イフラマドの財宝を警護するよう命じられ
ブラックコフィン号から降ろされた。
まずは
タラッカ入江に隠されているという
その財宝を見つけねば……。
(Jazaraat's Headstoneを調べる)
だいじなもの:イフラマド金貨を手にいれた!
イフラマド金貨
海洋騎士の墓で拾った美しい金貨。
王冠をかぶったイルカの紋章が刻印
されている。
>>イフラマド金貨がない場合
+
|
... |
??? : うふふふふふふ……。
Fhu Madihmin : この渡船場に、
また足を運ぶなんて……素敵な人。
Fhu Madihmin : だけど……
あなた、イフラマド金貨を
持ってないのね……。
Fhu Madihmin : 渡し賃がないと
あたしの連絡艇(Cutter)は、
あなたを柩へは導かないの……わかる?
Fhu Madihmin : ……さようなら……。
|
??? : うふふふふふふ……。
Fhu Madihmin : 暗礁域のはずれの渡船場に、
また足を運ぶなんて……素敵な人。
Fhu Madihmin : あなた、もう一度
漆黒の柩へ行ってみたいのね……ちがう?
選択肢:漆黒の柩へ行きたいですか?
>>いいえ
Fhu Madihmin : 渡し賃がないと
あたしの連絡艇(Cutter)は、
あなたを柩へは導かないの……わかる?
Fhu Madihmin : ……さようなら……。
>>はい
Fhu Madihmin : あなたのイフラマド金貨、
渡し賃として……いただくわ。
Fhu Madihmin : うふふふふふふっ……。
Fhu Madihmin : あたしの連絡艇(Cutter)は
あなたを、求める柩へと連れてゆくわ……。
Fhu Madihmin : ……さようなら……。
…………………………………………………………………………………………
Flit : ……ルザフさん。
あいつを、どうするおつもりなんです?
Luzaf : …………。
Flit : あのお方もお待ちかねです。
早いところ始末して、ハザルムに行き
叙任式を執り行いましょうよ。
Ovjang : ヨウ、るざふ!
まタセタナ!!
Flit : やれやれ、もう
お掃除に飽きちゃったんですか?
さすが、育ちのよい方は違いますねぇ。
Aphmau : 失礼しちゃう。
ちゃ~んと甲板を
ピッカピカにしてきたんだから!
Ovjang : あふまうハ、
みテタダケダケド、ナー。
Aphmau : んもうっ! アヴゼンったら!!
しーっ!
Flit : う~ん、
それなら、次はですね~。
Luzaf : 待て、フリット!
Luzaf : 俺は、この者らと話がある。
少しの間、お前が外してくれないか?
Ovjang : ホホウ!
ていとくハ、はなしガ、わカルデハナイカ?
Flit : し、しかし、ぼくの話はまだ……。
Luzaf : フリット。
同じことを2度言わせるな。
Flit : ……あいあい、さ~。
命令には絶対服従ってね。
Aphmau : あの……
……具合は、どうなの?
Luzaf : ああ、もう大丈夫だ。
Luzaf : 一睡もせずに、
看てくれていたそうだな。
Luzaf : 感謝する。
Aphmau : ……うん。
Aphmau : ……あっ、でも
あの……マウのこと……。
Luzaf : ああ……
アトルガンの聖皇、ということか?
Aphmau : ……ええ。
Luzaf : 以前の俺なら、
もう、君を斬っているだろう。
Aphmau : !!
