昇進試験~中尉(中編)

Promotion: First Lieutenant
依頼者:
 ナジャ・サラヒム(Naja Salaheem)
  / サラヒム・センチネル
依頼内容:
 ついにサラヒム傭兵士官学校の
 後期実習が確定した。同期の仲間と
 力を合わせ、目指すは全員卒業だ!


アトルガン白門 / サラヒム・センチネル


Rongelouts : 総員、傾注ッ!!
いよいよ、最後の実習
極秘プログラム「BCG演習」を開始する!
Rongelouts : これから、貴様ら士官候補生は
ひとつのチームを組み、敵チームと
「BCG」を使って、対抗試合を行う。

Kubhe Ijyuhla : だから、なんなの。
その「BCG」って? ……教官どの。

Rongelouts : くくく、教えてやろう……。
Rongelouts : まず“B”!
“B”とはビートルの“B”!!

Tohka Telposkha : なに、なにっ!?
いきなり、モンスターが現れた!?

Rongelouts : 驚いたか!
こいつは硬い装甲で
敵の攻撃を跳ね返す、昆虫界の重戦車だ!

Rongelouts : お次は“C”!
“C”とはクラブの“C”!!
Rongelouts : こいつは、鋭い鋏で
敵を切断する、甲殻界の切り裂き魔だ!

Rongelouts : 最後は“G”!
“G”とはゴーストの“G”!!
Rongelouts : こいつは、あらゆる敵を
包み込んで呪い殺す、冥界の刺客だ!

Rongelouts : ビートル! クラブ! ゴースト!
こいつらの頭文字を合わせて「BCG」と呼ぶ!!


Neosaliat : く……やはり同じか。
サンドリアの「RPS」と……。

Rongelouts : 貴様らのチームの選手と
対抗チームの選手は、各々この3種の
モンスターから1体を選び、戦わせることになる。
Rongelouts : ただし
この勝負、厳格なルールがある!

Rongelouts : ビートルのぶ厚い装甲は
クラブの鋏を粉々に砕く!
……が、ゴーストの呪いには為す術がない。
Rongelouts : クラブの鋭利な鋏は
ゴーストの体をバリバリ切り裂く!
……が、ビートルの装甲には歯が立たない。
Rongelouts : ゴーストの柔らかい体は
ビートルの装甲を包み込んで呪い殺す!
……が、クラブの鋏に簡単に切り裂かれてしまう。

Rongelouts : つまり、貴様らの
選んだモンスターと敵の選んだモンスターが
舞台に立った瞬間に、勝敗は決してしまうのだ!

Falzum : あの、教官どの……。
ぼ、ボクは獣使いじゃないです。
も、もし、モンスターが言うことを聞かずに
ボクの方に襲いかかってきたら?

Rongelouts : 安心しろ!
このモンスターはイリュージョンにすぎん。
貴様らのコマンドどおりに動く。

Tohka Telposkha : ふぅ~。
なあんだ。魔法か~。

Rongelouts : だが、こいつは違う!

Falzum : ぼ、ボムだ~ッ!!

Rongelouts : うろたえるな!
もし、貴様らの選んだモンスターが
対戦相手のモンスターに敗北した場合……
Rongelouts : ペナルティとして
この「人造ボム」が、貴様らの背後で爆発する!

Kubhe Ijyuhla : ……そ、そんな無茶な!

Rongelouts : なに、問題ない。
それは、相手チームも条件は同じ。
勝ちさえすれば、怪我をすることはないのだ。
Rongelouts : いいか! このBCGでは
「判断力」「戦闘力」「記憶力」
「洞察力」「適応力」
今までの実習で学んだすべてが試されるのだ!

Rongelouts : ……おっと
私としたことが大切なお知らせを
言い忘れるところだった……。
Rongelouts : この実習をクリアすれば
士官学校の卒業が認められるが……
Rongelouts : 卒業できる人数は
この実習で候補生チームに残った人数分だけとする。
それ以外は、強制退学だ!

Yasmeel : ……そんな横暴
いくら教官でも許されないわ!
あたし、理事長に訴えます!

Rongelouts : クックック……
ハッハッハッハッハ!!
Rongelouts : それでは
貴様らと遊んでくださる対戦チーム
「スーパーセンチネルズ」を紹介しよう!
Rongelouts : 先鋒!
シルバーケトル!!

