夢幻なる英雄たち

Phantasmic Heroes
禁帯出の本「リーベア・デイモニウム」の
解読を進めたところ、リファーリア
デーモンのドゥエルグ族がいることが
判明したという。
そこで、オシャシャとその友人ヴァリーは
ドゥエルグ族を探しに出かけたのだが……
ヴァリーが一瞬、目を離した隙に
オシャシャの姿が消えてしまったそうだ。
彼女を探しに、リファーリアへ向かおう。


西アドゥリン


>>通常時
+ ...
Marjoirelle : 開拓者さん。
 ストレスがたまってたら、
 いいお仕事ができないでしょう?
Marjoirelle : そんなときは、
 私たちマッマーズ・ワークスにお任せを。
 お祭り騒ぎで、ストレスを吹っ飛ばしてあげます。
Marjoirelle : ちなみに、
 こちらのお屋敷には、マイスターの
 フラヴィリア様がお住まいです。

Marjoirelle : 開拓者さんも
 ヴァリー様をお探しですか?
Marjoirelle : 先ほど、別の女性も
 ヴァリー様を探しに……
 ……ほら、あの方です。

Lerene : あら、あなた!
Lerene : ヴァリーさんと
 オシャシャの行先を知っているのかしら?

選択肢:知っている?

>>はい
  Lerene : ……んん~?
  Lerene : ちょっと!
   あたしに嘘をつかないでちょうだい!

>>いいえ
  Lerene : そう……
   困ったわね……。

>>あなたは誰?

(パターン1)
  Lerene : あたしは、アー……。
   レリーンよ。フリーで、この地にある遺跡を
   探求してるの。研究者みたいなものよ。

(パターン2)
  Lerene : あたしはレリーン。
   前に会ったことがあるわよね?

(パターン3)
  Lerene : あたしは、レリーン。
   フリーで、この地にある遺跡を探求してるの。
   研究者みたいなものよ。

Lerene : オシャシャと
 ヴァリーさんから連絡があって、
 急いでここに駆け付けたんだけど……。
Lerene : もしかしたら、
 もう、進展があったのかしら?
Lerene : リーベア・デイモニウム
 解読は厄介そうだって聞いてたから、
 時間がかかりそうだと思っていたのに。
Lerene : ……あっ!
 あなたはリーベア・デイモニウムについて
 何も知らないわよね?

選択肢:リーベア・デイモニウムについて

>>知っている
  Lerene : え?
   知っているの?
   ねえ、どうして?

>>知らない
  (1回目の選択肢で「はい」を選んだ場合)
  Lerene : ……んん~?
   また嘘をついている様子ね?
   何か知っているなら白状しなさい!

  (1回目の選択肢で「はい」以外を選んだ場合)
  Lerene : ……んん~?
   嘘をついている様子ね?
   何か知っているなら白状しなさい!

Lerene : まさか、あなたが
 リーベア・デイモニウムを探し出した開拓者その人
 だったとは思わなかったわ、[Your Name]。
Lerene : ……だったら、
 もう、聞いたかしら? はるばるウィンダスから
 オシャシャのところに手紙が届いたってことを。
Lerene : その手紙の内容が
 とてもショックだったみたいで、
 彼女ったら思い詰めてるみたいなのよね。
Lerene : 彼女の過去……
 いえ、生まれた家の歴史が
 責任感の強い彼女を縛っているんだわ。
Lerene : 詳しいことは
 あたしの口からは言えないけど、彼女は時々、
 驚くようなことをしでかすから心配なのよ。
Lerene : デーモン族を呼び出して、
 直接、尋ねたいことがあるって言っていたし……。
Lerene : あらっ!
 ヴァリーさん!

Valli : ……レリーン殿か!
 これは好都合!
Valli : おや?
 貴公とはどこかで……
 ……いや、考えすぎか……?

Lerene : どこへ行ってたんですか?
 オシャシャは一緒じゃないんですか?

Valli : そう尋ねるということは
 まだここへ戻ってきてはおらぬのか……。
Valli : 実は、森の中で
 はぐれてしまったようだ。一瞬目を離した隙に、
 かき消すように姿が見えなくなってしまった。

Lerene : ええっ!?
Lerene : 森のどこでですか!?
 危険な場所じゃないですよね!?