Luzaf : 案ずるな。
Luzaf : 君を斬り、小さな復讐を
果たしたところで俺の心は浮かばれない……。
Aphmau : ルザフ……。
Luzaf : かつて俺は、
イフラマド王国の皇太子だった……。
Luzaf : だが、留学中に
故国はアトルガン皇国に侵攻され
帰るべきところを失ってしまった……。
Luzaf : 俺はあきらめきれず
王国の残存艦隊を集め、
反皇国組織コルセアを結成し
皇国軍と戦うことにした。
Luzaf : くる日も、くる日も続く
戦いの日々だった……。
Luzaf : そして、ある日
ラミアを用いた皇国軍の策略によって
コルセア艦隊は、一夜にして
母港で壊滅させられた……。
Luzaf : 唯一、難を逃れた
このブラックコフィン号も
皇国軍に包囲され、撃沈され……
Luzaf : そのとき、
俺は死んだんだ……。
Aphmau : ルザフ、
あなた死んだって、ほんとなら……
その……やっぱり亡霊なの?
Luzaf : 亡霊か……
ふっ、そうかもしれない。
Aphmau : でも、
あなたはちゃんと生きてるようにみえる。
触ることだってできる……。
Luzaf : 今の状態を
生きている、と呼べるかどうか……。
Aphmau : どういうこと?
Luzaf : 今も、
俺は冥界の虜囚だからな。
Aphmau : ……ペリキアで、
あなたから現れた
あの影が関係してるの?
Luzaf : ああ。
あれは、我が神オーディン(Odin)から
定められた俺の未来の姿……。
Aphmau : 冥路の……騎士ね。
Luzaf : 察しがいいな。
Luzaf : ブラックコフィン号から
投げだされ、暗い海底へと沈みながら
俺は、願ったんだ……。
Luzaf : 我が王国、
イフラマドの守護神オーディンよ。
もう1度……
Luzaf : 一太刀でいい……
皇国に復讐するチャンスがほしい、と。
Luzaf : そのとき、
俺の前にオーディンが現れたのだ。
Aphmau : ……!
Luzaf : 神は言った……
「審判の日、近づきし時
我は汝が望みをかなえよう……。」
Luzaf : 「ただし、
復讐を果たした後は、我が騎士となりて
宿敵アレキサンダーを討て。」と。
Aphmau : アレキサンダー……
Aphmau : 皇国が危機に陥ったとき、
鉄巨人に宿って復活すると伝えられる
秘せられた救世主の名だわ。
Luzaf : 知っている。
だからこそ、俺は契約をのんだ。
皇国への復讐。ただ、それだけのために……。
Luzaf : 次に目覚めたとき
俺は、沈んだはずのブラックコフィン号の
甲板で寝ていた……。
Luzaf : まるで
長い夢を見ていたかのように。
だが、そこは……。
Aphmau : 現代……
200年後の世界だった……そうなのね?
Luzaf : ……ああ。
Luzaf : それから
俺は、対皇国戦準備のため
蛮族と手を組み……
Luzaf : また、
鉄巨人奪取のために
カギとなる人形を探し求めた……。
Luzaf : だが、俺は気づいた。
いや、気づかされたというべきか……。
Luzaf : 俺が憎んでいたのは
王国を滅ぼした聖皇と……
Luzaf : 奴が治めていた……
俺が生きていた時代の皇国だ。
Luzaf : 復讐すべき相手は
今の皇国にはいないし、
ましてアフマウ、君じゃない。
Luzaf : ざまぁないだろう?
これまで、復讐のことだけを
考えていたのに、俺は
針路を見失ってしまったわけだ……。
Mnejing : ……情けないな……。
Luzaf : なに!?
Aphmau : あなたには
まだ、イフラマド王国の再興という
夢があるはずじゃない!
Luzaf : しかし……。
Aphmau : マウは、寺院にいたから
いろいろ知ってるの。
Aphmau : 皇都に暮らす
イフラマドの末裔の人たちが、今でも
王国時代を懐かしんでることとか……。
Aphmau : そのために、
戦ってる人たちがいること……。
Aphmau : ルザフが、
その人々が幸せに暮らせる道を
探しだせばいいのよ。
Luzaf : ……そうか……。
今でも、イフラマドの民は……。
Luzaf : ……だが、それは
再びアトルガン皇国と戦火を交える
血塗られた道だろう?
