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「…んー…ごー…えんじ…」
…今、俺…豪炎寺修也は、動くに動けない状況に立たされていた。
隣には俺にもたれかかって、静かに寝息を立てている円堂がいる。
…確かに寝ろとは言ったのだが…
そもそもどうしてこのような状況になったのか。
事の始まりは今から1時間ほど前だ。




今日は修学旅行。修学旅行といえば中学最大の行事だ。
旅行先は京都・大阪。東京付近の中学生ならば旅行先はたいてい関西だろう。
移動は新幹線、確かにその旅は楽しいものだ。
皆がはしゃぐのも仕方ないだろう。そう、仕方ない…

「よっし革命!」

「なっ!ここでかよー!」

「ちくしょー!あがれねー!」

俺達サッカー部は皆で集まってトランプで遊んでいた。(とはいっても俺は見ているだけだったが)
次第に遊びはエスカレートしていき、旅の疲れと前日特有の寝不足から脱落者も増えていった。
そんな中で円堂を含む数人は未だに盛り上がっていて、一向に疲れた様子を見せない。
円堂なら、きっと今日が楽しみで寝不足じゃないだろうか。
そう心配したのも束の間だった。
今まで元気にしていた円堂が立った瞬間にフラつきだす。
俺はとっさに円堂を支えて、隣の席に座らせた。
近くで見ていた皆も心配そうに円堂を見ている。

「お前やっぱり眠いんだろ…無理しないで寝ていろ。」

「へ、平気だって…ちょっとふらふらしただけ…」

「円堂。」

「う…わかったよ…寝ればいいんだろー…」

そして寝息が聞こえてきたのが1分ほど後だった。
やはりよほど眠かったんだろうな…寝顔が可愛くてつい、頭を撫でてしまう。
熟睡しているらしくそれに気付きもしない円堂。



その後俺の方に身体を傾けてきて、気持ちよさそうに寝ている円堂を起こす気にもなれず。
今に至るわけだが。

「んー…」

寝言とか、たまに俺に擦り寄ってきて、気持ちよさそうにしている寝顔とか。
…後で、覚えてろよ。
運よく相部屋になったことだし、自由時間だってある。
修学旅行自体はそこまで楽しみでもないが、円堂となら楽しみだ。
邪魔しそうな奴は追っ払っておこう。
…とか考えていたら顔に出ていたようで、こっちを見ていた半田に注意される。

…もうすぐ新幹線が、京都に到着する。
そろそろ、横にいる幸せそうな寝顔の俺の恋人を起こしてやろうか――


あとがき
久々に書いたんだけど衝動的だったので途中で詰まりました^q^
このgdgdがたまらなく俺クオリティだぜ…

更新亀並なのも申し訳ないし、ぼちぼち書こう…と思った結果がこれだよ!
最終更新:2010年01月30日 22:02