暗転

依頼者:
 アーリーン(Erlene)
  / エルディーム古墳
依頼内容:
 軍に所属する魔道士が
 行方不明になる事件が多発してるらしい。
 捜査協力のため、まずは
 サンドリアでの会合へ参加してほしい。


エルディーム古墳〔S〕


Erlene : 成長したわね、[Your Name]。
手にしてるグリモアを見れば一目瞭然よ。
Erlene : …………。
実は、あなたを見込んでお願いがあるの。
Erlene : 危険だから断ってもいいのよ。
でも、同門の助けがどうしても必要なの。
……お願い、聞いてもらえないかしら?

選択肢:どうしますか?

>>遠慮します
  Erlene : ……そう。
  突然だし、そうよね……。
  でも、もし……いえ、なんでもないわ。

>>話を聞く

Erlene : ありがとう。
でも、ここで話すのは……。
そうだわ、あたしについてきて。
Erlene : 実は、連合軍の
魔道士が忽然と失踪する事件が相次いでいるの。
ううん、戦場ではなくて、基地や野営でよ。
Erlene : しかも、2件や3件じゃない。
バストゥーク、サンドリア、ウィンダスの
各軍で、同様の事件が数十件もよ。
Erlene : 最初は脱走かと
思われたのだけど、とてもそんな数じゃない。
失踪する動機だってない人がほとんどだった。
Erlene : さすがに各国の治安部隊も
動いてはいたのだけど、
連合軍だって結成されたばかり。
Erlene : 情報共有さえ
ままならないのが現状なの。
Erlene : そこで国家を越えて
同門の連絡網が発達している、あたしたち
軍学者に、軍から白羽が立てられたってわけ。
Erlene : 首府バストゥークでは
アーデルハイト参謀総長の意を受けて
あたしが捜査にあたっているわ。
Erlene : ほかに捜査に
あたっているのは、王都サンドリアは
マーシュディオ(Machudiaux)。
Erlene : 聖都ウィンダスは
フェン・ラクリフェル(Fhen Lakrifhel)。
デルフラントは、レーナ(Lena)。
アラゴーニュは、ナルクク(Nalkuku)。
Erlene : ノルバレンは
あなたも顔見知りのウルブレヒトが担当よ。
Erlene : まぁ普段はあんなだけど、
こういうときは頼りになるわ。
Erlene : 各々が、この一連の事件の
捜査情報を軍から引き継いで、各地で精査中よ。
Erlene : あなたには、
その彼らのサポートをお願いしたいの。
Erlene : そうだわ。
もうすぐ、それぞれの事件の因果関係を
解明するため、各国の捜査担当者がこれまでに
得た情報を持ち寄り、捜査会議を開くらしいの。
Erlene : 会議の場所は王都サンドリアよ。
あたしは他に大事な所用があるから、
参加できないの。
Erlene : 早速で悪いけど、
代理で出席してもらえないかしら?
Erlene : それじゃ、[Your Name]。
頼りにしてるわ。なにかあれば、
あたしに連絡を。


南サンドリア〔S〕


Lena : ねぇ、[彼女/彼]じゃない?

Ulbrecht : ん?
おっ! …………じゃないか!

Machudiaux : おいおい、ウルブレヒト。
弟弟子なんだろ?
名前くらい覚えてやれよ。

Nalkuku : どうせ、わざとよ。
ツッコむだけムダよ、ムダ。

Nalkuku : ほんと、これじゃ
アーリーンも苦労が絶えないわね。

Ulbrecht : 手厳しいな~、同志諸君。
Ulbrecht : 僕の弟弟子ということは
君らの弟弟子でもあるんだぞ?
そんな、自分は関係ないですって態度は
いかがなものかと思うけどね?

