして、それどころじゃなさそうになっちゃったし、変な人に声をかけられて試しに船っていうのに乗ってみたら、木馬に乗った騎士さんとちびっこが船に大穴を空けて、それを見たきれいな女の人が盛り上がっちゃってなんか大騒動になっちゃったし、それでようやく街っぽいところに着いたのだけど、そしたら自分に剣を刺して魔人みたいになっちゃう人が暴れまわって廃墟になっちゃうし、けど、その魔人さんの近くにいた人が、“ばんどなんとか”って話してるのをたまたま聞いちゃったから、その人、すごい怖そうな人だったのだけど聞いてみようと思って、魔人さんとその人の話が終わるの待ってたら、その人急に時空転移しちゃって、慌ててわたしも追いかけて、やっと追いついて道を聞いたら、なんかすごい形相で警戒されて、でもすぐに機嫌よくなって、付いて来いっていうからなんとなく付いてきちゃったんだけど――
「……こんなところに、あの子がいるわけないよね…」
――なんか、すごい雰囲気悪いし、すれ違う人みんな目がうつろだし… みんな“ふくいん”がどうのって怖い顔で同時にしゃべってるし…
ああ、今に始まったことじゃないけど、なんて不幸… 不幸の女神だから当たり前なのだけど…
「ああ、いたいた、探したぜぇ。あんまうろちょろするんじゃねぇよ」
――うぅ、やっぱり怖い… それにこの人、なんで全身に魔法陣なんか彫りこんでるんだろう… でも、ちゃんと返事しないと…
「あの… ちょっと… 道に迷っちゃって…」
「あぁ~ なんだっけか? 妹さがしてんだったな、あのラクシュミーとかいう」
「え? あ、はい… お知り合い…なんですか?」
「ああ? 別に知り合いじゃねぇよ。こっちが一方的に知ってるだけってやつだ」
「そうなんですか… あの… さっきも言った通り“ばんど”ってところを探してて…」
「あ? あ~~そうだったそうだった。そりゃあ場所じゃねぇよ、名前だ」
「…へ? な、名前なんですか?」
「そ、しかもオレの。オレはバン・ドレイルだ。教えてくれた奴もオレんとこにくりゃ、妹んとこに導いてくれるって言いたかったんだろうよ」
「ばんど…れいるさん… そ、そうなんですね。助かりました…」
「おら、オレの転送魔法で妹んとこ送ってやるぜ」
「ほ…ほんとですか…! ありがとうございます…!」
「おっと、そうだ。あんたの妹がつるんでる奴の中に、『ジャンヌ』ってヤツがいっからよぉ、これ渡しといてくんねぇか? 『あんたのファンからだ』って。オレぁ恥ずかしがり屋だからよぉ、オレの名前はぜってぇ出すんじゃねぇぜ?」
「あ… はい…」
――何かしらこれ… お菓子…? 妹の友だちにお菓子まで用意してくれるなんて… バンドさん…なんて良い人なの…! ああ…不幸なことばかりのわたしだけど、たまにはこんな幸運なこともあるのね! なにはともあれ、よかった… これであの子に『教会』の悪事を伝えられるわ…
「“不幸を引き寄せる女神”、かよ………こりゃ見ものだぜ。その“忌み種”、宜しく届けてくれよ…」
あれ、バンドさん何か言ったかな…? ごめんなさい、偶然鳥のはばたく音が重なって聞こえなかったわ…
身長
妹と同じくらい
体重
妹より少し…うう…
妹
ラクシュミー
司るもの
不幸と不運
特技
あらゆる抽選でハズレを引く
長年の悩み
シタールの弦がすぐ切れる
匡吉 -- (名無しさん) 2016-07-15 22:11:39
最終更新:2016年07月15日 22:11