Valli : カミール山麓にある
 清浄な森「リファーリア」だ。
 あの場所には、差し迫った危険はないはず……。
Valli : だが、我々は
 そこにデーモンのドゥエルグ族がいるという
 記述を見つけ、かの地へ向かったのだ。

Lerene : デーモン……!?
 それって、危険なんじゃないですか!?

Valli : リーベア・デイモニウムによれば、
 「被験者たる資格あるものには害はなし」と
 書いてはあったが……
Valli : その資格の有無、
 我々自身には見当もつかぬこと。
 レリーン殿、我はリファーリアに戻ろうと思う。

Lerene : あたしも後から向かいます。
 もしも妙な魔力の流れが残されていたら、
 魔導式に置き換えて、その行方を追えるかも……
Lerene : そうだわ、
 あなたの力も貸してちょうだい、
 [Your Name]!

Valli : うむ……?
 確か、その名は……

Lerene : ヴァリーさん、
 [彼女/彼]、オシャシャに頼まれて
 リーベア・デイモニウムを発見した開拓者なんです。

Valli : ほう、それは頼もしい。
 人手は多い方が良い。是非とも力を貸してくれ。
Valli : では、早速
 リファーリアに向かうぞ。



Marjoirelle : オシャシャ様が
 森で行方不明だなんて、大変なことです!
Marjoirelle : しかも、あの
 ヴァリー様が見失うなんて、
 よっぽどのことです!
Marjoirelle : ヴァリー様は
 ひた隠しにされていますが、実は
 中の国でとても高名な貴族様なのだとか。
Marjoirelle : いえ、今はそれより
 リファーリアという場所へ急いでください!
 怪しい場所を調べ、オシャシャ様を探してください!


リファーリア


(Odyssean Passageを調べる)
Valli : 貴公、よくぞ
 ここが怪しいとわかったな?
Valli : オシャシャ殿が
 消え失せたのはこの辺り。
 もしや、罠なぞの仕掛けが……?
Valli : !!??

…………………………………………………………………………………

Pwyll : これはこれは……
 この領域に再び来訪者とハ……。

Pryden : 我らが主は、不在であられル……。
 早々に、ここより立ち去るがよイ。

Valli : 主……?
 ここは一体……?

Pryden : ここは、我らが主
 スコクル・ウンドルボルン様が造り出した領域。

Valli : スコクル・ウンドルボルン!
 それこそ、リーベア・デイモニウム
 記されていた名のひとつ……!
Valli : リファーリアにて
 選ばれしもののみ謁見可能とあり、
 オシャシャ殿と共に探していた。
Valli : ……ということは、
 オシャシャ殿もここへ……?

Pryden : 左様。
 良質な魂を持つモノには
 無条件で道が開かれル……。

Pwyll : その来訪者は
 我らが主への謁見を願い出た故、
 その資格があるか証明するよう命じタ。
Pwyll : 我らが主が見い出されタ
 魂の新たな可能性を示すのダ。

Valli : 魂の可能性……
Valli : 証明するには
 いったいどうすればいいのだ?

Pryden : ……いや、待テ。
 来訪者よ、おまえも我らが主への謁見を望むカ?

選択肢:主への謁見を望む?

>>はい
  Pryden : 承知しタ。
   ならば、おまえがすべきことはただ一ツ。

>>いいえ
  Valli : いや、オシャシャ殿を
   見つけ出すためには、こうするほかない。
  Valli : 我は望む!
   スコクル・ウンドルボルンへの謁見を!

  Pryden : 承知しタ。
   ならば、おまえがすべきことはただ一ツ。

Pryden : 先の来訪者
 オシャシャと共に対象を倒し、その力を示セ。

Pwyll : オシャシャの魂に刻まれし
 数々の戦いの記憶から、対象の魂を模造しタ。
Pwyll : おまえの魂にも
 同じ記憶が刻まれていル。
 最も手強き、忘れがたき記憶ダ。

Valli : 忘れがたき記憶……?

