ファンタスティック・ビースト・スーツケース

コスト 4
タイプ 魔法生物

レベル 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
スーツケースHP 560 599 641
ヒッポグリフHP 117 125 134
ダメージ 49 52 56
秒間ダメージ(最大) 93
容量上限 882 926 972
シールド値(最大) 295 326
  • 攻撃間隔:2秒
  • 攻撃距離:30
  • 移動速度:中
  • 攻撃対象:空中と地上の敵

カード説明

ゲーム内説明
ファンタスティック・ビースト・スーツケースを召喚し、一定範囲内にいる現在のHPが34%未満の自分あるいはチームメンバーの召喚ユニットを引き寄せて吸収できる。
  • スーツケースには容量がある。吸収したユニットの最大HPにより容量が変化し、同時につーつケースが自身のHPを消費することで容量を増やし続けていく。
  • スーツケースの容量が上限に達する、あるいは撃破される場合は、ヒッポグリフを1体召喚してくれる。(1つのスーツケースにつき最大1体まで召喚できる)
  • ヒッポグリフは扇型範囲ダメージを与える。そしてHP、攻撃力、射程、ダメージ範囲及び体型は召喚されたスーツケースの容量と吸収されたユニットの数により決まる。
  • 容量が上限の75%以上に達する場合、召喚されたヒッポグリフは追加で地震次第HPの57%のシールドを1つ獲得する。このシールドが存在すると、ヒッポグリフの攻撃速度が追加で30%上昇し、気絶、原則、ノックバックなどの制御効果を無効にする。

概要

映画ファンタスティックビースト・シリーズにおいて、主人公ニュート・スキャマンダーが持ち歩くスーツケース。見た目は普通の旅行鞄だが、無数の拡大呪文がかけられており、中には広大なスペースとそこで飼育される魔法生物が収納されている。
作中でニュートが保護した動物はそこに収納され、逆にスーツケースから動物を出して力を借りる場合もあった。
「魔法の覚醒」においては2024年4月2日、呪文学シーズンのシーズン限定ガチャにて登場。「羽ありスリングショット」と同時に解禁された。
原作が再現された
  • 弱った魔法生物を収納する効果
  • 収納しているヒッポグリフを呼び出す効果
という2つの能力を持つ。

使用感

現環境において最強クラスのカード。
HPが34%以下になった自分のユニットを吸収するか、自身のHPを徐々に消費しながらゲージを蓄積。ゲージが一定以上たまるか、スーツケースが破壊されるとヒッポグリフを召喚する。(スーツケースは消える)
召喚されたヒッポグリフのステータスは吸収したユニットの最大HPと、何体吸収したかによって変動する。
いかにユニットをしっかり吸収するかが重要なカードであり、何も吸収できないと同レベル帯のフウーパー程度の貧弱なHPしか持たない。
しかし「容量上限」の75%以上たまった状態で召喚されると、シールドを持ち、HPが暴れ柳くらいに多くなり、攻撃力がリッジバックくらいに上昇し、射程が広くなる。(体型も大柄になる)

召喚されるヒッポグリフは飛行ユニットである。「魔法の覚醒」において、飛行ユニットに対する攻撃手段は限られている。多くの魔法生物は地上にしか攻撃できず、呪文も一部は地上を対象としているからだ。そのため基本的に飛行ユニットはHPが低めに設定される。例えばレジェンドカードの若いA・N・オパールアイ種はレベル18の時点でHP664に対し、暴れ柳でHP820、ピエルトータム・ロコモーター1体でHP692である。だがヒッポグリフはシールド値がHPに追加されるため、高い体力を持つ。レベル13のヒッポグリフでゲージを完全にためた場合、HP556+シールド値326で、合計882となる。
攻撃速度と攻撃力も非常に高く、また攻撃は空中のユニットにも命中する。ユニットを吸収するという準備段階が必要とはいえ、その攻撃頻度はレベル13シールド保持中で秒間ダメージ93に達する。これはレベル18のハグリッド共鳴ロコモーターの秒間ダメージ50.5を軽く上回る数値で大体レベル17のノルウェー・リッジバックの卵の秒間ダメージ97.68と同じくらいである。7コストの準備が必要なユニットと比較してもそん色のない攻撃力を、たった4コストで、しかもレベル13程度で、範囲攻撃で出せるというのは、このカードがいかに優れたレジェンドカードであるかというのを表している。ランクマッチではレベルを上げていないカードは使いにくいが、このカードはマスター帯でも大体レベル11くらいから実践投入しても問題ないくらいなので、プレイヤーの財布にやさしいという意味でも非常に良心的なカードである。(使われる側からしたらたまったものではないが)