Ovjang : オイ、ていとく。
イヤ、るざふおうじヨ。
オまえハ、だれトはなシテイルノダ?
Luzaf : !
Aphmau : わらわに、
任せるがよい!
Luzaf : ふっ。
Luzaf : ははは。
そうだった、俺もコルセアだ。
君の大きな賭けにのってみよう。
Aphmau : うん! そうこなくちゃ!
だったら、早速そのオーディンとの契約を
取りやめないと……。
Luzaf : ……ああ。
そのためにも、オーディンに謁見せねばな。
Flit : やれやれ。
勝手な話は、そこまでに
してもらいましょうか。ルザフさん?
Luzaf : フリット……。
Flit : 復讐をあきらめるのは
あなたの勝手ですよ。
Flit : でも、こちらは
部下共々復活させてさしあげましたし
ブラックコフィン号だって浮かべてあげた……
Flit : もう、
契約は履行済みなんですよ?
Flit : あなたは、ハザルムに行き
新たな冥路の騎士への叙任……
Flit : つまり、
オーディンの化身となるしか
道は残されていないんです。
Flit : でないと、
どうなるかわかってますね?
あなたも、あなたの手下も……。
Luzaf : ……。
Aphmau : ねぇ、ハザルムって?
Flit : くすくすくすっ……。
Flit : お気の毒なことです。
聖皇さまなのに、
なぁ~んにもご存知ないんですねえ?
Flit : お人形遊びが過ぎて
自分が宰相さんのお人形になっちゃった
といったところでしょうか?
Aphmau : ……なんですって!
Luzaf : よせ、フリット。
Flit : これは失敬。
お詫びに、
ハザルム試験場について
教えてさしあげましょう。
Flit : あそこで行われていた
錬金術とやらの実験が、
一線を越えてしまったんでしょうねえ。
Flit : 無礼にも、
オーディンさまのおわすヴァルハラ、
あなた方の言うところの冥界へと
通じる穴を開けてしまったんですよ。
Flit : まぁ、おかげで
こちらの世界への近道として
ぼくらは利用させてもらってますけどね。
Flit : くすくすくすっ!
Luzaf : ……わかった。
ハザルムに行こう。
Flit : ええ、ええ、そうでしょう!
ハザルムに行きましょう。
それしか選択肢はありませんからねえ~。
Ovjang : るざふヨ、ほんきカ?
Luzaf : 俺は、ハザルムで
オーディンに謁見し、契約を破棄する。
Flit : ええ、ええ。
契約を破棄しましょう……
Flit : って、えええええ!?
ななな、なに考えてるんですか!?
ルザフさん!
Aphmau : ルザフ、いいの?
Luzaf : ああ。
人には各々逃れがたい宿命がある。
だが、その宿命を変えるのもまた人だ。
Luzaf : 俺は、それを君に教えられた。
Aphmau : ?
……マウに?
Luzaf : 君を見ていると……
Luzaf : 忘れかけていた
昔の自分、そう、まだ希望に溢れ
留学していた頃の自分を思い出す……
Luzaf : ウルグームには
知らないことがたくさんあった。
俺の知りたいことに満ちていた……。
Luzaf : アフマウ。
君は皇国を……
Luzaf : そして、皇国の民の
窮状を救う術を探しているんだろう?
Luzaf : そのために、
今では自分の国アトルガンの……
いや、世界の真の姿を知りたいと願っている。
Aphmau : ええ……でも。
Luzaf : アフマウ、
いや、ナシュメラ……。
Aphmau : !?
Luzaf : だったら、君も来ればいい。
ハザルムへ!
Luzaf : そして、
自分の目で真実を見極めるんだ。
Aphmau : ……う、うん。
Flit : (くすくすくす……。)
Flit : (世の中には、
知らない方が幸せなことだって
あるんですけどねぇ……。)
Salabwahn : 提督。
Luzaf : ……どうした?