Pryden : 戦いの準備ができ次第、
 すぐそこに用意した試練の入口へ向かエ。
Pryden : 宝珠を用いて
 試練の領域へ導いてやろウ……。

…………………………………………………………………………………

Valli : ここは……
 元の場所に戻されたか。
Valli : ……オシャシャ殿が
 見つからぬのは、彼女が既に、試練の領域にて
 忘れがたき記憶の戦いに挑んでいるからか……?
Valli : 我が予想が正しければ、
 レリーン殿の到着を待つ余裕はなかろう。
Valli : 実は、ここだけの話、
 オシャシャ殿は、過去に大変な経験をし、
 魔法を使えぬ身となってしまったのだ。
Valli : 魔力が込められた道具を
 使うことは可能ゆえ、その知識と経験をもって
 図書館の司書長を務めあげてはいるが……
Valli : たったひとりで
 デーモンが用意した試練に挑むなど言語道断。
Valli : 一刻も早く
 我らも合流し、オシャシャ殿を救出せねば!
Valli : レリーン殿の覚えもよい
 開拓者として、貴公の助力にも期待する。
 さあ、いざ行かん!



(Odyssean Passageを調べる)
スコクル・ウンドルボルンのしもべたちが用意した、試練の入口を探そう……。



>>通常時
+ ...
(Test of Talentsを調べる)
特に何もないようだ……。

(Test of Talentsを調べる)
Valli : オシャシャ殿!

Oshasha : ……まあ!?
 これって……死の走馬灯……?
Oshasha : !?

Valli : 無事で何よりだ。

Oshasha : 幻影の方が
 消えてしまったということは、
 本物のヴァレンラールさん!?

Valli : そうだ。
 探したぞ、オシャシャ殿……
 いや、ここではルテテ殿と呼ぶべきか。

Oshasha : 忘れもしない、
 20年前の最後の戦いですものね……。
Oshasha : まあ!?
 あれって……幻影?
Oshasha : そんなわけは
 ありませんね。20年前の戦いに、
 あなたはいなかったんですから。

Valli : ルテテ殿が消えた後、
 一度、街へ戻ったところで
 [彼女/彼]に出会ったのだ。
Valli : レリーン殿の説明では
 腕がたつようだった故、助力を乞い、
 共にリファーリアを探索していた……。
Valli : その結果、空も地面もない
 不思議な場所に誘われ、スコクル・ウンドルボルン
 を「主」と呼ぶ存在に会えたというわけだ。

Oshasha : あなたたちも
 スコクル・ウンドルボルンの
 しもべたちに会えたのですね。
Oshasha : それなら話は早い。
 この試練を乗り越えたら、スコクル・ウンドルボルン
 に直接、会わせてくれることになっているのです。

Valli : つい先ほどまで
 死闘を繰り広げていたようだが……

Oshasha : ええ。
 わたしの記憶に従って、あの時の
 みんなが力を貸してくれました。
Oshasha : でも、わたし自身は
 今現在の「魔法が使えないわたし」ですから……
 笑えるほど役立たずなのです。

Valli : 笑えん話だ……
 あの時、ルテテ殿が全てを犠牲にして
 くれたからこそ、あの勝利があるのだぞ!
Valli : よって、此度は
 このヴァレンラールに手柄を譲れ。
Valli : 我が全てを懸けて、
 かの闇の王に挑もうではないか。

Oshasha : ヴァレンラール……
Oshasha : [Your Name]さん!
 共にいきましょう!



(Test of Talentsを調べる)
王の間〔V〕に侵入します。
よろしいですか?
そのままお待ちください。
現在、サーバーに問い合わせ中……
王の間〔V〕へ侵入します。


王の間〔V〕


制限時間は15分(地球時間)です。


[Your Name]は、Shadow Lordを倒した。


リファーリア


Pwyll : 見事ダ。
 よく勝利をおさめタ。

Pryden : 不利な条件下にて
 魂がどのように震えるカ……
Pryden : 新たな知見を
 得ることができタ。
 主もお悦びだろウ。

Oshasha : あなたがたを
 十分、満足させたということですね?
Oshasha : さっさと、
 スコクル・ウンドルボルンに会わせなさい!