Silver Kettle : へい……。

Falzum : シ、シルバーケトルさん……?

Yasmeel : ……ま、まさか
あたしたちを学校ぐるみで潰そうと……。

Rongelouts : フッ……
人聞きが悪いことをいうな。
豊富な講師陣が、我が校の売りなのだ。

Silver Kettle : 許してけろ。
実は、こいつがおらの本業なんだ。

Rongelouts : さあ!
さっさと貴様らの先鋒を決めるのだ!

Yasmeel : ……ねえ、みんな、聞いて。
ちょっと形は違うけど、あれはツァヤの決闘法
「シールド・アロー・アクス」と同じなの……。

Kubhe Ijyuhla : ……それは
どんなもんなのさ?

Yasmeel : ……2名の対戦者が同時に
その3種の武器から1つ名前を挙げて
勝った方は負けた方をその武器で……殺すの。

Tohka Telposkha : ……な、な、な!

Falzum : ボ、ボムが爆発……
ひっ、ひえ、ひえっ……。

Kubhe Ijyuhla : ……でも、あいつ
見るからにトロそうじゃん……。
いいよ、エリートのアタシが先鋒でも。

Yasmeel : ……いいえ。
この勝負では、見かけはあてにならない。
ここは、ルールを知っているあたしが先に行くわ。
Yasmeel : その代わり……
ファルズンを総大将にしてあげて。
Yasmeel : ファルズン、あたし、知ってるの。
あなたが子供の頃、家が火事になってしまって
少し臆病な性格になってしまったこと……。
Yasmeel : だから、あなたが
ボムと対峙する必要なんてないわ。
いいこと、みんな。全員で卒業しましょう!

Falzum : そんな
ヤスミールさん……
ボクは……ボクは……

Neosaliat : 待て! 私が出る。
これでも、コンシュタット一番槍で名を残す
モニヨン家の当主なんだ……先鋒はゆずれん。

Tohka Telposkha : ……ええ!?
あなた、セレブだったの?

Yasmeel : やめて、無茶だわ!

Neosaliat : ふっ、バカにするなよ。
このルールの恐ろしさなら
私の方がイヤというほど熟知している。
Neosaliat : 濡れ衣を着せられた私の父が
これと同様の決闘法で敗れ、命を落としたばかりに
我が家は没落し、塗炭の苦しみを味わったのだ。
Neosaliat : 私が傭兵として武名を轟かせ
王国騎士団から膝を屈して迎えられることで
我がモニヨン家は初めて汚名をそそぎ再興できる。
Neosaliat : この学校を卒業することは
その大切な第一歩なのだ!
それに……
Neosaliat : 私たちは同期だろ?

Rongelouts : ほう……いきなり
御曹司の登場とは……。おもしろい。
先鋒の重要性がわかっているようだな。
Rongelouts : それでは、始めッ!


Silver Kettle : んだば、ぼちぼち戦うべ……。

Neosaliat : 行くぞっ、シルバーケトルッ!
モニヨン家の名にかけて、私は……勝つ!
Neosaliat : ハァァァァァァッ……

Silver Kettle : ヘイボォォォォッ……

Neosaliat : ビ~トルッ!!!

Silver Kettle : クラブ……。
Silver Kettle : ……ぐっ。

Rongelouts : 1本ッ!
ネオザリヤッ!

Neosaliat : フッ……。

Tohka Telposkha : ……やる~ッ♪

Rongelouts : 2本目、始めいッ!

Silver Kettle : …………。

Neosaliat : ハァァァァァァッ……

Silver Kettle : ……ビートル!

Neosaliat : ゴ~ストッ!!

Silver Kettle : …………。

Kubhe Ijyuhla : ……いいねぇ、御曹司。
口だけじゃないじゃん!

Tohka Telposkha : あ~!
あんた、わたしが先に
目をつけたんだからね!

Neosaliat : この勝負、もらった……。

Rongelouts : ククク……
3本目、始めいッ!

Neosaliat : よし、トドメだっ!
Neosaliat : 切り刻めっ、クラ~ブッ!!

Silver Kettle : 突進するだ……ビートル!

Neosaliat : なっ!?

