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あらすじ

 22世紀、人類は見せかけの繁栄の陰で、迫り来る破滅の危機に直面していた。そんな中突如として鶏肉製造工場から鳥の頭をもつ異形の人物であるチキン・ジョージが生まれる。チキン・ジョージはあらゆる学問を学び、その年生まれた子供が14歳になった段階で人類と地球が滅ぶという事を知る。そこで人類による地球の滅亡を逃れる為、動物たちを連れて地球脱出ロケット「チラノサウルス号」を建設する。だが、チキン・ジョージは、大富豪ローズ氏とアメリカ副大統領マーサ・ゴーマンの手先である美女バーバラの魅力に負け、地球に残る事を決断し、自ら大脳の左右を分離して退化の道を選ぶ。
 まさに楳図ワールド全開、荒唐無稽ここに極まれり。メッセージ性はあるのだが、それらすべてが幼稚であまり知性の感じられるようなものではない。プロットラインも好き勝手に書いている感が否めない。はっきり言って小賢しい漫画家が書けるものではなく、それゆえに圧倒的な爆発力は他に類を見ない。表現技法なんてなんのその、伏線なんて小賢しいことは考えない。ただ気の向くままに書き殴るだけ。一言で表現するなら「すごい」漫画だと思う。別に面白くも怖くも美しくもないし、間違っても作中人物の破綻した論理に共感したりすることはない。でもなぜか圧倒される。例えるなら、訳の分からないカルト教団にはまっている狂信者の説法を聞かされているような気分だ。いかんせんストーリーやメッセージがどうにも幼いので、読むなら14歳までか!??(その意味でこの題名は正しい)14歳までに読んで、あー世の中には間違ってることを異常なまでに信じて疑わずに周りに広めようとする困った人たちがいるんだな、ということを知るにはとてもいい教材かもしれない。逆に大人になってこの漫画のメッセージ性に胸を打たれるような人はもうちょっと色々と勉強をすべきだ。(手遅れかもしれないけど)
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  1. 文明が荒廃した近未来。バイオ鳥肉の細胞から誕生した天才科学者"チキン・ジョージ"を中心に、滅亡の危機に瀕した人間たちの苦闘を描く、楳図ワールドの集大成的作品が、待望の文庫版で登場。
  2. 世界中で緑色の赤ちゃんが一斉に生まれる、という事件が発生。それは、謎の鳥人間“チキン・ジョージ”がたくらんだ、人類滅亡の計画だった…。この病気の原因は誰にもわからず、世界は「恐怖の緑病」に恐怖する。そして、同じ病を患うわが子を持った、アメリカ合衆国大統領・ヤングは…。
  3. チキン・ジョージに捕らえられた少年・ミッキー。脱出を試みる彼を、謎のロボットが襲う! そして、なんとか難局を逃れたミッキーが命からがらたどり着いた先は、チキン・ジョージのいる部屋だった。チキン・ジョージは彼に、「君が戻ってくるのを待っていた」と告げるが…
  4. 強大な権力を誇り、あらゆるものを手に入れた経済界の最高位“ローズ”が、「不老不死の理論」を手に入れるため、ヤング大統領を恐喝する! ヤング大統領は、世界経済を破綻させかねないこの要求をはねつけた。ヤングとローズは決裂し、世界はさらに混沌へと向かっていく
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  6. 地球上の至る所で天変地異の嵐が吹き荒れるなか、子どもたちの間で広まる“脈のない子”の噂。 「ぼくは地球だ!」 と叫ぶその子の顔は、まるで現在の地球を象徴するかのようにボロボロにただれていた。この少年が地球を表しているという非現実的な話を岬総理は全く信じないが、二歳の愛息・タロウまでがその噂を口にして
  7. 不老不死の研究に失敗した経済界の黒幕・ローズ。彼は実験の副産物として生み出された人工人間を商品化しようと、岬総理のもとに人間を精巧にコピーした秘書を送りつける。「3歳以下の子どもの寿命が、すべて14歳で尽きる」と不吉なことを告げる秘書を、岬はすぐに偽物と見破るが
  8. 事故で息子を失ったヤング大統領は、息子を蘇らせるために一縷の望みを賭けて、チキン・ジョージ博士の元を訪れた。髪の毛から人間を再生させる実験は失敗に終わるが、ジョージは免疫構造が全く同じで、細胞が1個多いだけの別の子どもを使えば息子を再生できると言い出す
  9. 宇宙人が大富豪・ローズの研究室に侵入してきた! 居合わせた兼松博士も、たちまち彼らの攻撃の餌食になっていく。人間の口に吸いつき、下半身を凌辱するという宇宙人の奇妙な行動の謎を、コンピューターの画像から見ていたチキン・ジョージが解き明かす。その意外な事実とは…!?
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14歳


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