あらすじ

太陽系が奇居子(ガウナ)と呼ばれる謎の生命体によって破壊されてから1000年後の世界。人類の繁殖と生産を維持しながら宇宙を旅する播種船・シドニアに暮らす主人公、谷風長道が人型兵器「衛人」の操縦士訓練生となり、仲間とともにガウナとの戦闘を繰り広げる。
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  1. 対話不能の異生物・奇居子(ガウナ)に太陽系を破壊された人類の一部は、巨大なる 播種船・シドニアで繁殖しながら宇宙を旅する道を選んだ。シドニアの最下層で育った少年・谷風長道(たにかぜ ながて)は、地上で初めて出 会った少女・星白閑(ほしじろ しずか)と急速に親密さを増してゆく。衛人(モリト)操縦士訓練学校に入学した長道は、初めて体験した複雑な人間関係に 翻弄されつつも急速に成長してゆく。
  2. 重力祭りの夜、シドニア最強の四人の戦士が飛び立った。だが、対話不能の異生物・ 奇居子(ガウナ)に唯一効果的な兵器・カビザシを遺失した戦士たちになす術はなかった。奇居子との接触を回避するため、艦長の判断により、緊急加速を行ったシドニアは重 力制御を失い艦内に大量の犠牲者を出す。カビザシ回収の為に出撃した長道の勇士に艦内すべての人々は歓声を上げた!
  3. 衛人を象ったガウナがシドニアに襲いかかる。そのコックピットには人の姿をしたエナ(胞衣)がいた。ガウナの目的は何なのか? なぜ、シドニアを襲うのか?ガウナに唯一効果的な兵器・カビザシはなぜ、二十八本しか備蓄していなかったのか?シドニアの過去に何があったのか? 謎が次々と解き明かされるとともに、長道の運命が激しく動き出す!
  4. ガウナの脅威に対し防戦一方だったシドニア。だが、ついに艦長は積極攻勢によるガウナ殲滅を決意する。その決断を後押ししたのは、衛人操縦士として英雄視されるまでになった長道の成長ぶりだった。一方で、次々と明らかになる科学者落合の異常な研究の数々。戦いは今、新たなる局面へ突入する!!
  5. 新たなる「敵」は巨大な小惑星と融合したガウナ!! ガウナ本体貫通弾の完成により、戦争は一気に人類の勝利へと傾いたかに見えた。だが、そんな人類の前に現れたのは、播種船シドニアの大きささえ凌駕する巨大な小惑星。そして、一撃で一個小隊を葬り去る高知能型ガウナ紅天蛾だった。シドニア滅亡まで、あと三時間――!!
  6. 小惑星と融合してシドニアに向かってきたガウナ、そして高知能型ガウナ紅天蛾との戦いは、ついに決着へ! 多くの犠牲を出した戦いだったが、とりわけ、シドニア防衛の要である衛人隊の大半を失ったことが大きな問題となる。このタイミングで、兵器開発の一線から撤退したはずの岐神開発が不気味な動きを見せ始める。防衛にもシドニア内部にも不安が残る中、鳴り響くガウナ襲来警報。英雄となった長道には、新兵器が与えられた!
  7. 英雄的操縦士となった少年・長道は慣れない一九式試作機で出撃し、絶望的なピンチを迎えていた。そこに突如現れた、まるでガウナかのような異形の兵器。これこそが岐神開発が生み出した切り札だった。巨大装甲「衛人」のみに頼ってきたシドニアの戦い方が大きく変化していく。それは戦争だけでなく、長道にとって、そして人類全てにとって、異生物との関係に変化が起こったことを意味していた!
  8. エースパイロットに成長した谷風長道は、友人・科戸瀬イザナとともに、純粋な心を持つ「融合個体」白羽衣つむぎとの交流を深めていく。一方、「不死の船員会」のメンバーを抹殺して独裁体制を確保した艦長は、レム恒星系における「大シュガフ船」との大戦争を決定。ついに、イザナを含む偵察部隊が惑星ナインに向けて出撃する!
  9. 対話不能の異性物ガウナに太陽系を滅ぼされた人類の一部は、巨大宇宙船シドニアによって逃げのびていた。エースパイロット・谷風長道の活躍もあり、ガウナの拠点「小シュガフ船オカリナ」を撃破したシドニアは、「大シュガフ船」の攻略を決意する。その作戦の一環として偵察の任についた科戸瀬イザナは、ガウナとの遭遇戦に突入。その絶対的な戦力差を打開し、イザナを救う。長道の駆る最新型「衛人」が戦場を翔ける!
  10. 巨大異生物と戦う正道ロボットSF! 異生物ガウナに滅ぼされた太陽系を脱出して千年。人類は巨大宇宙船シドニアに乗って戦いを続けている。巨大装甲「衛人(もりと)」新型や新兵器を得て力をつけた人類は、ガウナの本拠地に接近し全面戦争を決意! 絶対無二のエース操縦士となった谷風長道と、人間とガウナの融合個体・白羽衣つむぎは戦いでも私生活でも大切な仲間になりつつあった。だが融合個体2体目には思わぬ不安が…。



シドニアの騎士


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コメント

コメント
  • ラブコメハードSFという新たなジャンルを開拓か。
    弐瓶さんの漫画というと、基本的に登場人物があまり喋らない上、世界観が特殊なため理解するまで少々時間を要する。
    本作も例外ではなく、シドニアという背景、人間関係などを理解するには最低でも5,6巻まで読む必要があると思う。
    ハードSFという一見さんお断りのジャンルでこの作風はなかなか厳しいものがあるので、もう少し背景説明があってもとは思うのだが、これでも過去の作品よりはましなので諦めるしか無い(笑)
    とにかく物語の先が予想できない作品なだけに今後も目が離せない。

シドニアの騎士に関する口コミ

#bf

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最終更新:2013年08月27日 21:51
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