シールドについて

「容量上限」の75%以上蓄積した状態で召喚されたヒッポグリフは、通常のHPに加えてシールド値を獲得する。このシールドが付属している間は攻撃速度が30%上昇し、気絶・減速・ノックバックしなくなる。具体的にはインフラータスインカーセラスエクスパルソフリペンド?が利かなくなる(ダメージは受ける)。※エクスパルソのトータルダメージがシールド値を上回っている場合などは、ノックバックする。
ただでさえHPの高いユニットが、大体200~300程度のシールドを持った状態で現れ、しかもその間は多くの耐性を持つので、相手する側からすると非常に厄介。非常に高い攻撃力と攻撃範囲を持ち、相手からしたら動きを止めるために制御呪文を使用したくなるユニットだが、それがダメージにしかならない。制御呪文は制御効果が強力であるために、威力が低めに設定されていることが多いので、間違えて発動してしまうとかえってコスト不利に陥ってそのまま押し切られてしまうだろう。
使う側からすれば、シールド状態を必ず維持できるタイミングでスーツケースを配置するのが、このカードを使用するときのポイントである。

使用方法

最大HPの高いユニットを吸収すればすぐに「容量上限」に到達するため、トロールピエルトータム・ロコモーターなどの大型ユニットの後から召喚することが望ましい。
何も考えずにスーツケースを配置すると、吸収するべきユニットよりも先に破壊され、貧弱なヒッポグリフが姿を現す。
かといってスーツケースの配置を渋っていると、吸収するべきユニットが破壊されてしまい、吸収する対象がいなくなってしまう。
召喚しているユニットが生き残りそうな、ぎりぎりのタイミングを見計らって出すのがいいだろう。
例えば、ウィーズリーの暴れバンバン花火グレイシアスのような一撃が大きいカードは、ユニットがやられる瞬間にスーツケースを出しても吸収が間に合わない。アクロマンチュラの毒液メテオロジンクスのような多段攻撃の場合は、ユニットがダメージを受ける時間が長いので、スーツケースを後から配置しても吸収が間に合う。

もっともスーツケースが優先的に破壊されるかは、相手次第である。混戦の中で生き延びるのに必死な相手ならば、適当に転がしておいたスーツケースがずっと残り続けて、忘れたころにユニットを吸収してくれることもあるだろう。そういう意味ではあまり深く考えずに、ユニットを出す→スーツケースを置く。ユニットを出す→スーツケースを置く。の流れを愚直に続けるのも一つの戦術である。多少スーツケースが破壊されても、とりあえず小型のヒッポグリフは召喚されるので、こちからしたらコスト損にはなりにくい。特にピエルトータム・ロコモーターのように登場するだけで相手に圧をかけるユニットとの相性は抜群で、相手はそもそもロコモーターを止めるのに少なくないコストを払わねばならないのに、後ろにそっと置かれたスーツケースまで破壊しなくてはならない。どちらも処理するのに後手に回った相手はジワジワと追い詰められ、やがて限界を迎えて除去が漏れて、そのまま死に至るだろう。このロコモーターとスーツケースを交互に永遠に供給し続ける戦術を「ロコモスーツケース」と呼ぶ。

配置すべき場所

ユニットを吸収する範囲がフィールドの半分くらいなので、自分の陣地に配置するか、相手の陣地に配置するかの2択となる。ユニットは相手の陣地で戦うので、自陣にスーツケースを置くと吸収する機会が失われかねない。できたら相手の陣地に投げ入れておくのがいいだろう。ただし、ファイア・クラブ浮遊爆弾など、自陣に配置するユニットと同時に使うなら別。
また、先に展開したユニットの真後ろは避けたほうがいい。迎撃する呪文には直線上の範囲攻撃が多いためである。エクスペリアームスグレイシアスヴェンタスなどで同時に処理されかねない。
ユニットと近づけすぎるのも危険。インセンディオウィーズリーの暴れバンバン花火などの範囲攻撃の対象となってしまう。
ユニットと少し離した隅のほうにおいておくのがおすすめである。


相性のいいカード


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最終更新:2025年03月27日 13:52
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