完成品のイメージ

The Final Image
ジラート文明の建造物の調査のため
ロ・メーヴに向かってほしい。
詳しくはシド工房長に話を聞くように。


バストゥーク鉱山区・南門ゲートハウス


Rashid:現在シド工房長が
聖地ジ・タの先、ロ・メーヴの建築物の
調査を行われているそうだ。
おまえにはその調査に協力してもらう。
Rashid : まずは大工房に行き、
工房長に話を伺ってこい。

ミッションを受けた!


大工房


Cid : よく来てくれたな。
手短ではあるが依頼のことを話そう。
Cid : 世界各所にジラートと呼ばれる
古代文明の名残が見受けられるのは知っているな?
Cid : 彼らの使っていた素材、サーメットは、
現在我々バストゥークが開発しているものよりも
高い技術で加工されているのだ。
Cid : 是非そのサーメットを研究して
大工房での研究に反映させたい。
サーメットは特にこれからの素材だからな。
Cid : 聖地ジ・タより
さらに奥、ロ・メーヴにて、
特殊強化サーメットを見つけてきてくれ。
Cid : 手に入れたらわしのところに
持ち帰ってくれるか? よろしく頼む。


ロ・メーヴ


(???を調べる)

嫌な気配がした……。


[Your Name]は、Mokkurkalfiを倒した。×2

(???を調べる)

だいじなもの:特殊強化サーメットを手にいれた!
特殊強化サーメット

ジラート文明の技術で特殊な加工が
なされているサーメット。



(???を調べる)

ガレキが積み重なっている……。


大工房


Cid : おお、特殊強化サーメット
持ち帰ってきてくれたか。これで
サーメットの研究も一層進むだろう。

Raibaht : 工房長……。

Cid : 心配無用だ、ライバート。
代わりに黒鉄工房の縮小とかは
考えてねえから。

Raibaht : そんなことは言っていない。
……来客だ。

Cornelia : どうも……。

Cid : どうした、コーネリア?
またカルストとケンカでもしたか?

Cornelia : そういうわけじゃ……ないけど……
でも、お父様が関係ないってわけじゃないかも。
Cornelia : 実はね……さっきそこで、
あるガルカの子供と会ったの。

…………………………………………………………………………………………

Gumbah : お、いたいた!
コーネリアのおねえちゃーん……。

Cornelia : グンパじゃない!
どうしてこんなところに?

Gumbah : おねえちゃんにちょっと
お願いがあってね。もしいなかったら
誰に頼もうかと考えてたところだったんだ。

Cornelia : なあに?
また変なお願いじゃないでしょうね?
どうもあなたは信用ならないから……

Gumbah : 人聞きが悪いなあ。
実はね……ウェライの消息を追ってほしいんだ。

Cornelia : ウェライって……
あなたと一緒に住んでて、失踪したっていう?

Gumbah : ……失踪じゃない。
転生の旅だよ。だから、そのままのウェライに
また会えるとは思ってないんだ……。
Gumbah : でもね……どうしても
ボクに何も言わないで出ていったのが
納得できなくて、何か手がかりがないかって……。
Gumbah : で、おねえちゃんに
頼めばなんとかなるかもと思って。
みんなの動揺を見てると、何か情報がないと
これからも混乱は続きそうで……。

Cornelia : で、でも……そんなこと
私の力じゃどうしようも……。

Gumbah : 何言ってんの?
おねえちゃん、プレジデントの娘でしょ?
だったらそれぐらい頼めばなんとか……。

Cornelia : どうしてそれを!?

Gumbah : まさか気づかれてない
なんて思ってたの? そう思ってんの、
おねえちゃんだけだよ。みんな知ってるって。

Cornelia : でも、だからって
そんな自分の立場を利用するなんてこと、
できるわけないでしょう!?


Gumbah : どうして?
いつも言ってたじゃない?
ガルカのみんなの力になりたいって……。
Gumbah : あれはウソだったの?
それとも身分を隠してボクらのところにきて
あわれんでただけ?

Cornelia : グンパ!!
そんな言い方ないでしょう!?
私は自分の力で少しでも役に立ちたいって……。

Gumbah : そんなのただの自己満足だよ。
自分が望もうが望むまいが、おねえちゃんは
その立場にいるんだ。自分だけの力、なんて
ただの幻想だよ。
Gumbah : 自分に与えられた力を
使わないのは、ただの……逃げ……。

Cornelia : 何!?
言いたいことがあるなら言いなさいよ!

Gumbah : ごめん……つい言い過ぎた。
ボクが言えた義理じゃないよね。今言ったことは
忘れて……。自分でもなんとかしてみるよ。

…………………………………………………………………………………………

Cornelia : アイツ、いっつも勝手なこと言って!!

Cid : それで、カルストには話をしたのか?

Cornelia : ううん、してない。
だってそんなこと言えるわけが……。

Cid : コーネリア……
ただの技術者のわしにはどうするのが
一番良い選択なのかはわからん。
Cid : ただな……
昔、こういうことがあった。
Cid : 古い家屋の多かったバストゥークの、
とある一画で、大規模な火災が起きた。
Cid : その復興のために当時のバストゥークは
予算をあまり割くことができなかった。
Cid : そこで出た案が2件。
ひとつは、寄付、浄財による復興。
Cid : もうひとつは、商人たちに
その地域での商売の優先権の約束と引き換えに
出資させる方法。これが……まだ若かった
おまえの父親、カルストの出した案だ。
Cid : どっちが正しいと思う?
コーネリア……。

Cornelia : それは、人々の浄財を募った方が……。

Cid : ふむ……それもひとつの答えだろう。
当時の大統領も人気取りのためにも浄財を募る
方法を選択した。
Cid : しかし半年以上たっても復興は
すすまず、家を失い、路頭に迷う者も多く出た。
Cid : 結局最後にはカルストの案が
採用され、その区域は復興を遂げたのさ。
Cid : わしは技術者だから思うのだが……
人は時々、本来の目的、完成品のイメージを
見失う。そのパーツの選定時においてな。
Cid : おまえにとっての
完成品のイメージを忘れるな、コーネリア。
そしてそれはおまえが決めることだ。
Cid : さて、おまえさんも関係ない話で
待たせて悪かったな。報告はこちらでやっておく。
Cid : この特殊強化サーメット
「完成品」をイメージするための
手助けにするとしよう。


海賊たちの唄 << 完成品のイメージ >> それぞれの行方

■関連項目 バストゥークミッション
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最終更新:2015年07月07日 18:20
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