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『ビッグ・バン説』

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lupinduke

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『ビッグ・バン説』
The Big Bang Theory
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KoSのボーンマイア産コレクション本です。
全国1000000000000人のノームファンの皆様お待たせいたしました!な本です。

エンジニアが書いたドレッドネバー墜落についてのルーズな謄本。ハンパじゃなくルーズである。

普通、ノームは機械いじりが大好きなのですが、まれにそうでないノームもいます。
ドレッドネバー探検隊がメンバーを募集していると聞いたときはとってもわくわくしました。僕の名前はNeeve Flimcatcherで、僕はエンジニアです。


普通、探検隊のメンバーは既に船に乗っている人たちの友達や知り合いで埋められるものですが、このドレッドネバーの任務はそれ以上の人数を必要としたのです。僕はとてもラッキーでした。


面接を受けた後、5人のエンジニアが選ばれました。もちろん、僕を含めての5人です。
長旅の際はエンジニアを多く雇うのが鉄則です。それは何事も繰り返し、他の人の仕事を見直したりするのが最善策だからです。機械類を扱う仕事だと、なおさらです。


僕は仲間が大勢いる事は大歓迎です。実は学校から卒業もしてないので、人数が多いほど助かります。


Dreadneverさんが僕の経歴を見通さなかったのがラッキーでしたね。
船の内部は僕の想像を超えるものでした。これほど精巧なギアやスプロケットを見たことはありません。



見習いエンジニア(推薦してくれる人がいなかったから)としての仕事は簡単でした:スプロケットにオイルを塗るだけ。


旅の前半は頑張ったけど、最初の浮遊島にに到着したら興味を無くし始めました。
ぶっちゃけ、オイルって汚いじゃん!



船のサイズの割には供給品が多くとも、水はフリッツジャマーに生えてくる訳じゃないし。僕はきれい好きなのに滅多にシャワーを浴びさせてくれないんですよ。



船長も僕に水を無駄にするなって言ったし……ずうーっとオイルを扱ってちゃ、絶対に汚くなるじゃないっすか!
時間に余裕があったので、もう少し船の事を勉強しようと思いました。スプロケットにオイルを与える事以外にも沢山の仕事があるはずです。



しかし、船に友達がいないと何にもやらせてくれません。彼らは仲良しの人にしか楽しい役割をやらせないのです!



僕は文句を言うのは性に合わないけど、不公平だと思いませんか? 自分が手伝おうとすると、決まって「スプロケットのオイルをチェックしたか?」としか言われません。
着地するたびにエンジニアが船の外側を点検します。科学者たちは標本を集めたり、研究をしたりしていました。



その間、僕はぽつーんと1人で座っていました。スプロケットにオイルを塗るだけの仕事に不満を持ち始めたのです。



僕は皆の役に立っていない様な気がしました。自分の価値を示さなくては、と思いました。
”バーレン・スカイ”と呼ばれる場所では太陽が沈まない事にビビりました。バーレン・スカイでは研究をしたり、現地の方々と仲良くなったりしました。



僕はセカンド・エンジニアと一緒に船の内部の点検に付き合うことにしました。Pennyはよく喋ります。彼女はメンテナンスの記録や部品の台帳などを見せてくれました。



彼女は台帳の1つを見ながら「変ねぇ」と呟いた。「オイルの残量がバカに多いわ」
僕は静かに頭の中で最後にスプロケットにオイルを塗ったのはいつだったかを考えました。



ラッキーなことにPennyはそれほど気に留めませんでした。彼女は「今、ティガーフリッツが故障したら大変だわ。未知のエリアに旅立とうとしているし、この部品は取り替えられないからね」と言った。



「ティガーフリッツって何ですか?」と僕は聞いた。
これを聞いたらオイル塗りをサボっていた事に罪悪感を感じました。僕から見たらギアやスプロケットは全然大丈夫だったんですけど、新しい技術ってわかりにくいし……



Pennyとの点検が終わったら、僕はとにかくオイルを塗りまくりました。ずっと無視していたスプロケットにもオイルをぶっかけました。



終わった頃には何もかもオイルだらけでした。
次の目的地に向かって出発した時に船は大丈夫っぽかったんですが……天候も良かったし。



恐らく長い間のオイル不足と急なオイルびたしのコンボがティガーフリッツをおかしくさせたのかと思います。



まさか、船が爆発するなんて……。船長はここら辺の空気圧のせいだと思っています。僕もそう思いたいです。


 というわけで、ハンパじゃなくルーズなノームさんのお話。
ボーンマイアに落ちてる↓についてのサイドストーリーでした。
ちなみに、スプロケットはギアの「歯」のことだったり、ギア自身だったりと、解釈が色々あるようです(どれが正解、ではなく)。
詳しくは「ノームとクロックワークの整備技術」参照のこと。
・・・そのうち追加します。
※あくまでノーラス内の知識として、「そう書いてありました」レベルです。ロアというか、知識としての整合性はおいといて、今回は「ギア」という解釈でいいかもしれません。
実際のところは↓を。(出典:Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88

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