Ulbrecht : しかし、思ってたより
到着が早かったな、[Your Name]。

Machudiaux : ……ところで
その新弟子すら到着したというのに
いったい、フェンはどうしたんだ?
Machudiaux : 聖都ウィンダスからの
長旅とはいえ、いくらなんでも
時間がかかりすぎなんじゃないか?

Ulbrecht : 聞いたとおりだ。
だいぶ前に会議の召集をかけたにもかかわらず
急きょ代行となった君より遅れている者がいる。
Ulbrecht : 我々は早急に
行動に出る必要がありそうだ。
故に、君には現況を簡潔に説明しておこう。
Ulbrecht : 初動捜査を行った
各国の治安部隊は「来たるべき決戦における
我が軍の決定力を削ぐため、敵が魔道士を
闇討している」多くがそう推論を立てていた。

Lena : だけど、調べていくうちに
獣人軍の手口とは明らかに異なる……
Lena : そう、事件の裏の
「意図」らしきものが見え隠れしてきた。

Nalkuku : そこで、私たち
軍学者の出番となったの。
Nalkuku : 各国の要職にパイプがあるし
敵……ううん、犯人の手の内を読む
専門家でもあるからね。

Machudiaux : で、我々が各地で集めた
情報を、この会議で持ち寄り、分析すれば
自ずと犯人像は見えてくるはずだった……。
Machudiaux : だが、大切な
ピースが1つ欠けちまった。
パズルの大切なピースが1つな……。

Lena : ちょっと、フェンの身に
なにかあったとでも言うつもり!?

Ulbrecht : 結論を出すのは早いさ。
戦域は日々拡大し、もはや両大陸に
安全な道など存在しないのは確かだ。
Ulbrecht : それに、フェンだって
いやしくも先生の高弟だ。
直伝の遁術だって身につけてるだろ。
それに賭けようじゃないか。

Nalkuku : うん、そうだね。

Machudiaux : ……で、どうするつもりだ?

Ulbrecht : いったん会議は中止し
聖都からここまでのルートを
しらみつぶしに調べる。
Ulbrecht : それしか、
方法はないんじゃないかな?

Lena : ……決まりね。

Ulbrecht : というわけで、[Your Name]。
旅塵を落とす間もなく、すまないが、君は戻って
アーリーンに事情を説明してくれ。
Ulbrecht : その後は
君もフェンの捜索を手伝ってくれ。
おそらく、ソロムグ原野で落ち合えるだろう。
じゃ、頼んだからな。


エルディーム古墳〔S〕


Erlene : [Your Name]?
いったい、会議はどうしたの?
……なにか不測の事態が起きたのね。
Erlene : なんてこと!!
フェンが行方不明だなんて……
Erlene : もし、一連の魔道士失踪と
関係があるなら、あたしたち軍学者も
魔法を使うという点では、共通項があるわね……
Erlene : これからは
あたしたちも、ひとりで行動するのは
避けた方がよさそうね……。
Erlene : でも彼ら、
みんな頭脳は優秀だけど、困ったことに、
そろいもそろって自信家なのよね。
ウルブレヒトなんて、その典型……。
Erlene : [Your Name]。
あなたはまだ学者として
顔を知られていないから少しは安全だわ。
Erlene : 合流したら、みんなに
一人歩きさせないよう注意して。
Erlene : いいこと? あなたもよ……。
Erlene : 合流地はソロムグ原野よね。
Erlene : ここから南下して、
いったんロランベリー耕地に出た後、
海峡にかかっているジュノ大橋
(Great Jeuno Bridge)を渡った、その先よ。
Erlene : さぁ、急いで!


