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狭い狭い和室に、その4人の人影はあった。
ちいさめの影が興奮しているのか立って叫んでいる。



「小町ばかりずるいです!私だって出番欲しいのに花映塚っぽいストーリーがなかなか来ないし…」

「いやそうなったらあんたボスじゃないの?」

「というか実際そろそろ出番みたいだけどね。やったじゃんザナたん!」

「ザナたんいうな!」



―博麗神社。
幻想郷と外の世界の境界に位置し、そこに住む(貧乏)巫女―博麗霊夢が幻想郷と外の世界を分ける「博麗大結界」を管理しているとかなんとか。
そこに勝手に上がり込んで堂々と茶をすすっているのはこの幻想郷を担当する閻魔、四季映姫・ヤマザナドゥ。
七色の人形遣いアリス・マーガトロイド。
妖怪の山に住む、河童河城にとり。
そして永遠亭の月兎、ざy…鈴仙・優曇華院・イナバである。


「大体貴女方2人はPTメンバーじゃないですか、それにそこの河童だって外伝では主人公やってるしかなり凝ってて正直本家よりおm」

「おいやめろ馬鹿、この小説は早くも終了ですね」

勢い余って言ってはいけないことを言いかけた閻魔の発言を、絶妙なタイミングでアリスが遮る。
さすがメイン進行役は格が違ったようだ。
ちなみに彼女の上海人形は現在彼女の傍にはおらず、ブロントさんの後を追いかけて魔理沙の暴言を止めているっぽい。

「大体ブロントさんたちどこ行ったのよ。」

うどんが誰もいない博麗神社を見渡しもっともな疑問を口にする。

「確かにね、あのルーミアも留守番にしてるわけじゃないし不用心だね、泥棒に入られたらどうすんのさ。」

「泥棒は魔理沙だけじゃない、どうせ。それにここに大したものがあるとは思えないけど?」

にとりが霊夢を心配しているのか泥棒のことを言うと、アリスがすかさずツッコミを入れる。
嫌味を忘れないあたり、さすがと言ったところか。

「あの魔法使いは貴女の家からも相当物盗んでいますね…お説教が必要でしょうか。」

ザナたんがいくら説教しようと、あの魔法使いは聞きそうにない。
長年の付き合いからアリスはそう思った。

「それでも結構仲良くしてるじゃない。永遠亭で牢屋に入れられた時の夜とかいいふいんき(なぜかへんかんできない)な気がしたけど?」

うどんが思い出したようにこの前の永林の異変のことを口にする。

「ほう…そんなことが…」

にとりがニヤニヤしながらアリスをみると、彼女は恥ずかしいのか少し顔を赤らめて反論する。

「ち、ちが…あれはただ魔理沙と貴女が口論して…ガラになくあいつが落ち込んでたからしただけだから…」

「別に慰めようとなんて思ってないんだから、ですか…」

「ひゅい!!!」

突然床下から現れた少女、古明地さとりをみてびっくりしたのかにとりが悲鳴(?)をあげる。

「ああ…酷い目にあった…」

何かの戦闘の後だったのか、彼女の服には若干返り血がついている。
何があったかは誰も聞かなかった。
否、聞けなかった。

「というかあんたなんでそんなところから出てくるのよ!」

うどんが最もな疑問を口にしたが、さとりは黙って地中をみるだけだった。
崖下にはお気をつけて…そういうとさとりはふらっと神社の外へ出て行ってしまった。

「…なんだったんでしょうね」

ザナたんが平然とお茶をすすりながらさとりが出て行った方角をみて呟いた。

「さすがラスボス…どこぞのカリスマ(笑)とは格が違ったわ」

「ザナたんはノーマルすら鬼畜だよね」

「確かに…あれは酷い無理ゲーだったわ…」


―紅魔館―
⑨の湖の傍にたたずむその紅い館の主、レミリア・スカーレットは玉座に腰をかけ、あふれ出るカリスマを放っていた。

「…っくしゅん!」

「お嬢様、大丈夫ですか…?」

突然の主のくしゃみに、傍にいたメイド長…十六夜咲夜はレミリアを心配して声をかける。
そんなはずはないのだけど、とレミリアは玉座から離れ、血でも飲んで温まろうと食堂へ向かって歩みを進める。
しかし何もない場所で突然盛大にこけた。

「うー!しゃくやー!いたいよー!」

「お嬢様!おケガは!(はぁはぁ…おぜうさま…)」

もはや先ほどまでのカリスマは微塵もないようである。
カリスマ(笑)




「ハッ…そろそろ彼岸に戻らなくては…」

「というかあんた何しに来た」

「私たちもだけどね…」

「私はあんたらと違って人里に用があるのよ………って師匠から頼まれた仕事忘れてた!お仕置きされるううううううううううう!!!」

うどんが神社からすごいスピードで飛んで行くのを尻目に、3人はもう一服だけしてそれぞれの家へと帰って行った。
結局何をしに来たのかは誰もわからなかったし気にしなかった。







「あー!誰よ勝手に私のとっておきのお煎餅とお茶飲んだ奴は!ブロントさん!?ルーミア!?魔理沙!?それとも紫!?」

ルーミアと一騒動あった後神社から帰ってきた霊夢は、和室にあったお茶っ葉の残りと空になった煎餅の袋を見つけるや否やその場にいた4人を疑う。

「おいおい酷い言いがかりだな、私は食べてないぜ」

「私も食べてないわ」

「私は人肉の方が…好きなのかー?」

「俺m」

「…そう…ブロントさんね…私のお茶とお煎餅返しなさいよ!高かったのに!……夢想天生!!!」

「ちょっとまっテ!エリ夢!あもりにも本気出しすぎでしょう?…っておいィィィィィィィィ!!!」

「バカジャネーノ」

ブロントさんの絶叫は、人里の方まで聴こえたそうですよー
尻に敷かれてますねぇ…(ニヤニヤ)(by文)




あとがき
ちょっと前に書いた奴^p^
ぐっだぐだですねーこれwww
まぁギャグに見えないけどギャグと思っていただければ幸いです。
最終更新:2009年10月20日 03:05