Yasmeel : ネオザリヤ!?

Silver Kettle : おらの読みどおりだな。
おめえさは、きっちり好きな性格だ。
Silver Kettle : 2つ違う手さ使うたで、
3つめもきっとそれとは違う手さ
使うと思っただ。

Neosaliat : くっ、寝ぼけたことを!
たまたまにすぎん。勝負はこれからだ!

Rongelouts : よいのだな……?
第4本目、始めいッ!

Neosaliat : クラ~ブッ!

Silver Kettle : ほれ、ビートル!

Neosaliat : グハッ……
……な、なぜだ?

Rongelouts : フフフ……御曹司よ!
シルバーケトルをただの運び屋とでも?
Rongelouts : 彼こそはお客様クレーム対応のため
サラヒム社に雇われた交渉術の専門家。
いわば、BCGのプロなのだ!

Neosaliat : くっ……そうか……道理で……
だが……私はまだ……終わらない……
終われない……ん……だ…………。

Tohka Telposkha : あ~ッ!
ネオザリヤさまァァァァッ!

Rongelouts : 勝負アリッ!
勝者、シルバ~ッケトルッ!

Yasmeel : ネオザリヤ、しっかりして!
……だいじょうぶ、息はあるわ。

Tohka Telposkha : くうう……
よくも、わたしのセレブな未来を……。

Rongelouts : さあ、次鋒は誰だ?
……怖気づいたか、んん?
Rongelouts : よし、ハンデをやろう。
Rongelouts : おい、ネズ公ども。
貴様らは1匹では話にならん。次鋒と中堅
2匹がかりでの試合参加を認めてやろう!

Kubhe Ijyuhla : キーッ!
言わせておけば、ヒゲ軍曹!
その言葉に偽りはないわね?
Kubhe Ijyuhla : 行くよ、トカ!
エリートの誇り、見せてやるのよ。

Tohka Telposkha : ええ、クベ!
2人でなら、勝率だって倍!
この勝負、いただきよ!!

Yasmeel : ねえ、待って!
挑発にのらないで。
そんな簡単な計算ではないのよ!


Tohka Telposkha : やっぱり……
わたしたち……

Kubhe Ijyuhla : エリートじゃなかったの……?

Rongelouts : 勝負アリッ!
勝者、シルバ~ッケトルッ!

Yasmeel : ……………。
Yasmeel : ……ファルズン。
[Your Name]。
あたし、もうこれ以上、みんなが
倒れていくのを見たくない……。
Yasmeel : 次は、あたしに行かせて!

Falzum : で、でも……。

Yasmeel : 安心して、ファルズン。
試してみたいことがあるの。
それが上手くいけば、きっとだいじょうぶ。
Yasmeel : [Your Name]。
もしものときは、あなただけが頼りです。
ファルズンにまわさないで……。さよなら!

Rongelouts : さあさあ、副将はまだかな?
シルバーケトルだけで、終わっちまったら
貴様らの存在はウジ虫以下。そう、ミジンコだ!

Yasmeel : 次はあたしが相手よ!

Rongelouts : ほう、委員長か?
それは楽しみだな。
そうだ、言い忘れていたが……
Rongelouts : 双方が同じモンスターだと
「引き分け」になる。気をつけることだ。
くくく……

Yasmeel : あたしに
脅しは通じないわ。
さっさと始めて!

Rongelouts : おお、怖い。
それでは1本目、始めいッ!

Yasmeel : 行くわよ、ビ~トルッ!!

Silver Kettle : ……ビートル。

Rongelouts : 引き分けッ!

Yasmeel : ……な?
ボムが……!?

Rongelouts : さあ、2本目、始めいッ!

Yasmeel : それっ、ビ~トルッ!

Silver Kettle : ……ビートル!

Rongelouts : 引き分けッ!

Silver Kettle : おめえ、やるな。
おらといっしょで、互いに裏の裏さ
読んだら同じ答えさ、なっただな。

Yasmeel : …………。

Falzum : ヤスミールさん!
気をつけてください。
ボ……ボムが……大きく。

Yasmeel : ……ありがとう、ファルズン。
だいじょうぶよ。


Rongelouts : さあ、3本目、始めいッ!

Yasmeel : 行きなさい、ビ~トルッ!