ソロムグ原野〔S〕


Ulbrecht : 早かったな、[Your Name]。
Ulbrecht : ちょうどよかった。
僕らは、先行してここら近辺を守る兵士に
聞き込みを行っていた、マーシュディオを
待っていたところさ。
Ulbrecht : そろそろ、戻るころだと……。
Ulbrecht : お、来たきた。

Machudiaux : フェンが
この原野に入ったところまでの足どりは
兵士の証言で確認できたぞ。

Lena : 王都からここまで
かなり聞き込みもしたし、怪しい場所も
調べたけれど、手がかりは一切なかった。
Lena : フェンが消息を絶ったのは
この原野のどこかである公算が大きいわね。

Nalkuku : 少なくとも
この広大な原野のどこかにフェンはいる……
Nalkuku : きっとよ。
さあ、手分けして捜しましょう。

Machudiaux : ふん、そういって
手柄を独り占めする気じゃなかろうな?

Nalkuku : ふふん。安い口車になんか
乗らない主義ですけど、今回だけ特別に勝負して
さしあげてもよろしくてよ、マーシュディオ?

Machudiaux : ほぅ、ちびっコが
毎度のことながら威勢だけはいいが……
たったいま、そのだんごっ鼻を
へし折ってやろうか?

Lena : あーあ。
また始まった。ナルククと彼
なにかにつけて、すぐ喧嘩を始めちゃうのよね。

選択肢:どうしますか?(どちらの選択肢でもよい)
  止める
  …………。

Ulbrecht : おっと、ストップ。
Ulbrecht : 放っておけ。火に油を注ぐだけだ。
しばらく時間をおいて、ほとぼりが冷めたころ
どこかで合流すればいいさ。

Lena : 冗談でしょ?
ここで言い争うのは時間のロスだわ。
さっさとやめさせて、
フェンを手分けして捜しましょう。

Ulbrecht : 了解。
そうと決まれば……。
Ulbrecht : おい、おふたりさん。
にらみ合いはそのへんにして
ナルククの言うとおり、手分けして
フェンを捜そう。

Lena : えっと、[Your Name]。
……だったかしら?
Lena : 同門の先輩からの忠告よ。
ここが防壁の内側だからって油断しないで。
Lena : じゃあ、また後でね。

Ulbrecht : ……さて、と。
僕もボチボチ行くとしますかね。

ひとりになってしまった……。
とりあえず、なにか残された
手がかりはないか、周囲を探ってみよう。



(Indescript Markingsを晴天の時に調べる)

瓦礫の上に小石が規則的に並んでいる。

選択肢:もっとよく調べてみますか?
  はい
  いいえ(キャンセル)

??? : ……[Your Name]。
さすがだな。君もアレに気づいたわけだ。
Ulbrecht : だが、すでに
マーシュディオが……。
ひと足くるのが遅かったようだ。
Ulbrecht : 地脈を利用した一種の移送陣。
それがこの洞へと通じていたようだね。
Ulbrecht : 幾重もの地層……
そして群生する仙人掌や多肉植物。
ここは「ゴユの空洞」と呼ばれる場所に相違ない。
Ulbrecht : そして……
一連の失踪した魔道士たちが
行き着いた場でもある。
Ulbrecht : 見ろよ、この深い崖。
ここからじゃ底が見えないだろ?
隠すには、もってこいの場所ってことなのさ。
Ulbrecht : おいおい……なにをだって?
Ulbrecht : 弟弟子くん、しっかりしてくれよ。
君も学者の端くれならわかるだろ?
失踪者の屍だよ。
Ulbrecht : そう……
[Your Name]、君を含めた……なっ!
Ulbrecht : どれ、できの悪い
弟弟子に兄弟子が教えてやるとしよう。
Ulbrecht : グリモアはな、
魔道士の血を吸わせることで、
より魔道書としての本来の力を発揮できるのさ。
Ulbrecht : 最初のころは、苦労して
獣人の魔道士を捕らえては、血を試したものさ。
ヤグード、オーク、その他、いろいろとね……。
Ulbrecht : けれど、うまくはいかなかった。
まあ……いま、思えば当然さ。
Ulbrecht : グリモアに書かれた
魔文字を解しない者の血を吸わせたところで
いったいなにになる?
Ulbrecht : そして、あるとき
施療院に忍び込み、戦闘で重症を負った
魔道士の傷口にグリモアを浸してみたら、
これがどんぴしゃさ!
Ulbrecht : グリモアの魔文字が、
真っ赤に輝きだしたんだから。
Ulbrecht : 後は……ご想像のとおりだよ。
Ulbrecht : グリモアの各頁に
適応する血の種類を嗅ぎわけられるように
なるまでには、少々苦労したけどね。
Ulbrecht : 嬉しい誤算もあった。
捜査のお鉢が僕ら軍学者に回ってきたことさ。
おかげで、さらに良質な血の狩場が増えたよ。
Ulbrecht : うん? 他の軍学者が
君を助けに来るとでも?
Ulbrecht : ふふ、残念なお知らせだよ。
そこに転がってる、マーシュディオが最後さ。
Ulbrecht : いまごろは
ひと足先に退場したフェンたちと、仲良くあの世で
戦術談義に花を咲かせているころだろうよ。
Ulbrecht : それにしても
同門の友を手にかけるのは胸が痛い。
いくら、大義のためとはいえね。
Ulbrecht : 特に君だ、[Your Name]。
目覚ましい成長を遂げつつあった……。
Ulbrecht : でもね、安心してくれ。
ムダ死にではないんだ。
Ulbrecht : だって、君は
僕の偉大なる学究の糧となるのだから!
Ulbrecht : くっ、いまのはいったい……!?
Ulbrecht : まぁいい。
真のグリモアの完成も間近だ。
そうすれば、僕は「あの人」に近づける!
そして、遥かなる高みに。

