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テイルズオブレジェンディア長編 ~古の約束~

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長編 テイルズオブレジェンディア ~古の約束~




蒼く、いつまでも――永遠に輝く『海』


いつまで


僕達を見守っていてくれるのだろうか


いや――――


もう知らない所で



知らない朱鷺



約束してくれたのかもしれない



固い鎖で繋がれた



永遠の約束を――――



人為的に作られた島のような外見を持つ遺跡船――。
その遺跡船でもっとも広い街――灯台の街ウェルテスは毎日のように人々が賑わっている。
その街の中心である『噴水広場』で、多くの人々が集まって楽しんでいた。人々が輪になり、4人の者達を囲んでいた。
それは――――
「ヨウヨウ、そこ居るあーんちゃん、街の掟を知ってるか~い♪」
肌が黒い紫色の髪をした男女が2人がノリノリで歌っている。―フェロモン・ボンバーズだ。
そしてその2人の後ろで隠れるように突っ立っている少年、少女は――
「なんで俺達がやらなきゃいけないんだよ……」
「でも、断れないよね…やらなくちゃ、いけないのかな……?」
銀髪の少年―セネル・クーリッジに、金髪のプラチナブロンドの少女―シャーリィ・フェンネスだった。そしてその前に立っている男性―エド・カーチス、女性―イザベラ・ロビンズは、呆れている2人を振り返り合図のようなものを出す。と、セネルはまたかよ、と溜息をつく。
「美しさは力!グレーーイト!フェロモン!」
「・・・フェロモン」
「美しさは罪!ワンダーー!フェロモン!」
「・・・フェロモン」
そしてまた、フェロモン・ボンバーズの歌が始まる。と、1人の少女が焦ったようにこちらへ向かってくる。
「――クロエ?」
「クーリッジ!シャーリィ!何してるんだ――っ早くこっちを手伝ってくれ!!」
頬についていた血を拭いながら、言う。セネルとシャーリィは顔を見合わせ頷き合うと、少女―クロエ・ヴァレンスと共に走っていった。
噴水広場の水が変わり果てた事を誰も知らなかった。



「ッ――ウィルさん、そちらは大丈夫ですか!?」
黒髪の少年が咳き込みながら、この中で長年者らしい―男性の方に声をかける。
「オレの心配をするくらいの暇があるのならまず敵を減らせ!」
「ウィルっち、冷たぁ~い」
「シャボン娘、ワレもちゃっちゃと働かんか!」
黄色いボンボンを身につけている少女が苦笑いをしながら、術――爪術と呼ばれるもので敵を攻撃する。
眼帯をした青年は槍を投げ、敵を近づけさせないようにする。彼の隙が出来たところに、黒髪の少年が猛攻撃を仕掛ける。
「だぁ~、もう!クーおっそい!!こんな数じゃキリがないよ~!」
「駄々を捏ねるな。もしも此処で足止めしなかったら、宿屋が壊されるぞ」
「いや!それだけはぁ~……――グランドダッシャー!!」
地系上級爪術を多くの敵目掛けて攻撃する。荒い息をつきながら、青年―モーゼス・シャンドルが黒髪の少年―ジェイに向かって話す。
「のう、シャボン娘いきなり強うなったのう……」
「何処かの誰かさんと違ってとっても役に立ちますねぇ?」
「誰や」
「……これだから馬鹿は…」
「ちょっ……ジェージェー!あたしを物みたいに言うな!!…後ろ!」
ジェイは素早くよけ、敵を蹴り飛ばすと小声でそうでしたっけ、と呟く。少女―ノーマ・ビアッティはその場でドタバタと暴れる。
「真面目に戦え!遊びではないのだぞ!!―アイシクルボルト!」
巨大な氷が雷光に包まれ出現し、そのまま敵に衝突する。そしてモーゼスの槍が敵を刺す。
「こいでも喰らえェ!戒心!!」
空中から強力な三連撃をお見舞いする。そしてジェイが懐に入り込み、
「浮雲!!」
敵を蹴り飛ばす。

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