俺と豪炎寺は、サッカーの推薦で高校受験を経験せずに高校に入学することができた。
鬼道は違う高校に行ってしまったし(勉強で有名なところだ。当たり前だけど金持ちの跡取りだし)
風丸は陸上で有名な高校に、染岡は吹雪の誘いで北海道に行ったらしい(2人は思ってた以上に仲がいいようだ)
だから実質、高校で一緒なのは親友で恋人の…豪炎寺だけで。
豪炎寺と過ごす高校生活っていうのもいいんだけど、やっぱりサッカー以外の学園生活って暇なもので。
青春って
「飽きるよなー。」
「何がだ?」
授業の合間の時間、俺は隣にいる豪炎寺に話しかける。
同じクラスになれたのはスポーツ推薦で来たので不思議なことではない。
というのもここの高校はスポーツクラスのようなものがあって、部活に専念する分勉強は大目に見てくれる。
当然クラスに女っ気はほとんどなくて男子校の気分だ。
「高校も期待してたほどじゃないなーってさ。」
「そんなもんだろ…」
まだ1年生なのに、やはりというか学校に慣れると物足りなくなってしまう。
部活は先輩も当然いる。雷門ではなかったことだし、なんとなく不慣れだ。
かといって実力重視だから、俺も豪炎寺も試合にはよく出るんだけど。
部活は楽しいと思う。だけど学校生活は中学とそうも変わらないなと思う。
というか中学の頃は本当にいろいろなことがあったせいか、今の平和がむしろ暇のようにも感じてしまうのは不謹慎かもしれない。
「ほら、行くぞ。」
「どこに?」
「次は移動教室だろ…」
豪炎寺があきれたように笑う。
そんな表情の変化も見慣れたものだけど、傍から見ていたクラスメイトには珍しいものだったらしく。
「お前らほんと仲いいんだなー」
「へ?」
「……」
「だって豪炎寺っていっつもむっつりしてて何考えてるかわからないしな?」
「だよなー」
…確かに豪炎寺は普段無表情だし必要以上に喋らない。
だけど俺の前では全然違うから、そんなことすっかり忘れてたけど。
やっぱそういうのってよくないけど、嬉しい気もするんだよな。特別って感じがするし。
「豪炎寺は何考えてるかわからないなんてことないけどな。だいたいわかるぞ。」
俺が笑顔で言ってやると、豪炎寺が驚いた表情になって…すぐに優しげな笑みを見せる。
嬉しいんだなって思った。
「うおっ…!豪炎寺もちゃんと人間だなぁ…」
「何失礼なこと言ってんだよ!」
「わ、わりぃって!」
ちょっとムっとして、怒鳴るように言うとクラスメイト達が逃げるように教室から出ていく。
時計を見るともうすぐ次の授業の開始時間だった。
豪炎寺が俺の手を握る。
「ご、豪炎寺!ここ教室…」
「嬉しいこと言うから…触りたくなった。」
「…ちょっとだけだからな。」
「ああ…」
豪炎寺がいるこの学校生活。
やっぱり、暇とかではない…かな。
うん…
あとがき
何を書きたかったんだろうこれ^p^
とりあえず他校キャラ
- 鬼道さん→まぁ普通に頭いいとこにいくだろうなと。
- 染岡さん→吹雪とのコンビわりと好きです
- 風丸→陸上をやる説を支持
- 一之瀬→渡米
かなって思いました。
後々何人かは登場させたいな。
文化祭とか高校によってはいいよね。
この小説はまぁ母校を参考にしてるわけですが、文化祭はしょぼいんですよねー
商業高校とかはもっと活気があったのにねー(
最終更新:2009年11月09日 00:07