だいじなもの:ウルブレヒトの帽子を手にいれた!
ウルブレヒトの帽子

ウルブレヒトが逃げる際に
落としていった帽子


エルディーム古墳〔S〕


Erlene : ちょっ、どうしたの!?
酷い表情よ、[Your Name]!
いったいなにがあったというの……。
Erlene : そんな……まさか。
門下生も全員だなんて……。
Erlene : そうだわ!
ウルブレヒトは!?
まさか、彼まで一緒に……!

選択肢:ウルブレヒトは……
  わからない(選択すると選択肢から消える)
  真実を告げる

Erlene : これは……?
ウルブレヒトの帽子……。
Erlene : あのバカ……。
どういうことよ、あいつ。
Erlene : ああ、ごめんなさい。
あたしが取り乱したら……ダメ、よね。
Erlene : 現場は、ゴユの空洞ね。
あそこを捜すには……人手が要るわね。
あたしは一度、アーデルハイトさんに連絡を……

??? : お話中のところ、失礼。
Nag'molada : 連合参謀本部から来ました。
ナグモラーダ(Nag'molada)と申します。
少々お話を伺いたいが、よろしいか?

Erlene : 連合参謀本部……まさか?

Nag'molada : 出立の準備もあるでしょう。
私どもは外でお待ちしております。

Erlene : [Your Name]、これを。
Erlene : あなた用のスカラーブレーサー
こんなときに渡すことになって残念だけど。
Erlene : あたしは
これから参謀本部に向かうから
日を改めてまたきてもらえる?
Erlene : ごめんなさいね。
それじゃ、また……。

スカラーブレーサーを手にいれた!
スカラーブレーサー
Rare Ex
防13 MP+15 MND+3 詠唱中断率20%ダウン
敵対心-2
Lv52~ 学



Erlene : [Your Name]。
あなたにはまた、
頼らなくちゃいけなくなると思うわ。
……それまでゆっくり休んでいて。



Erlene : あなただけでも無事でよかった。



■関連項目 アーティファクト関連クエスト , エルディーム古墳〔S〕
Copyright (C) 2002-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

























最終更新:2015年08月18日 22:12
|新しいページ |検索 |ページ一覧 |RSS |@ウィキご利用ガイド |管理者にお問合せ
|ログイン|