依頼者:
アーリーン(Erlene),ウルブレヒト(Ulbrecht)
/
エルディーム古墳
依頼内容:
シュルツ流軍学の師、
シュルツ先生の行方がわからないと、
アーリーンが心配している。
先生を捜しだして無事を確かめ、
ウルブレヒトの封書も届けてほしい。
Erlene : あら、[Your Name]。
調子はどう? グリモアの扱いには慣れた?
Erlene : ふふ、なんてね。
「知行合一」を目指すシュルツ流軍学の徒らしく、
グリモア使いとして立派に成長しているようね!
Erlene : あなたの成長ぶりを
シュルツ先生に見せてあげたいのだけど……
Erlene : ……あっ、え?
Erlene : ああ、ごめんなさい。
実は、ここ最近、先生と連絡がとれないのよ。
Erlene : 敵軍の内部の動きを
気にしてらしたから、たぶん敵情視察で
戦場をわたり歩いてると思うんだけど……
Erlene : このあいだの定期会合にも
出席なさらなかったから、ちょっと心配で。
Erlene : ねぇ、[Your Name]。
あたしはいま、仕事でここから離れられないの。
代わりにシュルツ先生を捜してもらえない?
Erlene : 無事がわかればそれでいいから……
Ulbrecht : やぁ!
えーっと、[Your Name]だったかな?
ちらっと先生の名前が聞こえたんだけどさ。
Ulbrecht : なに、お使い?
だったらちょうどいい!
先生に会えたら、これを渡してくれないかな。
Ulbrecht : 君はタイミングだけは抜群だな!
それじゃあ、よろしく。
だいじなもの:ウルブレヒトの封書を手にいれた!
ウルブレヒトの封書
ウルブレヒトから預かった封書。
宛名は
「シュルツ先生」となっており、
通常の方法では開封できそうにない。
Erlene : ……はぁ。
呆れてものも言えなかったわ。
Erlene : 先生が行方不明だというのに
心配のひとつもせず、おまけに
関係のない言づてを頼むだなんて。
Erlene : ……ごめんなさい。
だけど、あたしからも改めてお願いするわ。
Erlene : シュルツ先生を
捜してほしいの。いま頼めるのは、
あなたしかいないのよ。
Erlene : 実は前にも
先生が行方不明になったことが
あったのよね。
Erlene : そのときはニコラウスという
門下生が、シュルツ先生を見つけたの。
もしかして彼なら、なにかわかるかも……
Erlene : 彼は出世して、いまは
バストゥークでミスリル銃士として務めているわ。
大工房で会えるんじゃないかしら。
Erlene : 無理言って本当にごめんなさい。
先生のこと、お願いね。
Erlene : 先生のこと、お願いね。
あ! ウルブレヒトの封書も
忘れないで渡してあげて。
Gentle Tiger : ん?
ミスリル銃士隊のニコラウスどのに用がある?
Nicolaus : あ、[Your Name]さん。
どうしたんですか?
Nicolaus : ……え、ぼくに用事?
Nicolaus : そうですか、シュルツ先生が
また失踪なさいましたか。
Nicolaus : 先生は新しい術を試すのが
好きなんですよ。以前にも「陣」を張って
作り出した、奇妙な空間に入り込んでしまって……
Nicolaus : で、その空間、
どうも時の流れがこちらの世界とは
違っていたようで……
Nicolaus : 先生は、ほんの数刻
入ってたつもりだったらしいんですけど
こちらでは3週間も先生の姿が見えず、大騒ぎ。
Nicolaus : 結局、その失踪事件は
ぼくが解決したんですけれど、実はぼく
そのとき特になにもしてないんですよ。
Nicolaus : ただ、失踪の
手がかりを捜して
先生の自室を調べていたとき……
Nicolaus : ふと壁に張られた陣を見て
「先生は自分の部屋を出ていない」と
なんとなく確信しまして……
Nicolaus : 「先生~っ!」と
大声で呼びかけたら……
Nicolaus : しばらくして
眠そうな顔をした先生が、ひょっこり姿を現した
……というわけなんです。
Nicolaus : シュルツ先生について、
アーリーンはほかになにか言ってましたか?
Nicolaus : なるほど。
血盟軍の敵情視察ですか……。
Nicolaus : あ、もしかして。
クゥダフ兵団のアレかな?
Nicolaus : だとすると、
デルフラント戦線に
向かわれた公算が大きいですね。
Nicolaus :
パシュハウ沼から
ロランベリー耕地……
それからブンカール浦にかけての地域です。
Nicolaus : ……あくまで推測ですけどね。
「陣」で身を隠したまではよかったけれど
敵に囲まれて動けなくなっているのかも。
Nicolaus : 物陰に、魔法の
「陣」などが張られていないか、
注意して見てみるといいかもしれません。
Gentle Tiger : おっ、学者先生たちの
師匠は見つかったか?
Gentle Tiger : ロランベリー耕地とか、
パシュハウ沼がどうこうと言っていたようだが。
(Indescript Markingsを晴天の時に調べる)
??? : あ、その「陣」に触れないでください!
Schultz : 即席ですが、「不可視」の
効果を得るように配置してあるんです。
それを崩してしまうとちょっと困ったことに……
Schultz : ……ん?
君は確か、[Your Name]?
