失踪した老ガルカ、ウェライの
行方の
手がかりを探している。
詳しくはプレジデントに話を
聞くように。
Rashid : 現在我が国が調査中のある件に
関して、情報をもっているらしい、
ある冒険者の行方を現在追っているのだ。
Rashid : この件に関しては
プレジデントが関心を持っておられるらしい。
大統領府に向かい、プレジデントから直接
お話を伺うように。
Karst : よく来てくれた……。
実は現在、あるガルカの行方について
調査している。おまえも知っているだろう。
ウェライという老いたガルカのことだ。
Karst : 話を聞く限りただ、死期を感じた
ガルカが旅立っただけのように思うのだが、
鉱山区のガルカはさらに心のよりどころを
失ったようだ。
Karst : バカな話だと思うがな。
いつまでも種族意識に凝り固まるから
硬直的になってしまう……。
Karst : ただ……ひとつ気になる情報が
あってな……。その老ガルカ、ウェライから
冒険の途中に手紙を受け取ったという
冒険者がいるそうだ……。
Karst : その情報を得た人物に話を聞いて
ほしいのだが……。なんというか……その……。
Karst : こっちだ。ついてきてくれ。
Franziska : お嬢様、冒険者の方が、
お話を伺いたいと……。
Cornelia : それじゃあ、お父様が
調査を認めてくれたの!?
Cornelia : !!
だましたわね、お父様!!
Karst : 何を勘違いしている。別にそのまま
閉じこもりたいなら閉じこもっていれば良いだろう。
おまえを引きずりだすつもりなどない。
Karst : アイアンイーターから、
鉱山区のガルカたちの動揺を抑えるためにも
ウェライの行方について調査を行ってほしいと
話があった。
Karst : だからそれに関して情報を
既に得ている人物、つまりおまえに事情を
聴取するだけだ。バカにするな。おまえの
考えごときで国政を動かしたりはせん。
Cornelia : あんなに私が
言っても聞き入れてくれなかったのに……。
Karst : おまえは何か情報を
得たのではないのか? そうでないなら
話はここまでだ。冒険者には別の任務を……。
Cornelia : 待って……。実は、
「蒸気の羊」亭で、ある冒険者さんのウワサを
聞いたの。その人の名前はハニ(Hani)さん……。
Cornelia : その人は
コロロカの洞門を
冒険中にウェライさんに会ったらしいの。
しかも、何か手紙を頼まれたって……。
Cornelia : その後のハニさんを
誰も見てないというの。どこかに冒険に
向かったという話だけど……。
Cornelia : もっと詳しい話は、
「蒸気の羊」亭のヒルダ(Hilda)さんに
聞けばわかると思う……。
Karst : わかった。それではここから
先は冒険者に調査してもらおう。
Cornelia : ねえ、お父様……。
Cornelia : やっぱり……自分の力で
何かできるなんて思い上がりなのかな?
結局偽善でしか、ないのかな……。
Karst : コーネリア……。
Karst : これは昔聞いた話だ……。
東方の言葉では「偽善」という言葉を、
「人の為す善」と書くそうだ。
Karst : 元々それは批判されるべき
ことではなく、人が人であるための行為で
あったのかもしれない……。それがいつのまにか
悪い意味に使われるようになった……。
Karst : 何かを為そうとすれば常に
批判がついてまわる。イヤというほど私は
それを体験してきた。それでも、私は自分が
正しいと信じる結果のみを求めてきた……。
Karst : 何もせず文句だけを言う連中に
決して私の邪魔をさせたりはしない。
Karst : それと……おまえのような小娘が
自分のやっていることの善悪を論じるなど
10年早い。肝に銘じておけ……。
Cornelia : お父様……。
Karst : それでは、「蒸気の羊」亭のおかみ、
ヒルダに事情を聞いて、そのハニとやらの
行方を追うように。よろしく頼んだぞ。
Franziska : お嬢様はずっと
部屋に閉じこもっておいでです……。
Hilda : ハニ様……ですか?
ええ、そういえばいらっしゃって、
ガルカの方から手紙を受け取ったような
お話をなさってました。
Hilda : ただ、なんだか
心は次の冒険に向かってらしたようで、
私に
パルブロ鉱山のことをお聞きになって
いました。
Hilda : 私の亡くなった主人が
パルブロ鉱山に詳しかったため、そのことを
お話ししたら、すぐにでもそちらに向かわれる
ご様子でした。
Hilda : その後……ですか?
ハニ様はパルブロ鉱山に行ったきり、
帰ってきたというお話を伺っていませんね……。
何かひどい目にあっていなければ良いのですが……。
(Burning Circleを調べる)
『それぞれの行方』でバトルフィールドに突入!
現在このエリア内にいるパーティメンバーのうち
自分を含めた6人がバトルフィールドに入れます。
制限時間:30分
現在の『それぞれの行方』ベストタイム:[Number]分[Number]秒
記録保持メンバー:[PC Name]ほか[Number]名
Hani : 助けてー!!