Silver Kettle : ……出でよ、ビートル!

Rongelouts : また、引き分けだッ!

Silver Kettle : ……このボムの大きささ
見てみろ。間違いねく致死級だ。
……悪いこた言わねえ。降参してけろ。

Yasmeel : お断りよ……。

Silver Kettle : ……まんず
強情なおなごだな。
したっきゃ、しょうがあんめえ。

Rongelouts : 4本目、始めいッ!

Silver Kettle : ヘイボォォォォッ……

Yasmeel : フゥゥゥゥゥゥッ……

Silver Kettle : ……クラブ!

Yasmeel : 行って、ビートルッ!!

Silver Kettle : な!?
Silver Kettle : ……どうすて
おらの一手が!?

Yasmeel : あなたは挑発して
あたしにビートルから変えさせないように
仕向けることで、その裏を読んだあたしが
ゴーストかクラブに変えると思っていた。
Yasmeel : ならば、あなたは
クラブを出せば、少なくとも負けない。
その裏をかいて、あたしはビートルのままにしたの。

Silver Kettle : はははは……
おらの完敗だ!

Rongelouts : 勝負アリッ!
勝者、ヤスミ~ルッ!
Rongelouts : おもしろいものを
見せてもらった……。
ツァヤ自警軍仕込みの読心術か?

Yasmeel : 答える義務はないわ。

Rongelouts : ククク……
ならば紹介しよう。
「スーパーセンチネルズ」次峰……
Rongelouts : アルクーバ教頭ッ!!

Arcuhbah : は、はいぃぃっ!!

Yasmeel : ア、アブクーバさん……。

Arcuhbah : ち、違います!
私は教頭。アルクーバ教頭です!
ア・ル・ク・ー・バ!

Yasmeel : どちらでもいいわ!
アブクーバ教頭!
あたしたちの卒業の邪魔をするなら勝負よ!

Arcuhbah : ……もう、いいですよ! 僕だって
給料とか命とか愛とか、いろいろかかってますから
負けるわけにはいきませんからねっ!

Rongelouts : よーし、いいぞぉっ!
その調子だ。命がけで戦え!
始めッ!

Yasmeel : 行くよっ、ゴ~ストッ!

Arcuhbah : それっ!

Yasmeel : !?

Arcuhbah : ……ふふっ、読めませんか?
仕事柄、僕はポーカーフェイス
営業スマイル、なんでもござれなんです!
Arcuhbah : 人事の恐ろしさ……
思い知らせてあげますよ!


Rongelouts : アルクーバ教頭
恐ろしい男よ……。
2本目、始めいッ!

Yasmeel : がんばって、ビ~トルッ!

Arcuhbah : 無駄です~っ!!

Yasmeel : ……くっ!
こ、こんなんで……。

Falzum : ……ヤッ
ヤスミールさん、棄権してください!

Arcuhbah : ファルズンさんの言うとおりですよ。
人事としては、優秀な社員候補が
傷物になられたんでは困ります~。

Rongelouts : どうする?
……棄権するか?
Rongelouts : それでこそ
私の生徒だ。3本目、始めいッ!

Yasmeel : お願いっ、クラブッ!

Arcuhbah : はいや~っ!!
Arcuhbah : もう、人事を極めた
僕には勝てませんって~っ!!

Rongelouts : 勝負アリッ!
勝者、アルクゥゥゥゥゥバッ!!

Falzum : 大丈夫ですか!?
ヤスミールさん!

Yasmeel : ファルズン……。
ごめん……あたしもう立てないみたい。

Falzum : しゃべっちゃダメです。
ゆっくり休んで……。

Yasmeel : お願い、聞いて……。
ファルズン……あなたはあたし……の……

Falzum : ヤ、ヤスミールさんっ!

Rongelouts : おい、どうした!
[Your Name]大将、さっさと出ろ!
それとも、棄権されるのかな?

Falzum : …………。
Falzum : ……[Your Name]さん。
Falzum : 大将を代わってください。
次は……ボクがやります!

選択肢:ファルズンと総大将を交代しますか?

>>交代する
    Falzum : ……ありがとうございます。
    [Your Name]さん。
    ボクに花を持たせてくれて……。

>>断る
    Falzum : ……やっぱり
    [Your Name]さんはいい人です。
    ヤスミールさんとの約束を守って…
    Falzum : でも、これだけは……
    ゆずれません!

