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バーバリアンの歴史

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lupinduke

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バーバリアンの歴史
The History of Barbarians
\aITEM 184094839 1774147882:The History of Barbarians\/a
南Qy、北FPの本販売NPCより購入できるシリーズ。
(Evil種族はFPのみ、Good種族はQyのみで購入可能です)

「~の歴史」なので、全3章構成、指定された場所を訪れるだけの簡単クエスト本です。

※見開き本タイプではないので適当にカタチつけてます。

バーバリアンの歴史

この歴史書は、それぞれの定められたときにのみ完成される。
物語1:
我が物語を聞け!これは勇敢なる男女の物語。バーバリアンの物語を語ろう。我らは勇気の神MithanielMarrと愛の女神ErollisiMarrの子孫である。
我らの前に立ちふさがるものにとって、我らの名は恐怖となった。彼らは弱く、我らは強かったからだ。Barrukを見よ。彼はエルフを10人も抱え、その斧を振るってまるで無人の野を行くがごとくに戦場を歩いた。
”血の時代”を招いたのは我々だと言われる。そしてそれは事実だ。弱い者たちは、我らが北から攻め下りてくるのを見て恐怖に打ち震えた。我らはみな背が高いが、気配を悟られずに敵に近寄り、決定的な打撃を与えることができた。 限りある命を持つ者の中には、我らを止めることのできる者はいなかった。彼らはSoulsekRoに助けを求め、そして彼はそれに応えて地表の形を変えた。だがそれすらも我らをとどめはしなかった。しかしそのころには、我らは十分に力を示したので、それ以上先に進攻する必要はないと感じていた。
そしてある夜、Marrの双神がハラスに来て我らのたき火の周りを歩いた。彼らは我々のうちで力の強い12人の男と健康な12人の女の額にキスをし、そして祝福とともに南方に送り出した。我らのいとこたるヒューマンは、彼らから出たのだ。  
物語2:
我が名はNichollSilverfrost、マクネアケイル族のバードである。我が家系は長くバードとして一族に仕えてきた。Marrの双神をたたえよ。我が一族はハラスのものではなかったが、力のある一族だった。ラロシアンの時代、それは幸運なことだった。
聞け!我らバーバリアンのあいだで、それぞれの一族は割り当てられた義務を果たしているとき、GrenSlverfrostがエバーフロストの我らの村からはるばるハラスまで、その歌を披露しに出てきた。そして、オークが送り出した軍隊の第1陣を見たのだった。
Grenは走った。その足は怒りによってさらに速まった。彼はオークが村々を燃やすのを見た。彼らが死者をむさぼるのを見た。彼がハラスに帰りつき、警告を発すると、ハラスの門は内側から閉じられた。まだ襲われていない村々に迫り来る危機を伝えるため、Grenは他の者たちとともに伝令として送り出された。ハラスの近くの村の者たちはハラスへと身を避け、遠い村の人々は、他の砦へと避難した。そしてその間もオークたちは着々と進軍し、ハラスを包囲しつつあった。 長く、苦い戦いの末、ハラスは陥落した。ラロシアンは、生き残った族長の首をはねてその戦勝を祝った。また、他のものたちは荒野に放り出され、戯れに狩られた。しかしそれでも、我らは希望をもちつづけた。
我らのうち多くはハラスに逃げ、そして殺された。しかしさらに遠方の砦に逃げていた一族が我らに加わって、さらにさまよっていた同胞を集め、復讐を誓った。彼らは先祖から伝わる隠れ里に潜み、そして、待った。  
物語3:
しかし、長く待つ必要はなかった。まもなくラロシアン軍はグリーンミストと呼ばれる不思議な毒霧に巻かれて敗走したからだ。我らはハラスを奪還し、敵の残した残骸で祝いの火をたいた。
それは、我らの流してきた血の報いだったのだろうか?それを知る者は誰もいない。しかし、ラロシアンが壊滅してから大地は奥底からうめき、ひび割れ始めた。かつて氷の支配していた場所に炎が噴きだし、小さな流れだったものが広く深い川となって流れた。これは『破滅の時代』の物語である。1世代のあいだに大地は雪と氷の世界から腐臭の漂う沼地へと変貌してしまった。
一夜にして山全体が崩れ落ち、ふもとにあった家々も崩れ去った。そしてすべてはふたたび凍りつき、厚い氷の下に封じ込められたのだった。ノーラスの地表の変動だけでは足りなかったかのように、天空ではラクリンが砕け散った。あらゆる大きさの岩や石が雨のように降り注ぎ、その下にあるものすべてをなぎ倒した。かろうじて見つけることができた覆いの下から、我らはハラスが崩れ去るのを見やった。ああ、ハラスよ!燃えさかる岩が塀をなぎ倒し、先祖から伝わる家々を押しつぶし、燃やし尽くした。どんな軍隊をもってしても不可能なことが、月の破壊によって起こってしまった。大破砕は我々からハラスを奪い、そして自分のものとしたのである。 我らの世界は、大地の上に厚く積もった氷の層に包まれていた。昼間のあいだ、氷はオークのように退却した。しかし夜になると、すべてを征服しつつ前へ前へと着実に前進するのだった。そう、まるでバーバリアンのように。
聞け!これは我らの南方への旅の記録、新しい地へ移住するための、誇らしき行進の物語。道は険しくとも、北の子らはそれをものともしない。我らの後ろには雪に埋もれた足跡が続いていたが、我らの前には、世界が広がっていた。  

RPG全般に於いて、「(種族としての)バーバリアン=おバカ」という認識は、大体のところで共通するところです。
個人的には、「Morrowind」で「ABCs for Barbarians」って本を見てからでしょうか。そのインパクトがどうにも。
参考:ttp://www.uesp.net/wiki/Morrowind:ABCs_for_Barbarians
(ホントにABC3ページだけ、っつーのが笑うトコロです。)

ノーラスにおいても、Troll英語っぽいハラス訛りであるとか、大雪原のど真ん中で上半身裸で震えてるとか、いい感じの味付けがされてます。
物語1のラストにも書かれてますが、ノーラスにおけるバーバリアンは、ヒューマンの原種とされていますし、イコール原始人っぽい、みたいな発想もされてるんだと思います…

 

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