Pwyll : 主は多忙にて
 今すぐに謁見できるというわけではなイ。

Pryden : 近く、東アドゥリンにて
 主が招かれし「競り市」が開かれル。
 そこで、おまえの望みが叶うだろウ。

Oshasha : 東アドゥリン……?

Pwyll : 招待状が届くまで
 首を長くして待っていロ……。

Oshasha : あっ!?

…………………………………………………………………………………

Oshasha : もう……!
 言いたいことだけ言って
 さっさと追い出すなんて……!

Valli : だが、どうやら
 約束を違える気はなさそうだ。

Oshasha : そう願います。
 ただ、招待状が届くまで安心はできません。

Lerene : オシャシャ~ッ!!
Lerene : よかった、
 無事だったのね!!

Oshasha : その様子だと
 どうやらだいぶ心配させてしまったみたいですね。
 ごめんなさい、レリーン。

Lerene : 当たり前よ!
 司書に話を聞いたら、いつもみたいに
 眠そうじゃないっていうし!

Oshasha : ……わたし、
 そんなにいつも眠そうかしら?

Lerene : 気づいてないの!?
Lerene : それより……
 ヴァリーさんと
 [Your Name]が見つけてくれたのかしら?

Oshasha : そうです。
 お二人が、危ないところを助けてくれました。
Oshasha : お礼が遅くなりました。
 本当にどうもありがとうございました。
Oshasha : 今回のこと、
 巻き込まれてしまったあなたには、
 最初からきちんと説明しないとなりませんね。
Oshasha : ルテテだったわたしが
 どうしてオシャシャと名乗って
 セレニア図書館の司書長をしているのか……。
Oshasha : さきほど
 あなたも一緒に体験してくれた
 20年前の闇の王との死闘。
Oshasha : 実際には、最後の最後、
 あと一歩というところで
 わたしの魔力は費えてしまったのです。

…………………………………………………………………………………


Oshasha : だからわたしは、
 わが家に古くから伝わっていた
 「禁断の大魔法」を使うほかなかった……。
Oshasha : ……それは
 全身の魔法力を限界を超えた状態まで高め、
 沸騰させ、爆発させる白魔法です。
Oshasha : 戦局は逆転しました。
 でも、その後、わたしは二度と魔法が使えない
 ……魔法を放つ力を失うことになったのです。
Oshasha : なぜなら、
 禁断の大魔法は、すべての感覚を焼き切って
 絶やしてしまうものでしたから……。

…………………………………………………………………………………

Valli : ルテテ殿の犠牲にて
 世界は救われたといっても過言ではない。

Oshasha : ありがとう。
 そう言って、当時の星の神子さまも
 ウィンダスのみんなも称えてくれました。
Oshasha : それに、タルタル族でも、
 魔法が苦手な人はたくさんいるし、
 魔法が使えなくても教えることはできる。
Oshasha : だけど、
 わたし自身が……どうしてもつらくて……。
Oshasha : それに、わたしがお婆様から
 「禁断の大魔法」を教えてもらった時、それを
 使っていい相手はひとりだけと念を押されました。
Oshasha : その相手とは、
 闇の王ではありません。
Oshasha : その相手は
 ウィンダスの歴史上、もっとも危険な人物。
Oshasha : 400年前に、
 わたしの先祖が、禁断の大魔法を使って倒した相手、
 渦の魔道士「ガラズホレイズ」だったのです。
Oshasha : 何故なら、
 ウィンダス連邦には「魔法人形の伝説」と
 呼ばれる噂があり……
Oshasha : ガラズホレイズの
 信奉者たちによって、彼が復活する日が
 来るかもしれないと囁かれていたからです。

Valli : 何度でも言おう。
 20年前に世界を救ったのは
 ルテテ殿だといっても過言ではない。
Valli : あの時、
 闇の王を倒さねば、人の世界は
 滅ぼされたに違いないのだ。

Oshasha : そう、そうです……。
 頭でわかってはいます。
Oshasha : それなのに、
 わたしはずっと、何か引っかかっていて、
 とりかえしがつかないことをした気がして……
Oshasha : 故郷を捨てて、
 ここアドゥリンまで逃げてきたというわけです。
 名前を変えたのも、罪悪感からのことです。

Valli : ……。

Oshasha : しかし、つい
 この間のこと。その引っかかりが
 予感のようなものだったとわかる時がきました。

Lerene : え?
 ええ??
 どういうこと?