Schultz : はは、私としたことが
まんまと血盟軍に裏をかかれましてね。
ほかの手持ちの術は封じられて、
ここに立ち往生です。
Schultz : ……血盟軍の軍師に
見事してやられました。お恥ずかしい。
Schultz : 文字通り
「雪隠詰め」というわけです。
Schultz : 闇雲に逃げようとすれば
それこそ敵の思うつぼ。ですから状況が
好転するまで、こうして隠れていたんですよ。
Schultz : それにしても
私の陣に気づいた君の観察眼は大したものです。
この場所にしたってそうだ。
Schultz : よくわかりましたね?
Schultz : そうですか、
ニコラウス君が。ふふ、彼の第六感は
相変わらず、冴えているようですね。
Schultz : アーリーンも
心配していることでしょう。
これでは、師として失格ですね。
Schultz : ん、その封書はなんです?
Schultz : ……ふむ。
ウルブレヒトから私宛に、ですか?
Schultz : これはこれは……
ご丁寧にも魔法で封じた親展ですか。
ふふ、彼らしいといえば彼らしい。
Schultz : 魔法といっても
用途はいろいろあるんです、これもそのひとつ。
まぁ、その講釈はまたいずれ……さて、と。
Schultz : ……ふぅ。
彼も無茶な注文をするものだ。
Schultz : 仕方がないですね。
Schultz : [Your Name]。
申し訳ないのですが、アーリーンへ
私の安否の報告を。
Schultz : それからこの封書を
ウルブレヒトへ渡してもらえますか?
Schultz : こんなこともあろうかと
この場所を暗号で認めたものです。彼が読めば
私のことはなんとかしてくれるでしょう。
だいじなもの:シュルツの封書を手にいれた!
シュルツの封書
シュルツから預かった封書。
宛名は
「ウルブレヒト様」となっている。
魔法の封つきのようで、
通常の方法では開封できそうにない。
Schultz : なぁに、ご心配には及びません。
私はここで古の戦記でも読みながら、
助けを待つことにしますよ。
Schultz : では、よろしく頼みましたよ。
??? : してやられたな、シュルツ。
Schultz : 予測どおりですよ。
彼は探究心がひと一倍強い生徒でしたから。
思った以上に、早かったですけれどね。
Schultz : 今回の計略にしても
満点をあげたいぐらいです。
Schultz : ……ま
時に優秀すぎるのは
命取りにもなりますけれど。
??? : 手駒から指し手と対等な
扱いを要求されても、対局にさしつかえよう。
それとも……それも計算のうちか?
Schultz : さてね……
すでに手は打ってあります。
結果がどう出るかは、まだ未知数ですがね。
??? : ほぅ、それは楽しみだな。
Schultz : それにしても
巧妙な権力交代劇をしくみましたね。
あなたの手なみ、しかと拝見しましたよ。
??? : …………誉め殺しか?
その手には乗らんぞ。
Schultz : おお、くわばらくわばら……。
Erlene : そう、よかった……。
先生の無事がわかっただけでうれしいわ。
ありがとう、[Your Name]。
Ulbrecht : おっ、先生には会えたかい?
Ulbrecht : なぁに、あの先生のことだ。
まるで何事もなかったみたいな
涼しい顔をして出てきたんだろう?
Ulbrecht : ところで、君に渡した封書には
連合軍で今後予定されている各作戦について
僕なりの提案をしたためてみたんだ。
なにか、先生から言づてはなかったかい?
Ulbrecht : え、先生が僕のために
わざわざ返書を? なんだ、違うのか……。
Ulbrecht : まあ、いいさ。
先生は僕がちゃんとお助けするよ。
ご苦労だった。ゆっくり休んでくれたまえ。
Erlene : ウルブレヒト参謀長どの。
お言葉ですが、[彼女/彼]は門下生として
あなたの命令を立派にやり遂げたのです。
Erlene : 先達として
相応の礼で応えてやるべきではないでしょうか?
Erlene : というか、あなたね!
前にベラムをお願いしたときも
[彼女/彼]にまともな礼のひとつもしてないじゃない!
たまには先輩らしいとこ見せなさいッ!
Ulbrecht : ふむ。そうだな。
サーイエッサー、作戦参謀どの!
Ulbrecht : じゃあ、これ。
虚誘掩殺の策について記された
軍学書の古典だ。
Ulbrecht : 僕らは熟読して
もう完璧に頭に入っているから、
君にあげるとするよ。
虚誘掩殺の策を手にいれた!
虚誘掩殺の策
使用制限:学Lv46
黒魔法『虚誘掩殺の策』の呪文が記された兵法書。
効果:天候の属性の魔法命中率をアップ。
Ulbrecht : 基本的な用兵術は
いまも昔もそう変わりはない。
Ulbrecht : 最新の兵器や戦術を
学ぶことも大切だが、古典こそが軍学の要諦に
迫っていることも多いんだ。
Ulbrecht : あなどらぬことだね。
Ulbrecht : コホン。
Ulbrecht : シュルツ流軍学は
「知行合一」。実践を重んじます。
君自身が戦いの中で研鑚して
はじめて血となり肉となる学問です。
Ulbrecht : [Your Name]。
強大なグリモアの魔力に弄されることなく
自身が進むべき道を見極めなさい。
Ulbrecht : それではまた、いずれ。
Erlene : ウルブレヒト!!
それってこの前の、先生の言葉
そのまんまじゃないの!
Erlene : シュルツ先生が無事でよかったわ。
本当にありがとう。
Erlene : 先日はありがとう。
シュルツ先生のことなら、心配いらないわ。
Erlene : あの後すぐ
ウルブレヒトが手配して救出されたの。
ああ見えて彼、先生には心酔してるのよ。
最終更新:2015年04月26日 18:32