雪崩式・断崖式<プロレス用語>


時折目にする雪崩式~~、や断崖式~~という技名表記。
これはそれぞれ以下の条件の時に、本来の技名に接頭語としてつく。

雪崩式

相手を掴んだままリングのロープ反動を利用したりコーナーポストに乗せた相手を
リング内のマットへ向かって技を仕掛けた場合につく。
ポストは頂点が最大1.6m。これに両選手の身長と体重、運動エネルギーが加わるため
衝撃度が上がり、また受身も取りにくくなる。
従来の技でも危険度が上がり、従来で危険な技は下手すると即死級になり
技を仕掛ける方も自身の身体をうまく裁かなければならない為難度が急上昇する。

断崖式

雪崩式とは異なりリングのエプロンサイドや花道、コーナーポストの頂点から
場外下へと叩き落す場合に付く接頭語。
雪崩式よりも更に落差が増える。
(エプロンから場外へ落とす技を「奈落式」と呼称し、いわゆる断崖式と区別する場合もある
また、エプロンから場外へ落とすものを「断崖式」、ポストの頂点から場外に落とすものを「雪崩式断崖××」と
呼ぶこともあるので、適宜空気を読んでどちらかを判断したい。)
リングの高さが大体1mくらいだとしても、
リング下はリング内程緩衝力のあるマットではないため、ダメージが跳ね上がり
ポスト頂点からだと合計で3m近くからの落下となる。
大体電話ボックスから背中を先にして自分で飛び降りる感覚、らしいのだが

そんなもん誰も真似しねえよ。


雪崩式・断崖式どちらにしても技を仕掛ける方も受ける方も高錬度の技術と体力、
そして受身や負荷分散ができなければならないため
下手な人間には一切許されていない禁断中の禁断技。

<参考動画>
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3093816

http://www.nicovideo.jp/watch/sm3093828

2004年のGHCタイトルマッチ小橋対秋山の一戦からの2つの技。
やられたらやり返すのがプロレスの掟。だがこれはあまりにも…。
第27回第7試合で萃香レミリアに仕掛けた技がこれ。

この他三沢対小橋(また小橋か)において敢行された
断崖式タイガースープレックスもファンの間では語り草となっている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3100388

ゆかりんにやられなくてよかったね、こまっちゃん
クラッチ外さない'91だったら自分で河渡る羽目になってたよ。

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最終更新:2008年12月27日 11:01