Oshasha : あなたには
 まだ言っていませんでしたね。
 ウィンダスから来た手紙のことです。
Oshasha : その手紙によれば、
 400年前に倒された渦の魔道士
 「ガラズホレイズ」の魂は……
Oshasha : 冥界ヴァルハラという
 こことは別の世界に残っているそうなのです。
Oshasha : そして、その世界で
 力を蓄え、味方を増やし、まさに今、
 ヴァナ・ディールに蘇ろうとしていると。

Lerene : ええっ!?
 ほ、ほんとのほんとに!?

Oshasha : [Your Name]さん。
 シャントット博士たちからの手紙には
 あなたの名前も書かれていました。
Oshasha : ガラズホレイズの
 企みのこと、あなたの方が詳しいですよね?

Lerene : どういうこと?
 あたしにもわかるように、
 最初から説明してもらわないと!

Oshasha : もちろん説明します。
 でも、長い話になると思いますから
 一度、セレニア図書館に戻りましょう。

Valli : うむ。
 リーベア・デイモニウムの説明もせねばならぬ。
 あれは、図書館の閉架に戻したのだろう?

Oshasha : あなたには
 お礼の品も用意したいと思っています。
 必ず来てくださいね。



(Test of Talentsを調べる)
オシャシャに会うために、東アドゥリンセレニア図書館へ戻ろう……。


セレニア図書館


Andreine : [Your Name]さん、
 お待ちしていました!

Oshasha : ……というわけでして、
 リーベア・デイモニウムは、さまざまな魔法が
 複雑にかけられているようなのです。
Oshasha : ヴァリーさんが
 解読できたのも、まだほんの一部。

Valli : 全てを読み解けば、
 デーモンどもの弱みが明かされるに違いない。
Valli : オシャシャ殿と協力して
 何とか妨害をやり過ごしたいものだ。

Lerene : うーん。
 その本の著者がすごく気になるんだけど……
Lerene : [Your Name]も来たし、
 オシャシャ、話の続きを教えて。

Oshasha : ええ。
 シャントット博士たちからの手紙の話です。
 渦の魔道士ガラズホレイズについて……。

Lerene : ガラズホレイズが
 どれくらい悪い魔道士だったのか、
 基本的なことは勉強しておいたわ。
Lerene : そして、今さらながら
 奴を倒したクレブオグレブとメダダが
 あなたの血縁者だったということも知ったわ!

Oshasha : そのとおりです。
 そして、これから語るのは、そのふたりが残して
 わたしに受け継がれた手記の話。

…………………………………………………………………………………


Oshasha : その手記によると、
 ガラズホレイズは、ウィンダスの歴史上、
 時折あらわれる大天才のひとりでした。
Oshasha : そんな彼が
 生み出そうとしていた「渦の理論」というものは、
 画期的で理想的で、突拍子もないもの。
Oshasha : 「蝕世の卵」と呼ばれる
 不思議な卵から生まれた「幼獣」を
 研究するところから始まったそうです。

…………………………………………………………………………………

Valli : 以前、聞かせてもらったな。
 その「蝕世の卵」から生まれた「ネスナス」という
 幼獣は、何度倒しても復活したと……。

Lerene : そんな悪夢的に
 恐ろしいものを研究してしまったの!?

Oshasha : その研究はやがて、
 夜な夜なサルタバルタに現れていた大いなるもの、
 つまり「霊獣」との関連性にたどり着いた……
Oshasha : そこで彼は、
 多くの犠牲を出した「第四次ヤグード戦役」を起こし、
 その騒ぎを利用したといいます。
Oshasha : 星の神子さまの他は
 立ち入ってはいけない、ホルトト遺跡の
 最奥まで侵入するために……。
Oshasha : 星の神子さまから
 命じられたクレブオグレブは、メダダと共に
 ガラズホレイズを追いかけて戦いになりました。
Oshasha : どちらも一歩も
 譲らない、譲れない激しい戦いだったそうです。
 魔力が尽きるまで続く、魔法の打ち合いです。
Oshasha : そしてとうとう
 ガラズホレイズは魔力が尽き、完成間近だという
 「渦の理論」を実践しようとしました。

Lerene : ちょっと待って!
 それはどういう理論のことなの?