Salabwahn : また、ネズミが
艦内に入りこんだようです……。
Aphmau : ……待って!
Salabwahn : なんだ?
Aphmau : その人は
マウ専属の傭兵なの。
お願いよ、手をださないで!
Aphmau : でも、どうして……
Aphmau : どうして、ここに?
選択肢:ブラックコフィン号に来た理由は?
>>アフマウを探して
+
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... |
Aphmau : うれしい。
[Your Name]、
マウを手伝いに来てくれたのね♪
|
>>ルザフを探して
+
|
... |
Salabwahn : なんだと?
Aphmau : ……も、もうっ!
[Your Name]ったら、メッ!
冗談ばかり言って~。
|
Luzaf :
リンクパールは
没収してあったはずだが……
君が呼んだのか?
Aphmau : え? ええ、そうよ。
マウを守る……そう、
護衛してもらおうかなぁ、なんて!
Aphmau : ね、ねぇ? メネジン!
Mnejing : ……う、うむ。
……手紙をビンに入れて、流したのだったな……。
Flit : (やれやれ、
また厄介者が増えましたねえ……。)
Salabwahn : 本当か?
どうも、胡散臭い話だな?
Flit : コホン!
ちょうどいいじゃないですか? ルザフ提督。
Flit : 王国再興には
先立つモノも必要です。
Flit : ほら、提督が
皇国から奪還し、タラッカ入江に
隠してあるイフラマドの財宝……
Flit : その隠し場所付近を
近頃、不滅隊が嗅ぎまわっているとか……。
Luzaf : なに?
Luzaf : だが、あれには
強力な隠蔽の魔法をかけてあるのだろう?
Luzaf : この世に2つ、
お前と俺しか持っていない
冥衆の護符がなければ、
だれにも気づかれないはずだ。
Flit : ええ、あの魔法には
自信があります。けれど不滅隊のみなさんも
その道のエキスパート。
Flit : 万にひとつ、
破らぬ保障はありませんから。
Flit : そこで、
[Your Name]さんを使うんですよ。
Flit : ここから、ハザルムに向かうなら
ちょうどタラッカ入江の近海を通ります。
Flit : ルザフさんの冥衆の護符を
その傭兵さんに渡して、財宝の側で
警備してもらえばいいじゃないですか。
Flit : この人、アフマウさんの
忠実な傭兵なんでしょう?
Flit : だったら安心してまかせられるし
いざという時にも、不滅隊を欺くことが
できそうですし。
Aphmau : いやよ、
[Your Name]は
マウといっしょに……。
Flit : そうですか。
仕方ありませんねえ。
Flit : 失礼とは思いますが、
この傭兵さんが船に残るというなら
掟に従い、怪しいところがないか
徹底的に調べるしかありませんけれど……
Flit : ねぇ、サラブワーン副長?
Aphmau : そ、そうだわ。
[Your Name]は、
たしか、ええっと……
Aphmau : (とりあえず、
ここは話をマウにあわせて!)
Aphmau : そう!
皇国軍の信頼も厚いの……
Aphmau : だから、
確かに財宝の護衛にぴったりよ♪
Luzaf : わかった。
そういうことなら
こいつを信じ、任せるとしよう。
Luzaf : [Your Name]、
こいつを受け取れ。
Luzaf : いいか、俺たちが
迎えに行くまで持ち場を離れず
心して財宝を守っていてくれ。
Luzaf : だが、財宝よりも
大事なことが起きたと思った場合……
命を捨てる覚悟で俺の下に戻ってこい。
だいじなもの:冥衆の護符を手にいれた!
冥衆の護符
紐をつけた青い半透明の石。
タラッカ入江のコルセアの財宝にかけられた
隠蔽の魔法を
見破ることができるらしい。
■関連項目
アトルガンミッション ,
カダーバの浮沼
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最終更新:2015年06月04日 23:20