ある職場、それは研究所でした。
格好の実験場が見つかったと思いました。
まず実験場となった職場の環境からご説明します。
その職場の社員は大学卒、大学院卒が殆どです。
そして文科系の勉強をしてきた人と、理系の大学を出た人が適度に混じり合い、また女性比率が非常に高いという特徴も持っています。
もう一つの特徴は、研究所という性質からか、「自分の考えを持つ」「自分の考えを主張する」ことを大切にする人達ばかりという点です。
ですから、自己主張型つまり、自分は自分、他人は他人と行動に表し、自己の考え方に基づく
行動様式を鮮明に打ち出しますので、社員一人一人がどのような考えを持っているか、つまり「思考回路」1「行動様式」の関係が大変観察しやすい環境といえます。
人材育成コンサルタント・前野岳洋
最終更新:2014年03月19日 12:26