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沖縄で生活を始めて数週間。
キャンという子の助けで灯台で隠れながら生活をしている俺達の耳にも、イナズマキャラバンが沖縄に来た、という情報は入っていた。
おそらく特訓している間に誰かに見られたんだろう、「炎のストライカー」と呼ばれる豪炎寺の姿を。
確かに、俺も豪炎寺も特訓をしてそれぞれ奥義を身に付けた。けど…





帰るべき場所





昼間俺と豪炎寺はイナズマキャラバンをこっそり見た。
キャラバンから降りて俺達を探す鬼道達。
…見ていて辛かった。帰りたい…けどそれはまだ、できない。

夜になって横になっている俺を、豪炎寺が抱き締める。
沖縄の夜だ。そう寒くもないのに、豪炎寺は毎晩俺を抱き締めたまま眠る。
なんで抱き締めるのか、わからない。

「豪炎寺…寒いのか?」

そう言うと豪炎寺が驚いたように目を見開く。
もう俺が眠っていたと思ったんだろうか。
しばらくすると豪炎寺が腕の力を強めた。

「…帰りたいか?」

…不安なんだろう、自分の問題も解決していないのに1人になるのが。
確かに俺はみんなのところに帰りたい。サッカーがしたい。
でも、それ以上に豪炎寺を放っておくわけにはいかなかった。

「…帰るときは、お前も一緒だろ?それに言ったよな、お前を1人にさせたくないって。」

「……ああ。」

俺は豪炎寺の胸に顔を埋めて目を閉じた。
それが豪炎寺を安心させると思ったから。
数分もしないうちに、豪炎寺の心地いい体温が俺を眠りへと誘う。





円堂はもう寝てしまったようだ。
不規則な寝息がそれを証明している。

「…ありがとう、守…」

こんなことで不安になる自分が嫌だった。
円堂を信用していないようで、そんな弱い自分が嫌だった。
…だけど円堂はそんなことも気にせずに俺の欲しい言葉をくれる。
本当は円堂のしたいようにさせてやりたい。
きっと円堂はそう言っても俺の傍にいると言うだろう。その優しさに俺は縋っている。そして救われている。

「一緒に帰って、それからもずっとお前の傍にいる…身勝手だけど、それが何度も俺を救ってくれたお前への誓いだ…守。」

起こさないように、円堂にそっと口づけをする。
当の本人は安らいだ表情ですやすやと寝息を立てていた。

―いつか、帰るべき場所に。
その時は、2人で一緒に…






あとがき
なんだかこのパロだと豪炎寺が情けない気がする。気がする、じゃないな(
まぁ中学生だからこんな状況辛いだろう、と。うん…だけど豪炎寺は口に出さないと思います。
精神的にどっちが上かよくわからないです。でもちょっとキャプテンは大人すぎると思うんだ。特にアニメのほう。
それにしても灯台の豪炎寺の部屋は1回きりしかいけないなんて!なんでだ!なんでなんだ!
「豪炎寺の匂いがする」ってもう一度聞きたい、豪炎寺の目の前で言ってよ(

ちなみに豪炎寺の身勝手な誓い(  はアニメ5~6話あたりだったかな。
夕香に勝ち続ける誓いを立てるセリフから若干パクってる気がする(
あのセリフがフットボールフロンティア優勝フラグだったんですよね…

しかし1期の豪炎寺は喋ってるし目立ってるなー…と思います。
それに豪炎寺の優しげな表情はほんとたまらん円堂にだけ見せてくれ(

アニメの空気っぷりといいゲームではキックが1だけ吹雪に劣るとか…まぁシューズの差で豪炎寺の方がキック高いし、ばくねつストームもつい先日G5になりましたが(
ウルフレジェンド覚えたら吹雪外してカノン君入れようかな…(酷
カノン君といえばフューチャーも気になるというか…W豪円ができるじゃないですか(
最終更新:2009年11月14日 14:23