Oshasha : 簡単にいえば、
 魔法という力の源を知り、その源と繋がることで、
 永遠に連続して魔法を使えるようになる理論です。

Lerene : なにそれ!
 すっごくズルイじゃない!

Oshasha : ええ。
 魔法の使い方を学んだ人たちは
 普通、考えもしないことです。
Oshasha : けれども、確かに、
 魔法の根源を知れば、世界は広がるはず。
Oshasha : ガラズホレイズは
 その源が「霊獣」だと考え、サルタバルタにいた
 「霊獣」と繋がろうとしたのです。

Lerene : それで……?

Oshasha : しかし、その理論は
 間違っていたので失敗しました。
Oshasha : 魔力を得るどころか、
 その場の魔力がすべて失われて、クレブオグレブと
 メダダも成すすべがなくなってしまいました。
Oshasha : しかし、メダダは
 ここでガラズホレイズを逃がしてしまうと、
 再び、大きな犠牲が出ると確信していたのでしょう。
Oshasha : 彼女の必死の想いが、
 ある呪いによって長い間抑えられていた
 魔法力を沸騰させ、爆発させ……
Oshasha : 「禁断の大魔法」となり、
 ガラズホレイズを死に至らせることができたのです。

Lerene : ……その魔法を……
 ルテテは20年前の戦いで
 使ってしまったのね……?

Oshasha : ええ。
 もし今、ガラズホレイズが復活したら
 わたしには成すすべがありません。
Oshasha : でも、ガラズホレイズを
 倒した英雄たちの子孫として、黙っていられません。
 せめて、ガラズホレイズの復活を阻止しなくては。
Oshasha : ……そう思って、
 シャントット博士たちからの手紙に書いてあった
 オーディンとデーモンについて調べまわったのです。
Oshasha : 彼らに尋ねれば、
 わたしができることが何か、わかると思って……。
Oshasha : そして、
 リーベア・デイモニウムという
 禁帯出の本の存在を知ったというわけです。
Oshasha : 後はあなたも
 知ってのとおりです、レリーン。
Oshasha : 試練を乗り越えて
 スコクル・ウンドルボルンに会う資格を得ました。

Lerene : 話はよくわかったけど……
 やっぱり心配だわ……相手はデーモンなのよ?

Valli : だからこそ、我らは
 リーベア・デイモニウムを急ぎ読み解かねばならん。
 好きに利用されぬよう、奴らの弱みを握るのだ。

Lerene : ……なるほど。
 ヴァレンラールさんの言うことには
 納得させられるわね……。
Lerene : わかったわ。
 それなら、あたしも解読に協力させて。
 あたしも役に立てるはずだもの。

Oshasha : ありがとう、
 レリーン、ヴァレンラールさん。
 そして……
Oshasha : [Your Name]さんも
 いろいろ助けてくれてありがとう。
 このお礼の品を持っていってください。
Oshasha : あなたがまだ
 しばらくアドゥリンにいるようでしたら、また、
 あなたの力を借りることもありそうです。
Oshasha : そう、招待状が届いたら……
 東アドゥリンで……もしや、あの建物……?

オシャシャの原論文を手にいれた!

オシャシャの原論文

Rare Ex
命中+5 攻+5
ウェポンスキルのダメージ+3%
Lv99~ All Jobs


称号:デモニカル・ドリーマーズ



(報酬を受け取れなかった場合)
Andreine : [Your Name]さん、
 こちらの品をお受け取りください。
 司書長からのお礼の品です。

オシャシャの原論文を手にいれた!



Andreine : 司書長は
 東アドゥリンで開催される競り市の招待状を
 待ちわびているようです。
Andreine : 競り市……
 すなわち、オークションのことでしょうか。
 一体、何を競り落とす気なのでしょうか?


リファーリア


(Test of Talentsを調べる)
特に何もないようだ……。


オシャシャの守り手 夢幻なる英雄たち 誘惑のスコクル・ウンドルボルン

■関連項目 蝕世のエンブリオミッション
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最終更新:2022年09月17日 19:12
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