レベル |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
HP |
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431 |
461 |
493 |
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605 |
647 |
695 |
741 |
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ダメージ |
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63 |
67 |
72 |
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88 |
94 |
101 |
108 |
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秒間ダメージ |
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18.3 |
19.7 |
21 |
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25.7 |
27.3 |
29.3 |
31.3 |
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- 攻撃間隔:3秒
- 攻撃距離:20
- 移動速度:遅い
- 攻撃対象:地上
- 制御時間:4秒
カード説明
ゲーム内説明
石像兵を2体召喚する。召喚された石像兵は周囲の敵を挑発する。
※挑発状態の石像兵は被ダメージが99%減少する。
概要
「ハリー・ポッターと死の秘宝」の最終決戦「ホグワーツの戦い」において、マクゴナガル先生が操った石像。
第一作目の賢者の石から城のオブジェクトとして登場しており、ハリーも時折ガシャンと音を立てるこの鎧が本当は動けるに違いないと確信している描写があった。
「ピエルトータム・ロコモーター」そのものはマクゴナガル先生が唱えた呪文のことで、意味は「すべての石よ、動け」。
「ロコモーター」は
ハリー・ポッターの世界で物を操る呪文であり、ピエルは「石」トータムは「すべて」を表す。
鎧に名称は特になく、原作ではあくまでもただの鎧と呼ばれる。
6コストの召喚ユニット。
「魔法の覚醒」リリース開始直後から存在したレジェンドカードにして、最強カードの一枚。
毎月新レジェンドカードが出る魔法の覚醒において、弱体化を受けながらも常に最前線で使われてきた驚異のカードである。
2体の石像兵を召喚し、戦わせる。石像兵は肩に剣を担ぎ、しゃがんだ状態で登場する。そこから4秒かけてゆっくり立ち上がり、地面に剣を突き立てる構えをとった後、近くのユニットやプレイヤーに攻撃を繰り出していく。
登場から剣を引き抜くまでの4秒間には挑発の効果と、ダメージ軽減の効果がついている。
挑発とはプレイヤー以外のユニットの攻撃対象をすべて自身に変更する効果であり、本来プレイヤーを直接狙う
エルンペントも含めたほとんどのユニットが石造兵に向かって攻撃する。挑発の範囲はそこまで広くないが、挑発中はすべてのダメージが1しか入らない。
召喚すれば、ほぼ確実に攻撃開始するまで生き残り、高いHPと攻撃力でフィールドに干渉してゆく。
使用感
召喚時の高い防御力。3秒に一度剣をふるう高い攻撃力。500~700程度の高いHPを持ったバランスの良いカードである。
相手からすれば威力の高い単体呪文では一体しか倒せず、複数攻撃の呪文で狙うにしても生半可な威力の呪文では倒しきれないので、厄介極まりない。ユニットも
怪物的な怪物の本や
マタゴのように単独攻撃しかできないものでは一体にしかダメージを与えられないので、解決にならないことが多い。
全ユニット中最高級のフィジカルを持つ。
単体としての体力や火力は
トロールや
エルンペントなどに劣るが、それを2体召喚するので、単純なコストパフォーマンスでいうとそれらを上回る。具体的にはレベル18
トロールのHPが1014。一秒間当たりのダメージ52.6に対して、レベル18のロコモーターではHP695×2=1390。秒間ダメージ29.3×2=58.6となり、
トロールをHPと攻撃力ともに上回っていることとなる。
これは
トロールに限らず、類似した大型ユニットすべてに言えることである。
ほとんどのユニットに対して、単独で及ばずとも2体分として計算すると上回る。
ノルウェー・リッジバックの卵や
悪霊の火のように、条件を満たせばロコモーター2体分を上回る体力と攻撃力のユニットも存在するが、それらは本領発揮するのに追加で回復カードなどを使用しなければならず、失敗すれば十分な活躍が見込めない。
純粋にコストを払ってユニットを召喚するという行為において、もっとも単純なコストパフォーマンスに優れるのが「ピエルトータム・ロコモーター」というカードである。
