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あらすじ

魔法によって頭を爬虫類に変えられた記憶喪失の男が、自分の本当の顔と記憶を取り戻す姿を描いたダーク・ファンタジー作品。
著者は、この作品は「歌詞がメチャクチャダークで凶暴なのにメロディーは踊りたくなるくらい楽しい曲」からインスピレーションを受けて生まれたと語っており、退廃的で殺伐とした世界観と、グロテスクでハードコアな作風に、剽軽なキャラクターとブラックな笑いをちりばめることで独特のユーモアさを醸し出している。
5,6巻まで読まないと一体何が何やら状況が飲み込めず、取っ掛かりがとにかく悪いこの漫画。作品の性質上仕方ないとはいえ、最低限の説明回は1巻中盤までに欲しかったところ。画のタッチも独特のため、好き嫌いはかなりはっきり別れてしまうだろう。ただ、我慢してここを乗り切れば、というかこの独特の世界観に馴染んでくるとかなり面白さを感じるようになる。作品のあちこちに張り巡らされた伏線が少しずつ解き明かされていく推理小説的な快感、展開がまるで読めない程にオリジナリティのあるプロット、極めて個性的なキャラの数々(恵比寿とキクラゲが僕のお気に入りだ)。例えるなら、ハロウィーンパーティ的なワクワク感がなんともたまらない。作品のベースプロットは復讐であり、血なまぐさい戦いが淀みなく繰り広げられているのだが、キャラに愛嬌があるので暗くなり過ぎない。最近は暗いプロットを淡々と綴る漫画がブームだが、漫画である以上暗くなり過ぎないような配慮はあるべきだと個人的には思っている。そうした観点からこの作品を評価すると、明るさと暗さのバランスが絶妙で完成度が高い。
15巻くらいになってくると、パーティーも終盤、もっとこの魅力あるキャラ達と踊っていたいがそういうわけにもいかない。伏線がかなり回収されてきて、中盤の勢いは失われてきた。どのようにフィナーレを迎えるのか
それはまだ・・・・混沌の中。
それが・・・・・・ドロヘドロ!

ドロヘドロ


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