Rongelouts : ほほう……
貴様が大将なのか?
てっきり勇者はお飾り総大将かと思ったが……
Rongelouts : 哀れだな……
[Your Name]に
捨駒にされたというわけだ。

Falzum : おい、違うぞ……
これはボクの意思だ!
ボクはお前らなんかに負けない!

Rongelouts : くくく……
おもしろい戯れ言だぞ、ウジ虫の勇者!
Rongelouts : 始めいッ!


Falzum : ヒュゥゥゥゥゥ……

Arcuhbah : やだなあ、怖い顔して……
Arcuhbah : だけど、僕だって
一歩でも退けば、背後には死が待ってるんです。
不退転の決意なら負けませんよっ!

Falzum : インビンシブル・ビィィィトルッ!

Arcuhbah : それっ甲虫ッ!

Rongelouts : 引き分けッ!

Falzum : …………!!
怖くない……怖くない……
ぼくは……火なんか怖くない……。

Arcuhbah : あれ、おかしいです?
引き分けだなんて……
僕の眼鏡に狂いはないはずなんだけど……

Rongelouts : いくぞ!
2本目、始めいッ!

Falzum : ヒュゥゥゥゥゥ……
Falzum : ステルス・ゴォォォォォストッ!

Arcuhbah : えいっ陸ガニッ!

Falzum : うああっ……
火が……火が……!!

Falzum : く、来るなッ!
お願いだから、来ないでください……
[Your Name]さん……
Falzum : ボク……
この実習が終わったら
ヤスミールさんを食事に誘うつもりでした。
Falzum : ふふ……おかしいでしょう?
頭の片隅では不釣り合いだってわかってるのに
ボクの夢でした……だから……
Falzum : だから、最後まで
ボクに夢を見させてください!
これは、ボクの戦いなんですっ!

Rongelouts : その体で戦うとは
貴様、死ぬ気か?
それもよかろう……3本目、始めいッ!

Falzum : ヒュゥ……ウゥゥウゥゥゥ……

Arcuhbah : ええ? まだ戦うんですか?
調子がくるいますー……。

Falzum : ストライク・クラァァァァブッ!!

Arcuhbah : はいっお化け!
Arcuhbah : しま……っ!

Abquhbah : ……まさか
この僕の人物観察眼を上まわるなんて……
ファルズンさん、あなたはいったい……。

Falzum : ハァ……ハァ……
か、格好わるいなぁ……。
Falzum : [Your Name]さん……
ボク、もうダメみたいです……。
でも、でも……
Falzum : ふ、ふふ……
あいつの……眼……を……
だから……きっと……。

Rongelouts : [Your Name]
貴様はどいてろ!
そいつは、まだやる気だ。
Rongelouts : やれやれ、勇者よ。
そのタフさだけは
この私も認めねばなるまい……。
Rongelouts : 4本目、始めいッ!

Abquhbah : …………?
Abquhbah : あのう……
ロンジェルツ軍曹?
ファルズンさんの様子が……。


Rongelouts : ………うん!?
Rongelouts : この勇者め……
立ったまま往生しおった……。
Rongelouts : さあ、士官候補生チーム
残りは総大将[Your Name]!
貴様だけだ!

Abquhbah : す、すみません。
[Your Name]さん。
手加減はできませんけれど~。

Rongelouts : ん?
アルクーバ教頭、眼鏡はどうした?


Abquhbah : え?
えええぇぇぇ!!?
待ってください、眼鏡がっ……
ぼ、僕のアイデンティティがっ……!!

Rongelouts : 残念だが教頭……
ここは戦場だ。待ったはない。
始めえィィィィッ!!

Abquhbah : え? え?
もう、始まっちゃうんですか?

