本格的なゼプウェル島の調査のため
アルテパ砂漠中心部にある、
流砂洞に
向かってもらう。詳しくはアイアンイーター
(Iron Eater)殿に話を聞くように。
Rashid : どうやら本格的に
ガルカの故郷、アルテパ砂漠の調査に
乗り出すようだ。
Rashid : 特に今回は、アルテパ砂漠に
ある流砂洞の調査に行ってもらう。
詳しくは大統領府のアイアンイーター
(Iron Eater)殿にお話を伺うように。
Iron Eater : よく来てくれたな。
この件に関しては、フォルカー隊長からも
お話がある。向こうの会議室へ……。
Volker : 待っていたぞ。
いよいよアルテパ砂漠に点在するガルカの文明の
遺跡の中心、流砂洞の調査に向かってもらう。
Volker : このミッションを遂行してもらう
ことになったのにはキッカケがあってな……。
Volker : ある1通の手紙が
アイアンイーターの下に届いた。
Iron Eater : 「古い歴史を紐解き
新しい歴史に踏み出す決意が必要な時に来ている。
流砂洞の語り部の像の前にて冒険者を待つ」と……。
Volker : 差出人の名前は書いていない。
けれど……私がこの手紙を書いた男を
間違えることはない。ザイドだ……。
Volker : できることならば
私自らが行きたいところだが、そうすれば
きっと奴は姿を現さないだろう。
Volker : 君は闇の王と戦った時
ザイドに会ったのだったな?
おそらく最も適任者だろう。
Volker : 奴の指定した
「語り部の像」を見つけ出しそこで
「古い歴史」とやらの真実を見定めてきてくれ。
Iron Eater : 流砂洞は辺境の中でも
謎の多い地域だ。大変かもしれないが詳しく
調査してきてくれると助かる。
(???を調べる)
嫌な気配がした!
[Your Name]は、Princeps IV-XLVを倒した。
[Your Name]は、Centurio IV-VIIを倒した。
[Your Name]は、Triarius IV-XIVを倒した。
(???を調べる)
Zeid : よくぞ、ここまでたどりついたな……。
Zeid : おまえの目の前にある
その像が、数代前の語り部の姿だ。
Zeid : 語り部は、王であり、長老であり、
預言者であった……。語り部にガルカの民は
すべてを委ねた。
Zeid : 永遠の記憶があった訳ではない。
たった200年ほどの記憶を持って
転生しただけの若いガルカにすべてを……。
Zeid : この地を追われた後の
ガルカの憎しみ、悲しみをその記憶の中で
受け止めたラオグリムの苦悩はいかばかりで
あったかと私は思う……。
Zeid : けれど……
そこから逃げる訳にはいかない。
そこに立ち止まる訳にはいかない。
Zeid : この語り部の憎しみと悲しみの
輪廻の鎖を断ち切るためにも……我々は
語り部の真実に目を向けなければならない。
Zeid :<H-8>にこのアルテパの歴史を
描いた壁画がある。そこで待つ。
おまえにはバストゥークに持ち帰って
ほしい言葉と記憶がある。
(???を調べる)
何か文字が刻まれているようだが読めない。
(???を調べる)
何か文字が刻まれているようだが読めない。
Zeid : ここが……アルテパの
歴史をつづった壁画の間だ。
Zeid : もうはるか昔の建造物のように
見えるかもしれんが、我々ガルカにとっては
ほんの2、3世代前まで、ここは隆盛を誇った
都だったのだ。
Zeid : 拡大した勢力は、他の勢力と
ぶつかりあう。それは歴史の必然……。
そう、この地にはもうひとつの
勢力が存在した……。
Zeid : ガルカは、地下に眠っていた
種族、アンティカを呼び起こしてしまったのだ。
もとより、力においては強い種族だったガルカは、
当初の戦いにおいて引けをとらなかった……。
Zeid : だが、決定的な差がそこにはあった。
数の力だ。それは圧倒的な繁殖力の差によるもの
だった。転生という形で種を残していたガルカは
次第に数を減らしていったのだ。
Zeid : ガルカは、死期を悟ると、高い山に登り、
最期の時を迎える。そして新しい光に導かれ
新しい肉体を得て、自らの足で山を降りると
いわれている。
Zeid : だが……誰もその真実を
目にしたものはいない。ただの伝承でしか
ないのかもしれない。
Zeid : 我々が目にするのは
転生の旅に出て、1年もたたないうちに、
子供のガルカが自らの足で集落を訪れる、
という事実だけ。
Zeid : 何かの証拠の品があったため
同じ名で呼ばれる者もいれば、前世の素性の
わからぬ者もいる……。
Zeid : 等しく彼らは、前世の記憶を
失っている。そう、たった1人……
1世代にたった1人の例外を除いて……。
Zeid : それが、語り部だ。
語り部は前世の記憶をもち集落に戻る。
そしてその記憶を証明し、ガルカの長として
君臨する。
Zeid : 誰よりも長い記憶をもつことから
生まれた必然ともいえる風習だ。
その風習によりかかってガルカは生きてきた。
Zeid : その風習は語り部に多くの
重圧を与えてきた……。その証拠として、
今までの歴史上、1人として無事に転生を迎えた
語り部はいない。
Zeid : ある者は400年続いた記憶の喪失に
怖れ恐怖に苦しみ、ある者は重圧に耐えかね、
逃げ出し、行方不明。
Zeid : そして……ある者は
種の抱える憎しみを、北の地での悲劇の結果
増幅させ、闇の王となった……。
Zeid : いつまでもそんな鎖にしがみついて
いることはないだろう……。しかし、その鎖から
ガルカの民を解き放てるのは……他ならぬ
語り部しかいない、私はそう思っている。
Zeid : おそらく今、語り部は
自らが立つことを決意しつつあるはずだ。
その時を彼は見誤ることはしないだろう。
Zeid : ただ、アイアンイーターには、
その彼を見守るように、とだけ伝えてくれ。
Zeid : その時がくれば、私も
このガルカの呪縛を解き放つ役割から
離れることができる。
Zeid : そしてその後は……。
お互いの思いを越えてヒュームと
向き合う時だ。私も……フォルカーと
会わなければならないだろう。
(???を調べる)
特に変わったところはないようだ。
Iron Eater : よく帰ってきたな!
それでどうだった? 流砂洞は……?
Iron Eater : そうか……ガルカの歴史が
そこに描かれていたのか……。
Iron Eater : ザイドはきっと
今はガルカの歴史の転換点にあると
考えているのだろう……。私もそう思っている。
Iron Eater : しかし……
語り部とは、いったい……ザイドは
語り部の出現を確信しているのか?
Iron Eater : それに、フォルカー隊長とは
その後に会う、というのも気になる。
隊長に何とお伝えすればいいか……。
Iron Eater : ひとまず、御苦労だった。
ここから先は私たちの仕事だ。だが、おそらく
またゼプウェル島の調査に向かってもらうことに
なるだろう。
■関連項目
バストゥークミッション
Copyright (C) 2002-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
最終更新:2015年06月04日 23:32