何も考えずに呪文やユニットカードを使用していると、こちらがカードを使用したタイミングに「ピエルトータム・ロコモーター」を合わされて、そのまま不利になることが多い。
例えば
エルンペントを使用した瞬間にロコモーターを合わされると、エルンペントは石像兵を狙って突進するが、そのときのダメージは「1」となる。
コンフリンゴを発動した瞬間にロコモーターを合わされれば、すべての爆発は「1」で処理され、完全に使い損になる。相手がロコモータを出したからと慌てて
アクロマンチュラの毒液を使用してしまうと、まだ無敵時間で数秒分のダメージが無駄になってしまう事が多い。
普通に使用しても強いカードながら、そうした状況による利益によって上振れが発生しやすいのも、このカードの強みである。
何も考えずにロコモーターを連打しているだけで、かみ合って勝利ししてしまうことも多い。
全カードの中でもトップクラスにハグリッド共鳴と相性が良い。ハグリッドはデッキに入った一番コストの高いユニットの攻撃速度を1.5倍にし、HPが50%以下になると28%回復させる(3回まで)。具体的には3秒に一回だった攻撃が2秒足らずで行えるようになり、中途半端な攻撃ではなかなか倒せなくなる(同レベルのインセンディオだと、すべて命中させても回復後は半分ほど体力が残ることとなる)。レベル18でいうと、攻撃力秒間29.3→
43.9になり、体力もフルで回復すると考えると695+195(28%)+195(28%)+195(28%)=1280。2体分で
2560となる。
最大級の体力を持つ
トロールの2倍以上の数値で、2対2のプレイヤーの平均体力3500に達する勢いである。
これほどの強力なユニットをただ6コスト払って召喚するだけという手軽さが、この共鳴の恐ろしいところである。例えばベラトリックスの共鳴はその本領を発揮するために相手にダメージを与えねければならない。スネイプ共鳴はケビンのバフを貯めないといけないし、ルーナもセストラルを発動するのに、呪文を何回か使用しなければならない。しかしハグリッド共鳴にはそうした準備が必要なく、試合開始から手札にありさえすれば、そのまま召喚して、それがデッキの最強の動きとなるのだ。レベルさえ上げてしまえば、最も気軽に使える共鳴の一つだといえよう。
その圧倒的な数値は相手のロコモーターへの処理と防御に大きな負担を与え、少しでも対応にもたつくと、さらに追加のロコモーターが召喚されることとなる(追いロコモ)。ロコモーターの除去に失敗したプレイヤーが4,5体のロコモーターにスイカ割りのようにボコボコ殴られる姿は、このゲームにおいてよく見られる悲しい光景である。
呪文中心で戦うデッキは、発動のタイミングや狙う場所など、少しのミスがそのまま敗北につながってしまう。
特定のカードがランダムに切り替わるルーナやダンブルドア、ニュートなどは状況に応じて使うカードを選択する能力が求められるが、人は常に最善を選択できるわけではない。
人間には調子のいい時と悪い時があり、どうしてもその日の気分などでゲームの腕というのは上がり下がりしてしまうものである。
いついかなる時でもとりあえず一定の戦績を出してくれるハグリッド共鳴は、長い期間を数えきれないほど戦うランクマッチにおいて、心強い味方となってくれることだろう。
相性のいいカード
ロコモーターと並ぶ最強カード。範囲内の弱った味方ユニットを吸収し、ケージが一定以上たまると、シールド効果と攻撃速度強化を得たヒッポグリフが召喚される。貴重な飛行ユニットであり、飛行ユニットに攻撃できるユニット。ケージがしっかりたまった状態で召喚されると、攻撃速度が30%アップする(2秒に一回→1.6秒に一回)。ケージのたまり具合は吸収したユニットのHPに依存するため、生き残りやすく体力の高いロコモーターとは相性がいい。ロコモーターの数少ない弱点が、飛行ユニットには攻撃できないということなので、それをカバーできるのも強力。特にロコモーターの処理に手間取っているうちに、追加で出されたこのカードによって吸収されると、フィールドには常に最強のフィジカルを持ったユニットか最強の攻撃力を持ったユニットが存在し続けることとなる。「ハグロコモスーツケース」とは、魔法の覚醒におけるTier1の最強デッキの略称であり、ハグリッド共鳴・ロコモーター・スーツケースの3つの構成要素を意味している。
弱点
これは多くのユニットに共通する弱点ではあるが、地面にいる敵にしか攻撃できない。オパールアイや
ピクシーには何もできずに一方的にやられるし、それこそ相方のスーツケースも苦手とするカードである。飛行ユニットは低いHPに調整されているので、呪文カードで除去したり、スーツケースを投げるなどして対策していきたい。
もともと足が遅いのに加えて単体の体力は平均的なので、2体同時に毒液に踏み込むと、そのまま毒液ダメージをすべて受けてしまう。同レベルならそのまま死にかねない。ハグリッド共鳴なら生き残るが、近づいてプレイヤーから直接攻撃を受けたり、追加で低コスト呪文を受けただけで倒されることがある。これも警戒して、除去される前にスーツケースや
ポートキーを投げるのが良い。
決闘での採用率
相手に使われたとき
最終更新:2025年04月20日 13:08