試合は、第1本目!
自分はボム『7』匹の爆発で負けそうだ。
相手はボム『4』匹の爆発で倒せそうだ。

Abquhbah : な、なにを出す気なんだろう?
[Your Name]さん。
眼鏡がないと、まったく読めないです~。

選択肢:B、C、G、どれを出す?
    ビートル
    クラブ
    ゴースト

Abquhbah : とりゃっ、お化けッ!
Abquhbah : ふう、よかった~。

ビートル vs ゴースト!
ビートルはゴーストに倒された!!
自分のボムが爆発した!
ボム『1』匹級の破壊力だ!!
試合は、第2本目!
自分はボム『6』匹の爆発で負けそうだ。
相手はボム『4』匹の爆発で倒せそうだ。

Abquhbah : な、なにを出す気なんだろう?
[Your Name]さん。
眼鏡がないと、まったく読めないです~。

選択肢:B、C、G、どれを出す?
    ビートル
    クラブ
    ゴースト

Abquhbah : それっ、甲虫ッ!
Abquhbah : むむっ……!
[Your Name]さんと
同じこと考えてしまいました……。

ビートル vs ビートル!
引き分けた!!
自分のボムが膨張した!
相手のボムが膨張した!

Abquhbah : ん……?
いま、大きくなりました?

試合は、第3本目!
自分はボム『6』匹の爆発で負けそうだ。
相手はボム『4』匹の爆発で倒せそうだ。

Abquhbah : な、なにを出す気なんだろう?
[Your Name]さん。
眼鏡がないと、まったく読めないです~。

選択肢:B、C、G、どれを出す?
    ビートル
    クラブ
    ゴースト

Abquhbah : えいっ、陸ガニッ!
Abquhbah : し、しまっ……

ビートル vs クラブ!
ビートルがクラブを打ち砕いた!!
相手のボムが爆発した!
ボム『2』匹級の破壊力だ!!
自分のボムが縮小した。
試合は、第4本目!
自分はボム『6』匹の爆発で負けそうだ。
相手はボム『2』匹の爆発で倒せそうだ。

Abquhbah : な、なにを出す気なんだろう?
[Your Name]さん。
眼鏡がないと、まったく読めないです~。

選択肢:B、C、G、どれを出す?
    ビートル
    クラブ
    ゴースト

Abquhbah : とりゃっ、お化けッ!
Abquhbah : むむっ……!
[Your Name]さんと
同じこと考えてしまいました……。

ゴースト vs ゴースト!
引き分けた!!
自分のボムが膨張した!
相手のボムが膨張した!

Abquhbah : ん……?
いま、大きくなりました?

試合は、第5本目!
自分はボム『6』匹の爆発で負けそうだ。
相手はボム『2』匹の爆発で倒せそうだ。

Abquhbah : な、なにを出す気なんだろう?
[Your Name]さん。
眼鏡がないと、まったく読めないです~。

選択肢:B、C、G、どれを出す?
    ビートル
    クラブ
    ゴースト

Abquhbah : それっ、甲虫ッ!
Abquhbah : むむっ……!
[Your Name]さんと
同じこと考えてしまいました……。

ビートル vs ビートル!
引き分けた!!
自分のボムがさらに膨張した!
相手のボムがさらに膨張した!

Abquhbah : アチッ!
アチチッ……!
ね、熱気がすごいです~っ!!

試合は、第6本目!
自分はボム『6』匹の爆発で負けそうだ。
相手はボム『2』匹の爆発で倒せそうだ。

Abquhbah : な、なにを出す気なんだろう?
[Your Name]さん。
眼鏡がないと、まったく読めないです~。

選択肢:B、C、G、どれを出す?
    ビートル
    クラブ
    ゴースト

Abquhbah : えいっ、陸ガニッ!
Abquhbah : むむっ……!
[Your Name]さんと
同じこと考えてしまいました……。

クラブ vs クラブ!
引き分けた!!
自分のボムがぱんぱんに膨張した!
相手のボムがぱんぱんに膨張した!

Abquhbah : ひいいぃっ!
これ、ぜったい死んじゃいますよ~ッ!!

試合は、第7本目!
自分はボム『6』匹の爆発で負けそうだ。
相手はボム『2』匹の爆発で倒せそうだ。

Abquhbah : な、なにを出す気なんだろう?
[Your Name]さん。
眼鏡がないと、まったく読めないです~。

選択肢:B、C、G、どれを出す?
    ビートル
    クラブ
    ゴースト

Abquhbah : とりゃっ、お化けッ!
Abquhbah : むむっ……!
[Your Name]さんと
同じこと考えてしまいました……。
ゴースト vs ゴースト!