どこからか助けを呼ぶような声が聞こえた……。
[Your Name]は、Ku'Jhu Graniteskinを倒した。
[Your Name]は、Go'Bha Slaughtererを倒した。
[Your Name]は、Da'Shu Knightslayerを倒した。
[Your Name]は、Sa'Nha Soulsaverを倒した。
Hani : いやー、助かりました!
あなた、強いですねえ……あれ?
どこかでお会いしたことありますか?
Hani : まあいいや、とにかく助かりました。
大変だったんですよ。鉱山の奥にはクゥダフの
神殿があるから、お宝があるだろうと思って
やってきたら、逆につかまってしまって……。
Hani : ところでどうしてこんなとこまで?
え? 僕を捜してた? 手紙の……こと?
Hani : ああ、すっかり忘れてました。
あなたに渡しておきます。また届けるの
忘れてしまいそうですから……。
Hani : では。プレジデントにも
よろしくお伝えください。僕も
一度だけお会いしたことがあるんですが、
どうもああいった神経質な方は苦手で……。
Hani : それでは、
どうもありがとうございましたー。
バトルフィールドクリアタイム:[Number]分[Number]秒
現在のベストタイム:[Number]分[Number]秒
だいじなもの:ウェライからの手紙を手にいれた!
ウェライからの手紙
「親愛なる友、グンパへ……」
ウェライ
Karst : 何? ハニとやらはクゥダフに
つかまっていたのか……? しかし話を聞くと
冒険者とはのんきな者だな。
Karst : まあいい、自分の意志で
そのガルカが旅に出たことは間違いなさそうだ。
おまえには報酬を与え昇進を認めよう。
それと……。
Karst : その手紙はあて先の本人に
渡したのだったな。まあいいだろう。下手にここで
検閲などしてさらに騒ぎを大きくするつもりはない。
奴らが現実を見つめるしかないのだろう。
RANK8
60000ギルを手にいれた!
Rashid:おまえはプレジデントから
ウェライからの手紙をあて先に届けるように
言われたはずだ。まずはそれを届けてから
次のミッションを受けるように。
Gumbah : これは……ウェライからの手紙?
冒険者が受け取ってた……って!?
Gumbah : どうしてわざわざ……
それに、話していってくれてもよかったのに。
…………………………………………………………………………………………
Werei : 何も言わずに出ていったこと、
すまないと思っている。けれど、おまえのことだ。
私の転生の時期が近づいていたのも気づいて
いたことだろう。
Werei : この手紙を書いている今でも、
果たしておまえにこの手紙を出すべきか迷っている。
これが、おまえのためになるのかどうか……。
Werei : 昔から、おまえは何よりも
自由を愛する男だった。責任なんてものに
興味なんてなかった。
Werei : 種族意識が強過ぎるガルカたちの
中にあって、おまえは異色の存在だった。
Werei : だから……おまえの気持ちは、
私には理解できる。自分自身が転生した後の
驚き、そしてとまどいを……。
Werei : どうして、そんな自分が語り部に……と。
Gumbah : ……ウェライ!!
気づいて……いたの、か……。
Werei : バカにするな。
200年近くも付き合った親友のことを、
わからないと思っているのか?
Werei : しかし、私はおまえの意志を尊重する。
ガルカの憎しみ、悲しみをおまえが背負わなければ
いけないという理由などどこにもない。
Werei : それに、ラオグリムだけでなく、
記憶を持って転生した語り部はその後例外なく、
非業の死を遂げている。再び転生を果たした、
という報告は一度もない。
Werei : それがどういう宿命による
ものかはわからない。その恐怖は、いかばかりで
あろうかと思う。
Werei : けれどこれだけは言わせてくれ。
おまえは、迷っているはずだ。自分にしかできない
ことがあるのではないか、と。
Werei : 語り部が、ではなく、
おまえ自身が為すべきことを為してくれ。
おまえ自身が信じる道を進んでくれ。
Werei : その後に、おまえに授けられた
200年の記憶の意味がきっとわかるはずだ。
Werei : 最後になるが……再び転生して
おまえと冒険に出られる日を楽しみに待っている。
記憶を失っても、私たちは、永遠に親友だ。
…………………………………………………………………………………………
Gumbah : ウェライ……!!
Gumbah : コーネリアのねえちゃん、
そこにいるんだろ? いっつもそうやって
人の話盗み聞きに来るんだから……。
Cornelia : ねえ……これから、どうするつもり?
Gumbah : へ、わかるもんか、そんなこと。
Cornelia : でも、私にはわかるよ。
あなたは絶対に逃げない。私は自分の立場から……
プレジデントの娘だってことから逃げてばっかり
だった……。
Cornelia : あなたは違う。
どういう決断であれ、もう逃げることはしない。
だって、そう教えてくれたの、あなたでしょ?
Gumbah : 頼む、これ以上は……
今日は……1人にしてくれ。
Cornelia : わかった……。
■関連項目
バストゥークミッション
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最終更新:2015年07月23日 19:17