引き分けた!!
自分のボムが膨張限界を突破した!
自分のボムが爆発した!
ボム『4』匹級の破壊力だ!!
相手のボムが膨張限界を突破した!
相手のボムが爆発した!
ボム『4』匹級の破壊力だ!!

>>負けた場合
+ ...
意識が遠のいていく……。

Rongelouts : ……おい。
どうした、怖気づいたのか?
それとも、今さらイメージトレーニングかな?

Rongelouts : 勝負アリッ!
勝者、[Your Name]!!

Abquhbah : [Your Name]さん。
お見事でした。
ぼ、僕の完敗です……。
Abquhbah : でも、気をつけて……
そ、総大将は……あの……

??? : アブクーバ!
あとは我々に任せてもらおう!

Rongelouts : フフフ……ついに来おったか。
光あるところに陰あり。
忘れ去られし、陰の漢たちが……。

Ugrihd : スーパーセンチネルズ副将!
経理のウグリド!

Fubruhn : 同じく、中堅!
総務のフブルーン!
Fubruhn : ん……その顔?
ま、まさか、我らを知らぬ
ということはあるまい?

Ugrihd : 落ち着け、フブルーン。
ならば、我らの実力を見せ
ヤツの脳裏に永久に刻み付けてやるまでのこと。


Rongelouts : 見てのとおり
次の勝負は2 vs 1だ。
Rongelouts : だが、候補生チームの
ネズミッ子どもにも同じ条件を与えてやった。
残念ながら、貴様に抗議をする権利はない。
Rongelouts : それでは、始めいッ!

Ugrihd : 行くぞ、フブルーン!
我らのコンビネーション、見せてやるのだ!

Fubruhn : おうさ、ウグリド!
こいつの度胆を抜いてやろうぜ!
試合は、第1本目!
自分はボム『6』匹の爆発で負けそうだ。
相手はボム『6』匹の爆発で倒せそうだ。

Ugrihd : なにを出そうが
我らのコンビネーションの敵ではないわ!

選択肢:B、C、G、どれを出す?
    ビートル
    クラブ
    ゴースト

Ugrihd : 包み込めッ、ゴォォォストッ!
Ugrihd : ほう、気が合うな!

ゴースト vs ゴースト!
引き分けた!!
自分のボムが膨張した!
相手のボムが膨張した!

Ugrihd : なんのこれしき……。

Fubruhn : ば、爆発しなきゃ
どってことねえぜ……。

試合は、第2本目!
自分はボム『6』匹の爆発で負けそうだ。
相手はボム『6』匹の爆発で倒せそうだ。

Fubruhn : どう攻めようが
我らのコンビネーションには歯が立たぬわ!

選択肢:B、C、G、どれを出す?
    ビートル
    クラブ
    ゴースト

Fubruhn : おらおらおらぁっ、ビートルだぁっ!
Fubruhn : チッ、命拾いしたな!

ビートル vs ビートル!
引き分けた!!
自分のボムがさらに膨張した!
相手のボムがさらに膨張した!

Ugrihd : お、落ち着け、フブルーン!

Fubruhn : お、おうよ、ウグリド!

試合は、第3本目!
自分はボム『6』匹の爆発で負けそうだ。
相手はボム『6』匹の爆発で倒せそうだ。

Ugrihd : なにを出そうが
我らのコンビネーションの敵ではないわ!

選択肢:B、C、G、どれを出す?
    ビートル
    クラブ
    ゴースト

Ugrihd : 突っこめッ、ビィィィトルッ!
Ugrihd : ほう、気が合うな!

ビートル vs ビートル!
引き分けた!!
自分のボムがぱんぱんに膨張した!
相手のボムがぱんぱんに膨張した!

Ugrihd : フブルーン……
お前と肩を並べて戦えたこと
私は誇りに思うぞ。

Fubruhn : なにを言いだすんだ、ウグリド!
まだだ……まだ俺たちは負けちゃいねえ!

Ugrihd : ふっ……そうだったな。
我ら古参の傭兵根性、ヤツに見せてやろうぞ!

Fubruhn : 応ッ!

試合は、第4本目!
自分はボム『6』匹の爆発で負けそうだ。
相手はボム『6』匹の爆発で倒せそうだ。

Fubruhn : どう攻めようが
我らのコンビネーションには歯が立たぬわ!

選択肢:B、C、G、どれを出す?
    ビートル
    クラブ
    ゴースト

Fubruhn : うらうらうらぁっ、クラブでぃっ!
Fubruhn : なにぃっ!?
わりい、ウグリド。

ビートル vs クラブ!
ビートルがクラブを打ち砕いた!!
相手のボムが爆発した!
ボム『4』匹級の破壊力だ!!
自分のボムが縮小した。

試合は、第5本目!
自分はボム『6』匹の爆発で負けそうだ。
相手はボム『2』匹の爆発で倒せそうだ。

Ugrihd : くっ、なんてヤツだ……
フブルーンッ!
コンビネーション・ブラボーで行くぞ!

Fubruhn : ……う、ウグリド、了解!

Ugrihd : なにを出そうが
我らのコンビネーションの敵ではないわ!

選択肢:B、C、G、どれを出す?
    ビートル
    クラブ
    ゴースト

Ugrihd : 切り刻めッ、クラァァァブッ!
Ugrihd : ふっふっふっ……
その痛み、我らの名と共に脳裏に刻め!

ゴースト vs クラブ!
ゴーストはクラブに倒された!!
自分のボムが爆発した!
ボム『1』匹級の破壊力だ!!

試合は、第6本目!
自分はボム『5』匹の爆発で負けそうだ。
相手はボム『2』匹の爆発で倒せそうだ。

Fubruhn : どう攻めようが
我らのコンビネーションには歯が立たぬわ!

選択肢:B、C、G、どれを出す?
    ビートル
    クラブ
    ゴースト

Fubruhn : ゴーゴーゴーッ、ゴーストじゃっ!
Fubruhn : はっはっはっ……
その屈辱、一生夢に見つづけるがよい!

ビートル vs ゴースト!
ビートルはゴーストに倒された!!
自分のボムが爆発した!
ボム『1』匹級の破壊力だ!!

試合は、第7本目!
自分はボム『4』匹の爆発で負けそうだ。
相手はボム『2』匹の爆発で倒せそうだ。

Ugrihd : なにを出そうが
我らのコンビネーションの敵ではないわ!

選択肢:B、C、G、どれを出す?
    ビートル
    クラブ
    ゴースト

Ugrihd : 包み込めッ、ゴォォォストッ!
Ugrihd : チィッ!
フブルーン、すまぬ。

クラブ vs ゴースト!
クラブがゴーストを斬り裂いた!!
相手のボムが爆発した!
ボム『1』匹級の破壊力だ!!

試合は、第8本目!
自分はボム4』匹の爆発で負けそうだ。
相手はボム『1』匹の爆発で倒せそうだ。

Ugrihd : ふ、フブルーン。
気をつけろ。ヤツは本物だ……。

Fubruhn : う、ウグリド。
まずい、まずいぞ……なにか、策を!
Fubruhn : どう攻めようが
我らのコンビネーションには歯が立たぬわ!

選択肢:B、C、G、どれを出す?
    ビートル
    クラブ
    ゴースト

Fubruhn : うらうらうらぁっ、クラブでぃっ!
Fubruhn : なにぃっ!?
わりい、ウグリド。

ビートル vs クラブ!
ビートルがクラブを打ち砕いた!!
相手のボムが爆発した!
ボム『1』匹級の破壊力だ!!

Fubruhn : ウ……ウグリド。

Ugrihd : フ……フブルーン。

Rongelouts : 勝負アリッ!
勝者、[Your Name]!!

Fubruhn : ウ……ウグリド。
まずい……まずいぞ。
このままでは、我ら本当に……

Ugrihd : お、落ち着くのだ……
フブルーン。いくら、あの御方でも
重職にある我ら2人を消すなどと……



昇進試験~中尉(前編) << 昇進試験~中尉(中編) >> 昇進試験~中尉(後編)

■関連項目 その他(アトルガン) , モグロッカーについて(Fubruhn) , アトルガン貨幣交換について(Ugrihd)
Copyright (C) 2002-2012 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

































最終更新:2013年03月10日 12:05
|新しいページ |検索 |ページ一覧 |RSS |@ウィキご利用ガイド |管理者にお問合せ
|ログイン|